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2013年1月8日火曜日

439:【ネタバレ注意】子供と映画『ONE PIECE FILM Z』を観てきたよっ!の巻

毎度どうも、42歳なのにONE PIECE大好きなひろさの(@Hirosano)です。あまり年齢は関係ないすかね?

老若男女問わず大の大人も夢中になる、いま日本で最も有名で売れている漫画と言えばONE PIECEしかないでしょう。そうでしょう、ええ。

もちろん単行本も68巻まで全部持ってます。最新の68巻は発売日に買ったものの、未だに読んでないんですがね。そろそろ69巻が出ちゃうんじゃないかな?

ついでに言うと、単行本をクチャクチャにされたくないので、子供には少年ジャンプと同じサイズの総集編を買い与えるというバカな行動もとっております。

えぇ、買いましたよLog1 〜Log20まで全てと番外編のSTRONG WORLDのフィルム・コミックも。

このまま行くと、電子書籍化されている単行本も買ってしまいそうな勢いなんですが、残念ながらiPad miniやKindle Fire HDにはまだ手を出していないので、スンデのところで思い留まっております。

そんなボクなんですが、ONE PIECEの原作漫画本編にはない、サイドストーリーもしくはスピンオフ的な映画には、実は当初はあまり興味がなかったんです。だって、原作を無視した設定が出てきたり、無理矢理なストーリー展開とかされちゃうと興醒めじゃないすか。

ですが、前作の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』での製作総指揮に引き続き、今作『ONE PIECE FILM Z』でも総合プロデューサーとして原作者の尾田栄一郎氏が参加されてると聞き、居ても立ってもいられなくなりましてね。

いや、ウチの子供がね、どぉ〜しても観たいって言うから、仕方ないんで行ってきましたよ、映画館。

ほら、冬休みだしね、寒いから屋内ならイイかなぁ〜なんて思ったりしたもんですから、ホントしょうがねぇなあ〜ってな感じでね......。


訪れた映画館は、MOVIX さいたま。JRさいたま新都心駅のすぐ近くにあるショッピング・モール「コクーンさいたま新都心」の中にあるシネマ・コンプレックスです。

ボクはここの会員になっていて、事前にインターネットから指定する上映時間の席の予約が出来るんです。今は冬休みだし、人気のある映画だし、平日とは言え冬休み真っ只中の1月4日(金)ですからね。前日の夜にPCで座席の予約をしておきました。

朝9:20から始まる最初の回の座席を予約したんですが、早朝割引で大人1,200円だったのでラッキーでした。ふつう大人は1,800円くらいするんでしょ?ちなみに小人(小学生)は1,000円でした。これは通常料金になんのかな。

さいたま新都心駅からMOVIXさいたまへと向かう道すがら、上映中の映画の看板が並んでましたので、目的の映画『ONE PIECE FILM Z』の看板を見つけて、まずは一枚。

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さすが冬休み。朝の9時頃だと言うのに、上映を待つお客さんもたくさんいらっしゃいました。

まずは自動発券機に行き、会員カードを挿入し、予約番号を画面入力して、映画のチケットをゲットします。映画の料金はクレジットカード決済です。

上映時間の15分前から入場案内されますので、映画のお供にこんなもんを購入します。

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ポップコーン(塩バター味)LサイズとコーラMサイズ×2個で950円。ここで映画を観る時の定番になってます。

そして、子供にせがまれて、仕方ないんでコイツも購入。

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パンフレットは800円でした。先に読んじゃうと映画を観る意味が薄れるので、しばし封印致します。

そして、昨年に引き続き、映画鑑賞特典として、これを貰いました。

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これがONE PIECE単行本1,000巻!

今の最新巻が68巻で、年に4冊(2月、5月、8月、11月)ずつのペースで発刊されてますから、ザッと計算すると......230年後に出るハズだった?!

いやぁ〜、ボクが生きている間に読む事は出来ないと思ってましたよ、1,000巻。良かった良かった。( ꒪⌓꒪)

ちなみに、この特典の1,000巻も映画を観る前に読んではいけないと書いてあるので封印しました。


で、肝心な内容なんですが、そりゃもう大満足でしたよ

今回の映画のポイントは、Z=ゼファーという新キャラクターにあると思うのですが、さすがに原作者が総合プロデュースしているだけあって、過去から存在していたかのような細かい設定が施されており、全く違和感のないキャラに仕上がってます。

元は海軍大将だったというゼファーですが、原作に出てくる海軍のキャラクター達とほぼまんべんなく絡みがある設定になってますし、海軍を辞めた理由ってのもなるほどなぁと思わせるものがあります。

