前回はうつろいやすいおっさんの心と梅雨の空をテーマにこんな内容をお送りいたしました。
決断に至る経緯、心の葛藤を事細かく記録したのがこちらのエントリーになります！
但し、この件はすでに各方面で実践されてる方が多く、検索すればいくらでも似たような内容のブログを容易に見つけることができますので、それらとほぼ重複した内容であるということをご理解いただければと思います。
それでもこのテーマを今このタイミングにて披露する行為に何らかの価値を見出すとすれば、2012年11月末の報道発表から半年以上経過した時点でもまだイケるという証明になるってことくらいでしょうかね？
前回のおさらい
さてさて、前回もリンク先を貼り付けてましたが、まずはここから始めなればなりません。
ことの発端はこちらの報道発表が起点になっております。
弊社に対する措置命令に関するお詫びとお知らせ｜報道発表資料｜イー・アクセス
これがいつまで残ってるかわかりませんが、一応貼っておきます。
「GL01P」または「GL02P」をご利用のお客さまにはUSBケーブル接続により下り（受信時）最大75Mbpsに対応するソフトウェアを2013年2月末までに無償でご提供する予定であり、端末性能に関するわかりやすい表記を行ってまいります。と書かれてるくらいなのですが、iPhoneやiPadなどの、そもそもUSBケーブル接続できない機器に対する対処については何も書かれておりませんでした。
だからなんですかね、気づいたらGL04Pを無償で手に入れたという方々のブログが2012年末からチラホラと出てくる事態となりまして。
当初は静観する事に決めていたボクでしたが、前回ご披露したような理由により、出遅れた事を自覚しつつ、チャレンジしてみることにしました。
買ったところに出向いてみよう！
これまでにGL04P無償入手に成功した方々のブログを拝見すると、皆さんまずはカスタマーセンターに電話されてるようなんですよね。
ブログのネタ的にも、同じ道を辿るだけじゃ面白くないと思いまして、ボクは昨年5月にGL01Pを購入した量販店へと出向く事にしました。例え無駄足だとわかっていても。
決して、PS3ソフトのThe Last of Usの発売日だったから、それを買いに行くついでに思いついたとか、そんなんじゃありませんからね！
場所は有楽町駅近くにある大型家電量販店です。1Fに携帯電話売り場がひしめいておりまして、その一角にEMOBILEのコーナーもありますので、EMOBILEの黒いベストを着用しているお兄さんに聞いてみる事にします。
ホントはキレイなお姉さんとお話ししたかったんですが、埒が明かないと無駄に時間を浪費する事になって、肝心のゲームソフトが売り切れに......いや、違う。
姑息な手段を講じても仕方ないので、率直に「GL01Pユーザーなんですが、昨年の消費者庁の措置命令を受けてGL04Pに無償で交換してくれるというニュースなどをネットで拝見しました。こちらでご対応いただけるのでしょうか？」と。
お兄さんは一瞬驚いた表情を見せつつも、「確認して参りますので、お掛けになってお待ち下さい」と丁寧に応対してくれました。
（´-`）.｡oO（現在の主力機種であるGL06Pや今度発売になるGL09Pに交換してもらえないかな？）
などと勝手な妄想を繰り広げて待ちました。
5分くらい待たされたでしょうかね。お兄さんが戻ってきて説明して下さいました。
お兄さん曰く「上の者にも確認しましたが、メーカーからはこの販売現場にそのような取扱いがある事や指示は降りてきておりませんので、申し訳ないのですが......」との事でした。まぁ予想通りですな。
クレーマーではないので、そこで食い下がったり粘ることなく、ただ一つだけ「では、どうすれば？」と質問してみました。
答えも予想通りでして、「カスタマーセンターの方にお電話いただければ......」と心苦しさが滲み出る表情でお兄さん。
はい、という事で、GL04Pを無償で手に入れたかったら購入した量販店に出向いてもダメという事が証明されたワケです。
それがわかっただけでも無駄足ではなかった、そういう事にしておきましょう。
そんじゃあ量販店がダメなら、お次はEMOBILE直営店のショップに……。
いや、やめておきましょう。
この大型家電量販店の中にあるEMOBILE販売コーナーは確かEMOBILEショップと同等のはず。
同じ過ちを繰り返すだけなので、次のステップへと参りましょう。
カスタマーセンターに電話してみよう！
はい、ここまでの行動もブログの文章もほぼ無駄だったのですが、ボクがただ書きたかっただけなので諦めて下さい。
それでは、他の方々がしたように、ボクもイー・モバイル カスタマーセンターへ電話してみることにします。
受付時間は9:00〜21:00で年中無休とのことなので、比較的空いていそうな平日の夕方に電話してみました。
