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2015年5月13日水曜日

929:2015年5月3日(祝・日)の大宮アルディージャvs愛媛FCの前座試合にウチのサッカー少年団「与野フットボールクラブ八幡」の子供たちが出場しましたっ!の巻

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毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

っていうか、サッカー少年団のチーム名を晒しちゃって、そこで審判やってる「ひろ☆さの」って言えばアイツしかいねぇだろ?ってな話になっちゃうんですが、まぁイイか。宣伝にもなるし。

今回は掲題のとおり、以前にお伝えしたゴールデンウィークの出来事の中から、ボクの中での飛びっきりのトピックスとして、

真☆煩悩の赴くままに: 927:【日記】休養明けのリハビリがてらにゴールデンウィーク後半の様子なんぞを記録しておこう!の巻
もちろんスタジアムの写真は同じものを使い回しております。

ウチの子供たちも所属するサッカー少年団「与野フットボールクラブ八幡」の6年生を中心としたトップチームが、JリーグJ2の公式戦「大宮アルディージャvs愛媛FC」の前座試合であるボーイズマッチに出場したその様子なんぞをお送りしたいと思います。


前座試合の「ボーイズマッチ」とはなんぞや?

まずは前提となる予備知識から。

なんでJ2公式戦の前座試合に小学生が出場するんだってな話なんですが、他のところでは判りませんが大宮アルディージャのホームグラウンドNack5スタジアムにおいては、クラブとさいたま市北部少年サッカー指導協会等々の粋な計らいで、プロが使う天然芝のキチンと整備されたピッチでサッカー少年団同士の試合をやらせてもらえるんです。

信じられますか?プロに憧れるサッカー小僧が早くもプロと同じピッチに立ってプレイ出来るなんて、なんと恵まれたヤツらなんでしょう。

何とも羨ましい話ではあると思うのですが、これがさいたま市北部(旧与野市、旧大宮市、旧岩槻市)のサッカー少年団に所属すると実現しちゃうんだから何ともお得な話だと思いませんか、そこの奥様。

しかもこの前座試合に参加したチームの子供たちは、その後に行われるJリーグ公式戦の選手入場時にエスコートキッズとして憧れの選手と手を繋いで入場出来るんです。

もちろん前座試合に勝った方のチームがホームである大宮アルディージャの先発メンバーと手を繋げるんですよ。負けた方の子供たちもアウェイ側のチームの選手と一緒にピッチに入場出来るのですが、なんせ地元さいたま市のサッカー少年団に所属する子供らですからね。すでに大宮アルディージャサポーターである子供たちも多いですから、前座試合に対するモチベーションもテンションも試合と対戦相手が決まり監督から話があった瞬間から上がりっぱなしです。

ちなみに、サッカー少年団の監督やコーチも2人までピッチに入ることが出来ます。それに加えてチームのカメラマンも1人までピッチに降りて写真を撮影することが出来ます。

監督から「試合でピッチに入る大人は6年生の子供を持つコーチや審判の方々で決めて下さい」とのありがたいお話があったんですが、モメるのもイヤだったので、新参者のボクは早々に辞退させていただきました。監督やコーチっぽいことも出来ないだろうし、カメラマンとしての腕も機材も心許なかったので。

コレを理由に新しいカメラとレンズを購入しようと画策したのですが、早々にカミさんにバレて断念したとかしないとかっつう話があったりなかったりもしますが、ボクはスタジアムの観客席から見守ることと致しました。ビデオ撮影係としてね。


ボーイズマッチの進行

ボーイズマッチに参戦するサッカー少年団のスタッフと子供たちは、試合開始のだいぶ前から試合会場であるNack5スタジアムに入ります。

いつもはホーム側サポーターの集うGate1入口だったり、加藤順大選手招待席に近いGate2入口だったり、さいたま市北部少年サッカー指導協会主催の合同卒団式の時は野球場側のGate3入口だったりするんですが、この日ばかりは違いました。

メインスタンド側にあるGate2入口の階段裏側にある関係者入口から入りまして、アウェイサポーター席の真下に当たる駐車場に集まりまして、ここで子供たちはユニフォームに着替えます。ここで試合までは待機することになるんですが、アイキャッチ写真にもあるようにピッチはもうすぐ目の前という場所にて「まだかな?まだかな?」と学研の科学と学習を配達してくれるおばちゃんを待つのと同じモヤモヤした状態となります。←例えが古い。

当初の試合開始時間は14:00ちょうどだったのですが、スタジアム関係者の方からは、13:57キックオフに変更となった旨が告げられます。J2公式戦ともなると分刻みでスケジュールの変更が行われるんすね。前座試合ごときで後々のホントの試合スケジュールが狂ってしまっては元も子もないので、我々サッカー少年団関係者にも緊張が走ります。

そのキックオフの20分前には、監督・コーチ・カメラマンと選手たちはピッチに入場し、他の関係者(親御さんたち)はメインスタンドの観客席へと移動します。ちなみにピッチに入る人たち以外の観客席へ移動する人たちは全員漏れなく自腹でSA指定席チケットを購入しています。

試合開始前には、対戦チーム毎に記念写真の撮影が行われます。

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ボヤっとしてて判りづらいかもしれませんが、このボーイズマッチ(看板にはフレンドリーマッチと書いてありますが)にもNTT東日本の埼玉支店さんがスポンサーとして付いてくれてまして、試合後には記念品のシューズケース(巾着タイプ)を漏れなく選手たちに贈呈いただきました。ありがとうございます。

