ここ数回は子供の成長を見守る親としての話が多かったのですが、ひとりの個人に戻れば単なる物欲の権化へと帰す欲望の塊だったりもします。このマグマのように煮えたぎる何かを鎮めるためのおまじないとして、ここいらでそちら方面の話でもしてみたいと思います。
そういえば、この話はちょっと前にやってましたね。
真☆煩悩の赴くままに: 1041:【物欲】新しいiPhoneとiPadに関する各種報道を目にして思うこと!〜iPhone編〜の巻
こちらがその時の話。
まずは発表された情報を見てみよう!
それでは3月21日のAppleの発表した内容を振り返ってみましょう。
Apple unveils the new 4-inch ‘iPhone SE’ | 9to5Mac
ソースはこちら。
それまでの現行機種であるiPhone6s/6sPlusと違うところは、ごくごく僅か。エクステリア的に大きさが違うのは当たり前ですが、中身の違いもそれほどないっつう話です。
あえてネガティヴな点をツラツラと挙げてみますと、Touch IDが1世代古いセンサーだとか、3D Touchは搭載していないとか、Facetimeカメラ(フロントカメラ)が120万画素でショボいだとか、まぁそんなところですかね。
でも、はっきり言ってこれらのネガティヴ要素ってのは、ボクにとっては何の問題もありませんね。取るに足らない話ばかりです。全く本質を捉えちゃいませんなっつう話ですわ。
iPhone6sのTouch IDは感度が良過ぎてメッセージを見逃すことが多々ありますので、1世代前にしたのは意図的に仕組まれた陰謀なんじゃないかと思っているくらい。むしろ歓迎すべき変更です。コスト的な理由とか内部のレイアウト的な都合があるのかも知れませんが、そんなこたぁ知ったこっちゃありません。っつうか内部の人間じゃないんたから判るかっつうの。それよりも、例えセンサーが古くてもCPUが最新のA9なんですから、ちょうどイイ塩梅の反応速度になってたりするんじゃないかと期待してしまうくらいです。
3D Touchもそう、なくても全然大丈夫。最初は面白がってマルチタスク画面にするのに画面左端をギューっと押し込んでたりしましたけど、全然慣れませんからやらなくなりました。相変わらずホームボタンをダブルクリックしてます。その方が早いっつう話です。カーソル動かすのだって、しばらくサードパーティー製のキーボードアプリを使っていた関係であんまり使う癖がついてません。カーソルを動かす時は未だに指先で細かく指定してますし、このブログ原稿を書くテキストエディタもカーソル移動のための補助ボタンをつけて何とかやっておりますから、いらないっすね。っていうか使わなくなりました。もう3D TouchなんてSiriやiOS9.3から使えるようになったNight Shiftモードくらいいらないっす。あ、その話はまた別でしますけど。
あとはフロントカメラの画素数でしたっけ?これもどうでもイイ話です。セルフィーとか自撮りだかなんだか知りませんけど、そんなに自分の顔撮ってどないすんねんって話ですわ。ブサイクな顔面をInstagramだとかFacebookで全世界に晒して平気でいられるなんて、どんだけ自虐的ドMやねんっつう話ですわ。ボクの場合、自分の顔を世間様にお見せできるほどとは到底思い上がってはおりませんので、フロントカメラなんてのは120万画素すら要らんのですわ。120画素でも問題なし。っていうか、Facetimeも使わないから、フロントカメラ要らねーっす。
......と、ネガティヴ情報を徹底的に叩き潰すのは、このくらいでよろしいですかね?
