オシャレ万歩計業界はかねてからの健康ブームによる相乗効果も手伝ってか群雄割拠の様子を呈してきておりますです、はい。
前回でボクが曰うたような個人的かつ身勝手な偏向した論調はさておき、みなさんも自分の生活様式に合う好みの1台を選ぶことさえ憚られるほどの種類と数の多さから、「いったいどれを買ったらイイんだよぉ〜」と悩み、出口のない迷路を彷徨っていることとお慶び申し上げます。
そんな時はもちろん、他人の意見に左右されることなく己の直感だけを信じて「これだっ!」と言うものを当てずっぽうでご購入いただき、どうか人柱としてのご活躍を祈念してやまないのですが、かく言うボク自身も現在日々使用している3代目Jawbone UP2とFitbit ChargeHRがありながら、無謀にも次の一手を打たんと手ぐすねを引いておる次第。より良い環境を常に求めるその飽くなき貪欲な姿勢は是非仕事面で大いに活かして欲しいのに......と我ながら思ったりもするのですが、もはや自称「オシャレ万歩計ソムリエ」としての使命感を勝手に背負いつつある今日この頃でもありますので、資金面での大きな問題を抱えつつも、「次に買うならこの製品のシリーズだろうなぁ〜」と妄想を繰り広げる日々を厳かに送っております。
ということで、主にChargeHR購入時以降にボクの目についたオシャレ万歩計を中心に、注目する製品にスポットを当てつつ、またまた独自の理論(っていうか物欲)を展開してみたいと思います。
せめて【戯れ言】シリーズとしているのは、ボクに唯一残された良心の表れだと思っていただければと思います。要するにボクが勝手に欲しいと思っているだけで万人に広くオススメするものではないと、最初から日和った言い訳だけは書いておきますね。
目指すはちゃんとした時計表示機能を持つオシャレ万歩計
前回はタイトルだけでその結論を語っておりましたが、
真☆煩悩の赴くままに: 984:【戯れ言】オシャレ万歩計に中途半端な時計表示機能はいらないっ!の巻
結論はタイトルにある通りです。
つまり、常時時刻を表示するディスプレイを持ちつつも、バッテリーのモチもそれほど悪くないっていう製品があれば、多少は柔軟に腕時計とオシャレ万歩計の融合に未来の可能性を見出すことができるのではないかと、そんな妄想が頭を離れないんですね。
なんか「二兎を追う者は一兎をも得ず」みたいな結論が待っているような気がしないでもないのですが、日々テキトーにiPhone使って情報収集していると、そんな夢のような画期的な製品に出会ったりもするから、これまた世の中ってのは不思議なもんでして。
そもそも腕時計のように手首の辺りに装着して使うことの多いオシャレ万歩計なもんですから、腕時計としての使命=正しい時刻を常に表示するという基本的な機能をキチンと果たしてさえくれれば、ボクのように何個も手首にクルクル巻かなくても済むのは明白な事実。前回のボクの持論では、そんな製品はオシャレ万歩計業界には存在しないし、そもそもスマートウォッチなんて電池のモチが悪い時計なんか使う気にすらならん!ということだったんですが、最近見つけた製品はまさに盲点を突いた「目からウロコが落ちる」的な逸品でした。
例えば、こんな感じの製品になるんですがね。
一見するとただの腕時計に見えてしまいますが、これも列記としたオシャレ万歩計の一種。リンクのタイトルにも書いてありますが、歩数も計測できますし、睡眠時の様子もモニターできますし、さらにコイツは50m防水みたいです。書いてはないですが、バイブレーション機能も内蔵されており目覚まし時計としても使えます。見た目がただの腕時計ですから、もちろん知りたい時に一瞥するだけで現在時刻を知ることが可能。
ってことは、これ1台ありゃ望む機能がすべて手に入るってことじゃないすかっ?!