フリーダイヤルなので通話料が気になることはありませんが、最初の録音された音声による案内が非常に長いし解りづらい。まるで、業を煮やしてこちらが電話を切ることを願っているかのような、そんなまどろっこしさによるストレスが溜まりますな。
しかも、この電話は録音してるとかどうのこうのとか、説明が長いったらありゃしない。そりゃ説明しなきゃならんのでしょうがね。
でも、無償でGL04Pを手に入れるためならばと我慢することにしましょう。なんたって、短気は損気ですからね♡。
それにしても、今回のようなGL01Pだと説明されたサービスを満足に使うことができない場合の問い合わせっていう命題だと、「故障や修理に関する問い合わせ」なのか「サービスに関する問い合わせ」なのか「機種変更に関する相談」なのかが全くもって見当がつきません。
仕方ないので、とりあえず適当にメニューの番号を押して、早くオペレーターの人に繋いでもらうことにしましょう。どうせ後で担当部署に回してもらうんだから、煩わしい案内はとっとと終わらすに越したことはありません。←結局短気なんじゃ？
で、最初に電話口に出られたオペレーターの女性に今回の主旨をお話ししますと、やはり、担当部署の方に回されることになります。特殊な事情がありますしね。
そこでもしばらく環境音楽的なものを聴くハメになるんですが、そんな時はタバコでも吸って心を落ち着かせて、「通話料はタダ、通話料はタダ……」と呪文のように唱えつつ気長に待つことにしましょう。
ようやく電話口に担当部署の男性の方が出られました。
量販店のお兄さんに言ったことと同じ内容を優しく丁寧なトーンで話します。こちらは敵でもクレーマーでもないですよ！という最大限の意思表示をして事をスムーズに進めようと、そういうことです。
なお、噂によれば、ここでゴネられることもあるそうです。
イーモバイルGL01PをGL04Pに無料で交換してもらいました
ボクと同じく最近になって無償交換に成功した方のブログを参照して臨んでおります。この方の場合は電話口で説得工作が始まったようです。
まずは契約電話番号とネットワーク暗証番号を電話口で尋ねられまして、次に契約者本人であるかを確認するためにフルネームを伝えます。
この後、また数分待たされることになるんですが、ここで先方（カスタマーセンターのご担当者）はとあることを確認をされているんだと思います。
先の報道発表資料の中にこんな一節があります。
弊社広告において今回指摘を受けた優良誤認と認められる広告表記は2012年8月末日までに修正済みです。要するに、今回は不当景品類及び不当表示防止法第4条第1項第1号に違反するとして、同法第6条に基づく措置命令を受けているワケですから、2012年8月末までに修正された広告を見てから購入したのかそれ以前なのかを確認していると、そう想像しておりました。
きっと購入したのが2012年9月以降だと、無償交換には応じてくれないんでしょうね。ボクは2012年5月12日に契約していますので、大丈夫のはず……だよな？
そんなことを考えていたら、男性の担当者の方が戻ってきてくれました。
「ご契約者様の場合ですと、2012年5月12日に当社とご契約なさっておりますので、現在お使いのGL01Pを無償にてGL04Pという機種と交換させていただくことが可能です。」
この言葉が聞きたかった！
ということで、無事交渉成立です。いや〜良かった良かった。
なお、この後もあくまでもご担当者の方は丁寧に応対して下さいました。
- 交換となるGL01Pはご契約者様のご自宅に郵送させていただきますがよろしいでしょうか？
- 在庫確認等で最大2週間ほどお時間を頂戴する可能性がありますが、よろしいでしょうか？
- 現在ご利用いただいているGL01Pについては返送していただく必要はございません。予備機としてお使いいただければと存じます。
- その他、何かご質問はございませんか？
- 最新の状態で製品をお送りしますので、その必要はないかと思いますが、万が一バージョンが古かった場合にはアップデートいただくと電池のもちが良くなると思いますので、念のため当社ホームページ等でご確認いただければよろしいかと。
→はい、お願いします。
→待ちますよ、大丈夫です。
→えっ？！いいんですか？ありがとうございます（ホントは知ってた）。
→SIMを入れ替えれば使えると思うんですが、モノが届いたらソフトウェアのバージョンアップなどこちらでしなければならないことはありますか？
→ありがとうございます。届いたら確認してみます。
ということで、これで無償でGL04Pを手に入れることがほぼ確定的となりました。
あとは、実際にGL04Pが届きましたら、恒例の儀式を開封編と称してこちらのブログでご紹介したいと思います。
ってなことで、今回はここまでっ！
（おわり）
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