今回は掲題の通り、約1ヶ月ぶりにコイツの続きをやってみたいと思います。
真☆煩悩の赴くままに: 899:【辛口批評】久々にATOK for iOSがバージョン1.3.0にアップデートしたみたいなので、さっそく検証してみよう!の巻
バージョンアップする度にしつこいくらいにやるんだね。
非常に楽しみです。
まずはしつこいくらいにおさらいを。
ではまずはじめに、なぜここまで執拗にこのアプリのことを徹底的に追跡するのか?ということについておさらいしておきたいと思います。これ、大事なことですから。
ATOK for iOS -日本語入力キーボード
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
他のiOS8向けキーボードアプリが軒並み無料で提供される中での1,500円という価格設定の高額アプリですから、そりゃあ目の敵にされるのも仕方なかろうと。その価格に見合った機能なり快適さを提供してくれりゃあ良かったんですが、いかんせんリリース当初は他の無料アプリにも劣るような体たらくだったもんですから、誰に頼まれたワケでもなく、同じように憤りを感じている方々の心情を代弁する者として、あえて火中の栗を拾う行為に及んでいるという話になります。
とは言っても、かなり独断と偏見に塗れた批評になっている感が否めないのも確か。1人のユーザーとして、ボクなりに気になる点に対するチェックに偏り過ぎる傾向があるやも知れません。読む方によっては「そこはどうでもイイんじゃね?」とか「そこは妥協しちゃダメでしょ?」とか思われる場面が多々あるかと存じますが、そういった点も含め、このシリーズをお読みいただければと存じます。
決して、ベネッ◯コーポレーションから漏洩したボクと家族の個人情報を金にモノを言わせて買い叩きやがったジャストシステムさんに恨み辛みがあっての謂れなき復讐劇って話ではないと、そのように事前にお断りしておきたいと思います。←ホントか?
バージョンアップした内容を確認しておこう!
それでは気を取り直して、2015年3月13日にリリースされた最新のATOK for iOSバージョン1.4.0の改定内容を確認してみたいと思います。
- キーボードのサイズ・位置を選択できるようになった(iPhone6/6plusのみ)。 以前のバージョン1.3.0まででもキーボードの位置を右寄せとか左寄せには出来ていたかと思いますが、今回はキーボードのサイズも変更できるようになった模様です。果たして好みの配置・大きさが設定出来るのか?あとでジックリ試してみたいと思います。
- 着せ替えができるようになった。 どこぞの無料キーボードアプリの真似かと思われますが、コレってそんなに改善点として強調すべき点なんでしょうか?キーボードの背景の色を変える必要があるようには思えないボクには全くもって無用の長物以外の何物でもない、評価に値しない改善点ですかね。それにしても成金趣味のゴールドのキーボードにしたい人なんていらっしゃるんでしようか?どんなコーディネートやねん......。
- 絵文字・顔文字・記号を選べるようになった。 絵文字はメールでも全く使わないおっさんですし、TwitterなどのSNSで使う顔文字はユーザー辞書に登録済みですし、記号なんてのは数字テンキーと英語テンキーで使えるもので充分なボクには、特にありがたみのない改善点になります。おそらく最低限のキーボード(ATOK for iOSはテンキーのみ)しか使わないでしょうから、残念ながら試使用もしないし評価も批評もしないと思います。
- [テンキーキーボード] キー配列を4種類から選択できるようになった。 今回の注目はこの改善点に尽きると言っても過言ではないでしょう。いつぞやのバージョン1.2.0のダメ出しをした際に要望する改善点として挙げていたもののひとつがコレになります。あの時は「テンキーキーボードにもっと自由をっ!」と世界の中心でもなんでもない端っこの片隅で雄叫びを上げていたかと記憶しておるのですが、それを観ていたのかどうかはさておき、結構大事なポイントをまたまた修正して下さったようです。こいつはありがたい。
- [テンキーキーボード] Delete(BSキー上フリック)ができるようになった。 PC用のQWERTY配列キーボードならば当たり前のDeleteキーですが、テンキーでは必要なんですかね。あまりいらないような気がしないでもないですが、せっかく付けてくれたんだからヨシとしましょうか。
- [QWERTYキーボード] iPad上のQWERTYで候補を展開して表示できるようになった。 所有するiPad mini Retinaも画面デカい系なので位置変更できるATOK for iOSのテンキーは使ってるんですが、QWERTYキーボードはTextExpander3で間に合ってるんで使わないんですよね。しかもiPad mini Retinaは持ってきてないんで確認できないし。ってことで、コイツもスルーさせていただきますか。
- [その他] 動作の安定化や不具合修正などを行った。 アプリを複数同時に使ったりしてiPhoneのメモリー空き容量が少なくなってくると、突然キーボードがiOS標準キーボードに戻ったりするんですよ、確かに。これはATOK for iOS自身のせいではなく、むしろiOS8シリーズの問題かとも考えられるのですが、それが少しでも解消されていたらイイなぁ......なんて思ったりもしますが、はてさてどうなっているのやら。
繰り返しになりますが、今回のバージョンアップにて一番の注目は、ボクが長らく待ち望んでいたテンキーキーボードでのキー配列に手が加わった点になります。ここに大きな期待を寄せつつ、実際の使い勝手などを確認してみたいと思います。
まずはATOK for iOSの設定をしよう!
