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2015年11月11日水曜日

998:【iPhone】いよいよ潜入!docomo直営ショップでiPhone6sを機種変更しようっ!の巻〜 中編〜

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

前回は「いよいよ待望のiPhone6sが手に入るぞっ!」と意気勇んで訪れたdocomo直営のショップにて、予想外の返り討ちにあったという話をさせていただきました。

真☆煩悩の赴くままに: 997:【iPhone】いよいよ潜入!docomo直営ショップでiPhone6sを機種変更しようっ!の巻〜前編〜
世間にその是非を問う問題の意欲作はこちらになりますっ!

今回はいよいよこの続きとなります。

さっきから「いよいよ」を多用しておりますが、どのくらいの人たちが続きを心待ちにしてくれているのかは非常に怪しい無名なブログである事は間違いありません。ひょっとしたらボクだけがひとりで過剰に力が入っているんじゃないか感は否めないというのが世間様の正当な評価なんじゃないかと、薄々気がついちゃったりしておりますが......。

イイんですっ!それでも続きを書きますので、ご興味のある方はどうぞお楽しみ下さいね!


ショップ上層部の判断はどうなった?

すでに時間は閉店20時まで残り1時間を切るくらいになっております。この段階でこの店舗の責任者が残業しているとは思い難いのですが、それでも残っている店員の中でも最上位に位置する責任権限のある立場にいる人がいるんでしょうなぁ。ボクの逆鱗に触れて一旦は奥に引っ込んだ若い店員さんは、誰を伴うわけでもなく、またまた1人でノコノコとボクの目の前に現れました。

さて、ボクが指摘した機種変更と同時にオプションの類を抱き合わせて販売するという店舗独自の取り組みなんだかdocomo全体の統一された経営方針なんだかよくわからないこの悪しき慣習の行方はいったいどうなったんでしょうか?

一時は頭に血が上り激昂していたボクではありますが、数分程度のクールダウンを過ごした後には再び冷静さを取り戻しまして、この状況をトコトン楽しんでやろうと心の中で笑ってました。待ちに待った若い店員さんの返答が今まさに聞けると思うとワクワクしてくるから不思議なもんです。

ですが、ボクの想定はまだまだ甘く、期待していた回答を得るには至りませんでしたよ。
店「えぇ〜っと、そうしましたらお手続き前に伺う事項はこれで終わりとなりますので、あとは後ほど係りの者から改めて詳しく伺わせていただきます......。」
ボ「いやいやいや、そうじゃなくて、さっきの機種変更と同時にたんまりとつけなきゃならないオプションの取り扱いはどうなりました?それを聞きに奥に行ったんじゃないんですか?」
店「いえ、ですから、後は係りの者と直接お話しいただくという事になりますので、ワタクシはこちらで失礼させていただきます。」
「おいおい、ちょっと待て。逃げるのか?」などと相手を挑発するような行為は御法度です。ニヤリと笑ってもいけません。「あら、そうですか。」と涼しげな顔で「あざ〜したぁ〜!」と若い店員さんを見送ることに致します。キャッチアンドリリースしてるような気分になりますな。

それにしても例の件はどうしようってんだ?

......うーん、朧げながら何とな〜く相手の意図が判って来たような気がします。この場で解決まで話し合いをしないってことは、この後ボクに付く係りの者ってのが、本件(機種変更と同時にオプションを抱き合わせ販売しようとする件)に関する全権を握っている責任者=悪の大魔王(ボクから見た場合)ってことで、この後に壮絶なバトルが繰り広げられるってことですな。

ははぁ〜ん、なるほどなるほど。それならそれで仕切り直して全面対決と行こうじゃありませんか。

俄然ヤル気になったボクは、改めてこの後の展開を妄想します。

パターン1は「すべてのオプション付加を全面的に拒絶して、オプション付加なしに機種変更してやるっ!」という真っ向勝負を挑むパターン。もちろんこれが基本線になります。

パターン2は「即日料金が発生しちゃうコンテンツは断固拒否しつつ、その他の初月無料オプションは仕方ないから機種変更時に付加するも明日解約してやるからなっ!」という妥協案。料金は発生しないまでも、ボクの労力が掛かるワケですからこれもベストとは言い難いのも事実ですが、まぁここまでなら譲ってやらなくもないという最低ラインになりますかね。

パターン3は「オプションをつけなきゃ機種変更出来ないなら帰ります、さようなら。」という完全に決裂させるパターン。また1からプランを練り直すことになるので今後のブログネタに困らなくなるので、別の意味では願ったり叶ったりなのですが、実のところを言うとボクもそろそろチマチマした計算とかに飽きてきたので、できれば避けたいパターンですかね。

