さぁ、いよいよ夏合宿も最終日となってしまいました。ここまでのお話しが気になる奇特な方がいらっしゃったら、まずはこちらからお読みいただくとイイかも知れません。
真☆煩悩の赴くままに: 1097:【夏の思い出】今年もサッカー少年団の夏合宿に行ってまいりましたっ!の巻〜初日〜
改めて読んでみたけど、なげーな。
真☆煩悩の赴くままに: 1098:【夏の思い出】今年もサッカー少年団の夏合宿に行ってまいりましたっ!の巻〜二日目〜
こっちも十分なげーな。
夏合宿最終日の様子
最終日の朝も早起きです。目覚ましは6:00にセットしてあるのになぜか5:00過ぎに目が覚めてしまいました。熟睡できたかと言うと、酒も入ってるのでそんなこともなくて、早起きしてしまうのはただただ肉体が老化しているからではないかと推察されます。
選手たちの部屋からは早くもドタバタする音が聞こえてきますが、まずは自分のことから片付けようと顔を洗ったり歯を磨いたりしてから着替えて、本日も宿の自販機で缶コーヒーを買って庭先で一服タイムと参りましょう。
本日の最低気温も16℃。自販機で買う缶コーヒーはできればホットがイイのですが、7月下旬にそんな季節外れな商品があろうはずもありません。仕方なくBOSSのカフェオレで糖分を摂ることで何かを誤魔化してみます。
朝と言えば、まずは朝食前の散歩です。
6時半に宿の玄関前に集合、点呼を終えたら出発です。まずは身体を動かして、自然と食欲が湧いてくるように仕掛けて、その後に朝食をたくさん食べて練習に備えてもらおうという作戦です。
散歩の後はお楽しみの食事タイム。これがツラいという選手も多いのですが、夏合宿のメインイベントでもあるので、キッチリと食べてもらいやしょう。
本日の朝食のメニューは前回のコピペのような構成となっております。
- ミートボール3個
- キャベツの千切り
- 焼き鮭
- 納豆1パック
- 海苔
- お新香
- 白飯
- 味噌汁
- ヤクルトもどき
ふんふん、ミートボールで白飯1杯、焼き鮭で白飯1杯、納豆で白飯1杯、海苔この他で白飯1杯と、本日も軽くお代わり3杯はイケるようなメニューになっております。
もちろん今朝もいの一番にお代わりに立ちまして、選手たちにプレッシャーを掛けることは忘れておりません。うーん、自宅に帰ってから体重計に乗るのが怖いっ!
食事を終えたら、まずは荷物整理を素早く行います。なんたって本日が最終日。練習後にはバスに乗ってお家にかえることになりますから、帰り支度をしたらその荷物を一箇所にまとめておかなければなりません。宿としても早めに部屋の掃除をしたいでしょうからね。
準備の出来た選手から宿の玄関外に集合して、本日も山の中腹にあるグラウンドまでの登山に備えます。今回の合宿では結局ボクは1回も車に乗らず、全て徒歩でグラウンドと宿の往復を徒歩で行いました。なんせ飯の量がアレですから、少しでも運動しないと大変なことになっちまいますから。
最終日の練習は午前中のみ。まずは班毎にグラウンドを周回する軽めのランニングを行いまして、その後は学年毎に分かれての練習となります。
ボクが担当している3年生は、昨日の続きで4vs1の鳥カゴをやります。速いショートパスを的確な方向に出すことも重要ですが、そのパスを受ける選手のファーストコントロールも重要。次の動作から逆算してトラップしないとすぐにオニが詰め寄って来ます。トラップミスしようもんなら途端にボールを奪われてしまいますから、即オニは交代となります。オフェンス4人に対してディフェンス1人ですから圧倒的にオフェンス有利なハズなんですけど、ちょっとした油断がボールを奪われるキッカケになりますので、緊張感のある練習が出来ました。
次は昨日の続きでヘディングシュートの練習。コーチがフワリと投げたボールに頭から飛び込んでシュートするのですが、今日は別のコーチがゴールキーパーとなり邪魔をします。いかにゴールキーパーがいない方向にボールをヘディングできるかを試してみます。また、ただ単に練習するのもツマラないので、今回は2チームに分けてどちらが勝つか競わせることにしました。昨日のリレーもそうなんですが、子供たちってのは意外と競争が好きなんですよね。ただ単調な練習を続けるよりは、チームで争うようなゲーム的な要素を取り入れた方が現場が盛り上がります。
夏合宿の仕上げは初日の最初に行った全学年合同で行う班対抗のリーグ戦の続きです。1位の班に3ポイント、2位の班には2ポイント、3位の班には1ポイントを付与するのですが、2日目終了時点では拮抗している中途半端な状態で終わっているので、それに決着をつけようというワケです。
別にこのリーグ戦に優勝したからと言って、何か商品が出るなんて話は一切していないのですが、いつの間にか選手たちの間では「10ポイントを超えた班は、近くの温泉に連れて行ってもらえる」という話になっているみたいです。
確かに宿の近くに歩いていける日帰り温泉はあるんだけど、そんな話したっけかなぁ?
