さてさて、話は一周回って回帰して来たってな感じになっておりまして、あれだけバリエーションを増やして多角的な分析を駆使して来たのに、ここでまたマクドナルドを取り上げるのも何となく腑に落ちない感じがしないでもないんですが、何か新しいバーガーを出したっていうんでさっそく発売開始の7月6日(水)に行って参りました。
もちろんこの映画を観た後です。
真☆煩悩の赴くままに: 1091:【箸休め】なんか知らんうちに裏メニューが終わって面白いモン出してきたマクドナルドに行ってみよーっ!って思ててんけどなぁ......の巻〜劇場版「セトウツミ」編〜
変な関西弁使いやがって等のクレームは一切受け付けておりません。
マクドナルドが市場に投入して来た新商品とは?
ここだけの話ですが、ちょっと前までやっていた裏メニューシリーズには一切手を出しませんでした。えぇ、ここ最近はマクドナルドのハンバーガーは口にしておりません。他のハンバーガーで忙しかったからね。
従来からある既存の商品にソースだか具材を付け足すだけっていう手抜き感が気に入らないのもそうですが、あのマクドナルドの裏方さんたちが厨房の中だけで食べる賄い飯的なレア感を醸し出しつつも「そんなワケないだろ?!」っていうバレバレな「裏メニュー」というネーミングもダメだし、広告の字を裏返しにするだけの小手先感に虫酸が走る想いを抱いてしまったので、ボクので中では永遠に封印し闇から闇へと葬り去ってしまったという経緯です。
苦境に立たされている今だからこそ、マクドナルドにはもっとちゃんと商品開発して欲しかったんですよねぇ。中継ぎ登板的なのか敗戦処理的なのかは解りませんが「もうちょっと考えようよ......」って思ってしまったが最後、アレのキャンペーン期間中は一切店舗にも寄り付かず徹底的に避けて来ました。食べず嫌いもどうかと思ったんですけど、結局は既存の商品に毛が生えた程度のシロモノだと思いますから、食べなくても後悔なんかありません。美味かろうが不味かろうが、そんなのはどうでもイイんです。短絡的なやっつけ感が堪らなく嫌だったんです。ま、知ったこっちゃねーとは思いますけど。
そんな経緯があったので、今回の7月初旬から始まったコレは余計に良く観えてしまったのかも知れません。
1971 炙り醤油ジャパン/1955 スモーキーアメリカ/クラシックフライ はちみつマスタード | キャンペーン | McDonald's
原点回帰を彷彿とさせるネーミングがイイですな。ノスタルジックな世界観もステキです。
バーガーラブ|おいしい!楽しい!バーガーのある毎日。
いいネーミングのサイトだな。こちらもご参照下さい。
それでは年代順に片付けて行きましょう!
はい、そういうワケで、やってまいりましたマクドナルド。24時間営業になってますから、いつでもハンバーガーを食べられるってのがイイですね。今はだいたい21:30頃ですけど。
アプリのクーポンを駆使して購入した商品がこちらになります。
新種のクラシックバーガーが2種類と珍しくアイスコーヒーMサイズという組み合わせ。さっき映画館でLサイズ並みのデカさのコーラを飲んでるからイイんです。あと、ポテトは食べられそうにありませんので、今回も省略。ここのポテトは大好きなんですけどねぇ、あのフニャフニャした感じと絶妙な細さと血圧が上がりそうな塩加減が好きなんです。
さて、今回の新商品は2つのクラシックなバーガーになります。
その一方がこの1971炙り醤油ジャパン。銀座にマクドナルド1号店が開店したのが1971年だからこのネーミングなんだとか。ボクが生まれた頃の話ですね。銀座の1号店にも行ったことありますが、今はないんですよね。
そしてもう一方が1955スモーキーアメリカ。こちらは日本上陸から遡ること16年、マクドナルドの世界第1号店が誕生した年をもじったネーミングで、その第1号店ってのはもちろんアメリカに出来たんでしょうね。
ということで、日本社会は年功序列を重んじる傾向がありますので、まずは1955スモーキーアメリカの方からやっつけたいと思います。食レポもやっつけにならなきゃイイんですけど。
いつもの包装紙を開けてみてまず最初に驚いたのは、この新バーガーのシャクレ具合。
こっちが真面目に食レポしようと思って臨んでいるのに、作ってる方のやっつけ感がハンパないっす。
そんなに混んでなかったハズなのになぁ。このイイ加減なクオリティを含めてのマクドナルドなので今更どうこう言うのはやめておきますか。
さてさて、この1955スモーキーアメリカはどの辺りが1955年を彷彿とさせて、どこら辺がスモーキーでアメリカンなのでしょう?