そして、いよいよ試合開始です。

プロの試合さながら、審判(主審と副審×2人)と一緒にピッチに入場し、センターサークル手前で横に広がりメインスタンドと反対側に一礼します。

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スタジアムに入ってる観客なんてたかが知れてます。ほとんどのサポーターの皆さんはJ2の試合開始(16:00)に合わせてスタジアムに足を運びますので、ホーム側サポーター席で横断幕を掲げる準備のために早めに来ているコアなサポーターがチラホラいるくらいです。

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対戦する両サッカー少年団の親御さんたち以外にはほとんど観客がいない状態にて、定刻どおり13:57にキックオフで試合開始となりました。

試合は15分ハーフの前後半で、ハーフタイムはほとんどありません。

ピッチは大人のそれと同じで、たぶん縦105m横68mの大きなピッチです。この大きなピッチで11人制で闘うことになります。小学生は普段はこれの半分の大きさのピッチで8人制の試合をしてますので、いつもよりも余計に一生懸命走らなければなりません。

しかもほぼ初めてのキチンと整備された天然芝のピッチ。パスを出したボールも土のグラウンドに比べれば止まりやすく、いつもよりも強い力で蹴らなければ味方にパスが届きません。

勝てば大宮アルディージャの先発メンバーと一緒に手を繋いで入場できる、それだけをモチベーションとして、どちらのチームの子供たちも一生懸命走り、よく頑張りました。

両チームの選手たちの頑張りに、大人の我々もエラく感動させてもらいました。完全に親バカ状態なんですけどね。まぁそんなもんですよ、親なんて。

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ちなみに、こちらは早めにスタジアムに来ていただいたボクの知り合いの大宮アルディージャサポーターの方に、サポーター席側から撮っていただいた写真を加工しております。

写っているのはウチの長男。生意気にもキャプテンマークなんか腕に巻いてたりしまして、当日はCBやってました。

この写真もイイ記念になりました。ありがとうございました。

試合結果は大差がつきましたが、両チームの子供たちともよく走り、頑張りました。結果はウチのサッカー少年団の勝利。これで念願の大宮アルディージャの選手たちと一緒に入場出来ます。

試合後にはNTT東日本さんからの記念品贈呈式があり、大宮アルディージャの選手との記念写真の撮影もありました。

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この後は一旦観客席に戻ってきまして、J2公式戦開始まではしばし休憩となります。

少し興奮気味の子供たちから試合の話を聞いたり芝のピッチでサッカーやった感想などを聞きながら、監督・コーチとしてピッチに入ったお父さんにも話を聞いたりします。

せっかくの機会ですからね、連れて行った子供たち全員に出場の機会を分け隔てなく与えたいとの思いで、とにかく子どもの交代タイミングにやたらと気を使ったとかなり疲労困憊気味でした。

大役、お疲れ様でした。ありがとうございました。


エスコートキッズ

J2公式戦 大宮アルディージャvs愛媛FCの選手入場のエスコートキッズになる子供たちは、試合開始前に再び関係者入口からピッチ脇の入場口へと向かいます。

残念ながら、エスコートキッズになれるのは11人のみ。そりゃそうだ、入場する選手が11人なんだから、エスコートキッズも11人って決まってます。

ウチのサッカー少年団では、とりあえず6年生は全員エスコートキッズになれるとして、余った僅かな枠を5年生がジャンケンで争いました。試合直前だとバタバタするので前日の練習終わりに早々にジャンケンはやっておきました。

エスコートキッズには大宮アルディージャのホームカラーであるオレンジ色の「絆」Tシャツが支給されます。これを着用して選手と一緒に入場するんです。もちろん、そのTシャツは貰えるんですから何とも太っ腹。ボクは自腹でアルディージャサポーター用のTシャツを買いましたけどね。いいなぁ〜。

ウチの長男は6年生でキャプテンだったので、当日キャプテンマークを巻いていた大宮アルディージャの背番号41番、FWの家長昭博選手と手を繋いで先頭での入場となりました。なんとも羨ましいかぎり。

ホントのことを言うと、個人的には先日の試合に招待してくれたGKの加藤順大選手と手を繋いでお礼の1つでも言って欲しかったんですがね、コレばっかりは致し方ない。

それでも帰ってきた子供たちは皆「もう絶対手は洗わない」と更に興奮した様子でした。

子供たちにとっても、その親御さんたちにとっても、非常にイイ思い出作りになったのではないかと思います。

たまたまゴールデンウィークのど真ん中での機会でしたし、仕事で子供の勇姿を観ることができなかった不幸な親御さんもいませんでしたしね(いませんでしたよね?)。

ボーイズマッチの様子は全てボクがバッチリとビデオ撮影しておきましたので、万が一見逃してしまった親御さんがいらっしゃいましたらご希望の親御さんたちにはお配りする予定。

ま、ボクの独り言がやたら入ったVTRでよろしければ、なんですけどね。


おわりに

ウチのサッカー少年団の子供たちだけじゃないでしょうが、まだこの時期は皆プロを目指していて、いつの日にかJリーグのピッチに立てる日を夢見ていることでしょう。

中には日本代表になってW杯に出て海外のビッグクラブに行こうという野望をうちに秘めたリトルホンダ的なヤツだっているかも知れません。

そんなヤツらに面と向かって「いやいや、それはかなり厳しい狭き門だから無理だと思うよ?」なんて野暮なことは言いませんが、それでもそんな夢見てる時期に憧れのプロのピッチに立って試合が出来るなんて、一生の思い出になると思います。

ホントにありがたい話ですわ。

子供たちにこのような機会を与えても下さった大宮アルディージャのチーム関係者の皆様、並びにさいたま市少年サッカー指導協会関係者の皆様、本当にありがとうございました。

是非、将来の日本サッカーを担う子供たちのために、このような素晴らしい機会を永続的に続けていただければと思います。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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