遅々として話がなかなか進まないのがこのブログの最近の特徴でして、昨年2015年の10月頃に始めた「iPhoneを機種変更する話」が越年するという体たらくの様相を呈しております。
すでに遠い過去の話となりつつあるので、少しばかりこれまでの経緯を振り返ってから、事の本題に徐々に入って行くいつもの戦法にてまずは始めたいと思いますので、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いします。
iPhone6plusを売っ払うことになった経緯
文章で書くと途轍もなく長くなりそですし、過去のエントリーのリンクを貼りまくると「またそのやり方か？！」と各方面からご批判を受けてしまう恐れがかなりの高確率で予想されますので、当ブログでは珍しく画期的な手法にてここまでの話を振り返ってみたいと思います。
- iPhone5sのバッテリーがヘタってきたし、やっぱり新しいiPhone6sが欲しい。
- 一方でこれまでiPhone5sとiPhone6plusの2台持ちをしてたけど、お得な基本料無料期間や割引サービスが終わりつつあり、このままじゃ月額料金が高騰の一途を辿ることが判明。
- ってことでいろいろ思案した結果、iPhone5sは同じキャリア（docomo）で機種変更するのがイイという結論に。
- 紆余曲折がありつつも、無事にdocomoでiPhone5sからiPhone6sにて機種変更することに成功。
- だが、もう1台のSoftBankのiPhone6plusも合わせると、これまで以上に月額利用料がかなり高額になる（あらかじめ判り切っていたこと）。
- そもそもiPhone6plusはデカくて上手く使い切れていない。だったらいっそのこと2台持ちをやめちまおうかってな流れに。
- たまたま2年縛りが切れる更新タイミングだったこともあり、長年お世話になったにも関わらずSoftBankとはアッサリと解約できちゃう。なんかつまらん。
- 解約したがSIMフリーにできない
iPhone6plusはこのまま持っていても単なる懐古趣味でしかないので、とっとと売っぱらっちまおう！ - でも、iPhone6plusの中には大事な思い出や記録などのデータが入っており、コイツをどうにかせにゃならん。
- データ類のほとんどがクラウドを使ったサービスになっているのでわざわざバックアップから復元しなくても大丈夫だった。ラッキー！
- でも写真だけはどうにもならんか......と思っていたけど、Googleフォトでバックアップを取りつつ
iCloudフォトライブラリを使って過去の写真データ全てを新しいiPhone6sに集約することに成功。ボクってばスゲー！
こんな話を2015年10月半ばから延々と独り語りしてるんですけど、まさかこんな話が2ヶ月近くも継続するなんて思ってもいなかったでしょう。
えぇ、ボクも思ってませんでしたよ、ははははは。
しかもどうです！まさか「画期的な手法」ってのが単なる箇条書きだとは予想もしなかったでしょう？
年が変わりましたから、ペンを取る手にも力が入っている何よりの証拠ですよ。
まぁ、実際にはペンでは書いてませんけどね。
さて、とっとと続きを書くと致しますか
それでは年を思いっきり跨いでしまいましたが、さっそく一大叙情詩の続きをおっ始めたいと思います。
全てではありませんが、これから売っ払おうとしているiPhone6plusの中にあるデータ類はほぼiPhone6sに集約することができました。これで何の憂いもなく「工場出荷状態」へとリセットすることができるってなモンです。
そこで、今度はお馴染みの設定アプリを使いまして、「一般＞リセット＞全てのコンテンツと設定をリセット」と辿り、躊躇することなくiPhone6plusを生まれた時の無垢な姿へと戻してやります。
ここで少しでも躊躇ってはいけません。不必要な未練を断ち切って「リセット」を断行しなければ話は始まらないのですから。
多少の後ろめたさを感じつつも、無事に「リセット」は完了しました。もう「ボクのiPhone6plus」ではなくなったアイツがただそこに佇んでいます。