一見して判るのは、ビーフパティがクォーターパウンダーのそれと同じくバンズの直径を遥かに凌ぐ大きさであるということ。シャクレ過ぎててホントは目視で確認するのも困難なんですけど、たぶんデカいです、ビーフパティ。
その上にベーコンらしきものとレタスがやや中央寄りに集まってまして。
上にはスライストマトが隠れてました。あと下のバンズにはケチャップが塗られてますね。ベローンってはみ出してますから。
つまりコイツは、基本中の基本を押さえたBLTサンドってことになりますかね。ベーコンとレタスとトマトが入ってるんだから、まさにBLTサンドですな。この組み合わせで不味いハズがありません。
それではさっそく食べてみましょう。
ほうほう、なるほどなるほど。肉食系のアメリカンなバーガーらしく、ビーフパティの中は半生状態。要するにレアってヤツですな......。
って、おい!ビーフパティがレアなハンバーガーって初めて食べたわっ!!
おいおい、大丈夫だろうな、これ。お腹壊したりしないよな。一応舌先でビーフパティのほぼ中心部分の温度を測定してみましたが、一応熱は通ってるみたいなので、たぶん大丈夫でしょう。このレア感がウリなのかどうかは知りませんけど。
ビーフパティの半生状態は置いといて、バーガー全体の味ですが、まぁ至って普通のバーガー、いわゆるベーコンレタストマトケチャップバーガーです。
発売開始初日の昼頃に速報的に公開されていたニュースサイトなどでは「口の中に広がるスモーキー感が郷愁を誘う」みたいな、お前はいつからアメリカ生まれになったんだ的なコメントも多く見られましたが、いったいコイツの何処がスモーキーなのかは全く解りませんでしたけど、どうなってんだよ、まったく。
いやね、不味くはないんです。以前から申し上げている通り、バンズにビーフパティとベーコンとレタスとトマトを挟んでおけば、それなりの味になるから決して失敗ではないんです。ただ予想通り想像通りの味だったっつーだけ。
ただ唯一褒めて上げられる点があるとするならば、上のバンズとトマトの間に塗られているオーロラソース的なアクセントでしょうかね。
トマトの水分と混ざり合ってしまっているため、ビッグマックのソース、いわゆるキューピー1000アイランドドレッシング的な強烈な印象を残す味付けではないところが非常に残念なんですが、ないよりはマシ。というか、コイツがあるお陰で何とか面目躍如といった感じに仕上がっております。
ま、はっきり言ってしまうと、またまた比較対象としてしまって申し訳ないんですが、バーガーキングのワッパーの方が全然スモーキーだし美味いですな。創業当時の味を再現したのかどうだか解りませんが、ワッパーの足下にも及びません。残念です。
ということで、期待が大きかっただけに、非常に厳しい結果となってしまいました。
単品の値段も490円とバーガーキングのワッパーと全く同じで、対抗馬として意識しているのが見え見えなんですが、同じ値段を払うならば断然バーガーキングのワッパーを食べるでしょう。
作り手の問題という不利な条件があった可能性もありますが、いつでもどんな時でも同じクオリティーの商品を提供することこそチェーン店の役目でしょうから、そもそもの社員教育(アルバイト教育)から見直した方が良さそうですな。
別の話になりますが、ボクがこの店舗を訪れて注文をして商品が出て来るまで脇で待っている際に、レジにいるアルバイト女性が客として来た知り合いらしき男性とキャッキャウフフしているのを見てまして、既にその時点で嫌な予感がしていたんです。仕事を舐めきっている何よりの証拠ですな。社員は既に帰宅していない時間帯なのかも知れませんが、こんなアルバイトに任せて放置するだけなら24時間もダラダラと店を開けておく意味があるんでしょうかね。もう何もかもが残念でたまりません。
もしこれをご覧になっている日本マクドナルドの中の偉い方がいらっしゃいましたら、ボクがいつどこの店舗でそういう憂き目にあったのか詳細をお教えしますので、アルバイトのシフトなりを確認されることをお勧めしておきます。
いつでもご連絡下さい。ご協力させていただきましょう。見返りは一切求めませんのでご安心ください。
ま、二度と行かないけどね、あそこの店舗には。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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