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2016年4月25日月曜日

1062:【Walkman】今更ながら白状すると、あれからいろんなカナル型ヘッドフォンを購入してました......の巻〜中編その1〜

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

そろそろゴールデンウィークという大型連休が控えておりますので、ペースを上げていかなあかんなぁ〜と思ってるんですが、語りたいことが多くてなかなか話が先に進みませんなぁ。

前回ははるか1年以上前に購入したカナル型ヘッドフォンの話をさせていただきました。

真☆煩悩の赴くままに: 1061:【Walkman】今更ながら白状すると、あれからいろんなカナル型ヘッドフォンを購入してました......の巻〜前編〜
忘れていたのか、かなりふるいはなしを蒸し返しております。

この時は、カナル型ヘッドフォンはコードが擦れた時に出すタッチ音が完全にはなくならないという宿命を背負った哀しい製品であるという結論に至ったかと記憶しております。大げさか?

でも、電車の中で音楽を聴くのに、オープンエアー型の音がダダ漏れするヘッドフォンは出来れば使いたくないんすよねぇ〜。周囲の方にご迷惑はかけたくないですから。えぇ、単なる小心者なんです。

っつうことで、そんな悩める子羊の迷走っぷりはこの後も続くことになったのです。


しばらくは大人しくしていましょうよ

新しいカナル型ヘッドフォンを3本も買ったことだし、しばらくはコイツらを使い回して大人しくしておこ〜と思っておりましたよ、いやホントに。

本体のWalkman NW-F807を変えずとも、それぞれに特徴のある音質を持つカナル型ヘッドフォンを気分によって変えて楽しめるんで、それはそれで良かったって話でもあるんですがね。クルクルまとめればそんなに嵩張らないし。

ボーナスの小遣いもiPhone6plusへの機種変更代金やら新年会やらで底を尽きましたし(2015年1月半ば時点)、しばらくは大人しくしておこう......って思ったところに待っているのが落とし穴だっていうのはよくある話でして。

ほぼ習慣化してしまった会社帰りの家電量販店ヘッドフォン売り場チェックがまたまたボクをイバラの道へと誘うのです。いや、勝手にハマってるだけだったりして。

はい、ということで、普通に家に帰っても仕方ないので、この日も帰り際に有楽町駅前にある大型家電量販店に立ち寄ってみることに致しました。

時は2015年1月21日、前回のMDR-650EXを購入した日からたったの2週間しか経っていない、エイジングもまだまだだっつう頃のお話です。


待ち構えていた悪魔の軍団とは?

東京国際フォーラム側の裏手から1Fのフロアーに入るとそこはまさにベッドフォン売り場になっておりまして、いろんなメーカーのヘッドフォンが所狭しと展示されておりまして、そのどれもが試聴出来るという親切設計な売り場になっております。

もちろん、超のつく高級路線のヘッドフォンはガ鍵付きのガラスケースの中に鎮座ましましておりまして、おいそれと試聴することが出来ない構造になっております。まぁ、数万円もするシロモノを買う気などサラサラない冷やかし客であるボクには高嶺の花もイイところで、最初からソイツらは眼中にないっつうか、相手にもしてもらえないのは目に見えておりますので、今日も今日とて目当てのセール品が山積みになっているワゴンを目指して一直線なのであります。

すると、何ということでしょう!

魔界から送られて来た悪魔の大軍がワゴンの中に所狭しと並んでいるじゃあ〜りませんかっ!

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んんっ?!

コ、コイツは、かつてSONYの高級路線として販売されていた、何だか凄そうな仕様のカナル型ヘッドフォンじゃないですかね?

やっぱりそうだ。これまでのダイナミック型ドライバーではなくバランスドアーマチュア型っていう新しいドライバーを搭載したヘッドフォンが数年前から出始めていたんですが、コイツはその新型というワケではなく、ダイナミック型とバランスドアーマチュア型を上手くミックスしたハイブリッド型っていうさらなる進化系のヤツです。ヤバいぞ、これはっ!