すでに液晶保護ガラスシートやホームボタンシールやmophie juisce pack air for iPhone6plusなどの余計な装飾品は全ての取り外してあります。リセットというお別れの儀式が済みましたら、一応念のために最後に本体についた指紋をきれいに拭き取りまして、元々そこに存在していたハズであるあの白い箱の中へとそっと帰してやりましょう。
さぁ、これで全ての準備が整いました。これでようやく
それでは今度はとっとと買い取ってくれそうなお店に向かうことに致しましょう。
大宮のソフマップにiPhoneを売りに行こうっ！
とある11月の晴れた日に、ボクは例の白い箱をカバンに入れて、大宮まで出向くことにしました。
その日は普通の平日だったんですが、今年度になってから全然消化できていない有給休暇を珍しく取得していました。休暇だったんですが、そのことを家族には一言も告げずに、いつものスーツ姿で朝の6時半には家を出て、いつもの通勤経路をトボトボと歩いて最寄駅へと歩を進めます。
何故に休暇を取ったのにそんな行動に出たのかというと、単なるおっさんのセンチメンタリズムで、愛して止まなかったiPhone6plusと最後のひと時を共に過ごしたかったのかも知れません......って、そんなことはなくて、ただ単に休暇を取ったことをカミさんに告げたらアレやコレやと家事を押し付けられるに違いなく、本来遂行すべきミッションがインポッシブルになってインコンプリートで終わりそうだったからに他なりません。←イイのか、ここでそんなことを書いても。
ということで、目的の店（大宮のソフマップ）に出向くにはまだまだ早い時間であることは間違いありませんので、まずはいつもの書斎（ドトール）に開店と同時に入店して腰を落ち着けまして、珈琲でも飲みつつタバコでも吹かしながら、本日実行するミッションの段取りなんぞを確認しておくことに致しましょう。
まずは、現在のベストパートナーにして唯一無二の存在であるiPhone6sを使って、目的の店の営業時間を調べてみることに......
「ソフマップ 大宮 営業時間」で検索ね。
ここ（ドトール）で時間を潰すにしても限度ってもんがありますので、何か時間を潰す方法を無理矢理にでも考えることを優先しなくてはならないようですな。
と言っても、朝の7時から開いている店なんてコーヒーショップかハンバーガーショップと相場が決まっております。その数少ない選択肢の一つをすでに選んでしまっております。
朝飯はすでにシッカリと自宅で済ませておりますから、この後に朝マックってのもないでしょう。ドトールで珈琲を飲み終わったら、今度はもう一つの書斎（ベローチェ）をハシゴするってのもアリかとも思いますが、利尿作用の高い飲み物ばかり飲んでいると、今度はトイレをハシゴする羽目になるかもしれませんし......。
どうしましょうかね？←知らねぇよ。
どうせなら、いっそのこと京浜東北線で大宮とは反対の東京・神奈川方面に向かって、大船で折り返して大宮まで戻ればちょうどイイ時間をになるのではないか？
でも電車の中で何するんだ？
ブログでも書くか？
また無駄に長文になりそうだしなぁ......。
あ、そうだ、溜まりに溜まってる電子書籍でも読むか？
いや、その電子書籍を読むには持ってこいのiPhone6plusはすでに箱の中なんだっけか......と考えあぐねているその時でした。
時間を潰すには持ってこいのの妙案が頭の中に浮かんだのです。
書斎の近くにシネコンがあるので映画の一つでも観りゃ効率的に時間を潰せるんじゃないか？
確か朝一番の回はレイトショーと一緒で大人1,300円で観れるはずだし、そう言えばちょうど観たいと思ってた映画があったんだっけか。
えっ？！45歳のおっさんが平日の朝から観る映画ってのが、コレ？
いや、イイんです。今はとにかく、高尚な小難しい映画を観てしかめっ面するよりも、哀しい別れを忘却の彼方へ追いやるために笑顔を取り戻すことの方が大切なのです。いや、ホントは単なる時間潰しなのですが。
