本題には全く関係ない話なんですが、ブログを何年か続けて書いてますとブログのネタを探すのにあまり苦労しなくなってきておりまして。
というのも、このブログは雑食系。
日常で起きた出来事のアレコレを掻い摘んで詳らか(つまびらか)にしておりまして、まさに『煩悩の赴くままに』を地で行くスタイルを取っております。
時には暑苦しいほどの熱い想いを語ったり、その次の回ではいきなりオチャラけたりと、ボクのボクによるボクだけの都合をもってして毎回適当に通勤電車で過ごす時間の有効活用=暇つぶしを計っております。
それは日記か?それとも雑記?
まぁ、そうお思いになるのも致し方ありません。
決してブログを名乗るのが相応しいとは思っておりませんが、狭義のブログではなくても広義のブログには僅かにカスる程度のことはしてるんじゃないかと、そう勝手に自負しておりますので、誰かに何かを言われたワケではありませんが、今後ともこのようなスタイルを貫こうと、そんな事を考えている週末の朝です。
さてさて、そろそろ本題に戻りましょうか。
もう何年もラーメンブームみたいなのが続いておりまして、老舗から新参まで数多のラーメン店が鎬(しのぎ)を削る攻防を繰り返してきておりますが、これまで我が埼玉県が発祥の地となるラーメンってのをあまり意識したことはありませんでした。
ボクがよく行くラーメン店は豚骨ベースの九州ラーメン(博多ラーメン)が多く、また時には喜多方ラーメンや北海道味噌ラーメンなどを食すことがたまにあるくらい。そもそも意識すらしなかったのは、我が埼玉県に由来するラーメンなんてないものだと思い込んでいたせいかも知れません。
いわゆる「ご当地ラーメン」的なものはないと思うんですが、改めて考えてみますと、その名を全国に轟かせた有名どころでは、新座「ぜんや」の塩ラーメンとか、白岡「もちもちの木」の魚介系醤油ラーメンとか、カップ麺として全国展開されてるラーメンもあったりするんだ!と思い至りまして、地元埼玉県が誇るこれらを紹介せずして、何がさいたまの孤高のωブロガーかと反省致しました。
ですが、如何せん会社の帰りに立ち寄るには物理的な問題が多少ありまして(通勤経路から大きく外れている)、このゴールデンウイークにカミさんからナイスな提案「子供らが学校に行ってる間に美味しいものを食べに行こう!」ってのがあったのを機会に、まずは白岡市にある「もちもちの木」に行ってみることになりした。
許せ、子供たちよ!
場所の確認
便利な世の中になったもんで、PCでもiPhoneでもAndroidでも、ちょっとしたキーワードで検索すりゃあっちゅう間に目的のお店が見つかっちゃいます。
あと埼玉県内には蓮田市に別の店舗がありますが、こちらは同系列とはいえ味噌が主体のラーメンのお店だそうなので間違わないようにしましょう。こちらは別の機会に行ってみたいと思います。
車のナビに住所を入れて所要時間を確認すると自宅のあるさいたま市からは35分ほどかかるようです。
だいたいウチの車に着いてるナビは機種が古く、地図情報が数年前から更新出来なくなってて、埼玉県白岡市が未だに存在しないから困ったもんです。仕方がないので埼玉県南埼玉郡白岡町って入力しましたが、まぁたぶんだいたいの場所と方向はあってるだろうと適当な感じで出発しました。
お店に到着、早速食べよう!
