独り身の時に乗っていた車は
ホンダSM-Xでした。
チョロQを大きくしたみたいな愛くるしくも大柄なボディーに一目惚れしての衝動買い。そのクセに4人乗りと使い勝手は今ひとつでした。
そんなSM-Xの車内に置いてあるのはバス釣りの道具だらけ。リールとラインとルアーがちゃんとセッティングされているロッドが天井にある専用ホルダーに何本か吊るされていて、後部座席にはその他のルアーやワームが入ったルアーボックスと仮眠用の毛布が置いてありました。
リアとサイドのウインドウにはロッドやリールやルアーのメーカー名のシールがベタベタと所狭しと貼ってあり、ぶつけて凹んだ箇所は塗装が剥がれたまんま放置。
10連装のCDチェンジャーには、バンドやってた頃から聴いているお気に入りのマニアックな洋楽ばかりで、とても彼女を乗せてデートに出かけるような車ではありませんでした。
結婚してからしばらくは二人きりの生活だったので、このSM-Xでも何の問題もなく十分だったのですが、長男が生まれ4人乗りの狭い車内にチャイルドシートを置くようになってから買い換えを考えるようになり、そして彼がウチに来ることになったのです。
彼がウチに来たのは、長男が生まれた年と同じ、2003年の秋のことでした。