少し前にこんなエントリーを公開してたことを覚えていらっしゃるでしょうか?
真☆煩悩の赴くままに: 867:【Walkman】ピンチ!ヘッドフォンが断線したので新しいヘッドフォンを物色しようっ!の巻
断線しちまったWalkman用のヘッドフォンの代替を探す話でした。
うーん、何と言うかとってもふつうなんですよね、音が。当たり前と言えば当たり前なんですけど。
フラットな音をイコライザーなどでチクチク弄るのもアリっちゃあアリなんですけど、そもそもの低音のブースト感がやっぱり足りないような気がするんですよ。
それに、せっかくのノイズキャンセリング機能も使わない宣言しておりますし、わざわざWalkman専用ヘッドフォンにこだわる必要なんて全くないんですよね。
そうなると、やっぱり重低音炸裂バーストモード発動系のカナル型ヘッドフォンが欲しくなってしまうんですな、この無駄遣いしたがり世代のおじさんは。もうここまで来ると病気です。
だって、この間ビックカメラの店頭で色んなヘッドフォン試聴をしてしまったもんですから、「やっぱり低音がドンドコドンドコするヤツがイイなぁ〜」って想いが心の中で一度芽生えてしまったこの流れは誰にも止められないんです。仕方がないんです......。
ということで、前回のように時間切れにならないもう少し早い時間に、今度は同じビックカメラでも有楽町店の方へお邪魔して、再度色んなヘッドフォンの試聴をしてみることに致しました。
前回の話を繰り返しても仕方がないので、今回はある程度的を絞って重点的に聴き込んでみることにしたいと思います。
予算は相変わらずショボい5,000円前後ということで、それほど選択肢は多くはありません。しかも、前回当たりをつけておいた製品を中心に試聴することにします。
まず1つ目の候補はこちら。
このヘッドフォン、非常に評判がイイんですよねぇ。ボクの望む重低音強調型という特徴が前面に出るモデルではないものの、ある程度低音も増幅してくれる上に中高音のクリアさも両立したモデルとして、最近かなりの売れ筋のようでして。
日経トレンディネット:家電量販店の定番イヤホン比較
こちらでもイチオシのヘッドフォンとして推されてました。
こちらは重低音が爆裂するまさにボク好みの製品でして、かなり低音が強調されはするものの、決して中高音を犠牲にはしないかなり理想的なヘッドフォンなんです。重低音ブースト系によくありがちな全体的にこもった音になることなく、特にベースの音がベンベン響く感じが元ベーシスト(?)のボクにもマッチしますがな。
なんたってSONYのWalkmanに装着するヘッドフォンですから、やっぱりSONY製のヘッドフォンを選んでしまいがちになるんですな。このどちらかにしようと何度も試聴用の店頭サンプルを持ち込んだ
Walkman NW-F807のイヤホンジャックに差し込んでは取っ替え差し込んでは取っ替えしながら音の違いを比較しまくりました。
サンプルに選んだ曲はもちろんこれ。
Nirvanaのこのアルバムの1曲目にある
「Smells like Teen Spirit」は、かつてiPhoneで音楽を聴こうとした際に色んなアプリを試した時に使ってた曲になっております。
ギターのカッティングから始まり、いきなり叩かれるドラムのスネアとバスドラ、そして歪んだギターとベースが同時にガナり始めた後、コーラスの効いたギターの澄んだ音色があって、そして少ししゃがれたボーカルのかすれ声と続きます。これらこの曲を構成する一つ一つの要素が、どの程度ボクの理想通りに再現されるかを試して聴くのに最適な曲なんですよ。
ということで、ビックカメラ有楽町店1階のヘッドフォンコーナーでこの曲を繰り返し何度も何度も聴きまくりました。
そうですねぇ〜、じかんにして30〜45分くらいは粘ったんじゃないでしょうかね(笑)。
そして購入するヘッドフォンが決定!
