前回は昨年末から今年初めにかけて映画館で観た映画についてご紹介させていただきました。
真☆煩悩の赴くままに: 937:【戯れ言】ここ半年くらいで観た映画について語ろう!の巻〜前編〜
時間の関係でたったの3作品で終わってしまいました。
でも今回でこの話は終わらせたいので、残りの上半期分を一気にやっつけてしまいやしょう。
アメリカン・スナイパー
前回ご紹介した『バンクーバーの朝日』と同じような戦争絡みの話でも、こちらはガチ。しかも最近のイラク戦争で活躍したカリスマ的なアメリカ人兵士の話。ネイビーシールズという特殊部隊に所属する伝説のスナイパー、クリス・カイルの自著を巨匠クリント・イーストウッド監督が映像化したっつうんだから観に行かないワケにはいきません。
戦争を美化してるとかやっぱり戦う兵士も苦悩するんだとかいろんな見方があったかと思うんですが、秀逸なのはエンディングでしたね。思わず見入ってしまうあの終わり方は斬新でした。一歩も席から動けませんでした。とても長い映画なので途中のサンドストームの辺りで間伸びする感も否めませんが、最後まで飽きずに観られました。ボクは哀しいお話だなと思いました。
とにもかくにも主演のブラッドリー・クーパーがカッコイイ!本物のクリス・カイルよりもひと回り小さな体格で苦労したという話もありましたが、映画の中のクリスはまさに伝説の英雄って感じで描かれてましたよ。
とっても楽しめたので、オススメ度は★★★★★です。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 〜青い瞳のキャスバル〜
はい出ました!Blu-rayをAmazonで予約済みにも関わらず、我慢できずに上映館限定の先行公開という甘い罠に誘われて観に行って来ました。もちろんBlu-rayはとっくに家に届いてます。まだ開封すらしてないけれど。
初代ガンダムが活躍するお話である元祖『機動戦士ガンダム』よりも以前の宇宙世紀0068年頃からスタートする安彦良和先生のマンガを原作としたストーリー。完全に後付けっぽいんですが、それを感じさせない重厚なストーリーがガンダムヲタクのおっさんの心をこれでもかとくすぐります。もちろん原作マンガは単行本で全24巻持ってますので既知のお話。わざわざ観に行く必要などないのですが、オールドタイプのボクにもアムロの声が聴こえたので行かざるを得ませんでした。アムロは出てませんけど。
ストーリーは知ってましたけど楽しめました。やっぱり動くと迫力が違いますね、初期型ガンタンクとか。
難を言えば、10歳のキャスバル坊やの声がなぜ田中真弓さんなのか。クリリンか?ルフィか?ってことよりも、あの顔立ちの10歳の青い瞳のキャスバルの声ではないんだよなぁ......。キャスティングミスなんじゃないですかね。ちょっと残念。
ということで、オススメ度は★★★☆☆。ちょっと辛めかな。
博士と彼女のセオリー
今年の第87回アカデミー賞で主演男優賞を獲ったエディ・レッドメインの演技が観たくて観に行っできました。言わずと知れた物理学で有名なスティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた作品でして、ストーリー的には伝記物みたいに学生時代から現代までを描いたものになってます。「まぁそうなるよね」って感じのお話で、だからどうなんだって鑑賞後に語り合うタイプの作品ではないですし、彼女や奥さんと観に行くタイプの作品でもないと思います。これもある意味、ボクは哀しいお話だなと思いました。どうしようもないんですがね。
エディ・レッドメインの演技も良かったんですが、ジェーン・ワイルド・ホーキング役のフェリシティ・ジョーンズが可愛らしい。特に学生時代の頃なんかイイ感じです。
ということで、オススメ度は★★★☆☆です。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
今年は何故かアカデミー賞の影響をモロに受けてしまってまして、これも観に行って参りました。言わずと知れたマイケル・キートンが主演で、かなり挑戦的な作品になってます。
散々いろんなところで語られてますので有名な話ですが、最初から最後の方までカメラの切り替えをしていないような撮り方になっており、まるで楽屋裏も含めた芝居を観ているような錯覚に陥ります。あと、バックに流れるジャズドラマーアントニオ・サンチェスのドラムがとても印象的な作品に仕上がっております。
ストーリーはやや難解。最後にどうなったのかの結論は観た観客に委ねられている感じがしないでもないですが、日本人だと解らない(というか普通は知らない)伏線みたいなもんがあるという話もありますので、まずはご覧になることをオススメしておきましょう。
映画『バードマン』超ネタバレ!ラストシーンに隠されたライラックの謎とホイットマンの詩について | CLOCK LIFE*
この仮説を読んで何となく理解できたかな?という感じです。まだ観てない人は読んじゃダメ!
でもまだBlu-ray発売されてないみたいなんですよね。
とりあえずサントラCDでも買ってみるかな。
そして先日のエントリーで紹介したこの映画が一番最近観た映画になります。
真☆煩悩の赴くままに: 935:【ネタバレあり?】映画『イニシエーション・ラブ』を観てきたっ!の巻
この映画のオススメ度は、原作小説を読んでないなら★★★★★かな。
何でなのか?
うーん、見に行ってるボクにもよく解りませんが、毎週決まった曜日と時間に放送されるドラマを録画して観るよりも、単発でどっぷりハマれる映画の方が向くお年頃にでもなってきたんでしょうかね?
全くもって謎だ......。
しかもまだまだ観たい映画があるんですよね。「チャッピー」もまだ観てないし、どこかのブログで面白いって書いてあった「駆け込み女と駆け出し男」も観たいし、近所の懇意にしてる居酒屋さんが撮影場所になったっていう
「夫婦ふーふー日記」も観たいし。
あとは、今月末からようやく日本でも公開される「アリスのままで」も観たいんだよなぁ。アカデミー賞主演女優賞のジュリアン・ムーアの演技を観てみたいしね。ミーハーだよね。
ホントにどうしちゃったんでしょう?この映画熱。
それもこれも、観ると確実に貰える割引クーポンもしくは無料鑑賞クーポンがあるから気軽に観に行っちゃうのか?
いや、ひょっとしたら、映画を観ながら食べるポップコーン(塩バター味)のせいなんじゃないか?アレが美味いんだこれまた(笑)。
ということで、また面白い映画を見つけましたら、ここで紹介させていただこうかと思います。拙いレビューで申し訳ないんですがね。すいやせん。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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