前回までに、その存在理由に価値を見出せなくなった可哀想なボクのiPhone6plusをとっとと売っ払うために必要な各種準備作業を行ってまいりました。
真☆煩悩の赴くままに: 1012:【iPhone】さぁ!いらなくなったiPhone6plusをとっとと売りに行こうっ!でもその前にやる事やらなきゃダメなのよ♡の巻
とりあえず思いつくやる事やったから。
これまではiPhoneを2台も所有するという悪行三昧を繰り返しておりましたが、もちろんそれぞれのバックアップを毎日iCloudにキチンと保存しておりました。っつってもほぼ自動でバックアップを取得してくれますが。
それだけじゃなく、一方のiPhoneを買い換える際には自宅PCにちゃんとしたバックアップを取っておき、それを使って新しいiPhoneに命を吹き込む作業=「バックアップからの復元」を行うことになります。更にもう一方のiPhoneを買い換えるのであれば、同じような動作の繰り返しになるというワケです。
これまでは、あくまでも古いiPhoneから新しいiPhoneへと引き継ぐのみでして、必ず「1vs1の負けられない闘い」だけがそこに存在していたのです。
ところが、今度ばかりは今までとちょっと違います。2台あるiPhoneを1台に集約しなければならないのです。卑怯にも今度の闘いは2vs1になるのです。くっそぉ〜、おのれショッカー、卑怯だぞっ!←お前の考えが浅はかなんだよ。
ということで今回は、バックアップ以外の手段で古いiPhoneの中身を新しいiPhoneに移行する方法を考えてみたいと思います。
さて、どうしたもんか?
今回入手したdocomoのiPhone6sは、ストレージ容量こそ128GBと増えてはおりますが、この世に1台しか存在しない唯一絶対無二の存在です。
これに対して移行元になるiPhoneはiPhone5sとiPhone6plusの2台になります。もちろん各々ののiPhoneのバックアップを取ることは簡単なんですが、2台ある別々のiPhoneのバックアップデータをこの新しいiPhone6sに漏れなく集約する方法なんてボクは知りません。
すでに下取りに出してあるiPhone5sのバックアップから復元したiPhone6sに、別のiPhone6plusのバックアップを被せることが出来るのでしょうか?いやいや、そんなの上書きされてiPhone5sから引き継いだ記憶が闇に葬り去られるだけに違いありません。
そんな悪魔の実を2つも食べるような行為なんて、ONE PIECEの世界でも通称「黒ヒゲ」のマーシャル・D・ティーチにしか許されていない禁断の行為のはず......。
ボクはどちらかと言うと見た目は通称「白ヒゲ」のエドワード・ニューゲートに近いタイプ(たぶん白ヒゲもバンダナの下はハゲ)なので、
悪魔の実を2個も食べるような無茶はしません(そもそもできません)し、例えその方法がこの世に存在したとしても、それを調べたり試したり実際に行ったりするのにはかなりの労力が伴うであろうことを覚悟しなければなりません。
多少の諦めが肝心か?
