いやいや、ホントは別のネタをすでに用意してたんですけど、あまりにも面白かったんで、ナンバリングを繰り下げてまでこの話題に飛びついてみる事にしましたよ。
つい最近、一部のゴクゴク狭ぁ〜いところでブログはああだとかこうだとかの論争が繰り広げられようとしたら別の方向に話が行っちゃったなんてのがありましてね。
一般の方々が窺い知る必要もない世界ですし、万人にとって何かの役に立つわけでもないですし、世間のだいたいの人にとっちゃ時間の無駄以外の何物でもないので、そんな話には興味なんて示して下さらなくて全然OKなんですが。
その小じんまりとした世界で繰り広げられてるアレコレの中に「挨拶するとかしないとか」的な闘いも繰り広げられてましてね。
そこだけピックアップされてるブログの記事を読んでたら腹を抱えて笑っちゃったので、今回あえて取り上げてみる事にしました、はい。
だいぶ端折っちゃうけど、とある新進気鋭(だよな?)のプロブロガーさんとかなり老舗(ですよね?)のプロブロガーさんが、講談社かなんかで対談するっていうんで、そっちの世界の人たちが大注目してたらしいんですが、さいたまの孤高の兼業ωブロガーであるボクはそりゃあブロガーの風上にも置けない奴でして、そのお二方ともよく知らないし、ブログをちょっとだけ覗いてみたけどあまりボクの心の琴線には触れる内容でもなかったし(一応継続して観察しようと思ってRSSだけは登録しましたけど)。
ということで、その頃はちょうど焼き鳥屋でビールと冷酒を浴びるように呑んでおりましたっ!!
ま、そのイベントみたいなもんで何が行われていたのかくらいは事前に調べて知ってましたけど、
やまもといちろう×イケダハヤト - BLOGOS(ブロゴス)
こんなまとめもあるみたいなので、よっぽど暇で暇で仕方がないという方は見たらイイかもしれませんが、ボクは斜め読みくらいしかしてません。
先ほどのまとめの中で、一方の老舗(でいいんだよな?)のプロブロガーさんが、イベントの御礼を兼ねたご挨拶をされてまして、結びのご挨拶で、
イケダ師には「いろんなことを言うのは構わないけど、挨拶ぐらいはしっかりしろ」という願いを伝えて参りたいと存じます。なんて事を仰ったもんですから、「そうかぁ、挨拶しないんだ、あの人は」って思ってまして。
ま、その程度でボクの中では終わっていたんですけど。
そんで、少し間が空きましたけど、今朝(4/16)ほど、そのもう一方の新進気鋭(でもないのかな?)のプロブロガーさんの方がこんなエントリーを書いてまして。
たかが挨拶ぐらい、できなくてもいいんじゃない? - ihayato.書店 | ihayato.書店
こちらは今回のネタの一つなので、ぜひ中身をご覧いただければと思います。
かく言うボクも「やっぱりこの人、挨拶が嫌いなんだ。ま、出会うこともないだろうから関係ないねっ!(by 柴田恭兵)」って感じで、半日も経たないうちにそんな事もすっかり忘れかけておりました。
で、今度は仕事も一段落して、暇つぶしに喫煙ルームでRSSをチェックしてましたら、他のブロガーさんのこんなエントリーも見かけまして。
たかが挨拶ぐらい、出来てもいいんじゃない? - あざなえるなわのごとし
見事なコールアンドレスポンスに脱帽!以前も引用させていただいたブログなんですが、やっぱりボクはこのブログ好きだわ(笑)。
セットで読まないと意味がないので、ご注意下さい。
いやぁ〜、それにしても面白いわ。
この流れだけでも紹介したくて、急遽ネタを差し替えたボクの気持ち、少しでも解っていただけたらこれ幸いでございます。
別に煽ろうという意図はないです。煽ると誰かが得をする事になる可能性もあるそうなので、できれば煽りたくないという気持ちの方が強いっていうのが正直なところかな。
っとまぁ、色んな人の主張だけご紹介して、自分は安全地帯からコッソリ覗き見だけしてるってのも卑怯な話なので、ここからは所感を書きたいと思います。
ま、このブログがあまりにも僻地なので誰にも見つからない永遠の安全地帯っていう可能性は十分にあるんですが、それはボクが望んでこんな世界の隅っこにいるワケではないので、一つ寛大なる心でお許しいただければと存じます。
