「人は生まれながらにして弱い生き物なのです。」
誰が言ったか知らないが、その通りだ。生物学的にどうだかは知らないが、確かにそう思う。
そう、人はあまりにも弱く、脆く、儚い。
肉体的な強さだとか弱さだとか、そういう類の話ではない。泣き虫だとかそうじゃないとか、そういうこととも違う。
ここで言いたいのは、「自分はどう思うか」という内面的な心の有り様を、即座に行動に結びつけることができるかどうか、ということ。
心の内に秘めるだけで途中で諦めたり、後々その行動を後悔したりしてないか?っていう、そんな感じの話だ。
当然ながら、心と身体=精神と肉体が連動して動くことが「強い」こととは限らない。
それが通る話なら、それはただ単に反射神経の出来不出来の問題になってしまう。
何の見通しもなくただひたすら能動的に動くことが最良とは限らないのだが、少なくとも他人に媚びへつらうことなく自分が思った通りに行動できるというのは、ある意味とても立派なことだと思う。もちろんケースバイケースではあるが。
その逆で、自分の思いとはうらはらに、周囲の同調圧力に流されてしまい、自らが理想とする「あるべき姿」を実現できず、結局は媚びへつらうだけの自分に後悔し悶々と悩み嘆くこと。それを人の「弱さ」と呼ばずして、何と表現すればいいのだろう。
今回はそんな己の「弱さ」について、思うところをツラツラと書き綴ってみたいと思う。
何が言いたいのか、非常に解りづらいと思う。
抽象的な表現を多用することになると思うが、最後までお付き合いいただけると幸甚である。