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2015年11月9日月曜日

997:【iPhone】いよいよ潜入!docomo直営ショップでiPhone6sを機種変更しようっ!の巻〜前編〜

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

どうもどうも、おまっとさんでした!いよいよです。いよいよ行動に移す時が来ました。

これからはPDCAサイクルで言うところの「D」です。「Do」です。それもただの「Do」ではなく「Do my best」の「Do」です。どうでもイイ話ですけど。

これまでの経緯を振り返ってみても、やたらとPDCAサイクルの「P」に時間をかけ過ぎたなぁ〜と思いますが、いかんせん事が事だけに慎重に進めねばならないという個人的な事情と嗜好がございまして.....。

えっ?!「ブログのネタ不足を解消するために、無闇矢鱈に話を引き延ばしたんじゃないか?」ですって?!

そ、そんなことあるワケないじゃないすかっ......。

ん?ちょっとそこっ!「ムキになるところが怪しい」とか言わないっ!

ということで、今回は実際にdocomo直営ショップにワザワザ出向きまして、iPhone5sからiPhone6sに機種変更する際の手続きやら様子やらを余すところなく忠実に再現してみたいと思いますので、ご期待下さい。

あと、ちなみにPDCAサイクルの「C」と「A」をこのブログでお送りするかどうかは決めておりませんので、そちら方面にはあまり期待を寄せないでいただけると幸いです。

ま、どうでもイイ話なんですけど。


さぁ、docomo直営ショップを訪ねようっ!

それでは早速、話を進めてまいりたいと思います。

時は2015年某月某日、朝晩はちょっと肌寒くなって来た頃の通常の出勤日である平日のお話です。キチンと仕事を終わらせてとっとと退社しましたら、会社最寄りのdocomo直営のショップである通称「ドコモショップ」に直行したいと思います。

ここで「なんで携帯ショップとか家電量販店じゃなくてドコモショップ?」という疑問が生じるとは思いますが、それにはそれなりの理由ってのがあります。なんせ、契約してから2年未満のボクみたいな薄情者にもキャリアであるdocomoのご厚意により発行された機種変更クーポン(機種代金より10,800円割引)ってのが手元にありまして、それがキャリア直営のドコモショップじゃないと使えないって言うもんですから、致し方なしに通い慣れた家電量販店での購入とポイントを諦めて、わざわざキャリア直営ショップにまで出向いてやろうと、そういう上から目線でのお話になっております。こちとら客なんだから上から目線上等ですがな。

勤務先はかなりの都心部になりますので、最寄りと言っても会社の近くにはドコモショップが3つくらいあります。どこのdocomoへ行ってもやる事は一緒だし、普通の平日の夜ですから混雑するのはdoconoどこもでも同じかと.....あ、間違えた、どこのdocomoでも同じかと思いましてね。

そんじゃあということで、首尾よくiPhone6sを入手できたとしてその後に取るべき行動を事前にシミュレートしてみまして、ある一身上の都合から「なるべくなら東京駅八重洲地下街に近い方がイイかな?」と一瞬思いましたが、どうせ時間が掛かるだろうことは百も承知でしたので、機種変更後の晩飯の事を真っ先に考えまして、訪問する店舗を銀座方面へと照準を絞りまして選択することにしました。

会社から歩いて10分弱のその場所には、確かにドコモショップがありました。とある餃子絡みの事情もあり何度もこの前を通っているので、地図を見なくとも無事に辿り着けました。

実際に店舗を訪れますと、予想通り「待ち時間が40分から1時間になります」と入口近くに立っていた案内係の方から申し訳なさそうに説明がありました。やっぱり平日の定時後は混みますよね。仕方がありません。

とりあえず今回の訪問は「iPhoneの機種変更」である旨をその案内係の方に告げ、銀行にもよくある機械から吐き出されるレシートのような順番待ちの番号札を貰います。「そのまま待つなら2階へどうぞ」ということなので、エレベーターに乗りまして順番待ちの人たちが待機している待合スペースに腰を落ち着けます。

おそらくこれが最後になるであろうiPhone5sでのブログ執筆をしながら待とうと、ポケットからiPhone5sを取り出して、片手で持って親指1本でのフリック入力をしばらく繰り返していると、おもむろにスーツ姿の若い店員さんが近づいて来ました。手にはクリップファイルに挟んだ書類らしきものとタブレット端末を持ってます。