やってはならないのが、捨て台詞的に「2chにスレッドが立ちますねぇ〜」とか「Twitterで炎上するだろうなぁ〜」という言葉を用いて相手に譲歩を迫る恐喝めいた行為。いくら頭に血が上ったとしても、これだけは避けたいと思います。だって、ヤカラじゃないんですから。こちらは善良なる一般人のサラリーマンなもんでね。

他にもいくつかパターンを考えられなくはないですが、このどれかに落ち着くだろうことを想像しつつ、順番が回ってくるのをただひたすら待ちます。

ひょっとしたら、ボクの順番が回って来ないんじゃなくて、ボクに相対する責任権限を持つ店員さんの手が空いてないだけかも知れませんが、そんなことを気にしても仕方がないので、番号を呼ばれるまでの間はシャドーボクシングならぬ「シャドー押し問答」を頭の中で繰り返し繰り返しして、その時が来るのをただひたすら待つことになります。


出たなっ!お前が責任者か?いざ勝負じゃっ!

店「お待たせ致しました。番号2xx番でお待ちのお客様、ご案内致します。」
先ほどの若い店員さんが呼びに来たところを見ると、やはりショップ側で面倒くさい客に対する万全の守備シフトが敷かれているような気がします。自意識過剰気味なおっさんなのかも知れませんが、何となくそんな雰囲気が漂っているのです。普段はそんな空気感に鈍感なボクでも、何となく張り詰めた店内の空気を読めるような、そんな感じだったんです。それだけボク自身も臨戦態勢でピリピリしていたということでしょう。きっと今ならララァとも解り合えるような気がします。

実際に呼びに来た若い店員さんは、最初に見せた満面の営業スマイルなど皆無で、少しばかり引きつった表情のままだったりするんですよ。いや、これホント。緊張感を隠し切れないくらいにド緊張してるってことですかね。

しかも、ボクが案内されたカウンターの席の目の前には、一旦は制服を着た女性の担当者が座ろうとしたものの、それをさりげなく「ここはいいから」と目配せしながら30代前半くらいの男性の担当者が座るじゃありませんか。こいつは完全にマークされてるなという自覚と共に、今この目の前にいるこの中堅どころと見受けられるベテラン窓口担当者とのサシの勝負をすることになると思うと、いっそう身が引き締まる思いです。経験値的にはボクから見るとまだまだ青二才に毛がチョロっと生えた程度の相手でも、全力を尽くして徹底的に叩きのめすのがボクの流儀ですから、コテンパンにやっつけてやりましょう。
担「大変お待たせ致しました。本日はiPhone6sへの機種変更でご来店されたと承っておりますが、よろしいでしょうか?」
ボ「はい、問題ありません。」
担「事前に伺っておりました対象の機種が128GBのスペースグレー、こちらになりますね。」
と、目の前にまだ未開封のiPhone6sの箱が置かれます。まだこのままここで機種変更するかどうかわからないので、ビニールの封を開けようとしたら止めなければなりません。さらに集中して相手の一挙手一投足を見逃さぬよう神経を尖らせます。
担「それでは、現在のご契約内容を確認させていただきますので、ご契約中の電話番号を頂戴できますでしょうか?」
普通のメモ用紙に電話番号を書くのかと思ったら、電子メモパッドのような物を差し出されまして、そこにNintendo 3DSについているプラスチックのペンのようなもので電話番号をサラサラっと書き込みます。
担「現在のご契約内容は、え〜っと......おぉ、これはこれは(笑)。」
またか、お前も半笑いなのか。それって客に対して失礼なんじゃないのか?
担「現在のご契約ですとかなりリーズナブルなご利用方法になっているみたいですが、いま現在お使いのiPhoneは端末代金を一括でお支払いいただいたんでしょうか?」
なぜドコモショップ店員の興味に対して2度も同じ事を回答しなきゃならないのか理解に苦しみますが、それはこちらが臨戦態勢で臨んでいるからそう感じるだけであって、これは世間話のようなものだと自分に言い聞かせて、
ボ「えぇ、そうですけど、何か?」
とだけ応えます。

