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2013年3月18日月曜日

489:Googleリーダーサービス終了における様々な反応と、それらを読んでまとまったボクの考えとは?の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

「Googleリーダーが2013年7月1日でサービスを終了する」

この週末の時間を使って、Googleリーダー終了に纏わる皆さんの反応を、ひとり傍観者を決め込んでザザザーッと眺めておりました。

Twitterでフォローしている方々や、ボク自身が好んでRSSフィードを購読しているニュースやブログなどがその情報源になるんですがね、その反応はそりゃもう千差万別。

十人十色というか千人千色と言った方がイイくらい微妙に異なる見解を皆さんお持ちのようで。

なんか偉そうに言ってますけど、ボクも発表直後にパニクってこんなもんを書いたひとりではあるんですけどね。

真☆煩悩の赴くままに: 488:全世界に激震がっ?!予期してなかったGoogleリーダーの突然のサービス終了宣告......対策をまとめなきゃ!の巻
中でも一番慌てていたのはボクかも知れません。だってホントに困るんですもの。

この衝撃的なニュースが報じられて以降、いろんな方々が様々な反応をみせている様子を伺うのがとても楽しく、それをまとめつつ、その時に感じたこと・まとまった自分の考えなどを、今回はつらつらと書いてみたいと思います。


反応はひとそれぞれ


当然ながら、今回のニュースに対する反応は様々でした。

  1. 無反応な人々

  2. リアルな世界でボクの周囲にいる人たちの多くは、今回のニュースに対する反応は全くもって皆無。
    というよりもこのニュースすら知らない=「Googleリーダーを使っていない」というのが本来の姿になるのでしょうね、たぶん。
    そういう意味では、世間一般でのRSSフィードやRSSリーダーの存在価値ってそんなものなのかも知れません。利用者減少云々以前の問題として。
    一般的な見解としては恐らく、このニュースを衝撃とすら思わない、元から感心を持たない方が一番多い層なのではないかと考えられます。

  3. 特に困らないという人々

  4. かつてはGoogleリーダーを利用していたが、今は使っていないので「別になくなっても困らない」という方々もいらっしゃいました。
    中でも、RSSだと一旦登録すると解除しづらいだとか、未読が増える一方でストレスが溜まるだとか、そもそもRSSリーダーもしくはRSS自体に対する嫌悪感や利用に対する倦怠感を抱いているようにも見受けられました。
    そりゃ今回のニュースは関係ないわな、って感じです。

  5. 終了を歓迎する人々

  6. RSSという仕組み自体が終焉を迎え(というのはオーバーなんですが)た後にやってくるであろう「更なる技術革新が訪れることを確信もしくは望む」方々もいらっしゃいました。
    まだ観ぬ新たな情報収集方法にボクも興味をそそられなくもなかったですが、果たしてそんなもんが2013年7月1日までに現れるんでしょうか?
    この期待は少し横に追いやっておいて、気を長〜くして興味深く今後の動きを待ちたいと思います。

  7. 早くも代替策に岐路を見い出した人々

  8. Googleリーダー終了の報が出た後、「様々な代替策の提案を行う企業・ブロガー」が現れました。しかもこぞってその方法なり考えなりをわざわざ情報としてまとめ上げて提供いただいて。
    こちらとしてはホントにありがたい、そう思いました。
    代替策は大きく分けると2つくらいに分類できるでしょうか。
    一つは「代わりのRSSフィードリーダーに引っ越す」という方法。PCのブラウザのみで閲覧される方も多く、ただ単に利用するサービスを変更することで事足りるのですから、話は簡単ですよね。爆速で対応しているところもあるみたいですし。
    もう一つは「コレを機にRSSとの付き合い方を考えなおす」という方。
    自分の観たい情報を自主的に選定して、その最新更新情報を得る手段としてRSSを利用してきたものの、それではいつまでも己の殻を打ち破れないということでしょうか。最近活況を呈してきているキュレーションサービスに活路を見出そうとしている方が多かったような気がします。

