毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。
今回はなかり衝撃的なお話をしなければなりません。スクープって書きましたけど、ただのスクープなんてもんじゃありません。
これは我々に対する裏切り...いや、挑戦と受け取るべきものなのかも知れませんが、とにかく予想だにしない事実が今ここに露呈しましたので、ここに謹んでご報告させていただきたいと思います。
『UP2補完計画』とは?
西暦2000年に起きた大災害セカンドインパクトから15年後の西暦2015年、僅か2週間足らずの戦闘にて大破したUP2初號機に代わり、新たに弍號機がロールアウトしたのが2015年7月1日のことでした。
この時、夏場の酷暑の時期を迎え、更に戦闘は激しさを増すであろう事を予想していた国連直属の非公開組織である特務機関ネ◯フは、その総司令であるひろ☆さのを中心として秘密裏に『UP2補完計画』なるものを立案、それをすぐさま実行に移していたことがこの度判明しました。
ちなみに、これは一切関係ないアフェリエイトのリンクですので、決して踏まないようお気をつけ下さい。
この『UP2補完計画』は、一体どのようなものだったのでしょう?
それはまさに読んで字の如く、UP2の性能や品質を懐疑的に見ていた機関上層部が、UP2に代わる別のアクティビティー・トラッカーの採用を模索し始めたことを意味しています。
初號機が原因不明のまま戦闘から離脱したこともその一因であったことが容易に想像できますし、それにより即時戦線へと投入されたUP2弍號機はロールアウトしたばかりでした。初號機の突然の離脱もあり、弍號機の信頼性が疑問視されていたことは理解できなくもありません。
が、その弍號機が活動する最中に秘密裏に別の計画が実行されていようとは、我々一般市民は知る由もありません。地球の未来を託すべくして投入された弍號機の性能を確かめもせずして、限りある資金を湯水の如く使い、次の一手を短絡的に打つことが果たして許されるのでしょうか?
確かに、結果的にはこの7月初旬に投入されたUP2弍號機も1ヶ月を待たずしてその動作が不安定となり、さらにその1ヶ月後には起動すらしなくなりましたので、結果的にはこの時の機関上層部の判断は正しかったことになります。ですが......。
我々取材班はこの『UP2補完計画』なるものの事実を確かめるべく、特務機関内部に潜入している、とある協力者にコンタクトを取り、その内部告発を支援すると共に、貴重な証拠写真を入手することに成功しました。
それがこちらです。
これは、ごく最近、とあるコーヒーショップ(ドトール)にて談笑する総司令の右腕を至近距離から撮影した写真になります。
手首には8月末に突如動作を停止したUP2弍號機に代わり、ロールアウトした直後の9月初旬に1週間ぶりに戦線へ投入されたUP2参號機があることが判ります。その
UP2参號機の手前に、もっと太い別の何かが巻かれていることが確認できますでしょうか。
果たしてこれは何なのか?
この写真を元に画像解析を進めた我々取材班は、その正体を突き止めることに成功しました。
それがこちらです。
最近、よくTVのCMでやってますよねぇ〜。
そうです。コイツは明らかにJawboneのUPシリーズに対抗する製品、FitbitのCharge HRじゃないですかっ!
こっちにも手を出してやがったのかぁっ!こんなことが許されますか?
これは我々一般市民を冒涜する不貞行為そのものと言っても過言ではありません。
UP2が故障するたびに初號機→弍號機→参號機と次々に乗り換えている素振りを見せながら、一方でこのCharge HRとの蜜月時代を素知らぬふりして過ごしているなどということが、果たして許されるのでしょうか?
まるでジオニック社とツィマット社を天秤に掛けてモビルスーツの開発競争を誘発したザビ家率いるジオン公国のやり方そのものじゃないですかっ!←そうか?
確かに、JawboneのUP2は、出撃するたびに壊れるを散々繰り返して来ました。しかも故障の原因は1つに留まらず全て詳細は不明で、初期不良と呼ばれる製品自身のハード的な不具合が頻発しております。もはやその品質は地に堕ちたと言っても誰も文句は言えないでしょう。
だからと言って、次から次へとホイホイ乗り換えればイイというワケでもないはずです。それなのに浮気心満載の尻軽オヤジと来たら、いつの間にやら別のアクティビティー・トラッカーに手を出していやがって......。
何をどうすればそんな軽薄な行為を然もありなんとシレ〜っと完遂することが出来るんでしょうか......。
えっ?!ホントですか?
