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2013年4月5日金曜日

505:プロフに「ツッコミ待ちだ」と書いてあるから、あえて突っ込んでみよう!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

どうもこちらのブログを拝見すると、ボクはつまらない大人に分類されるらしい。

「つまらない大人」になる方法 - デマこいてんじゃねえ!
特にコメントを書く気にもならん。

確かに、ボクがまだ中学生だか高校生の頃も、尾崎豊(知ってる?)や佐野元春(知ってる?)が「つまらない大人になんかなりたくないっ!」って叫んだり唄ってたりしてたな。

当時の若者(ボクもね)も、かなり影響されたり共感してたりしたんだから、今の若い人たちも同じようにそんな事を思ってるんだったら、ある意味健全だとは思うよ。うん。

ただ、デマこいてんじゃねぇよっ!ってあえてツッコミたくなるのは、色んな箇所に見受けられる決めつけたような論理の方な。

例えば、大企業典型的日本企業昭和体質な会社に勤める中年社員=おっさんは、総じてつまらない大人になるんだそうだ。

あんまり素姓は明かしたくないのだが、ちなみにボクは丸の内にある東証一部上場企業の本社に勤めるサラリーマンで、今は管理職=課長だ。

妻一人、子二人。埼玉に自宅を構え、毎日通勤電車に揺られて東京都内にある会社に通勤する、いわゆる社畜だ。

以前にも書いたことがあるが、特段仕事が出来るとか出世街道をひた走るようなエリートではない、ごくごく普通のバブル入社組だ。

たぶん、会社のお荷物的な存在ではない……と信じて止まない、どこにでもいる40歳代のおっさんだ。

そんなおっさんだが、「つまらない大人」と一括りにされて黙っているようなタマじゃないんだな、これが。

「新人類(死語?)」とか「最近の若い奴は」とか一括りにされると若い人たちも怒るだろうけど、おっさんだって色々いるんだから、「つまらない大人って……あいつらと一緒にせんといて下さい!」って言いたくなったりするんだぞ。


ウチの会社は創業でいうと50年はとっくに超えてるから、それはそれは昭和体質な会社なんだろうな。

だが、そもそもその昭和体質な会社ってのはなんだ?どういう意味だ?

近代史で習っただろうから詳細までは語らないが、昭和って結構長くて、初期と中期と後期じゃ、物の考え方だとか色んなもんが全然違うぞ。

それに、そんな昭和体質=古臭い会社(って意味だと捉えているんだがあってるよね)ってのは、平成だし21世紀な今時の世の中にそんなに生き残っていないと思うんだけどな。

この「グローバル化しなきゃだから、英語も中国語もしゃべらなっ!」とか「ダイバーシティへ対応してあらゆる人材を活用しないと、人が足りひんてっ!」って世の中で、この先商売していけるとも思えないんだが、どうなんだろうか?

どうなんだろうな?


若い世代に「失敗を恐れるな!」と説教する輩が存在するのは認めるし、「自分だけは失敗したくない」って出世することだけに躍起になっているバカ者が存在するのも確かだが、両者が同一人物だってのは稀なんじゃないか?

たいていはそれぞれ違うキャラクターの持ち主で、前者は人が良いだけが取り柄で部下には慕われるが出世しないタイプだし、後者は意外としたたかで上からの覚えはめでたいけども下からは嫌われるタイプだし。

ま、ごくたまぁ〜にハイブリッド化された二枚舌を上手に使う策士みたいなヤツもいるけど、それが稀だって話な。

マナーにうるさいおっさんもいるが、マナーやルールをキチンと守るのは社会人だからでもあるしな。

企業に勤めるってことは、大勢の人の集合体=組織の中で生きていくってことで、ある程度の社会通念上の常識を守らなきゃ、そこで仕事したり成果を出したりすることはできないんだぞ。知ってた?

だって「ヒトは群れを作る社会性の動物であり、一人では生きられない。」んだからな。周囲と共生するんだったら当たり前の話だよな。気も使うし、嫌なことがあっても遠慮とかしちゃったりするもんな。

……あ、ゴメン。

これは文脈を無視してイイトコ取り(わるいとこ取り?)しちゃってるみたいだから、あまり気にせんでくれ。


そもそも、このブログの主宰者の人ってのは、大企業ってのに勤めたことがあるのかな?