それでは、今度は明るい話をすることにしましょう。
先ほども少しだけ触れましたが、性能面において飛躍的な向上を遂げたのが今回のiPhoneSEになるみたいです。これは歓迎すべき話以外の何者でもありませんよ。
何が画期的って、あのiPhone5sと同じ大きさかつ筐体デザインで中身が大きく向上してるってところ。見た目重視のミーハー野郎には解らない話だと思いますが、iPhone5sの意匠をそのままとしたところにAppleの意図を感じずには要られません。まさに「羊の皮を被った狼」なんじゃないでしょうか、このiPhoneSEってのは。
4インチ液晶画面のあの小さな筐体にiPhone6sと同じ最新CPUのA9を搭載することは事前リーク情報にも出でましたが、歓迎すべきなのはRAM(メモリー)も同じく2GB搭載しているという点じゃないでしょうか。性能的にはiPhone6sに引けを取らない小さな巨人の誕生ですよ。
しかも、バッテリー性能も向上し、全iPhoneの中で一番電池のモチがイイってのもまたイイ。ボクが愛して止まないmophie juice pack airの購入すら躊躇わせる程の改善と言ってもイイでしょう。小さく軽い4インチiPhoneをうっすいうっすいケースで使えるんですよ。イイことづくめじゃないすか。
外向きのカメラだって1,200万画素とこれまたiPhone6sと同等って、どれだけこのiPhoneSEに技術を詰め込んでくるんだってな話ですよ。一応Live Photosも使えるんでしょ?ボクは使いませんけど。
それで価格も64GBで64,800円とiPhone6sよりも3万円近く安いんですから、資金面で如何の斯うの迷ってる場合じゃないですよ、奥さん。
ま、「$499がなんで64,800円なのか?」っていう疑問は強く残りますがね。
$1=130円換算って高くね?
ボクのiPhoneSEに対する評価は120点です!
ということで、今回発表されたiPhoneSEはすんごく良い品だと言うことが判りました。判っちゃいました。
あ〜あ、なんだよ、見掛け倒しとか前評判を覆すダメさとかを期待していたのに、なんだかすんげーイイじゃん、iPhoneSEってば。
もちろん、ここまでの好評価を得たのは、ボクがiPhoneという製品に期待するところが独特だという話でもあります。ここからは何度も話してる内容になります。
ボクがiPhoneに期待するのは、電話としてでもなく、メーラーとしてでもなく、動画やネットや電子書籍の閲覧専用機としてでもなく、ましてやゲーム機やミュージックプレイヤーなんかでもありません。ボクがiPhoneでやりたいのは、片手で持ちつつ親指1本を使ったフリック入力で長い文章を書きやすい端末であること以外にはありません。そうです、ボクが普段から通勤電車の中で行う「ブログ原稿を書く作業」に適した機器であることが最優先なのです。
そのためには、筐体は大きくてはダメだということがこの1年間で判りました。5.5インチ液晶のiPhone6plusがデカイのは初めから判ってましたし、片手で持ちつつ親指1本でフリック入力なんか出来るワケがないのです。だからiPhone5sとの2台持ちで併用していたのですよ。
それを解消するために機種変更したのが4.7インチ液晶のiPhone6sだったのですが、これでもまだデカ過ぎました。アプリを変えたりキーボードを変えたり試行錯誤を繰り返してみましたが、結局、片手持ち親指1本ではミスタイプが多く、もう片方の手を添えて、2本の指で変則フリック入力するのが常套手段となっちまいました。
それじゃあダメなんすよ。
林信行がiPhone SEを徹底レビュー:iPhone SEに見た先進性とレガシーの美しき共存 (1/2) - ITmedia PC USER
ね、やっぱり文字入力を重視する人には最適みたいでしょ?
「小さい」というあらがいがたい魅力――iPhone SEという都会派プレミアムコンパクト (1/2) - ITmedia Mobile
iPhone6sとほぼ同じ性能ならば小さい方がイイに決まってるんですよ、iPhoneなんですから。
ところで......
明日、3月31日(木)から発売されるんでしたよね、iPhoneSE。
買い替え需要は20%弱とあまり人気がないみたいなところも、ボクの購入意欲をそそります。このiPhoneSEを応援したい気持ちと、買おうと思ったらすぐにでも手に入れられそうな状況が、ボクの貪欲な物欲をコチョコチョとくすぐるのです。
もしボクがiPhoneSEを買うのだとしたら、とりあえずキャリアでの機種変更は回避します。またあの面倒なやり取りをしたくないってのもありますが、再びiPhoneの2台持ち、つまり今使っているiPhone6sとの併用を考えているからです。例の0 SIM by So-netもありますんでね。
なんでiPhoneSEの最大ストレージ容量が128GBじゃなくて64GBなのかと文句のひとつも言いたくなりますが、やはりちょっとの大きさの差ではありますが、iPhone6sとiPhoneSEでは用途によって向き不向きがありますから、取りあえずしばらくはこの2台の組み合わせをためそうかなぁ......なんて妄想を繰り広げておる次第。
ホントに買うかどうかは、現時点では判りません。
明日は明日の風が吹きますからねぇ〜。
どうすんだろ、ホントに......。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
0 件のコメント:
コメントを投稿