ゴールデンウイークの狭間の平日ですので道はそれほど混雑しておりませんでした。大宮バイパスも国道16号線も普段よりトラックよ数が少ないのも気のせいではありますまい。
ナビがはじき出した所要時間とほぼ同じで現地に到着しました。着いたのは11時を少し回ったくらいで、駐車場にも余裕がありました。
開店食後に到着できたって感じですかね。
店の中は少し暗めの雰囲気でアンティーク調のテーブルや調度品も置いてあり、ラーメン屋さんっていう雰囲気ではありません。
5〜6人が壁に向かって座るカウンターと、4人掛けのテーブルが2つ、そして座敷に6人掛けのちゃぶ台が3つほどあるだけで、店内はとても贅沢に空間を使った小洒落た雰囲気でした。
もう少し客を入れようと思えば席を増やせるのに、と思わないでもないですが、何かコダワリがあるのでしょう。余計なお世話ですな。
到着時間が開店直後と早かったので、待たされる事なく座敷に座りました。
カミさんとボク二人だけだったのですが、空いていることをいい事に6人席を独占状態。
ま、混んできたら相席OKなんですがね。
こちらの店のメニューは実にシンプル。
中華そばとつけ麺しかない優柔不断なボクにも優しい感じになっております。
麺の量に応じて、それぞれ大・中・小の3種類があるのみです。麺のグラム数が書いてありますので、それを目安に注文する事にしましょう。
ちなみに、少し不安だったので店員さんに「小ってふつうの量ですか?」と聞いてみたところ、予想はズバリ的中しました。
カミさんは中華そばの小、ボクはつけ麺の小を頼みました。
こちらがカミさんの注文した中華そば(小)です。
そしてこちらが、ボクの注文したつけ麺(小)。
麺は黄色い色をしたかんすいを使った麺。あまりちぢれていないストレート麺でして、食感は店名のとおりモチモチかつプリプリ。
スープは動物系と魚介系を合わせた濃厚なダブルスープでして、軽く柑橘系の味がします。柚子の皮を削って入れてたりするんでしょうか。ボクがつけ麺のつけ汁として好きなタイプでした。
ご注意いただきたいのが、スープの温度。
これがこのお店のコダワリの一つでもあるらしいんですが、かなり熱々になってます。
つけ麺のつけ汁って食べてるうちに冷めてきて、最後の方はなんだかやるせない気持ちになる事がしばしばなんですが、こちらのスープは最初からかなり熱めで、食べ終わる頃でもまだ熱さが残ってる感じでした。
これはカミさんが食べた中華麺も同様。かなり熱かったようで、食べるのに苦労してました。
先ほどのメニューの下の方にそれらしい注意が書いてありました。たしか「当店のスープはかなりお熱くなっておりますのでご注意下さい」みたいな感じ。
そんな熱いスープでも飲み切るのが礼儀。もちろん汁完です。
汁を飲み切った後の器には、これでもかと魚粉が残っておりました。
いやぁ〜、美味かったっす。
つけ麺の方が中華そばよりも麺のグラム数が多いんですが、大人の男の人だったら「中」を頼んだ方がイイかもしれません。美味しいので中太の麺もスルスルと食べられますんで。
一方、中華そばを食べたカミさんはといいますと、かなり驚いておりました。
何に驚いていたかというと、セブンイレブンでこのもちもちの木のカップラーメンを売ってるんですが、それを食べたことがあるカミさんが言うには、カップラーメンと全く同じ味だった!といい、そのカップラーメンの味の再現性をベタ褒めしてました......。
それって、褒めてるうちに入るのかどうか微妙なところなんですけどね。
当然ながら麺は全くの別物。カップラーメンよりもお店で食べる中華そばの方が美味しかったと言っています。
但し、如何せん、中華そばの方も汁が激熱ですし、麺もつけ麺と違い細めなもんですから、自ずと麺のがのびてしまう時間も早いそうです。早く食べようにも汁が熱いのでそれもままならないという......。
それでも、セブン&ホールディングスがカップラーメンとして売り出すくらいなので、美味しいラーメンには違いありません。
気になる方は新宿や宇都宮、仙台にもお店があるようなので、行ってみて下さい。
もちもちの木 オフィシャルサイト 店舗のご案内
こちらが直営店の店舗案内です。通販で麺とスープのセットやメンマなんかもあるみたいです。
セブンプレミアム 地域の名店シリーズ もちもちの木 144g (1ケース12個入) - セブンネットのネット通販
ネットでも12個単位で販売してるようです。明星食品さんの製品みたいですな。
どうぞご安心してリンク先からご購入下さい。トホホ。
ってなことで、子供らが学校に行ってる間に昼飯にわざわざ車で往復1時間もかけてラーメンを食べに遠征してきたよってな話でした。
今回はここまでっ!
(おわり)
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