実際に経験したことに基づいて書いているんだったら、事実を題材にしたノンフィクションってことで納得も行くんだろうが、それでもその勤めたことがある会社がそうだったってだけの話だろ。

そんな稀有な事実を持ち出して全体に適用されちゃ、おじさん困っちゃうんだよな。

まかり間違ってよ、ただ単に見聞きしたことだけを頼りに想像し、「仮想敵を創りだして、それに立ち向かうヒロイズムに酔いしれているボクは若者の代弁者」を気取っている、な〜んてなワケはないよな。たぶん。

ちゃんとご自身で経験したことに基づいて書いてるんだよな。きっと。

そこら辺が少しわかりづらいから、さっきのような意地の悪い方向に読み取っちゃう人も出てくるんじゃないか?

うん、気をつけた方がいいかもしれない。

ま、これもそういうツッコミだと理解してね。

日本語って難しいね。


あと、どんなに有名なジャーナリストの方かは存じ上げないが、セミナーや講演会って、悪いがそんなに役に立つものなのか?

若手の起業家には経験が足りないだろうから(だって若手なんでしょ?)、セミナーで聞きたいことも山ほどあるだろうし、役に立つことも多いだろうな。

そりゃ我先にと質問もするだろうし、起業家なんだから人脈作っておきたいだろうからな。目立とうとするわ、ボクでも。

が、会社に勤めて数十年のおっさんたちにはそれなりの経験があるだろうし、中には「そんなこたぁ知ってるよ」とか「もっと有意義な話だと思ってきたんだけど…」って思っているおっさんもいるんじゃないか?

客層がそもそも違うんじゃないかと思うんだが、まさか同じテーマで講演したりしてないよな?

だって、経験って以外とバカにできないぞ。

ただ漫然とサラリーマンやってたとしても、毎日毎日同じ事をただ単に繰り返して何十年も経っているワケじゃないから、その中で少しは学習して経験値を増やしているんだぞ。

子供だってそうやって色んなことを覚えていくんだろ?

知らない事が多かった若造時代を過ごして、ある程度の経験値も貯まってるんだぞ、おっさんには。


マナーにうるさいおっさんもいれば、寛大な心で若者に接するおっさんもいるはずなんだがなぁ。

いつからこの世の中にいる大企業に勤めるおっさんの画一化が進んだんだ?

コピーロボット(パーマンって知ってる?)でも開発されて、もう出回ってるのか?

クローンでも大量生産されているのか?

まぁな。

ところどころに「個人的な経験から言えば」とか「大雑把に言って」とか書いてあるから、一概に「決めつけている」ってのも、ちょっと強引かもしれないけどな。

ただ、言葉の端々や行間や文脈に、ついついツッコミたくなるところがワンサカとあるもんで、こんなエントリーを書きたくなっちゃうんだわ。

その他にもツッコミどころ満載なんだけど、キリがないし、腹も減ったし、ボクの言いたいことは実はこの後に出てくる【参考まで】にあるブログの中の人も言ってくれているんで、後はそちらを参考にしていただきたい。

こんなストライクゾーンど真ん中にいるつまらない大人に言われたくないだろうしな。


だからというワケでもないんだが、ボクはブログのエントリーを書く時に、「みたいです」とか「だそうです」とか「思います」を多用する小心者なんだよね。

だって、事実確認もせずに決めつけたり断定するのって怖いもんねぇ〜。

ってなことで、今回はここまでっ!


【参考まで】

「「つまらない大人」になる方法」を読んでもよく判らなかったけどみんな納得してるなら別にいい - あざなえるなわのごとし
実はこちらのブログから先ほどのブログの存在を知ったんだよね。大人ってズルいよね。

  - あざなえるなわのごとし
申し訳ないが、ボクはこのブログの熱烈なファンで毎日読んでる購読者でもあるので、こちらもリンクを貼らせて貰いました。

(おわり)

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