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2016年5月18日水曜日

1069:【Walkman】飽くなきイイ音の探求〜ハイレゾってのは何なんですか?〜の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

いろいろありましたが、ここ最近の運用は落ち着いてるってな話をしたばかりで恐縮なんですが......って、何の話かわからない?って感じすか?

もちろん一度は終わったと見せかけて、でもその話を強引にでも続けようとするしつこさが当ブログのウリのひとつでもありますので、例によって例のごとく、あの話の続きですがな。

真☆煩悩の赴くままに: 1067:【Walkman】ボクが愛用しているカナル型ヘッドフォンXBA-A3の使い勝手について大いに語ろう!の巻
終わりにしようかと思ったんだけどね。

「これ以上何を買ったんだ?」と思うでしょうが、ホントにこのXBA-A3以降は何も買い足してないんです。

でも、これ以上余計なヘッドフォンを買い増ししないためにも、その先というか矛先を変えた話も語らなければならない状況になってきていることも確か。←別に誰も求めてないんじゃね?

なので、もう少しだけこの話を続けさせていただこうと思った次第です、はい。


飽くなき高音質の追求は果たして続くのか?

Twitterのとあるお友達(フォロワーさん)に言われたんですがね、カメラのレンズ沼と同様、ヘッドフォンにも際限のない底なしの沼があるそうでして、イイ音を追求してもし尽くせない終わりのない旅路にボクも立ってしまったと、どうも周りから見るとそういうことになるらしいんですわ。

いや、でもね、そうは言っても限界ってのがどこかに来るはずなんです。例えばお小遣いが尽きるとか、老化による聴力の低下が来るとか、そもそもボクの寿命が尽きるとか......。←そんな長い話なの?

いろいろな理由が思いつくんですが、いずれ志半ばで断念せざるを得ない時が必ず訪れるんですよ、こういう話の場合って。そういうもんじゃありません?

なので、もう一度初心に立ち返って、この先ボクが目指すべき真の道というものをここで今一度再確認しておこうってのが、今回の話になります。

とは言っても、残念ながらカナル型ヘッドフォンのこれ以上の買い増し買い換えは考えておりません。ヘッドフォンそのものの性能も上を見たらキリがないですが、音楽を聴くために必要な機器ってのは何もヘッドフォンだけに限りません。音源であるイイ音を奏でる再生機もしくはそもそもが音質の良い音楽ファイルがあってこそのヘッドフォンです。

これまでは音が通る経路の最終出口にのみ着目しておりましたが、そもそも最初の方でその音の音質の限界ってのが決まっているのだとしたら、いくら出口戦略が重要だからっつってその体裁ばかり整えたって仕方がないっつう話ですわ。

ということで、ここはひとつ視点を変えて、ヘッドフォン以外に着目した音質向上策を検討してみようじゃありませんか。

って結局、沼にハマっているということで間違いはないってことでよろしい?

なんかさらなる無駄遣いが待っているような気がしないでもないんですけど。


音質の向上っていうけどさ、どうしたらイイの?

キーワード的なものがあるとするならば、すでに使い古された感のある「ハイレゾ」という言葉になるんでしょう。

猫も杓子も「ハイレゾ」「ハイレゾ」言うてますけど、そもそも何の事かちゃんと説明できる輩ってそれほどいないんじゃないすかね。もちろんボクも説明できない部類に入るクチですので、ここでは改めまして「ハイレゾ」ってのは何なのか?って事から始めたいと思います。

恐らく「ハイレゾ」ってのはHigh Resolution Audioの略語でして(たぶんあってるはず)、感覚的には何となく「すんげーイイ音」ってことくらいしかわかりません。

そんな時に頼りになるのはインターネッツ。わからないカスはとっととググりやがれってな話なので、さっそく調べてみることに致しましょう。

ハイレゾとは? | ハイレゾ・オーディオサイト | ソニー
「ハイレゾ」で検索したらこんなん出ましたけど?

いやぁ〜ホントに便利な世の中っすね。なんでも簡単に調べられちゃうんだから。

コイツによりますと、非常に残酷かつ非情な情報を見て取ることが出来ました......。

重要なポイントはここ。

ハイレゾは、CDでは入りきらなかった音の情報量をたくさん持っています。音の量、つまり「音の太さ・繊細さ・奥行き・圧力・表現力」が段違いなんです。

......ってことは、これまで自前とかレンタルのCDを音源としていたボクのような輩、要するに全ての音源をCDで賄おうとしているような輩には、そもそも「ハイレゾ」なんていう高嶺の花には手の出しようがないってことになりゃしませんかね?

