約1ヶ月ぶりにiOSが8.1.3から8.2へとアップデートされましたね。
リリースされたのはAppleが開いたイベント『Spring Forward』が開催された日本時間2015年3月10日深夜かと思われますが、そんな時間に起きているはずもないので、いつも通りに朝5時半に起床して、いつものスタイル(朝食であるトーストを囓りながら)にて、またまたバックアップも取らずにOTAでアップデートしてみました。
今回も懲りずにその様子などを交えながら、新しいiOSについて検証してみたいと思います。
まずはアップデートの前に確認しよう!
前回に引き続き、最低限の事前確認だけは行っておきましょうか。
真☆煩悩の赴くままに: 889:【徹底検証iOS】待望のiOS8.1.3がリリースされたのでOTAでアップデートしていろいろ調べてみたよっ!の巻
こちらが前回のiOS8.1.3へのアップデートした際のエントリーです。
まずはiOSのメモリー使用量から確認してみます。前回のiOS8.1.3で多少はメモリー使用量が少なくなった感じはしたのですが、iOS7.1.2の頃に比べるとまだまだという結果になっておりました。
今回改めてアップデート直前に調べてみますと、こんな感じになっておりました。
iPhone自体のメモリーか1GBしかないもんですから、約半分もiOSが占有してしまうのは如何なものかとやはり思ってしまいます。
また、iOSのメモリー使用量のせいかどうかは判りませんが、iOS8.1.3になってから特定のアプリ(Gmailなど)でプチではないフリーズ状態に陥ることもしばしばありました。まだまだ安定的とは言えません。
そして、もうひとつ事前に確認しておきたいのが、ストレージの使用量です。
過去のiOSアップデートではアップデートするたびにストレージの空き容量が増えて行くという謎の現象が出ておりました。余計なアプリを削ったのか、はたまたプログラム自体を小さくしてメモリー使用量を軽減しようとしているのかは定かではありせんけど。
アップデート前の空き容量は34.5GBですね。アップデートに必要な空き容量としては十分です。今回はApple Watch関連のアプリも追加されるようですので、きっとストレージの空き容量は減るんじゃないかと予測します。
あとアップデート前に確認するのは開始時間とバッテリー残量ですかね。果たして今回はどんだけ時間がかかるのでしょうか?
開始時間とバッテリー残量に関してはスクリーンショットに載せたままにしておきますので、そちらにもご注目下さい。
それではOTAでアップデートしてみよう!
それでは早速アップデートしてみましょうか。
設定アプリ>一般>ソフトウェアアップデートと画面遷移しますと、こちらの画面になります。
iPhone6plusの場合になりますが、ダウンロードするファイルは565MBとそれほど大きくはありません。マイナーバージョンアップですからね。
ちなみにiPhone5sの場合は443MBでした。ハードによる決定的な違いでもあるのかな?
「詳しい情報」をタップしますと、今回のアップデート内容を確認することが出来ます。
マイナーバージョンアップとは言え、今回はいつものマイナーバージョンアップとは異なるみたいなので、かなり多めに改訂内容が書かれてますな。
主だった内容としては、
- Apple Watchのサポート
- ヘルスケアAppの機能改善
- 安定性の向上
- バグの修正
ということになってます。端折り過ぎか?
この辺りについてはコピペするだけの中身のないブログが多数ありますので、そっちでも参照して下さい。ここではコピペすらせず簡略化しておきます。
まだ発売もされてないApple Watch関連はどうでもイイですし、使ってもいないヘルスケア関連もあまり興味がありません。ボクが注目するのはやはり「安定性の向上」と「バグの修正」になりますね。特にメモリー周りが改善されて安定性が向上することに期待したいと思います。
それでは、「ダウンロードしてインストール」をタップして、早速アップデートしてみたいと思います。
パスコードを入力しまして、
利用規約を読む時間がもったいないのでメール送信してから、
利用規約に同意します。いつも通り2回聞かれました。
2回ほど同意すると、すぐにダウンロードが開始されます。
ダウンロードの所要時間は約2分という表示でした。スクリーンショットを取り損ねてますけど、それもご愛嬌。
概ねその予告通りにダウンロードは終わるのですが、相変わらずその後のアップデートの準備の方が時間がかかるみたいです。
それでも開始してから約6分で準備が整ったようでして、いよいよインストールが始まるみたいです。
10秒すら惜しいので、とっととインストールしちまいましょうか。
この直後に画面がブラックアウトして、スクリーンショットも撮れなくなります。こちらはiPhone5sでアップデート中のiPhone6plusを撮影した写真になります。
Appleマークの下のステータスバーがいっぱいになると、再び画面はブラックアウトしてiPhoneの再起動が始まります。この時もAppleマークの下にステータスバーが出ますので、それがいっぱいになるまでしばし待たされることに。
そして、再起動が終わりますと、パスコードの入力を促してきます。再起動後はTouchIDでのログインは出来ませんのでご注意下さい。
これでiOS8.2へのアップデートは終了です。
お疲れ様でした。
アップデート後に確認してみよう!
まずは本当にアップデートがキチンと終わってのか?を念のために確認してみたいと思います。
先程と同じように、設定アプリ>一般>ソフトウェアアップデートと辿りまして、この画面を確認します。
どうやら無事にiOS8.2にアップデートできたようです。所要時間は約18分でした。アップデート内容がてんこ盛りのわりには意外とあっさり終わっちゃいましたね。
次にメモリー使用量を確認してみましょう。
「安定性の向上」がメモリー使用量の削減を指すのかどうか、Appleはハッキリと明言してはおりませんが、少しだけ改善されたようです。感覚的にはiOS7.1.2と同等のレベルまで来ているのではないかと思ってます。これで本当に安定してくれるといいんですがね。
そして、最後にストレージの空き容量も確認しておきましょう。
すでにご承知の通り、Apple標準アプリとしてApple Watchアプリが追加されたり、ヘルスケアアプリの項目が増えたりしてますが、ストレージ空き容量はアップデート前後で変わりませんでした。iOS自体のプログラムにも、手が入っているのかも知れませんね。
iOS8.2へアップデートしした後の所感など。
アップデート後にiOS8.2にて色んなアプリを使ってみましたが、総じて安定性が向上しているように感じます。プチよりも酷いフリーズをしがちだったGmailなども、今のところはサクサクと動くようになりました。
また、iCloud周辺のバグも治ったみたいで、ユーザー辞書が復活したりもしてます。
いやぁ、何度でも言いますけど、やっぱりこれが当たり前なんですけどね。初版をリリースしてから半年もかけてこのレベルってのはどうかと思うんですよ、正直。新しい機能を付加してワクワクさせてくれるのもイイんですけど、やっぱり使ってて苦にならないっていう大前提があってのことなんですよねぇ。
まだまだiOS8シリーズは続くみたいですが、ボクは長い目でその先に大いに期待しておりますので、どうかよろしくお願いしますよ、Appleさん。
真☆煩悩の赴くままに: 894:【iOS】評判の悪いiOS8シリーズの行方とiOS9シリーズの方向性に関する話の巻
はやく来い来いiOS9!
iOSのアップデートに付き物のセキュリティー関連の修正もあった模様です。
アップル、「iOS 8.2」でFREAK脆弱性を修正 - ZDNet Japan
FREAKS脆弱性が修正されたみたいですよ。
SSL/TLS通信時の脆弱性「FREAK」、その影響度は? | トレンドマイクロ セキュリティブログ
ちょっと難しいな、これ。
とりあえずアップデート直後の検証はこの辺りで終わりにしておきたいと思います。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
0 件のコメント:
コメントを投稿