幸いにも、ウダウダ悩んでいるうちに「そろそろ夏のボーナスが出るんじゃねぇか?」ってなイイ季節になって参りました。ホントにサラリーマンで良かったわ。
っつうことは、もう少ししたらちょっとした小金を手にするワケでして、だから現段階でそれを何に使おうかと邪なアイロニーよろしく無駄遣いの算段をつけてもイイんです、例え僅かな小金だとしても。
要するに、これまでのほぼ妄想だけで終わりそうな数々のバーチャル買い物話を現実的な話に昇華させることもヤル気にさえなれば可能だってことです。ヤル気になればですけどね。あと、出せる金の限界はあるにせよ。
ということで、今回はこのシリーズの最終章として、華麗なる結論をもって締め括りたいと思います。
思わせぶりなタイトルになっておりますが、この段階ではまだまだ見切り発車の状態。本当に結論を下せるのか自分でもまだ判ってなかったりして......。
そもそもイイ音である必要があるのか?
ちょっとばかしヘッドフォンに入れ込んで、知ったかぶりよろしくウンチク垂れ流し状態でひとり悦に入ってましたけど、どれだけイイ音になったとしても満足なんてしないんじゃないか?という不安が常につきまとってるのは確かなんです。こういう贅沢な悩みってのは際限ないですからね。
それに、そもそもボクは「No music, No life」で生きてますけど、音楽に好みはあるものの音質の良い悪いが重要なファクターではないような気もするんですよねぇ......。
真☆煩悩の赴くままに: 1073:【Walkman】飽くなきイイ音の探求〜ポアタンの実力とやらを篤とお聴かせ願おうっ!〜の巻
じゃあ前回のコレは何だったんだよ!
「......おいおい、原点回帰するにしても、ほどがあるんじゃねぇか?」って思うでしょ。うん、ボクもそう思います。
でもね、よく考えてみて下さい。ことの発端はただ単に「使っていたヘッドフォンが断線した」ってところから始まってるだけなんすよ。
真☆煩悩の赴くままに: 867:【Walkman】ピンチ!ヘッドフォンが断線したので新しいヘッドフォンを物色しようっ!の巻
やってることは1年半前と一緒。全然成長してないのね。
このエントリーを書いた段階では購入するつもりもなかったはずのアフェリエイトのリンクが貼ってあるカナル型ヘッドフォン3種類(MDR-XB70、MDR-XB90EX、MDR-650EX)を余すところなく全て買うハメになろうとは......この時はボクですら思ってもいませんでしたからねぇ。だから世の中って不思議ですわ。←お前が不思議ちゃんなんだわ。
「迷っている今だからこそ、初心に返ってみよう」という意味で、この発端となったエントリーを改めてジックリと読み直してみました。
すると、何ということでしょうー!
この1年半以上も前の古いエントリーの中に非常に重要なことが書いてありました。目からウロコが落ちるどころの話じゃありません。ボクも読んでてビックリして、思わずむせて鼻水出しちゃいました。
それがこの部分。
たかが通勤時に音楽を聴くだけですから、原音の再現性などにも全くと言ってイイほどこだわっちゃおりません。街の喧騒は止めようがありませんし、走行中の電車内の雑音も入り混じる中での音楽視聴ですから、高音の伸びとか繊細な音とか、そこまで忠実にCD音源を再現しなくても大丈夫ですから。
......おいおいおいおーい、今までの話はいったい何だったんだよ!
いやぁ〜驚きましたね。なんて純真で無垢な心を持った言葉たちなんでしょう。まるで妖精の囁きを見ているかのようです。
でも、よ〜く考えてみたら、そうなんですよ。
確かに昔の素直で正直者だった頃の自分を思い返してみると、ただ単にヘッドフォンが断線したから買い換える必要があるんだけど、どうせ音楽を聴くのはついでだから、そんなに金を掛けるつもりはないってことだったんすよね。これぞまさに真理。
いやいや、初心って大切だなぁ〜。それなのに何個も何個もヘッドフォンを買い増しして、ホント失敗したなぁ......。
実際に今も、ボクは通勤電車の中でWalkmanで音楽を聴いておりますが、ひとつの音も聴き漏らすことのないよう全身全霊を傾けて音楽に集中しているワケじゃあございません。残念っ!やってることといえば、相も変わらず、ただ単につり革に掴まりながらiPhone片手にこのブログエントリーを書きつつ、そのBGMをランダム選曲にてただ流しているだけという......。
そう、どちらかと言うとブログ執筆に専念するには車中の喧騒をシャットアウトすることが必要で、そのためにWalkmanで自分好みの楽曲を垂れ流しているのであって、音楽そのものを楽しむ行為はサイドメニューのひとつでこそあれ、決してメインディッシュではないのです。
だいたい約10,000曲をランダム再生してるってことは、自分好みの曲をワザとかけてテンション上げていこうとか、その日の気分に合わせて選曲する気すらないんですから、ちゃんと音楽に向き合う姿勢すらなっていないっつうことに他なりません。
ということで、そろそろ結論をば
はい、ということで、これまでWalkmanを使って主に屋外での音楽視聴環境向上に関する考察を中心にお送りして参りました。
ヘッドフォンを分不相応なかなり高価なものに変えたが為に、
その後、際限のない欲望=もっとイイ音への探究心を掻き立ててしまうハメにもなりました。
なんですが、様々な検証実験を経て得た結論としては、これ以上の投資に見合うだけのリターンを得る可能性が低いことが判りました。つまり、ヘッドフォンだけである程度のイイ音を獲得してしまうと、音源ファイルや音楽再生機やポタアンなどの周辺環境を見直しても大きな変化はないということが解明されたと言っても過言ではないっつうことですかね。
ま、それもあくまでボクの場合はですけど。
真☆煩悩の赴くままに: 1071:【Walkman】飽くなきイイ音の探求〜百聞は一聴一見に如かず!ホンモノのハイレゾを体験してみよう!〜の巻
こちらが音楽ファイルと音楽再生機器の検証レポートになります。
真☆煩悩の赴くままに: 1073:【Walkman】飽くなきイイ音の探求〜ポアタンの実力とやらを篤とお聴かせ願おうっ!〜の巻
こちらが分不相応にもポタアンに手を出そうと画策した検証レポートです。
つまりどういうことかと言いますと、たかが通勤途中についでに聴く音楽や別の事をしながら垂れ流す「ながらBGM」に対しては、音質の向上とか贅沢なモノを求めたってしゃあないっつうこってす、はい。
ということで、本論の結論としては、もうこれ以上やることがないと、そう行くことにならざるを得ません。
よって、これをもちまして、この「飽くなきイイ音の探求」シリーズは大団円を迎えることとなりました。
ご清聴、ありがとうございました。
......実は最初から「この結論ありき」でここ最近の話を意図的に進めてたって言ったら、怒る?
どういうことかっていうと、はじめっから通勤時の音質を向上させるつもりなんかサラサラなくて(だって必要性を感じないんだもの)、Walkmanを買い換えたりポタアンを追加したりするつもりはサラサラなかったってことなんすけど.......。
あ、いや、何でもないっす。
はい、すみませんでした。
(おわり)
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