こんな理想的な逸品でも忘れちゃならないのがバッテリー性能の良し悪し。このほぼオシャレ万歩計の機能を1台で網羅する製品であったとしても、どこぞのそれほどスマートでもないウォッチみたいに満充電で18時間しかバッテリーがもたないヘタレだとしたら即刻お払い箱行きとなります。
ところが、コイツはそんな軟弱で軟派なヘタレ野郎なんかじゃございませんでした。そもそもコイツは充電して使うのではなく、見た目と一緒でボタン電池(CR2025リチウムボタン電池)で動くクォーツの腕時計みたいなヤツでした。そのボタン電池も約8ヶ月はもつとのことですし、付属する専用ツールで交換可能。
もちろんアプリと連携して日々の活動量や睡眠時の様子を計測し記録することができます。
これまで他のオシャレ万歩計で出来たことがほぼカバーされており(心拍数計だけなし)、電池のモチが良く、見ただけで現在時刻を確認できる。こりゃあまさにボクにとっては理想的な製品ですな。
しかも、お値段もこのWithings Active PopであればFitbit ChargeHRとほぼ同等でリーズナブル。なんだよ、こっちを買っておけばよかったってことか?
ところがぎっちょんちょん、どこに落とし穴があるかわからないのがこの業界。リンク先のAmazonのレビューなんぞを拝見しておりますと、以下のような不満点も。
- 作りが安っぽい。
- 時計が遅れる(1日に30分以上?)。
- ChargeHRよりも機能(アラームとか)が劣る。
- 電池交換はできるけど素人には無理(時計屋さんに頼んだ方がよい)。
- アプリが使いづらい。
んじゃあダメじゃんっ!
特に「時計が遅れる」とかなんて、電波ソーラー腕時計の代わりになんて考えられないマイナスポイント。どうやらムーブメントの品質がよろしくないようですな。
そんな方にはこちらなんかよろしいんじゃございませんこと?
先ほどの廉価版の上位機種になるんでしょうか、わざわざ「スイス製」って書いてるいやらしいところが、廉価版とは差別化された商品である事を物語っているような気がします。
ただし、こちらのレビューも微妙なもんでして、さらにお値段が廉価版の3倍くらいお高いんですのよ、奥様。3倍ってシャア専用じゃないんだから。だって赤くないし。それに、そんなお値段だったら、リンゴマークのあんまりスマートじゃないウォッチの一番安いヤツよりも値が張るんじゃないですこと?もう、いやぁ〜ねぇ......。
ということで、こんなお高いオシャレ万歩計なんて、ボクには買えそうにもありませんので、とっとと諦めておくことにしましょう。これを購入する資金があるんだったら、もっとちゃんとした腕時計を買って、それに加えてJawbone UP2でもFitbit ChargeHRでも何でもジャラジャラ腕に巻きつけた方がマシですから。
方向性はね、評価したいんですよ。ちゃんとパッと見で時刻が確認出来るように、液晶だとかLEDのディスプレイを諦めて、まんまクォーツの時計にしちゃったところなんか秀逸だと思いませんか。ビジネス仕様としても最適ですし、変な新しいモン好きのガジェットオタクとして後ろ指さされる心配もなくなりますし。
でもねぇ、肝心な品質が問題になるんじゃ、こりゃないですな。品質に関しては最近のJawbone UP2交換しまくりで懲りてますから。
なので、ちゃんとした品質の廉価版製品が出るまでは、静観しておくことにしますかね。
ですが、このオシャレ万歩計業界ってのはまだまだ広いはずっ!世界中のメーカーがもっと画期的で安くて使いやすいオシャレ万歩計を製造してるはず。きっとまだ見ぬ素晴らしい製品がたくさんあるに違いありません。
この飽くなき探究心を忘れることなく、「オシャレ万歩計ソムリエ」としてこれからも日々精進して参りたいと宣言いたしまして、今回はお開きとさせていただきます。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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