  9. ジッと様子を伺う人々

  10. Googleリーダー終了までまだ猶予期間が3ヶ月半もあります。終了宣告からたったの1日で様々な道が示されたことを考えると、今後更に新たな動きがあることは明白。
    ここは耐え忍んで、自分の要望に合う新しいサービスやアプリの登場を待つ、というのが一番賢い選択なのかもしれませんね。
    賢いのか優柔不断なのかは判りませんが、ボクもどちらかというとこのクチになりますか。

と、ホントにここでまとめるのも大変なくらいGoogleリーダー終了バブルとでも言えそうな一大ムーブメント的な動きがここ数日間を通じて活況を呈しているという感じでしたね。

色々と考えさせられることが多かった週末でした。


この騒動の最中に感じたこと


これらの色んな提案や情報提供の類を読み漁ってまず感じたのは、そのほとんどがどれもこれもボク個人にとっては帯に短し襷に長しなんだよなぁ……ってことなんです。そんなこと言ったら、上から目線過ぎますかね。すみませんね。

でも、今回気づいた重要なポイントなんで、書き続けますね。

結局、他人の提案を受け入れるも受け入れないも、最終的な決断はボク自身がしなければならないってのは、当たり前過ぎてわざわざ書くことでもないんですが、ようはこれまでもこれからもそういうことだったんだと気づかされた、ということなんです。

今回のGoogleリーダー終了宣告後の世界において数多の代替案(もうRSSには頼らないという案も含む)のどれもこれもがボク個人にしっくりこなかったのは、所詮それぞれのニーズが細部では微妙に異なるからに決まってますよね。

ニュースや報道などで既に決まってしまった(決められてしまった)事を知る際には、これ程の絶望感を味わうことはないのですが、ブログやらTweetやらで個々人がのべつまくなしにあれやこれやと勝手な持論を展開する中では、「ボクはこれ程までに世間様とズレた感覚を持っていたのか?」と自信を失いそうになりました。

でも、それと同時に己を見失ってしまったり、その場の雰囲気に流されてしまう事の方が怖いことなんだなぁと、そんな危機感を覚えてしまったワケでして。

書籍にしろ音楽にしろ、やはり最後は作者やジャンルなどは自分の好みで選びたいじゃないですか。

他人の推奨するものを片っ端から聴きまくったり読み漁ったりする永遠とも言える時間がこの手にありさえすれば別の結論にも到達するんでしょうけど、限られた時間の中で、まずはボク自身が選択したニュースサイトやブログの中からボクが必要と思ったキラキラ光る原石を拾い出したいんですよ、困ったことに。

フローとかストックとかは二の次で、誰かが親切にRTしてくれたりキュレーションしてくれた情報のみで終わってしまうと、却ってボクの目指したところへと辿るには遠回りの道になってしまうんじゃないかと思ってしまったんです。

そこまで他人任せにすると、却って無駄に時間を浪費してしまうんじゃないかと、そう思っているのがボクなんです。

うまい例えがなかなか見つからないなぁ......と思い悩んでいる時に出会ったのが、この方のブログのこのエントリーでした。

RSSは自分用の新聞で、キュレーションサービスは折込チラシみたいな感覚。 | あなたのスイッチを押すブログ
そうそうそうそう!言いたかったのはそういうことなんだよねぇ!

思わず「うまい例えだなぁ!」とTweetせずにはいられなかった。ボクが言いたい事を見事な表現力で書かれています。特に引用もしませんが、ようはそういうことなんです。

やはり、ボクはRSSに拘りたいんですな、理由は全く同じで。

ボクが欲する情報を収集する手段は他人任せにはしたくないんです。おこがましいと言われようが、効率性を阻害しそうに思ってしまうんだよなぁ。

キュレーションサービスと言われるGunosyCrowsnestなども利用していますし、これまでと同様に今後も使い続けるんでしょうが、所詮はボクが先にチェックしているRSSフィードと9割方被りまくってるので、トレンドを知る手段としての活用方法とならざるを得ないと思います。あくまでも補助としての。

ですが、とあるブロガーさんたちが手でまとめて下さったキュレーションってヤツは、これらキュレーションサービスとは比べものにならない程の価値があるんですよ。これは実際に自分の手で購読する=選択すると解るんです。

情報が正確だとかそういう話ではなくて、そのまとめて下さったブロガーさんの個性がこれでもかっ!と滲み溢れていて人間臭いんです。

それがイイんです。

そこが好きなんです♡

皆が同じ情報に触れ、同じ情報を共有する事の方がよっぽど楽なんでしょう、たぶん。

でもそんな画一的なやり方じゃあ、もっと新しい何かに触れる機会ってのが半減するんじゃないでしょうかね?