この時(2015年1月)は既に後継のXBA-Aシリーズが発売されておりましたので、言われてみれば確かに旧製品扱いのXBA-Hシリーズの売れ残りなんですが、それでもコイツは15,000円近くもする手も出せなかったヤツに違いありません。

実際に箱に貼られた値札には赤い斜線が引いてありまして、その下には11,800円っていうこの量販店でかつて売られていた時の値段がわかるようになってます。

それが何と......

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はい、出ましたっ、ビッグサプラ〜イズ!

箱にも黄色いセールを示す別の値札が貼られてます。なんと、11,800円(税抜)もする品物が、在庫一掃処分なのか7,980円(税抜)という未だかつてないお手頃価格で売られているじゃないですかっ!

今まさに、ボクの頭の中では「今なら半額近いお値段でお届けしておりますっ!奥様、お買い得間違いなしですよっ!」と数オクターブ高い声で購買心理を巧みにくすぐりまくるテレビショッピングのような映像が脳内で再生され続けております。

きっとこれは、コイツを購入するまでエンドレスに流れ続けるんでしょうなぁ......。


XBA-H1開封の儀

はい、途中の過程を思いっきり端折りましたが、場所は変わって書斎(ドトール)に移っております。ちゃんとついて来いよ!

ということで(どういうこと?)、それでは開封の儀を執り行いたいと思います。

こちらが2013年10月に発売されて僅か1年半後には後継機種にその場を奪われてしまった哀しきSONY製高級カナル型ヘッドフォン、XBA-H1になります。

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やはり、高級はヘッドフォンってのはちゃんとした箱に入っているもんなんですねぇ。これまで購入したヤツは基本的にはプラッチックな入れ物でしたもん。やっぱり高級品は違います。

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プラッチックのそれと違って、無理矢理力任せに開封する必要なんて皆無。高級品は開封もスマートにこなせるように出来ているということをこの日初めて知りました。

箱を開けてもまたビックリです。

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未だかつて、これほどまでに厳重に扱われていたヘッドフォンには出会ったことがありません。だって、ウレタン的なものが型どられてるんすよ、なんだこれ?

でもね、実際ところ耐衝撃素材の中はしっちゃかめっちゃかだったりするんです。

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ま、それもご愛嬌ってことですかね。許します。

それに、付属品もスゴいっす。

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タバコの簡易灰皿みたいな安っぽいケースではなくて、何だか厚みもファスナーも付いているちゃんとしたキャリングケース。

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たぶん全部は使わないであろうに、様々なサイズを取り揃えて同梱して下さっているイヤーピース。

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例の防音対策用にウレタン素材が入っているイヤーピースもありますが、中のウレタン部分が赤いんですよ。さすが高級品は違いますなぁ。ボクは一切使いませんが。

そして、コード長アジャスターとクリップが同時に同梱されているのも人生初の出来事。

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これまでのSONY製カナル型ヘッドフォンには、このどちらかしか付属していなかったんですが、値段の高い製品には至れり尽くせりな付属品が付いているもんなんですね。

それでは、いつも通り、イヤーピースを標準のMサイズからLサイズへと変更しておきましょう。

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1.2mもあるコードは邪魔以外の何者でもないので、付属のコード長アジャスターにくるくる巻いてしまいましょう。

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ちなみに、さすが高級品と言いますか、コードが絡みにくいセレーションコードであることは当然なんですが、裏表で色が違うのが写真を見ても解りますよね?

どっちが表でどっちが裏かはさておき、黒と赤のツートンカラーでオシャレなんです。まさに魔界からの刺客に相応しいディアボロ的な色使い(意味不明)ですな。

でも、はるか昔、小学生の頃に乾電池と豆電球で行った理科の実験という安っぽい思い出が脳裏を横切るのは何故なんでしょう......。


ということで、途中を端折ったり努力はしてみたんですが、いつもながらに長文オンパレードなエントリーになつてしまいましたので、この続きは次回の「中編その2」に回したいと思います。

この高級カナル型ヘッドフォンの仕様とか使用感とかはその時に語ることに致します。

ホントは前編・中編・後編の3回で終わらせるつもりだったんですけどね。

なかなか予定通りには行かないモンすね。

残念です。

(つづく)

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