前回のビックカメラ大宮店でのリサーチの際に、ボクはこんなTweetを残していました。
MDR-EX650 6,860円ね。これ候補。
— ひろ☆さの(さのっㄘ) (@Hirosano) 2014, 12月 1
MDR-XB70 6,170円。これは重低音重視。これも候補。
— ひろ☆さの(さのっㄘ) (@Hirosano) 2014, 12月 1
注目はそのお値段。やっぱりどちらも人気のカナル型ヘッドフォンだけあって、それなりのお値段でしたよ。ところが、ボクがビックカメラ有楽町店を訪れた12月8日(月)は、何故かSONY製のヘッドフォンがかなりお安くなっておりました。
6,000円超でも仕方ないからイイ音を奏でるヘッドフォンを買おうと、月曜日から意気込んで鼻息も荒くビックカメラ有楽町店に乗り込んだところだったんですが、こいつは嬉しい誤算です。
そして念入りにサンプル曲であるSmell like Teen Spiritを聴き込んだ結果、こちらのヘッドフォンに決定致しました!
決め手はもちろんお安くなったお値段。
希望小売価格8,300円(税別)のMDR-XB70が、なんと店頭では4,460円(税別)と半額近くまで値を下げていたもんですからついついこちらを選んでしまいました。
残念ながらその翌日にもう一度確認したいと店舗を訪れましたが、既に販売価格はAmazonと同じ5,000円台に戻っておりました。何でしょう、月曜日にはセールをやるとか法則でもあるんですかね?
もちろん音を聴き比べてもいますので、値段だけでこちらのMDR-XB70を選んだつもりはございません。
一般的には、もう一方のMDR-EX650もかなり低音が強調されるカナル型ヘッドフォンだという評判みたいです。なので、どちらもボクの好みではあるのですが、この2つを聴き比べてしまうと、より低音が強調される方を選んでしまいがちになってしまうもんなんですよ。特にボクのようなうるさい音楽が好きな輩は。
それではさっそく開封してみよう!
堪え性のないボクですから、家に帰るまでなんて我慢ができるハズもありません。なので、帰宅途中のコーヒーショップに立ち寄ってさっそく開封しちゃいます。
こちらが今回購入したMDR-XB70です。
もちろん色はブラック。これ以外の色は選択の余地すらありません。
付属品はご覧のとおり。
ヘッドフォン本体の他に、サイズが異なるイヤーピースが数種類と、ソフト携帯灰皿のようなケースが付いてきます。
イヤーピースのサイズは、小さい方からSS、S、M、Lの4種類。最初からヘッドフォンに着いているのがMサイズです。
より遮音性を増すため(外に音が漏れないように)、とっととLサイズに交換してしまいましょう。
そして、これまたブラックなWalkman NW-F807のイヤフォンジャックに差し込めば、準備万端です。
最初は、やはり音の調子を確認するのに最適なRAGE AGAINST THE MACHINEの「Guellira Redio」でも聴いてみたいと思います。
このAlbumの2曲目に入ってますね。総合格闘技のPRIDEのオープニングテーマ曲になってたアレですよ。
なぜこの曲がイイか?というと、まぁ聴いてもらえば解ると思いますが、歪んだギターとスネアドラムで始まり、次にベースか絡んでくるイントロでどの程度の重低音を奏でるのか確認できますし、Aパートではボーカルの声がこもってないか確認できます。サビでは全体の奥行きとか空間的なものも確認できますし、ギターソロではギターの高音とリズム隊(ドラムとベース)のバランスなんかも確認できます。
曲にメリハリがあるので、先ほどのNirvanaの「Smells like Teen Spirit」と同じく、音の鳴り方とか響きを確認するのにはもってこいなんですな。
んで、肝心なMDR-XB70の音はどうかと言いますと、思っていたよりもかなり重低音よりな音を出すヘッドフォンでした。特にベースの音は確実に捕らえることができます。
かと言って、ボーカルやギターの音は全く犠牲になっておらずハッキリ聴こえますし、音の奥行き感もキチンと感じることができます。
いやぁ〜イイ買い物をしましたよ。
今まで附属品のヘッドフォンで聴いていた時間を取り戻したいくらいですわ。
ちなみにこのヘッドフォンは長さが120cmあるY型タイプなので、コードが少し長めですし、この付属のクリップが必須になります。
ネクタイピンみたいにどこかに留めて、ヘッドフォンを引きずらないようにしたいと思います。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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