んで、結局どうするのか?


前回も最後で触れたように、悪足掻きだけはしてみました。

Change.org
12万件以上の署名が集まってるみたいですね。(2013年3月18日19時現在)

署名しておいてなんなんですが、発起人の方には申し訳ないけれど、この活動でGoogleが翻意するとは思えないので、ホントにボクにとっては単なる悪足掻き以外のものではありません。

ですが、これくらいしかまだ手がついてないってのが正直なところです。

48時間で50万人のユーザーを集めたっていうFeedlyも覗いてみました(この時点で50万人のうちの1人なんでしょうけど)。

なんかシックリこないんですよねぇ。これしかないならコレを使わざるを得ないんでしょうけど、まだ何か方法はあるんじゃないかと、そう躊躇してしまう違和感があるんですわ。上手く説明できないんですけど、感覚的なものなんで。

2日で50万超のGoogle Reader難民が Feedly に流入。新機能を毎週追加へ - Engadget Japanese
本日の情報ではボクの違和感を解消する方法が掲載されているようでしたので、これも後で試してみようと思います。

現時点では決定的ではないものの、動きとしてはかなり期待は持てそうです。最有力候補であることは間違いなし。

その他にも、Sylfeedの開発者の方が何らかの対応策を考えている情報というのもありました。

Google Raeder終了に焦る必要はないよ皆様。 | iPhoneアプリ | MagLog
このSylfeedっていうアプリについていけば間違いないって、なんて頼もしいことを言って下さるんだ。

実際に、本日のアップデート通知でもこんなことが書いてありましたので、勇気百倍ですな。

IMG_0663.png


で、考えはまとまっても本件に関する結論めいたものはまだ出ていないというのが正直なところではあるんですが、前回も書きましたとおりまだ3ヶ月以上あるんですから、それほど焦らずに自分の感覚にあった代替策ってのを模索し続けようと思います。

決まっているのは、あまり他人の意見に左右される事なく、可能な限り己のやりたいようにやってみようってことですかね?

本件に限らず、見る人が見たらボクがブログとして世間様に晒しているのは「なんて自分勝手な極論なんだ!」とも言える話でもあるので、決して鵜呑みにしちゃいけませんぜ。

ボクは特に推奨もしませんし、同じような感覚を持った方々にだけひっそりと同意いただければそれでいいんで。

言える事はただ一つ。

いろんな情報を得た中で取捨選択するのはあなた自身ですし、その選択に責任を持たなきゃならんのもあなた自身だということ。

こいつを肝に命じなきゃなりません。

そこんところは、自己責任ってやつでお願いします。

それでは最後に、今回の騒動でボクが共感した方々のブログをご紹介しつつ、お別れしたいと思います。

RSSリーダーが時代遅れとか言ってるけど、自分が使いきれてない事を時代のせいにするなよ - あざなえるなわのごとし
うんうん!と頷きながら読んだのがこちら。

Googleリーダーが廃止されても僕がこれからもRSSを使う理由。 | Halfway
この方の例えも上手いっ!どうしてボクにはこういう例え方ができなかったんだろうか。

Googleリーダー終了について思うことをつらつら書いてみた | delaymania
慣れってのもあるんでしょうけど、ボクも結局Googleリーダーが好きなんでしょうね。

ほぼ全面的に共感を覚えたのはせいぜいこのくらいかな?お世辞でもおべっかでもなくて。

皆さんもいろいろ試して、自分自身でもがきまくってみてください。それが醍醐味だったりしますんで。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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