「もう順番が来たのかな?」と思ったらそうではなくて、今回の訪問の目的をより詳細にお話する問診のお時間のようです。

ここからは得意の会話調にてお送りしたいと思います。
店「ドコモショップにお越し下さいまして、誠にありがとうございます。本日はiPhoneの機種変更でお越しいただいたと伺っておりますが、変更される機種の選定はお済みでしょうか?」
ボ「いま現在はiPhone5sを使ってるんですが、コイツをiPhone6sの128GBに替えようと思ってまして。あ、色はスペースグレーがイイんですけど、在庫ってありますかね?」
ということで、とりあえず在庫があるのかを確認してもらうことになりました。さすがにローズゴールドではない1番地味な色でストレージ容量も不必要に大きな機種は在庫があるみたいで、ここで1つ目の関門をクリアしたことになります。
店「現在のお客様の契約内容を確認させていただきますので、ご契約中のお電話番号と、運転免許証などの身分証明書をご提示いただけますでしょうか?」
もちろんご指示には素直に従うことに致します。元々が従順なボクですし、自分の意思でココに来たんですから、ここで抵抗を示す意味がわかりませんもの。

その店員さんはメモ用紙に書いたボクの携帯電話番号をタブレットに入力して契約内容を照会するようです。その時に契約者本人であるか身分証明書で照合するんでしょうね。大変なお仕事です。
店「はい、ご契約の内容が確認出来ま.....した。おっとこれは(笑)。現在お使いの機種は端末代金を一括でお支払いいただいているのでしょうか?」
ボ「えっ?えぇ、そうですけど、何か?」
店「あ、いや、随分と月額料金がお安くなっていらっしゃるので、珍しいなぁと思いまして(笑)。」
っていうか、お前の個人的興味かいっ!どんな教育してるんだ、この店はっ!「(笑)」じゃねぇっつうの。
ボ「はは(失笑)。で、続きはあるんですか?」
店「あ、失礼致しました。現在の月額料金がかなりお安いようですが、機種を変更されることに伴いまして、新しい契約プランへと移行していただくことになりまして......だいぶお高くなりますが、よろしいんでしょうか?」
ボ「あぁ、それも調べてありますので覚悟の上です。大丈夫ですよ。」
店「ちなみにプランはどちらの?」
ボ「カケホーダイライトとパケットMプランの組み合わせでお願いします。」
店「承知致しました。ご契約変更後の料金につきましては、後ほどお手続きの際に係りの者から詳しくご説明させていただきます。」
それも試算済みで、家電量販店の店員さんにも確認を取ってるから8,170円/月なんだけどな。ま、いいか。

んで、これで問診は終わりかな?
店「それとですね、今回の機種変更と同時に契約内容が変更となりますので、これらのオプションにも2ヶ月ほど加入していただくことになりますので、予めご承知おき下さい。」
スーッと差し出されたA4横の用紙には、「おすすめパック」だとか「あんしんパック」だとか「オプションパック」などの契約オプションの他に「dヒッツ」や「dTV」「dマガジン」「dグルメ」などのコンテンツがズラ〜っと書かれてまして、その他にも聞いたこともないコンテンツが全部で10〜15個くらい並んでます。
ボ「......えぇ〜っと、どういう事だかよく解らないんですが.....。この中から何個か選ぶって、そういう話ですか?」
店「いいえ、基本的には全てご加入いただくようお願いしております。
ボ「......ぜ、全部?」
店「はい、2ヶ月ほどご加入いただくようにお願いしております。
ボ「2ヶ月ってことは......料金が発生しちゃいますよねぇ?初月だか31日間は無料だって話を聞いた事がありますから、そんなに長くオプションを契約するつもりなんてないんですけど......?」
店「えぇ、ですから原則として2ヶ月ご加入いただくようお願いしておりまして。あと、ちなみにこちらの枠で囲ってあるコンテンツはお試し期間がなく初月から料金が発生するので、ご注意いただければと。」
なんか、コイツの言ってる事が理解出来ないのはボクだけなんでしょうか?

なんで街角の怪しげな携帯ショップでもないキャリア直営のショップに来て、この様な強引な抱き合わせ商法の説明を受けなきゃならんのか、いま目の前で繰り広げられる茶番劇が全く受け入れられません。

このブログをご覧になってる方の中でdocomoの偉い人がいたら、このdocomo直営ショップにおける客対応のあり方と抱き合わせ商売について、詳細に説明してもらいたいんですけど。どなたかお願いできますかね?
ボ「仰ってる意味がよく解らないんですが?
頂いた機種変更クーポンがドコモショップでしか使えないって言われて来たんですが、こんなオプション付けたらクーポン使う意味がまったくなくなっちゃうんじゃないですかね?」
店「はぁ、そう言われましても
ご来店いただく皆様にお願いしている内容になっておりまして......。」
「来る客皆に等しくこの対応をしている」と何の臆面もなく言ってのけたこの若い店員の返答は、そこまで社員教育が行き届いているという何よりの証拠で、これは組織的に仕組まれたやり方に違いありません。ボクの中では「はい、来た。これは確定的ですな。」という確信と同時に、静かな怒りがフツフツと湧き上がって来ました。

