年明け以降、特にサッカー審判員もしくは指導者としての様々な防寒対策グッズをご紹介しして参りましたが、「こんなんじゃまだまだ足りない!」と思うのは、ボクが極端な寒がりだとかそんな理由じゃないと思うんです。
実際に休日に朝から夕方まで屋外、それも吹きっ晒しの校庭だとか河川敷のサッカーグラウンドに一日中いると、深々と真冬の寒さが真綿に染み込むように身体中全身に浸透して、身体の芯から凍えるんだから堪ったもんじゃありません。
いくら着込んでも限界がありますし、そもそも日常的な生活よりも多少は動き回らなきゃならん場面が多いもんですから、活動に支障を来すほど厚着をしてはダメだったりしますので、要所要所を押さえつつ的確な防寒対策を施さにゃならんのですわ。
ということで、一連の防寒対策シリーズの〆として、またまたセールで購入したサッカーの試合観戦には欠かせないグッズの話をお披露目したいと思います。
サッカーの試合観戦に欠かせないのは一番上に羽織るコート
少年サッカーの審判員をやってると言っても、日がな一日中校庭やグラウンドを走り回っているワケじゃあございません。そんな無限に湧き出る体力なんかありゃしない、こちとらもうすぐアラフィフのおっさんですから。
試合と試合の合間には休憩だってしますし、自分の子供たちが所属するチームの試合では通常は審判を務められないので、その場合にはベンチに入ったりベンチ外からの応援に勤しむのです。子供らの試合の応援も試合の審判もない空白の時間帯には飯も食べますし用も足します。それら全部が屋外にて繰り広げられるので、活動量が大してない時間帯にはもっともっと防寒対策を施さにゃならんのですよ。
そこで必要になるのが一番上に羽織るスポーツ観戦用のコートになるんですな。
Jリーグでもそうだったりしますが、ベンチで控えの選手とかコーチとか監督が冬場に着ているロングコートがありますよね。
アレの正式名称が「ベンチコート」なのか「グラウンドコート」なのか、はたまた単純に「ロングなダウンコート」なのかは知る由もありませんが、要するにあの膝下まで丈のある長い長いロングコートが一日中外にいると確実に欲しくなります。だってこの季節の屋外はホントに寒いんだもの。
寧ろプロの試合の方が全然イイかも知れません。当たり前の話ですが、ちゃんと観客席スタンドのあるスタジアムで試合するんですから、吹きっ晒しの河川敷のグラウンドや小学校の校庭に比べれば風も少ないでしょうし、試合前後には暖かい控え室に居られるとか着替えも屋内の更衣室があるとか温水のシャワーを浴びられるとか......。
もちろん、少年サッカーの選手(小学生)にも監督やコーチや審判員(大人たち)にも、そんな恵まれた環境なんぞあるハズもありませんがな。
「ならばせめて、コートだけでも着させておくれよ!」となるのも自然の流れになるかと存じます。←誰も着ちゃダメなんて言ってない。
っつうことで、またまたセールで買いました。
いったい防寒対策というテーマに幾ら投資してるんだか怖くて計算なんかできやしません。それでも寒さ対策は必須なんですから、あまり考えずに先に話を進めましょうか。
今回のコートに関しては、年末年始の休みまで待てずに12月初旬から始まる新人戦の試合(の応援と審判としての出番)に向け、セールだとか何だとかを気にせず買いに行った経緯もございます。
幸いにもボクが購入しようと決意した11月終わりにはベンチコートの類はセールが始まっているらしき痕跡があることを確認できましたので、割引率とか「もう少し待てば安くなるかも?」といった打算的な考えは頭から振り払って、即断即決する覚悟で臨みました。
ホントは作春の売り切れ寸前くらいに次の冬に向けて先行投資しておいた方が良かったのかもなぁ......。
いやいや、運良くイイ品にも巡り合うことができましたので、愚痴っぽいことは言いっこなしで行きましょう。
大型スポーツ用品店には様々なメーカーのコートがサイズも豊富に取り揃えてありますので、わざわざ出向いて試着しつつ吟味するという方法を取っております。そこでリサーチしておいて買わずに後でネット通販で購入するという手も考えましたが、なんせ切羽詰まったタイミングだったので、その場で購入しちゃいました。
それではさっそく結論から発表してしまいましょう。Adidas好きでミーハーなボクが選んだベンチコートはこちらになりましたっ!!
おやおや、どうしたんでしょう?