ま、多少は「あれ?こんな凄い人が海軍にいたなら、もっと前から出てても良かったのに?」という大人ならではの疑問もあると言えばあるんですが、それを言うのは野暮ってなもんで、それはいったん置いとくことにしときましょう。

これから映画を観る人は、この元海軍大将ゼファーが、
  • なぜネオ海軍を結成したのか?
  • ネオ海軍を率いて何をしようとしているのか?
  • なぜ「Z(ゼット)」と名乗っているのか?
といった辺りを考えながら鑑賞していただくとよろしいかと思います。

全体的にいつものONE PIECEの雰囲気を崩さない大人も子供も楽しめる内容になってはいるんですが、子供にはちょっと難しい背景があったり、大人ならでは感じる「◯◯とは何ぞや?」って考えさせられたりもします。いやぁ〜、いつもながら、ONE PIECEは奥が深いです。

なので、大人が観たら確実に最後は泣けます。

ボクはZが戦う姿を描いた最期の場面と、幼少の頃の回想シーンを観て、思わず泣いてしまいました。(;´༎ຶД༎ຶ`)ウォォォ!

たぶん、おそらく、あなたも泣いてしまいますので、お子さんと一緒に行かれる方は気をつけて下さい。涙は館内が明るくなる前に拭いておけるよう、ハンカチを入れたポケットの位置は鑑賞前に確認しておく事をオススメします。


ここから先はネタバレ注意なんですが、書いてる自分が後で読み返してもよく解らないんじゃないか?ってなくらいいろいろと伏せてありますので、気になる方は読んじゃって下さい。


この作品、映画を観た後でも疑問が残る様々な伏線があるところが原作ファンを惹きつけるポイントになっております。

ゼファーが海軍を辞めてネオ海軍を結成するに至った経緯ってところに、映画を観た後でもちょっとした謎が残るようになってるんですけど、原作のファンならば少し考えれば判るようになってるところがまた憎い。原因は、原作の漫画にも登場している主要キャラクターの一人、もちろんアイツに決まってます。

あと、別の元海軍大将も二人ほど出てきますが、こちらは原作にも古くから登場してるキャラで、伏線がこれでもかっ!ってなくらい張られてます。

一人は今回のストーリーにもガッツリ絡んでくる既に海軍を辞めているどちらかというと冷たいイメージの元海軍大将。

これがね、ホントにカッコいいんですわ。もう惚れちゃいそうになるくらい「イイ男」なんですよ。元海軍元帥が後継者に推薦するだけあって、その行動ひとつひとつに好感が持てちゃうんです。

この映画のストーリーのキーマンの一人にもなってまして、あの件であんな風になっちゃったなんてショッキングな事実も明らかになりますし、この後何処へ行き何をするのか?が全く見えないところも憎い!

しかも歌も上手いっ!これはあんまり関係ないか。

いずれ原作の漫画の方でも再登場すると思いますが、それが今から楽しみな仕上がりになっております。

そしてもう一人が、今も海軍の中枢にいる、どちらかというと熱いイメージの元海軍大将の人。

もう一方のあの人があんなんなっちゃってるんですから、この人もそりゃすごい事になってんだろうな?って思うのが自然だと思いますが、なぜかスクリーン上にはちゃんと登場しないんですよねぇ......。

いや、声はシッカリしてるし、まだ海軍に残って影響力絶大なポジションにいるワケですから、元気バリバリなんでしょうけど、先ほどの冷たいイメージの元海軍大将と違って、ハッキリとスクリーンに映らないんですわ。

まだ見せられない理由があるってのは判るんですけど、絶対に何かあるぞ!って勝手にこちらが想像しちゃうように仕向けてるのは間違いないと思います。いやぁ上手いですよねぇ〜。

脚本を担当した鈴木おさむ氏も原作の大ファンだそうで、仕事とは言えまだ原作では明かされていないアレやコレやは知りたくなかったそうです。それだけ原作の大ファンが観ても納得の仕上がりなんですよ!!

......はい。

きっと、「何言ってんだ?コイツ?!」って思われてるんだろうなぁ......って思いながら書くのもだんだんツラくなってきましたので、この辺でこの話は終わりにしたいと思います。

あんまり書きすぎるとどっかから怒られちゃいそうな気がしますからね。

とにかくONE PIECEが好きな方であれば、映画館に行って観る価値は十二分にあります。

どうせいずれテレビでやるんでしょ?なんて思っているあなた!そんな事じゃ、学校のクラスの友達の話題についていけなくなっちゃいますよっ!

なんか東映史上最高額を売り上げちゃったみたいですし、評判は高まる一方みたいですから、まだ観てない方は、お早めに劇場まで足をお運び下さいっ!!

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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