本日4月22日は何の日かご存知ですか?
「良(4)い夫婦(22)の日」という話もありますが、ボクが思い出すのは、アースデイ(Earth Day)ですかねぇ〜。
アースデイ - Wikipedia
詳細はこちらでご確認下さい。
25年前と言えば、ボクはまだ大学生でして、コンビニもどきの酒屋(居酒屋さんではなく酒類販売の方)でバイトしてました。
東京のベッドタウン的な埼玉の地元にあったコンビニだったので、来るお客さんってのがまぁまぁ固定されてまして。近くの建設工事業の寮にいるおっちゃんが銭湯帰りにビールを買って行ったり、近所のおばちゃんが旦那さんの晩酌の酒を買いに来たり。のどかなもんでしたわ。
そこにある日、日本語も覚束ない外国人の方がいらっしゃってですね。名前は確か......デレックさんだったかと思いますが、日本人相手の英会話学校の講師を務めるために最近来日されたとかで、ボクがバイトするコンビニのご近所に遥か遠いロサンゼルスから引っ越して来られたとか。
歳も近かったせいか、割りとすぐに意気投合してお友達になりまして、バイト終わりに居酒屋に飲みに行ったりしてたんです。
ボクが彼に日本語を教えてあげたり、彼からボクが英語を教わったり。でも彼が日本語を覚えるスピードの方がはるかに早かったので、結局ボクの英語の勉強には全然ならなかったんですがね。
そんな彼から今度遊びに行こうと提案がありまして。何か地球の自然について考えるイベントがあるとかないとかで、都内のとある場所でお祭りみたいなことをやってるから、一緒に行かないかと。
暇を持て余している大学生だったので、ふたつ返事でOKしまして、一緒に出掛けてみたんです。
そこで催されていたのが、アースデイのイベントだったんです。
アメリカ人の彼、デレックさんはAC/DCが大好きで普通の若者だとばかり思っていたんですが、地元のロサンゼルスではグリーンピースの活動にも参加してたらしいってことをこの時初めて知りましてね。とは言っても、クジラを食べる日本人は野蛮だとか、そんな事は一切言わないイイやつだったんすよ。
イベント自体は日本の環境保護団体が主催するもので、自然破壊の現状だとかの新聞記事やパネルなどを展示して、いかに自然を大切にしなきゃいけないかってなことをアピールしている感じのものでした。
当時のボクは、大学の軽音楽部に所属していたロック野郎でして、肩よりも下まで伸びた長髪、無造作な無精髭を生やしていて、
レイバンのサングラスかけてました。確か服装は白いTシャツに革ジャンを羽織って、細めのジーパン(もちろんLevi'sのUS505)を履いて、安全靴みたいなブーツを履いてましたかね。どこからどう見ても怪しげな感じ。
デレックさんと肩を並べて展示されたパネルなどを見ていると、そのイベントのスタッフさんらしきおばさんに声を掛けられましてね。特に環境保護に興味があったワケじゃなくて、サングラスしてたから字が読みづらかっただけだと思うんですけど、真剣に見ているように見えたんでしょうか。
チラシを片手に抱えたおばさんが近づいて参りまして、ひとこと声を掛けて来たんです。
「Where did you come from?」
ホウェア ディジュー カム フロム......ですと???
もちろんボクの返答は、
「さ、埼玉ですけど......何か?」
でしたよ。他に何と返せばイイのやら、わかりませんでしたし。
そのおばさん曰く、偉く熱心に見てくれている東南アジア系の若者が欧米人と一緒に来ているとスタッフさんの間で話題になっているとかなんだとかで、声を掛けに来たイベントの中心人物だったそうでして。
少々日雇いの肉体労働的なバイトで日焼けし過ぎたのでしょうか、とても日本人には見えない風貌だったそうですよ、はい。
っていうのが、アースデイの思い出でした。
全然地球の自然の話じゃないじゃんっ!!
こんなんじゃ申し訳ないので、せめてアースデイってのは何なのか?ってことくらいは明らかにしておくように、とりあえずリンクを貼りまくっておきますね。
本日はアースデイ。Googleやアップルストアが特設コンテンツを公開 : ギズモード・ジャパン
きょうは「アースデー」 宇宙から見る美しい地球 - ITmedia ニュース
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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