先日、定期的に購読しているメールマガジンに掲題にあるようなテーマで短い文章が書いてありました。
いつも真面目に読んでいる日◯ビジネスのオンラインメールってヤツなんですけど、そのサイトに誘導するようなURLリンクも見当たらなかったので、ホントにメール本文にしか書かれていないみたい。ってことは、ここでリンクを張ることができないのが非常に面倒くさいのですが、無断でここに転載するワケにもいかないし、それに全文を引用するとかなり長くなりそうなので、冒頭で少しだけ要約した内容をご披露させていただこうかと思います。
そのメールマガジンに書かれている文章は、こんな感じの内容だった。
最新のiOS8は出だしから評判が良くなかった。過去には純正地図アプリの笑うしかないような不具合や、アンテナの設計ミスによる電話機としては致命的なトラブルも発生している。
どれも大きな話題となりはしたものの、iPhoneの評価や人気に致命的なダメージは起きていない。他のメーカーのスマートフォンだったらどうだったのか?
なぜiPhoneだと許されるのだろうか?
iPhoneを枕詞として語られるビジネスの教訓は数多あれど、「思い切った革新を見せつければ、多少の不具合は気にしなくていい」というビジネスモデルこそ、日本人が学ぶべき点かも知れない。
ミスをなくすことも大事であるが、ミスを許してもらえる商品やサービスの作り方にこそ、Appleの秘密があるような気がする。
これを読んだ人の感想は千差万別だと思うが、ボクは妙に納得してしまった。ある疑問の解決への糸口みたいなものに触れることができたからである。
この文章はある意味では正しく、ある意味では間違っていると思うのだが、皆さんはどう思うだろう?
ボクが正しいと思った点は「ミスを許してもらえる商品やサービスがあると納得してしまう日本の人々に向けられた日本語の文章を日本人向けのメールマガジンに書いた行為」そのものが正しいというところに尽きる。ウケを狙った意図も解る。
ボクがこれを読んで妙に納得したのは、こういう考え方の人が多いから、日本におけるiPhoneのシェアは相変わらず高いのかという別のニュースへと関連付けられそうな気配を感じられたから点だ。
iPhone 6は日本・韓国などのアジア地域で売れまくっていたことが判明 - GIGAZINE
ま、シェアが高いのは日本だけじゃないんだけどね。
それが「なぜなんだろう?」とずーっと疑問に思っていたんだが、何てこたぁない、ただ単に「Appleの製品はすごくイイものだぁ!」という固定概念を持つ人々がいて、それを流布する信者と呼ばれる人も多数おり、無言の同調圧力に支配されそうな雰囲気が蔓延しているっていうだけなんじゃないかと、そんな感じに不思議と納得してしまったのだ。
そして、間違っている点と言うのは「ミスを許してもらえる商品やサービス」なんてものに学ぶ点など微塵もないという点だ。もっと言うと「ミスを許してもらえる商品やサービス」などあってはならないということだ。
もし万が一、多少のミスなら許してやろうってんなら、異物混入でこれほど大騒ぎするはずもなかろうに......。とかくソフトウェアの世界では、ちょっとしたミスならば許されたりする空気があったりするのだが、それだってバグという異物が混入していることに変わりはないと思うんだがなぁ。なぜそれを許してあちらの異物混入で大騒ぎするのか、ホント理解に苦しむわ。
そもそも不完全な商品やサービスを世に送り出し、それで金を取る商売があってイイはずはない。その意味では食の安全を脅かす異物混入でテンヤワンヤになるのは正しいと言える。もしミスが許されるのだとしたら、詐欺や詐称などという言葉はこの世には存在しなくてもイイ事になってしまうだろう。「あ、あれはちょっとしたミスでした、すぐに直しますんで。」ってごまかせばイイのだろう?違うのかい?
例えみんなの大好きなAppleであったとしてもミスはミスと認め、それを挽回する努力を怠るときっと哀しい事態に陥ることになるのではないか?と思ってしまうから、口すっぱく苦言を呈してきたのだ。別に好きでやってるワケじゃないんだよ。←ホントに?