* 花咲の湯 * - MAIN TOP
ま、確かに毎年この温泉には行ってたりするんだけどね。
時間の関係でこの日はリーグ戦を1回しかできませんでした。この3日間のポイントを集計してみたところ、9ポイントを獲得した班が3つくらいあり、それらが同点でトップでした。たまたま10ポイントにギリギリ届かなかったので、選手たちはみな温泉は諦めたみたいです。ははははは。
リーグ戦の集計結果が出たところでそろろお昼になりますので、とっとと帰り支度を始めます。
持参してきた団の道具類を片付けて、ワゴン車に詰め込み、忘れ物がないか確認してから、最後に3日間お世話になったグラウンドに挨拶。初日の挨拶では(恥ずかしくて)声が出せなかった選手も大声でお礼の挨拶をします。2日半しか時間がありませんでしたが、この合宿で少しは逞しくなってくれたんでしょうかね?
練習グラウンドを後にして徒歩で下山しますと、宿では最後の食事が用意されておりました。
どこぞのパンチョもビックリするようなミートソーススパゲティです。もう量がハンパじゃなく多い。宿の女将さんによれば子供たちは普通盛りで大人は大盛りとのことなんですが、大人のコレはどう見ても3人前(麺だけで300g超)くらいあるんすけど......。
あとはバスで爆睡しながら帰るだけなのに、ここで大量の炭水化物を摂ったら、恐ろしいことになるんじゃないすか?
と言ってもね、最後だからっつって泣き言を言ってられる状況でもないっす。さすがにお代わりは無理ですが、子供たちが見ている手前、難なくペロリとたいらげたフリをして何とか皿をキレイにはしましたよ。ホント、帰宅後に体重計に乗るのが怖いっ!
昼飯が済んだら、迎えのバスが到着するまでは休憩時間です。夏合宿の感想文が後々宿題として出されることは選手たちも知ってますので、エラい子はその感想文に早速着手していたりもします。
大人たちは各部屋を回り、忘れ物がないか最終確認を行います。毎年必ずパンツとかタオルとか忘れるヤツがいるんですが、なぜか今年は忘れ物ゼロでした。エラいぞっ!
なお、班対抗リーグ戦のポイントは溜まっていなくても、今年で夏合宿が最後となる6年生とそのお父さんコーチ・審判の方々は、先ほどの近所の温泉へと出掛けて行きました。小学校時代の最後の思い出ですからね。ツラい練習だけじゃなくて、少しはイイ想いもしてもらわんとという少年団スタッフサイドの配慮ってヤツです。確かに去年はボクも長男と行ったっけ。
そんなこんなで帰りに乗る貸借りの観光バスが到着しました。みんなで荷物の搬入をして、宿のご主人と女将さんに御礼を言ってから帰路に着きます。車中では選手たちも大人たちもほぼ爆睡。さすがに疲れましたからね。行きと違って帰りは車内が静かで快適です。ボクは補助席で眠りづらかったので、iPhoneでここ三日間のニュースなんぞを読んでました。TVを観ている暇なんてなかったですからね。
帰りも沼田ICから関越自動車道で帰るのですが、その前に立ち寄るところがあります。家で待っている親御さんたちへのお土産を買うために、毎年こちらに立ち寄ることになっているのです。
群馬・沼田のりんご狩り、いちご狩り、さくらんぼ狩りなら原田農園
毎年来てるからもう買うもんがないんですけど。
ボクも会社へのお土産にリンゴのパイと、カミさんの好きなパウンドケーキと、家で食べようと大きくて甘そうなトウモロコシ(生)を2本ほど購入しました。トウモロコシ1本50円って安いんですよね?
関越自動車道が事故渋滞で予定の到着時刻から1時間ほど遅れはしましたが、お迎えの親御さんたちで溢れかえる中、地元の小学校へと到着しました。少年団の荷物を倉庫に片付けて、出迎えてくれた親御さんたちに無事に帰着した挨拶をしたら解散です。スタッフのみなさん、選手の子供たち、本当にお疲れ様でした。
こうして二泊三日の夏合宿は幕を閉じました。
実質的に練習した時間はグラウンドへの往復時間を含めても20時間にも満たないですし、思ったよりも涼しくて快適だったので、これで何かが劇的に変わるかっていうと、たぶんそんなことはないでしょう。
でも、学年を超えた同じ少年団の仲間たちと寝食を共にし、自分たちだけでこの3日間を乗り切った経験は、きっと良い思い出として彼ら彼女らの記憶に刻まれるものと信じております。
いや、ボクもホントに楽しかった。自分の子供だけじゃなく大勢の子供たちの面倒を見なければならないので、それはそれで大変なんですが、こうやって選手たちの成長を間近で見続けられることが何よりも楽しくて仕方がありません。
ちなみに、帰宅後に乗った体重計には、体重+2kgの表示がされておりました。が、体脂肪率が19.8から13.6へと劇的に減っているという珍しい現象を見ることが出来ました。山登りで足の筋力が鍛えられたんですかね?
このあとは大きくなってしまった胃袋を普通サイズに戻すという試練が待っております。くれぐれも暴飲暴食には気をつけたいと思います。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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