さすがに中堅どころの担当者なので、不躾な回答とあからさまに不機嫌そうな態度に何かを感じたのか、
担「すでに前の者からお聞き及びかと存じますが、機種変更していただくと新プランに移行していただくことになりますので、現在に比べて月額使用料がかなり高額になりますが......。」
ここでdocomoの改悪された新プランに対して意見しても良かったんですが、まぁ面倒くさかったのでやめておくことにしました。
ボ「えぇ、それは承知してます。それほど通話することもないので出来ればプランは現在のままで機種変更したいんですが、auSoftBankと違ってdocomoさんではそれが出来ないことも承知しております。」
言ってから、これは「ちょっとマズったかな?」と思いました。ボクの意図としては「いつでも他社にMNPで転出できるんだぞ!」というニュアンスを込めて発言したつもりなんですが、捉え方によっては「月額使用料が高額になってもdocomoに留まりたい理由があるのかな?」と相手に勘繰られる恐れを感じたからです「少しでも隙を見せたら食われるっ!」と思いながら臨まないと、してやられちゃいますな。油断大敵、油断禁物です。改めて気を引き締めましょう。
担「今回も端末代金はご一括でお支払いになりますか?」
痛いところをついて来やがる。本来は端末代金79,272円(本体代金99,792円-下取り代金9,720円-クーポン10,800円)をこの場で一括で支払って月額使用料は4,867円/月にしたいのは山々なんですが、そんな大金は持ち合わせておりませんので無理です。
ボ「いや、今回は分割でお願いします。」
なんか立ち続けに弱みを見せてしまった感じ。何とかこの劣勢を挽回せねば。
担「そうしますと......端末分割代金も入って、さらに月額使用料がお高くなってしまいますねぇ。」
ボ「えぇ、税込みで8,170円/月ですかね、たぶん。」
担「えっ?!あ、は、はい。ちょっと計算してみますので、少々お待ちいただけますか?」
ボ「いや、こうですよね?まずはカケホーダイライトとSPモードとデータMパックで7,000円で、ここからeビリングの割引きが20円あるので、合計で6,980円。これは税抜き価格なのでこれに消費税が加わると7,538円になりますかね。さらにユニバーサルなんちゃらの2円が足されて7,540円。ここから月々サポートの1,998円と端末下取り増額分675円が差し引かれるので、4,867円/月(税込)が月額使用料。端末代金を一括で支払えばこれで終わりですが、今回は分割払いにしますので、ここに端末分割代金が加わりますよね。iPhone6sの128GBの端末代金99,792円(税込)からiPhone5s下取りの9,720円(税込)と機種変更クーポン10,800円(税込)を差し引いた79,272円(税込)を24回払いで割った3,303円/回(税込)が加算されるってことになるかと。なので、合計で4,867円+3,303円=8,170円/月(税込)という計算であってると思うんですが?」
これまでのブログ原稿執筆時の計算スキルが見事に活かされました。してやったりと思ったのも束の間、目の前にいる担当の方は、まるで変態を見るような目つきでボクをジーッと見つめてきます。気のせいかも知れませんがね。
担「えーっと、ということは、通話プランはカケホーダイのライトでパケットは5GB/月のデータMパックを選択されるという事でよろしいんですね?」
と、担当の方が電卓に数字を打ち込みながらそう聞いてくるので、
ボ「そのように先ほど前の方にはお伝えしてますけど?(何のために事前に客に問診してんだ?)」
とさらに畳み込むように追い討ちをかけるところが非情ですな。
担「あと、現在ご使用中のiPhone5sはこの場で下取りに出されるということでよろしいですか?」
あぁ、その話はまだしてなかったっけか。もちろんこの場で箱とか付属品がなくても下取りしてもらえることは事前に調べてあるし、一旦持ち帰ってから郵送とか再度店舗を訪れて下取り品を提出しに来るなんて面倒だし下取り代金が不当に減額されるみたいなんで、このままiPhone5sとはここでお別れする覚悟で来てます。

ボ「えぇ、自宅でPCにバックアップを保存してありますので、この場で下取りに出すつもりです。」
ボクの回答に頷くと共に、ちょうど足し算と引き算を終えた担当の方から、
担「そうなりますと、確かに月額使用料の計算は仰る通りの金額になりますね......。」
と、お墨付きをいただきました。あざ〜っす!


ま、これでスンナリと終わるんだったらブログのネタになるハズもありません。

クライマックスはここからです。

いよいよあの
複数のオプションを抱き合わせ販売する業界の悪しき慣習と対峙するシーンがこの後に繰り広げられ......。

えっ?!

......時間がない?

ということで、諸般の事情(飲み会その他もろもろ)により今回はここまでとなってしまいます。残念ながらこの続きは次回へと持ち越しとなってしまいます。

ホントは1回で終わらせるつもりだったんですがねぇ。描写とか会話のディテールに凝りすぎなんかなぁ?まさか2回でも終わらないなんて思ってませんでしたよ。←本当か?

ってなことで、今回はここまでっ!

(つづく)

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