全てを消し去り「なかったこと」にするのは非常にもったいないので、少し冷静に2台のiPhoneのデータを1台に集約する方法を考えなきゃなりません。
iPhoneの中に入っているものと言えば、
- アプリ
- アプリ固有のデータ
アプリについては、別にバックアップから戻さなくてもApp Storeの購入歴からいつでもダウンロードできますので、特に問題にはなりません。2台持ちの時の運用は、あくまでもメイン機(iPhone5s)とサブ機(iPhone6plus)という関係にありましたので、入っているアプリはほぼ同じ。既にiPhone5sの意思は新しいiPhone6sへと引き継がれておりますので、アプリに関しては微調整程度の作業で済むハズです。なんならこの際だからアプリの大掃除をしてもイイかも知れません。ダウンロードをするだけして全く使わないアプリとかが山のようにありますからね。この際だから整理しましょう。
むしろ問題なのは、データの方になりますかね。
iPhoneの中に入ってるデータと言っても、そのiPhoneの中に入っているデータがオリジナルでなければ、全く問題にはなりません。それは何かと言いますと、各種クラウドサービスにて利用しているアプリの関連データであれば、移行なんて面倒くさい話は一切関係ないっつうことです。
例えば、SNS系のアプリ(Twitter、FaceBook、Tumblrなど)で使うデータ、つまりアカウントに紐ずく設定データや発言(Tweetや投稿と言われるもの)なんてのは、元からオリジナルは遥か彼方のネット上に置いてありますから、特に気にする必要はないかと。iPhone本体に持つ固有のデータっつってもログインIDとパスワードくらいなもんですから、ワザワザ移行なんかせんでもよかろうってな話になります。ま、パスワードを忘れちゃってる場合はかなり致命的ですが、それでもリカバリー策はありますので、それは後述することに致します。
その他に毎日使うのが健康アプリ系になりますかね。ちょっと前まで躍起になって特集を組んでいたUP2 by JawboneとかFitbit ChargeHRなどのウェアラブル・フィットネス・トラッカーと組み合わせて使うアプリなども、データはそれぞれのサービスを運営しているサーバー内に大切に保管されているので、とくに問題はなさそうですね。
Fitbit
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ライフスタイル
UP by Jawbone - UP2™、UP3™、UP4™ または電話
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ソーシャルネットワーキング
Sleep Cycle alarm clock - 睡眠アプリ
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ユーティリティ
肝心なブログ執筆環境は大丈夫なんだろうな?
ボクの場合は、iPhoneをブログ原稿執筆マシーンとして利用しておりましたので、そのブログ関連データについても確認しておきますか。
執筆に使うテキストエディタに関しては、その細い使い勝手を調整するための設定項目をスクリーンショットにでも収めておけばイイでしょう。また、執筆した原稿はいわゆるクラウドのストレージサービスを使っていれば、消えてしまうなどといったことはないですね。
Dropbox
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
またネタ元になる各種情報源についても確認しておきましょう。
最近はオリジナルのネタ(ボク自らが体験したことなど)が中心になっておりますが、何か面白い話はないかと毎日コイツで役に立つのか立たないのかわからん情報を漁ってまして、
Newsify: Your News, Blog & RSS Feed Reader
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
Instapaper
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
Pocket
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
Evernote
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
これらも全てクラウド上にあるどっかのサーバーに保存されているデータがまずあり、そいつを使っているデバイスでいつでもどこでも閲覧・参照することができるので、古いiPhoneに残っているデータにいつまでもこだわる必要はありませんね。
iPhoneの中にあるたいていのデータはクラウドと連携していれば消しても大丈夫!
ということで、最近のアプリは大概の場合はクラウド上にあるそのアプリやサービスと連携するサーバーにデータが保管される方式のようなので、2台あるiPhoneを1台に集約するっつっても面倒なデータ移行は必要なさそうですな。
よくよく考えてみたら、いわゆる「クラウド」と連携するアプリやサービスってのは、iPhoneでもiPadでも自宅PCでも同じデータを扱えるようなものが多いですから、データ移行なんてのは一切考える必要はなくて、古いiPhoneを売っ払う際に工場出荷状態に戻すリセットボタンを躊躇なく押せるところまでがそのサービスの範疇に入ってるってことになるワケなんですな。微に入り細に入りお世話になっちゃいまして、ホントにすみません。特にお金を一切払っていないようなクラウドサービスにはホントに申し訳ないという思いで一杯です。っつっても今後も一銭も払わないサービスもあるかとは思いますが、どうぞ潰れたり廃れたりしないで下さいね。
さて、これで安心してiPhone6plusの全てをリセットして工場出荷状態にできる.......と思いきや、肝心かつ一番重要なデータの移行がまだでした。
そうです、写真ですよ、写真。
iTunesにiPhoneを繋いだ際に見ることができる「iPhoneのストレージを占める世界三大データ」と言えば、アプリと音楽ファイルと写真データと昔から相場は決まっているのです。
ということで、次回は唯一取り残された「写真データ」」の集約及び移行について検討してみたいと思います。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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