で、問題は「たかが挨拶」と言われているものを「できなくてもいいのか?」「できてもいいのか?」ってな話ですわ。
う〜ん、別にできなくても困らないけど、もし勇気を振り絞って挨拶できたら「偉いでちゅねぇ!挨拶できまちたねっ!!」ってほめてあげるくらいはしたいと思います、ボクは。
かくいうボクもかつて(子供の頃ね)は人見知りが酷くてね。
知らない人との会話なんて、何を喋ったらイイのか解らなくて、よく黙りこくってました。ただ、長い沈黙に耐えられる鋼鉄のハートは持ち合わせていたので、逆に相手に気を使わせるという返し技を同時に習得もしましたけど。
でも、それほど会話は続かないかもしれないけれど、ほんの一瞬で済む程度の挨拶くらいはできる子でした。
むしろ挨拶だけは物怖じすることなく誰にでもできてましたね。
だって、すれ違うだけのホンの一瞬の挨拶だけなら少しの手間も掛からず済みますし、その後の会話なんて必要なかったですから。
しかも、ご近所のおじさんやおばさんに「たかが挨拶」ってヤツをするだけで、さっきみたいに「挨拶できて偉いでちゅね!」って誉めてもらえるという体験をしていたからでしょうか、何の苦もなく挨拶だけはできるようになってましたよ、いつの間にか。
それが染み付いているからか、学校という社会に属してからも、会社という組織に属してからも、誰が上だとか下だとか偉いとか偉くないとかはまったく関係のない心の状態にて、自然と挨拶だけは自分から率先してしていますね。今現在もそう。
ボクが「相手が忙しそうだから邪魔しちゃ悪い」なんて気を使わない、気の利かない輩だからでしょうね。「いくら忙しくても、こちらが挨拶したらリアクションくらいあるだろう」と、一人よがりなボクは思ってしまいがちなんです。申し訳ないことに。
少なくとも、ボクが40数年間生きてきた世界で、「たかが挨拶なんだからしなくても済む世界」ってのは、あまり見かけたことはないです。
ま、それも見識不足なんでしょうけど。
朝はたいてい家族ではボクが一番に起きるんですが(平日限定)、カミさんや子供らが起きてきたら、ボクから「おはようっ!」って声を掛けるようなウザい親父です。
ご近所さんとゴミ捨て場で会った時も、もちろん自分から大声で挨拶しますし、相手がゴニョゴニョ言っててもそれを非難することはありません。
休日に子供が友達と遊んでいるところにワンコの散歩で出くわした時も、その子供の友達に向かって「こんちわぁ〜!」って挨拶します。
この場合は相手が子供なんで「たかが挨拶くらいできないで、 この先どうする?」なんて、ご両親に頼まれてもいないのに、いらぬお節介な心がもたげて来ちゃって、ついつい「こんにちわって言われたら『こんにちわ』じゃねぇのか?」って凄んでしまい、いつかウチの子供が「もうやめてくれ」と泣きついてこないかって心配している小心者でもあります。
たいていの場合、相手はちゃんと挨拶を返してくれるもんですよ、普通に。
あ、それもボクの住む世界での「普通」ですけどね。
どうも難しいな、こりゃ。
職場でも部下とか上司とか関係なしに、どちらか一方が先に「おはようございます」って声を掛けるのが日常となってます。ウチの職場では。
ただ一つボクが気をつけているのは、ボクが目上の者である場合に、下の者から「おはようございます!」って言われた際の返しを「おはよう〜」で済まさないことくらいですかね。
相手が誰であれ「おはようございます」って返すように意識しているかな、ちょっとワケあって。
まぁ、そんなこんなで、こんな挨拶の話をしていたところで、万人に通用するような最適解が出てくるワケでもないだろうことは解り切っているので、今日は帰りにWalkmanに入っているこの歌でも聴いてかえろうかと思います。
アイサツはハイセツよりタイセツ グループ魂 歌詞情報 - goo 音楽
さすがクドカン、いい歌詞だなぁ〜。
(おわり)
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