ということで、またまたiPhone6sを使って、今度は書斎（ドトール）のすぐそばにあるシネコンのサイトを閲覧してみます。
ボクが観たかった映画はやはり朝の8時半の初回から上映しているようです。終わるのは10時40分頃とのことで、観終わってから大宮に向かうとちょうどソフマップの開店時間になると、絵に描いたような理想的な時間潰しになることが判明いたしました。ふふふ。
善は急げってなワケで、そのままシネコンのサイトにログイン（以前から会員になっている）し、さっそく上映される映画の初回の座席を確保します。朝イチの上映回で大人1,300円のところ、溜まりに溜まったクーポンを利用して1,200円で座席予約は無事に完了です。観客がボク1人で貸切状態かも知れませんね。
その後は8時過ぎまでの小一時間ほどをこの書斎（ドトール）でダラダラとRSSでも閲覧しながら過ごしゃあ勝ち組です。←何に勝ったのかわからん。
映画を観終わった後は？
いやね、思った以上に面白かったんすよ、「俺物語」。
何なんでしょう、どういうワケか自分でもよく解らんのですが、最近この手のジャンルの邦画とか小説にハマってるんすよ。
この間もたまたまTVで放送してた「図書館戦争」を観て、次の日のドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」も録画してすぐに観て、気がついたら映画館で「図書館戦争 THE LAST MISSION」のレイトショーを観てましたわ。
それでも満足出来なくて、こんなモンまで買って睡眠時間を削ってまで読むという行為にまで及ぶんですから、
まさに「ハマっている」という言葉が相応しいかと思うんですよ、自分自身のことなんですけど。
そこに来て今度は「俺物語」でしょ？原作は少女マンガですからね。あれですよ、連載してるのはかの有名な「別冊マーガレット」通称「別マ」ですよ。
おかしいんだよなぁ〜。ハードボイルド小説とかSFが好物かと思ってたんですけど、最近はベタベタでアマアマなこの手の恋愛もの（なのか？）にドップリとハマる傾向が強くてですね、年甲斐もなく夢中になってしまうんですよねぇ......。
あ、あれか？
きっと、もう二度とは帰って来ないであろう「眩しいくらいキラキラした青春時代」を、映画を観たり小説やマンガを読むことで疑似体験して、さも自分がその主人公のような錯覚に浸り現実逃避しようって、そういう魂胆なんだな？
うーん、わかるっ！わかるぞ。
たぶん、もうないもんな、そんかピュアな気持ちになることも。おじさん、心の底から汚れちまっているからなぁ......。
なんか、せっかくイイ映画を観ていい気分だし、もう少しこの心地よい余韻に浸っていたいわぁ〜。
ってことで、映画を観終わったら、ソッコーでコイツをポチりまして、
この後は大宮に移動して、ランチタイムで混雑する前にラーメンでも食ってから、ドトールだかベローチェに腰を落ち着けてジックリと読書タイムといきますか。
あぁ〜良かった。久々に有給休暇にしてホントに良かったわ。
それにしても、主人公の猛男役の鈴木亮平さんの役作りはスゴいわ。TVドラマ「天皇の料理番」でガリガリに痩せてたかと思ったら、今度は大男の高校生役でしょ？違和感ないどころか見事に演じきっていらっしゃいましたよ。いやぁ良かった。
あと、大和役の女優さん、映画を観るまで全然知らなかったけど、可愛い女優さんだねぇ。永野芽郁さんていうのか、へぇ〜。今後は要チェックだな。
さて、それじゃあ、昼飯も食べたし、さっそくポチった原作マンガをiPhone6sで読むとしますかねぇ〜♡
マンガとはいえ、全部で9巻もあるから、読むのも大変だわ。今日中に読み終わるかなぁ〜。
よ〜し、仕事休みだから、頑張って読んじゃうぞっ！
......あれ？
何か大事なことを忘れているような......。
ま、イイか。そのうち思い出すでしょう..........。
（つづく）
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