まぁiOS8.1.2が出てからだいぶ時間が経過しているので、大幅な改善を施し今度こそちゃんとしたものをリリースしてくれるんだろうと期待しているのだが、まさかApple Watch対応にうつつを抜かしてたりするんじゃなかろうか?と心配していたりもするんだよね。大丈夫なんだろうな?
そんなボクは、iOS8の度重なる不具合頻発に業を煮やし、書かなきゃイイのに余計なエントリーをこの場で披露しているような輩なので、「iPhoneだから仕方がない、許してやろう。」などと殊勝な態度でひとり納得したワケでは当然ない。そんなことはあり得ない。
どちらかといえば、AppleだろうがMicrosoftだろうがGoogleだろうがミスはミスとして指摘するし、厳しく糾弾もするし、嫌味の一つや二つは我慢しててもついつい口から出てしまうし、誰よりも早く即時改善を要求してしまいがちな非常に厄介な人間なのである。
身内だとか仲間だとかお気に入りだとかという関係性と、今この目の前にあるミスや不具合という事実を繋げて考えることをヨシとしない、冷静かつ冷徹な冷血人間だと言ってもやぶさかではないのであーる。
だから友達が少ないのかとか、そんな話はどうでもよろしい。それは今回の本題ではない。
今もこのブログをiPhoneで書いていて、よくもまぁここまで使いづらいのによく我慢して使っているもんだと、我ながら自分自身に対して呆れてしまうことも多々あるのだが、兎にも角にも今のiOS8は使いづらい。
かつてこのブログでも「iOS8.1.2になって徐々に洗練されてきた」みたいなおべっかを使った言い回しをしていたりもするが、相変わらずメモリーをやたらと消費するこのiOS8にはほとほと嫌気がさしてきたというのが正直な感想である。
「それはお前が古いiPhoneを使っているからなんじゃないか?」とご指摘を受けそうであるが、実際にiOS7.1.2のままの古いiPhone5は快適に使えていたのだ。
一方iOS8にアップデートしてしまったiPhone5sはハードウェアとしての性能的にはiPhone5よりも勝るはずなのに、非常に使いづらいのだ。1日のうちに何回メモリーをクリアーしなきゃならないのか解らないくらい、そりゃあもう頻繁にメモリーのお掃除を怠らない潔癖症な野郎と化しているのだよ。このズボラなB型のボクがだ。偏執狂の気があるのは自覚しているのだが、ただそれだけでここまで執拗に「iOS8憎し」と声高に言っているワケではなく、ホントに困っているのだ。
それは使用するアプリのせいではなく、明らかにiOSのバージョンの違いにより発生する不具合だと確信している。たぶん当たりだろう。いいや、間違いないハズさっ!
とは言え、iPhone5sも別にiOS8のために作られたハードウェアではない。iPhone5sが発売されてから1年ほど経過した後にiOS8が出てきたのだから、ミスマッチと言えばそうなのかもしれないかな。
ならば、最新のiPhoneだったらこの不満も解消されるのだろうか?
妙にデカくて片手に余るとか、そんなことを言いたいんじゃないんだ。このどうしようもないiOS8を手懐けるだけの度量の大きさを期待したいのさ、最新のiPhoneなんだから。
でもね、いくら最新のiPhone6plusであったとしても、やはりiOS8は使いづらいのだよ......。いったいどうなってるんだい。
iOS7.1.2のままだったiPhone5は、今やボクの手元にはない。つい先日、佐◯急便のお兄さんが持って行ってしまったんだ。その代わりに、もうすぐ幾ばくかのTポイントになってボクの手元に戻ってくるハズなのだが、あの快適な操作性は二度と手に入らないのかと思うと、一抹の不安と寂しさを感じて止まない。取り返しのつかないことをしてしまったのではないかと思えてならない今日この頃なのである......。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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