実は密かに現在自宅にある約10,000曲もあるATRAC3という形式の音楽ファイル(64kHz)を反故にしてでも、より高音質なファイル形式にて再度取り込み直そうとしていたんです。

そもそも何でこのATRAC3という形式の音楽ファイルにこだわっていたのかと言いますと、どこかで語ったような記憶もあるんですが、おさらいしておきましょう。

すでにご承知の通り、ボクはカセットテープ時代からSONYWalkmanを愛用しておりまして、CDになってもMDになっても音楽再生機はずーっとWalkman一筋で生きて参りました。もちろんネットワーク対Walkmanになってからもそれは変わらずでして、PCを使ってCDを取り込んでメモリースティックWalkman本体に転送するなんて方法は早くから手を出してました。

実はその時に学んだことがありまして、ある程度の音質を維持しつつ圧縮率を高めて音楽ファイルそのものの容量を小さくしておかないと、なるべく多くの音楽を持ち歩けないってことに気づいたんです。昔はストレージ容量もせいぜいMB単位でしたからね。

そこで行き着いたのが、今じゃマイナー過ぎて恐らくWalkmanシリーズでしか再生できないATRAC3という音楽ファイル形式でして、しかもソコソコの音質を保てる64kHzという高圧縮された音楽ファイルを約10,000曲以上も溜め込んでいるっつう、そんな話になります。

まぁでも、最近ではWalkman本体の記憶容量も64GBとか128GBが当たり前になってきましたし、それに最新機種だとmicroSDカードスロットなんかも付いてるみたいですから、音楽ファイルそのものを小さくするという使命も時代の流れと共にその役目を終えたんじゃないかと、ふとそんな感慨にもふけるようになりましてね。

なんせ、本体に64GBのストレージ容量を持つNW-F807ATRAC3形式(64kHz)の音楽ファイルを10,000曲分入れたところで、まだ30GB以上余ってるんですから。そんなんだからtorneで録画したガンダムアニメとかも持ち出せるって恩恵にも授かれるってなメリットもあるにはあるんですがね。

「せっかくヘッドフォンを新調してより高音質な音楽を追求できる環境が整いつつあるのに、お前はそこで立ち止まったままなのか?」と今回改めて思ったってのもありまして、いっそのこと音楽ファイルそのものから作り直すのもイイんじゃないかと、そんな風に考えていたんすよ。

で、どうせ違う形式の音楽ファイルにするなら、圧縮されても再生時には元の情報を完全に復元できるっていうFLACっていう形式にて再取り込みしようと思ってたんすけどねぇ......。

その企みそのものが無駄であると、そういうことになりますよね。

どうやら、先ほどのリンク先の話を総合的に勘案しますと、いまさら全ての曲をFLAC形式の音楽ファイルとして取り直しても本来の意味でのハイレゾ音源にはならないって、そういう話みたいです。

ま、それにも増して、自前のCD資産から新たな形式の音楽ファイルを作り直すっつうその作業時間を捻出する方が非現実的だったりもしますしね。睡眠時間はこれ以上削れないし。

だったら、大枚叩いてハイレゾ音源を買い直すってことも考えられなくはないですが、そんな金がどこにあるんだっちゅう話ですから。それにボクの所有するマイナーなアーティストのハイレゾ音源ファイルが売っているとも考えづらいしなぁ......。

こうなってくると、現状追認型、つまり今ある音源資産(ATRAC3形式の音楽ファイル)をそのまま活かすっつう手しかないんす、かね?


な〜んだ、無謀に何も考えずに実行する前に調べて気がついて良かったわ。

CDの取り込み直しなんて無駄な作業はやめやめ。

ってことで、音源となる音楽ファイルは現有のATRAC3形式の約10,000曲をそのまま活かす方向で、別の方法にて更なる高音質化を目指さにゃならんちゅうことになります。

ですが、そんなことがホントに可能なんでしょうか?

ということで、次回は別の方向から考察してみることに致しましょう。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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