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2016年4月13日水曜日

1057:【独白】やっぱりボクはキミが好き〜告白〜の巻

それはまさに「一目惚れ」ってヤツだった。

偶然通りかかった店先に貼られたポスター。

そこに写ったキミは、ボクに優しく微笑みかけていた。

たったそれだけのことで、ボクは心を奪われていた。

ボクはキミから目が離せなくなっていたんだ。

この歳になって初めて知ったよ。

「運命の出会い」ってのがあるって。

「気持ち悪い」って思うだろ?

自分でもそう思うよ。

でも、仕方ないんだ。

だって、現実(ほんとう)のことなんだから。

キミに似た娘と付き合ったこともあった。

その娘は、そうだな、キミよりももう少し小柄な娘だったかも知れない。

その娘のことも好きだったけど......キミとの出会いは、そんな過去のことをスッカリ忘れてしまうほどの衝撃だったんだ。

今となっては、その娘のことはどうでもいいんだ。

「どうでもいい」って、酷いと思うだろう?

でも、そうボクに思わせるキミの罪でもあるんだぜ。

そう、キミの魅力はまさに「罪」だ。

今はただ、キミのこのとだけしか考えられない。

キミはあの娘に似ているけれど、でもやっぱり全然違う。

キミの魅力には、誰も敵わない。

ボクはただ、キミに逢いたくて、ただ逢いたくて、またここに来てしまったんだ。

いけないことだとは解っているんだ。

良くないことだって思ってる。

でも、抑えられないんだ。

良識的な大人たちは、みな口を揃えて「やめておけ」って言うんだ。

そんなヤツらは放っておけばいい。

あいつらは全然解ってないのさ。

「おっさんがいい歳こいて何やってるんだか」って、笑ってるヤツらがいることも知ってるさ。

笑いたいヤツらは笑わせておけばいい。

ボクはボクの気持ちに正直に生きたい、ただそれだけなんだ。

だから、また逢いに来るよ。

何度でも、何度でも、ボクはキミに逢いに来る。

だって、やっぱりボクはキミが好きだから。

IMG_2011.jpg

そう、ボクは今、グランドビックマックに夢中なんだっ!


毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

何だか薄っぺらいラノベみたいなタイトルと気持ちの悪い独り言だか何だか判らない話し口調で始まりましたが、どうか気を悪くなさらないでいただきたい。いや、ここまでたどり着くことが出来ない人も多いだろうし、すでに手遅れかも知れないけれど。

前回申し上げた通り、物欲から食欲へと移行したボクの衝動的な欲望を昇華させるための物語がまだまだ続いているということになっておりまして、今回のターゲットは最近物議を醸し出している(いない?)マクドナルドの期間限定新商品に移ったってだけの話です。

なんか猫も杓子もプロのブロガーも素人兼業ブロガーも、こぞってこのグランドビックマックとそれよりも大きなギガビックマックの話をしているので、話が被るだけだから一度はやめておこうと思ったんです。が、やっぱりボクのビックマック愛を確かめたくって、あの気色悪い告白をしてみたんです。書いてて鳥肌が立つことってホントにあるんだということを思い知らされましたよ。トホホ。

んで、なんでそこまでしてこの話を書かなきゃならんのかって言うと、実のところは自分でもよく解っていないんですが、他にネタがなかったってことなんでしょうねぇ、きっと。

毎年恒例の健康診断対策にて昨年12月以来「マクドナルド断ち」をしていたボクですが、健康診断という名の関門さえ潜り抜けてしまえば、あとはもう思い通りの食生活を送れるわけです。ストイックな男=ボクというイメージが世間に定着しているのかも知れませんが、ボクもそこまで禁欲的な生活をしているワケではありません。健康診断が終わってからは、ラーメン→ハンバーガー→ラーメン→ハンバーガー→たまに自宅でカミさんの手料理という規則正しいローテーションを守ろうと躍起になっております。きっと現時点で血液検査をしたら、LDLコレステロールや中性脂肪の値がトンデモないことになっている予感がしないでもないですけれど。

でも、ここ数年は同世代のヤツらよりは運動もしてますし、歳のせいか飲んだ後のラーメンも食べられなくなりました(食事としてのラーメンは食べますけど)し、それに「我慢は良くない」って昔から言われてますしね。なので、たまの暴飲暴食くらいには目を瞑ってやろうかと、自分に甘い生活を送っている次第でして。

そんなこんなで、相変わらず「期間限定」という言葉に弱い性格を思う存分に発揮して、大好きなビックマックのさらに上を行くグランドビックマックに夢中になってみるのもイイもんだってな話へと繋がるワケです。

えっ、繋がってない?


かつてのマクドナルド American Big Burger フェア事件以来、このブログでは取り上げられることのなかったマクドナルドではありましたが、子供たちもハンバーガーが好きなもんですから、「マクドナルドのハンバーガーは金輪際一切食べんっ!」ってなワケにも行きません。

頻繁に出入りしてたボクが行かなくなったせいで業績不振なんて報道もされてましたし、厳しい消費者代表監査役として常に隅々までチェックしていたボクがほんの少し目を離しただけで食品偽装問題が起きて物議を醸したりもしていましたが、やっぱりボクは個人的にあのマクドナルドのあの不健康そうなジャンクな味が好きなんです。「いけないことをしているのでは?」という背徳感と常に背中合わせのあのスリルがたまらないんです。

フカフカじゃないバンズ、カピカピで肉汁の気配を見事に消したビーフパティ、フレッシュさからは程遠いレタス、塩分過多ですぐにシナシナになるポテト、角砂糖が何個分なんだかわからないくらい甘ったるいコーラ......これらの組み合わせはまさに最狂。