......えぇっと、つい先ほどのことですが、本部にて一部のマスコミに向けた総司令の釈明会見が行われた模様です。
そこでの総司令自らのコメントを入手しましたのでご紹介させていただきます。
釈明会見
「毎日の活動量を測る」、そのために我々はそれまで使用されてきたNIKE+Fuelband SEに代わる、新たな次期主力機に関する調査研究。さを長い期間を進めて参りました。
NIKE+Fuelband SEがアクティベートしなくなって一時的な非活動期間を送る中、度重なる試行錯誤を繰り返してようやく辿り着いたのがJawboneのUP2だったのです。
かつてのUPと同じく手首に装着するオシャレ万歩計ではありますが、進化したUP2にはちゃんと留め具が追加されており、洋服を脱いだ時に何処かへ行ってしまうということもありませんでした。また、バッテリーを充電する際にも専用USBケーブルと磁力によって接続でき、風呂に入っている短時間で満充電出来る機動性に優れた機体です。モードを手動にて切り替える必要はあったものの、睡眠時にその深さや浅さを計測・記録できる機能を有しており、我々はかつて行っていた24時間自己監視体制を容易に確立することが出来たのです。
我々の期待はかつてないほど大きく膨らみました。これでようやく、かつて夢見ていたことが実現できる。日中の活動量のみならず睡眠時の状態を計測することにより、運動だけでなく睡眠の過不足までもをビジュアル化したアプリで簡単に確認することができ、人類の輝かしい未来へと役立てる情報を逐一把握することが可能となり、またそれを蓄積できるのです。
だが、しかし......、我々の長年の夢は、UP2の製品初期不良という災難の元に脆く儚く崩れ去ることになります。しかも僅か2週間足らずで、です。
「初期の選択を誤った」と誰もが思うことでしょう。確かにこの時、チラリと脳裏によぎったのは「UPが7ヶ月で壊れたという過去の教訓を活かすことが出来なかった」という後悔そのものでした。
ですが、メーカーも販売した量販店も誠意ある対応をして下さいました。なのでもちろんながら怨みなど一切抱いてはおりません。全ては己の運のなさを嘆くばかりです。
そんなことを思っている時でした。私の元に一通のメールが送られてきたのです。それはとあるソフトウェア会社からの期間限定セールのお知らせでした。
そこにはFitbitのアクティビティー・トラッカー最上位機種であるCharge HRが格安で手に入ると書かれているではありませんか。
迷いました......。バッテリーに異常を来し動かなくなったUP2を量販店に持参して交換交渉を行おうとしていた、まさにそのタイミングだったのです。
「ひょっとしたら無償で交換なんて、虫が良すぎるんじゃないだろうか?」
「交換してもらえなかったら、手元には動かないただの腕輪が残るだけだ。」
「この先の活動量は一体誰が測るのだ?」
いろいろな想いが一斉によぎりました。
万が一のことを考えたら......と思った時には、私はメールに書かれているリンクを踏んでいたのです。
本来は21,000円以上するChargeHRが18,000円(税抜き)となっています。ChargeHRの性能もネットで検索して調べました。UP2と同等、いや、心拍計も加味されているので、それ以上の性能であることがすぐに判りました。UP2の上位機種であるUP3の心拍計は期待した性能がでないことが明白で評判は最悪でした。一方でこのChargeHRは量販店でも売れ筋No.1で、絶対的な信頼性まで兼ね備えた良品だったのです......。
あとは皆さんのご想像の通りです。
そうです。運良くUP2弍號機を手に入れたその数日後に、今度はChargeHRが自宅に届けられたのです。
私はUP2弍號機とChargeHRを同等に扱い、そして競い合わせました。どちらも持てる性能を遺憾なく発揮して、活動量や睡眠状態をちゃんとモニタリングしてくれました。
しかし、やはり悲劇は一度ならず二度までも私の身の上に降りかかってしまったのです。そう、UP2弍號機も初期不良という災難をもたらしてくれたのです。もうこの機体この機種を使用するのはやめようと、一旦はiPhoneからアプリそのものも削除しました。私はここで心が折れてしまったのです。諦めてしまったのです......。
ですが、子供たちのサッカーでの奮闘を綴るシリーズが終盤に差し掛かった8月も終わりを告げる頃でしたかね。ある日突然気づいてしまったのです。
「やべぇ、この後のネタがない......」
ってね。
今、私の腕にはUP2参號機とChargeHRが巻かれています。今後もこの2つの機体を同時に装着し続け、その使い勝手や性能の差などを国民の皆様にお届けすることをただ唯一の使命と考え、精進して参りたいと思う次第です。
これでこの会見は終了とさせていただきます。
ご静聴ありがとうございました。
......っていうか、これって何の茶番だ?
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
【追加】
ちなみに、本件は新世紀エヴァ◯ゲリオンとは一切関係ございませんので、そこんところどうかよろしくお願いします。
(ホントにおわり)
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