まずはアプリであるATOK for iOSを起動しまして、いろんな設定を先に済ませてしまいましょう。
アプリを起動したらこの画面になりますので、「設定」をタップします。
いくつかの設定項目が増えているようです。一見しても上から2つめにあるイラスト付きの項目が増えたっぽい感じに思えますが、まずは上から順番に見ていきましょう。
まずは「使用するキーボード」です。
なんか勝手に新しい絵文字・顔文字・記号キーボードを使用することになっちゃってますけど、こちらにはこれらを使う意思は全くありませんので、とっとと外してしまいたいと思います。
こういう機能追加の場合、従来の設定をそのまま活かしつつ、新たに追加された項目などは通常はオフでリリースされるもんだと思ってるんですが、余計なことはしないでいただきたいものですな。
次は問題の「キーボードのスタイル・デザイン」の中を見ていきましょう。
以前のバージョン1.3.0の時には、ここは「キーボードの幅寄せ」という項目だったかと思いますが、今回のバージョン1.4.0では新たにサブメニュー化されております。
もともと「フリックのみ」はオンにしてありましたので、次の「スタイル選択」を見てみたいと思います。
テンキーキーボードのスタイルには従来の「ATOK」スタイルの他に、iOS標準テンキーキーボードを模した「フリック」スタイル、そしてAndroid風と言われている「カーソル」スタイルがあります。
なんだか今どきの仮面ライダーみたいにフォームチェンジできるみたいですな。「タイヤコウカーン」ならぬ「ハイチヘンカーン」とでも叫びながらフォームチェンジしてみるとよろしいかと。
ちなみに、説明には「キー配列を4種類から......云々」とあったかと思うんですが、それは「フリック」スタイルにある「カーソルキーを表示」スイッチのオンとオフで2種類とカウントするからみたいですね。
もちろん、このテンキーキーボードの配列に散々文句を垂れていたボクは、「フリック」スタイルにハイチヘンカーンですよ。
ついでに「カーソルキーを表示」もオンにしておきました。
次にサイズと位置の調整です。
サイズは、実際に使ってみて一番シックリとくるいい塩梅の大きさに自ら合わせる事が肝要かと思います。なので、あまり参考にならないかも知れませんが、ボクは実際に左手の親指の届く範囲を画面上で確認しながら一番大きい大きさにしてみました。従来の大きさだと小さすぎてタイプミス(フリックミス)することも多かったので、大きさを変えられるこの対応は非常にありがたいと思います。
また、テンキーキーボードの表示位置も微妙に変えられる機能も加わっております。
カーソルキーでチョコチョコと位置を動かせるようです。普通の状態のiPhone6plusだったならば、少し上へと位置をずらしても良かったんですが、最近mophie juice pack for iPhone6plusを装着してホームボタンよりも下に約1cmほどの延長がありましたので、位置はずらさずにデフォルトのままとすることにしました。
あとは本当に必要なのかどうなのか謎の着せ替え機能。
使うアプリによって自動的に切り替えられるデフォルトのままにしておきますか、とりあえず。
これでATOK for iOSアプリ側の設定は完了です。
お疲れ様でした。
実際に使用してみての所感など。
先ほどの設定内容にて、iPhone6plusでしばらく使い続けてみましたので、その感想などを。
TwitterなどのSNSでの投稿の際にATOK for iOSが使いづらかった点はほぼ解消しました。
ブログ原稿をフリック入力のみで書く場合なども、エディタアプリ側がiPhone6/6plusの大画面に対応してくれてさえいれば、何の問題もなく使えるまでになりました。
前回のバージョン1.3.0で追加されたiOSユーザー辞書の取り込みが容易になり、今回のバージョン1.4.0にてテンキーキーボードのキー配列がiOS標準と同等になりましたので、これまでのiOS標準テンキーキーボードと同様の違和感ない操作感にてATOK for iOSへと切り替える事が出来るようになりました。
ここで、今一度振り返ってみますが、ボクがかつて要望していた改善項目のほぼ全てがこれで叶えられたことになります。
真☆煩悩の赴くままに: 870:【辛口批評】またまたATOK for iOSがバージョンアップしたようなので、しつこいくらいに試してみるよっ!の巻
いろんな要望事項を出してました。
やっぱり、長年使い慣れているiOS標準テンキーの配列でないと、ブログ原稿も書きづらいんすよ。
いやぁ、ジャストシステムさん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
でもね......。
肝心なブログ原稿執筆によく利用するテキストエディタアプリが、未だにiPhone6/6plusの大画面対応になってなかったりするんですよねぇ......。まだまだ苦難の道は続きそうですわ。トホホ。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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