これまでのおさらいをザーッとしておきますと、
- ヘッドフォンはイイやつにした。
- 音源は普通のCDからのリッピングしか考えていない。
- 音楽再生機器(Walkman)を買い換えるのももったいない。
- けれど、もっとイイ音で音楽聴きたい。
ってことになるでしょうか。贅沢極まりない大バカ者の戯れ言ですな。
そこで到達した境地っつうのが前回のお話になります。
真☆煩悩の赴くままに: 1072:【Walkman】飽くなきイイ音の探求〜まだ残された手はあるはず......今度はポタアンだっ!〜の巻
ホントに好きだよね、こういうお金のかからない実験。
が、果たしてこちらの想像通りの未来が待ち受けているのかと疑心暗鬼になっているいう揺れる乙女心を語ったところで前回は終わってましたね。
ってことはですよ、例によって例の流れになると、まぁ、必然的にそういう話になりますわね(笑)。
家電量販店の店頭で思う存分試聴しちゃおうっ!(パート2)
ということでやってまいりましたのは、前回の地元の家電量販店じゃなくて、有楽町駅前にある同じ家電量販店の別店舗になります。
えっ、何故かって?
そんなん、大宮の店舗にはポタアンを試聴する環境が整備されてないからに決まってるじゃないすか!
そう、残念なことに、大宮の家電量販店にはポタアンの実機は置いてあるものの、肝心な音楽再生機器が接続されてないので、大きさと重さくらいしか確認できなかったんですね。いやぁ〜無駄足とはまさにこのこと。
ということで、会社最寄りにあるもっと売り場環境が整っている都会のお店にて、思いっきりポタアンの実力を試してみようじゃないかってことになりまして、今回は晩飯も食べずにいそいそと店頭に出向いたっつうワケです、はい。
それでは早速、おめあてのポタアンを試聴してみましょう。
まずはこちらから。
こちらの有楽町駅前にある店舗は、1Fフロアーにかなり広めのヘッドフォンコーナーがあります。その隣にはSONYのWalkmanを中心としたポータブル音楽再生機器売り場もありまして、きっとどこかにこのポータブルヘッドフォンアンプも置いてあるだろうと当たりをつけましたところ、なんと立派な試聴コーナーが4人分の広さで設けられているという充実ぶりでした。なかなかやるな。
しかも、おあつらえ向きに、Walkman NM-A20シリーズ+PHA-1A+
MDR-1Aというセットでそのまま試聴が可能と、そんな豪勢なラインナップでお送りされちゃってるんですよ、これが。
でもね、せっかくのご厚意に水を差すようで申し訳ないんですけど、ボクが普段使っているのはMDR-1Aのようなオーバーヘッド型のヘッドフォンじゃなくてカナル型ヘッドフォンになりますので、ここは持参したXBA-A3を使わせていただこうかと思います。どうかご容赦下さい。
それでは、早速目の前にある店頭デモ機で試てみたいと思います。
なお、残念ながら、大宮の店舗にあるデモ機とはサンプル曲のラインナップが異なるようでして、ボクの持っている曲が入ってませんでした。
なので、今回の試聴はなぜかこの曲で試聴することになっております。
なぜこの選曲なのかって?
うーん、なんとなくです。気分です。特に意味も意図もありません。そんな深い考えなどありませんし、Amazonプライムビデオでテレビシリーズがタダで見られるようになったからとか、そんな思いつき程度の浅はかな選曲です。特に大ファンとかでもありません。
それでは、PHA-1AのヘッドフォンプラグにXBA-A3をぶっ刺して再生してみましょう。もちろんサンプル曲は例によって例のごとくハイレゾですよ。
ざーんこーくなてんしのようにー しょーおーねーんよしんわーになーれー
ちゃーちゃーちゃーらっちゃちゃちゃちゃらちゃらっちゃー
ちゃーちゃーちゃーちゃっちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃっちゃ!
あおいーかぜーがーいまーむねーのどあーをたたーいーてもー......
ふー、なるほどね、なるほどなるほど。
確かに、アンプを通したことで音圧は確実に増しているように感じますね。特にボリュームを大きくするとその恩恵に授かれることを実感できます。
あと、音の鳴る位置もそれぞれの音がハッキリと異なる位置から発せられているように感じ取れます。
なんて言うんでしょう、音の粒がひとつひとつちゃんと独立してて、違う音色だってハッキリしていると言うんでしょうか、これが音の解像度が高いってことなんすかね。
他の曲もザッピングしてみましたけど、音の鳴る位置(左右前後上下)が明確なんすね。臨場感があるっていうのかな?
でもね、すんげー感動的にイイ音かっつうと、決してそんなこたぁないような気がするんですよねぇ〜。
なんなんだろう、やっぱり加齢と共に耳が腐りかけているんかしら?
それでは次に、もっとイイ音になるはずのコイツを試してみましょう。
お値段的にはPHA-1Aの3倍以上はする高級ポータブルヘッドフォンアンプです。特徴的なのは、このケーブルを使うと左右別々に音を振り分けられるってところてしょうかね。
ちなみに、このケーブルだけで1万円近くしますから、迂闊に手を出しちゃいけないシロモノです。
残念ながらこのケーブルは所有しておりませんので、普通のステレオミニプラグ接続で聴いてみることにします。
......ふんふん、なるほど。
先ほどのPHA-1Aよりも更に音圧が増している感じはします。より音の粒が鮮明になった印象もありますが、やっぱり驚くような新鮮さは感じられませんねぇ。うーん、なんでだろう?
比較対象がイイ音過ぎるのかも知れません。せっかく大きな店舗に来ているので、こうなったらトコトンいろんな機器で試聴しちゃいましよう。
以前にも試聴しておりますNW-ZX100とか、
プレーンな状態のNW-A20シリーズとかでも試してみたんですが、
みーんなイイ音であることは間違いないものの、大金払ってまで手に入れたいほどビックリするようなイイ音かっつうと、決してそんなことはないような気がするんですよねぇ......。
うーん、今ひとつ決め手に欠けるんだよなぁ。
ということで、今回の試聴体験も残念ながら不調に終わってしまいました。
そもそも、ボクの求めているイイ音ってのが何なのか、それすら解らない袋小路に迷い込んでしまった感があります。
もう一度、初心に返って、ボクが求めるイイ音ってのは何なのか?それってホントに必要なものなのか?ってことを考え直してみたいと思います。
......自分で始めておいて何なんですけど、堂々巡りになってるような気が......。
結構、こういうのもスキなのよ♡
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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