これは大好きなAdidasのコートではなく、意外にもあんまりサッカーらしくない
UNDER ARMOURのロングコートのようですね。
もちろんコレをチョイスした理由ってのがあります。
メーカーとかブランドに拘りつつも、やはり重視したいのはその商品の機能性。特にここ一連の【防寒対策】シリーズでは、その傾向が顕著に表れてると思います。ブランドやメーカーをいの一番に選択条件に挙げるのは別に間違っちゃいないと思いますよ。ボクのようにサッカーについては素人っぽさが残る輩はAdidasやNikeなどの総合スポーツメーカーの品を選びがちだったりしますが、昔からサッカーやってたっぽく魅せるためにはATHLETAとかdiadoraなどのメーカーを選んでもイイでしょうし、はたまた比較的お値段にお得感のあるumbloとかlotto辺りを選ぶのも頭がイイと思いますし、どれを買うのかは買う人のお好み次第。
ボクが今回重視したのは当初はメーカー(もちろんAdidas)だったのですが、どうしても受け入れられない点があったためにお気に入りのメーカーを捨て他のメーカーへと浮気する行為に及んでしまったのです。
その譲れない点というのは、こんな感じになります。
- テカテカしたツヤツヤの素材より手触りの良いマットな感じが好き。 これは年齢的なものなのかも知れませんが、テカテカのツヤツヤのビニール素材のダウンは気恥ずかしさもあってできれば避けたいんす。
- ファスナーを塞ぐカバーはベルクロじゃなくボタンがいい。 ニットの手袋をしているとベルクロに不用意にくっつく場面があるので、できればベルクロレスな仕様をお願いしたいのもありますし、脱ぐ時にバリバリするのもイヤなので、スナップボタンがイイんです。
- ポケットにはファスナーが付いてないとイヤ。 どうせ審判を務める時には脱いでそこら辺に放置するので、ポケットにはファスナーが付いていると落し物とかなくなりそうでイイと思いません?
- 防寒着なのでペラペラよりはモコモコしてた方があたたかそう。 薄くても暖かいヤツもあるんでしょうけど、やっぱりフカフカのモコモコの方が見た目的に暖かそうな気がしません?
やたらと擬音が多いのはボクのボキャブラリーに限界があるからですので、あまり気になさらぬよう。
以上のような条件(もちろん予算的なものも含む)を付けたら、先ほどのUNDER ARMOURのロングコートになったんです、はい。
写真を交えてUNDER ARMOURのロングコートの特徴なんぞをご披露!
いきなり生活感溢れる部屋の様子と共にお送りする写真が出てまいりますが、こちらがUNDER ARMOURのコールドギア インフラレッドロングコートになります。
お値段は定価19,000円(税抜き)のところ、日頃のご愛顧を感謝されたのかどうなのかわかりませんが、誰が買っても30%オフの状態にて販売されておりました。
色はもちろん審判チックなブラックをチョイス。ゆったり目に着られる商品ですが、中にいろいろ着込んで最後に着るコートになりますので、サイズは大きめのXLにしました。
マット(ツヤ消し)なファブリック素材の手触りも良好でして、多少の雨に降られても撥水性があるから大丈夫です。
でも実は、その素材の特徴は外見よりも中身にあったりします。
内側にある模様はセラミックプリントというもので、蓄熱効果があり冷えから守ってくれるのだとか。
この紋様があるからかどうかは判りませんが、着ると暖かいのは確かです。
ちょうど腹の辺りの両脇にはポケットがありまして、ボクが所望するファスナーがちゃんと付いているタイプ。
これでタバコやらライターやら携帯灰皿なんかをポケットに入れたまま走っても落としてバレることはございません。っていうか、練習や試合の時くらいタバコはガマンしろよってな感じですかね。
ちょうど左胸の辺りにもう一つ内ポケットも付いてまして、こちらももちろんファスナー付き。
ここにはiPhoneなんか入れておくとイイんじゃないかと思います。
残念ながら他のメーカーのロングコートは一長一短ありまして、今回初めてマッチョなイメージが先行するUNDER ARMOURの商品を購入してみました。
残念なから大宮アルディージャがJ2に降格してしまったので、1年での早期J1復帰を祈念してスポンサーのUNDER ARMOURをチョイスしたという噂がなきにしもあらずですが、それはあくまでも後付けの理由だったりします。
ということで、このロングコートを着て小学校の校庭やらや試合会場のグラウンドに出没するようになりました。とても暖かいのでワンコの散歩の時にも着ちゃったりしてして、ホントに重宝しております。
やっぱり膝下まである長いコートだと暖かいんですよね。通勤時に着るコートも普通の短い丈のPコートからロングPコートに変えて正解だったので、プライベートで着るコートもやはりロングに限りますわ!
できれば会社に着て行きたいくらいに暖かいのですが、電車の中では汗をかきそうですし、ちょっとおかしなサラリーマンに見られがちになりそうなので、やっぱりやめておくことに致します。
ベンチコートも数あるメーカーから発売されておりますので、皆さんも自分の目的にあった一品を探してみて下さい。長時間屋外に居て、寒さで免疫力が下がって風邪など引かぬようお気をつけ下さい。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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