ここでボクの中の何かが壊れたんだと思います。それまでの少し抑えめで丁寧を装っていた口調ではなく、声量も大きく、またトーンもオクターブが1つか2つ上がった声で、尚且つ丁寧語なんか何処かにうっちゃって思わずこう言ってしまいました。
ボ「おいおい、それってさ、ちょっと前にauがやってて問題になったやり方だよね?必要もないオプションを無理矢理客に押し付けて、苦情が来たとか何かで新聞にも載ったヤツと一緒なんじゃないの。あの時は社長も出てきて『2度とさせない』とか謝罪してたよね。なになに、それじゃあ今度はオタクの社長が謝罪会見とか開いちゃうワケ?
もうさ、こういうくだらない事はやめようよ。お互いにとって何の得にもならないって解らないのかなぁ?それとも解っててやってんの?客に対する嫌味なの?それとも客なんてバカばっかりだから多少強引に押せば乗ってくると思ってんの?どうなのよ。」
「怒る」というよりも「呆れた」という口調と表情だったと思います。実際に吐いた言葉もほぼこの通りだったかと記憶しております。脚色はほとんどないと思って下さい。

こうなるとショップ側から見たら完全に飛んでもないヤカラを相手にしちゃった不幸そのもの。周りには他にも順番待ちしている善良なる一般のお客さんも多数いるワケですから、出来たらご退場いただきたいクレーマーのような客の典型に違いありません。スーツは着ててもハゲでヒゲのおっさんは怒らせると怖いという事を学べただけでも有り難いと思ってくれたらこれ幸いなんですが。

なお、この時点でボクはiPhone6sへの機種変更を諦めかけてました。だって「こんなクダラないキャリアを相手に契約を継続する必要があるのか?」という疑問であたまが一杯になっていたからです。つまり怒りに我を忘れている状態に近く、でも頭の芯の部分では必要以上に冷静沈着になって別の思考をフル回転させます。
ボ(こうなったらdocomoで機種変更はやめよう。来年3月の2年縛りの満了を待って解約するか、もしくはカケホーダイに移行なんかしないで、このままXi契約でズーッと粘ってやるか。こうなったら多少出費が嵩むけど、AppleでSIMフリーのiPhone6sを金利0%キャンペーン中にローン組んで買って、そいつに今のdocomoのSIMをぶっ込んでシレーッと使い続けてやろう、うん、そうしよう。)
こう考えたのは僅か0.5秒くらいの間でした。ここに来る前からサブのプランとして考えていたものではありますので、意外にもすぐにプランを立て直す方向へと思考が向いたみたいです。

が、まさか現実のものとなるとはこれっぽっちも思っていなかったのも事実。もしこのサブのプランを実行に移すとなったら、また入念なシミュレートを繰り返す必要が出てきます。ブログのネタには困らなくなるんですが、購読者に飽きられること間違いなし......。

そんな思考の最中、少し面喰らった感じになったその若い店員さんは、
店「わ、わかりました。しょ、少々お待ちいただけますでしょうか?」
と奥に引っ込んでしまいました。きっと上司に対応の判断を委ねるんだと思います。別のベテランの店員さんが出てくる可能性もあるでしょう。

ボクの順番はまだまだ回って来そうにないですし、待ったとしてもまたオプションがどうのこうのという抱き合わせ商売の説明を受けて説得工作を仕掛けてくるのであれば、お互いにとって時間の無駄になる事は間違いありません。

このまま何も告げずに帰ってやろうかとも思いました。それだけキャリア直営のショップに対する信頼感を裏切られた感じがしており、こちらもそれなりにダメージを受けていたのです。疲れました。

まぁでも、何も告げずに黙って帰るのも大人気ないというか、45歳のおっさんがやる事でもなかろうと、せめて彼が帰って来て上司だか何だかの判断がどうなったかだけでもブログのネタとして聞いてから帰ろうと思い直し、そのまま席を動かず、クールダウンする事に努めます。

立ち去ってから5分くらい経過したでしょうか?

再び落ち着きを取り戻したかのように見える冷静な態度を装うボクの目の前に、再びあの若い同じ店員さんが戻って来ました。なんだよ、上司じゃないんかいっ!

さてさて、彼はどういった回答を用意してこの修羅場を乗り切ろうというのでしょうか?

何だか面白くなって来たボクは、興味津々で彼の第一声を待つ事に致します。

(つづく)

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