きっと食べてはいけないんだろうなとは思いつつと、麻薬的な常習性を持つマクドナルドのハンバーガーの魅力には勝てない自分がいるのです。放置しても腐らないんだから、いつでも食べられるハズなのに、ふと気づくと「マックにでも行くか」となるから不思議。

ちなみに全て褒め言葉ですよ。身体に悪いはずのハンバーガーには、バンズの柔らかさとか、ジューシーな肉汁とかは一切いらないんです。ジャンクな食べ物はジャンクな味じゃなきゃ意味がないんです。危険な香りのする男にセクシーさを感じるのと一緒。少しくらいリスクを負わなきゃ快楽を得ることなど出来やしないのです。


心の底から「好きだ」と言えることって、なんて素晴らしいんでしょう。

やっぱりボクはキミ(マクドナルドのハンバーガー)が好きなんです。

中でも、ビックマックが大好物。

ベーコンレタスとかグラコロとか月見なんかにゃ目もくれず、ただ安いだけの新進気鋭なチキチーとかエグチとかバベポなんかの新商品には手も出さず、明けても暮れても寝ても覚めても、食べるのはいつもビックマック

たまには違う気分を味わいたくて、フィレオなフィッシュや朝のソーセージなマフィンに浮気をするかも知れないけれど、10時以降に食べるのはいつでもビックマック

最近はクーポンに登場することが稀になったけれど、定価を払ってでも食べてしまいなくなるのがビックマック

あのキューピー1000アイランドドレッシングに似たビックマックソースの味が忘れられなくて、来る日も来る日も注文するのはビックマック

カピカピなせいで逆に肉々しくなっているビーフパティが2枚も入ってて、大好きなチーズもあるし、レタスやオニオンははみ出してるどころか完全にアウトオブバウンズなんだけれど、それでも食べたくなるのがビックマック

毎回毎回メニュー通りの形状を保った試しがなくて、作ってるのが最近入ったバイトくんだろうが管理職っぽい響きだけど実は名ばかり管理職の店長だろうが味はいつも同じで、労働基準監督官もきっと大好きに違いないのがビックマック

どんな浮気性な男でも、最後に帰るのはビックマックという名の港と相場は決まっているのです。

そんなビックマック好きなボクが 期間限定発売のグランドビックマックを黙って見過ごすハズがあるワケはありません。ヤホーのニュースだかなんかで見た時から注目してましたよ。

もちろん、発売初日に行きましたよ。当たり前じゃないですか。

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ブロガーっていう身分を使ってタダで試食してやろうなんて、これっぽっちも思っちゃいませんでしたよ。ま、ボクはブロガーではないんですけどね。でも己の魂を金で売り渡すつもりなどサラサラありゃしませんでしたから。テメーの金で食べました。そんなの当たり前です。正当な判断を下すためにも、それが最低限必要な作法なんですから。たかだか数百円程度のハンバーガーに払う金を惜しんで太鼓持ちになる人の気が知れませんな。ははははは。

っていうか、その試食会ってたぶん平日昼間に行われたりするからボクは行けなくて悔しいだけなんですけど。

いや、そんなこたぁ〜どうでもイイんです。

大事なのは、自分で金を払ったかどうかではなく、食べたものがどうだったかってことでした。本題に戻りましょう。

最初はね、バカにしてたんですよ。「ただデカくすりゃイイってモンじゃねーんだぞ!」って。ビックマックビックマックである理由は、あの大きさにもあるんだぞって。はっきり言って舐めてたんです。見くびっていたんです。

でもね、食べたらそんな食わず嫌いで独り善がりな思いは間違いだったって気がつきましたよ。

確かにね、グランドビックマックビックマックファミリーの一員でした。もう、間違いなくビックマックであってクォーターパウンダー的な「ただデカイだけのハンバーガー」ではありませんでした。

作り方のせいかも知れませんが、ちょっとビーフパティの大きさとソースの量のバランスに欠いている感じがしないでもなかったですが、それは作る際のビックマックソースの塗り方の問題かも知れません。ギュッと押し潰してから食べればよかったのかな。でもね、それでも立派にちょっと大きめなボリューミーなビックマックでした。身体に悪そうなところとか、バンズがフカフカじゃないところとか、ビーフパティに肉汁が微塵も感じられないところとか、まさに瓜ふたつ......いや、それ以上でしたよ。

ソースが掛かってないビーフが妙に肉々しくて、普通のビックマックよりもよりジャンクな雰囲気を醸し出しておりました。大きいし、食べ応えあります。普通のビックマックですら「食べたら身体に悪いんだろうな」ってヒヤヒヤしながら食べるのに、このグランドビックマックから感じるスリルはそれ以上。モノがデカイだけに、せっかくセットになって付いてきたポテトを残しそうになりましたもの、もちろんお腹いっぱいで。

カロリーが単品で700Kオーバーなんですって?

おぉ、上等じゃねぇか。その後にちゃんと運動すりゃイイんだろ?だったら食べられるウチに食べられるだけ食べてやろうじゃねぇか。

そう思って、隙あらばと、虎視眈々と、マクドナルドに行く機会を伺う日々が続いてるってなワケですよ。

それもこれもね、この方があえて提言してくださったおかげだそうです。

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横綱、ごっつぁんです。ホント、ナイスな提案です。ボクにはギガは無理だけど、グランドなら毎日でもイケそうな気がします。いや、さすがに毎日だとホントに身体を壊しそうなので、1日おきくらいでがまんしておきますけど。

でもね、最近、体重計に乗るのか怖いです、横綱......。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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