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2016年2月8日月曜日

1030:【ネタバレなし】『さらば あぶない刑事』を観て来たってのに、前回はそれについて全然触れてなかったから、今度こそ『さらば あぶない刑事』の話をするぞっ!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

もうホント、ワザとやってるんじゃないかと思っていらっしゃるでしょうけれど、正直に言うと「こんなハズじゃなかった」んすよ。

映画を観たから、それについて語ろうかと思ったら、そのジャンルに対する思い入れがことのほか強かったみたいで、気がついたら本筋から大きくコースアウト......なんてこともよくある話じゃなくて、そういうのが多すぎなんだよな。ホントにすみません。

真☆煩悩の赴くままに: 1029:【戯れ言】映画『さらばあぶない刑事』を観に行ったので、刑事ドラマについて語りたくなってきた!の巻
悪ふざけにもほどがあるってね。

ということで、心境はまさにタイトルのとおり、でございます。

今度こそは、ついこの前に観てきた劇場版『さらば あぶない刑事』のはなしなんぞをさせていただければと思います。


その前に、劇場版『あぶない刑事』シリーズを振り返る

ボクの大好きな刑事物ドラマの代表格である『あぶない刑事』の劇場版は、今回の『さらば あぶない刑事』が約10年ぶり。それ以前にも5本くらいの劇場版作品が公開されております。

こちらが1987年に公開された劇場版第一弾。まだ元号が「昭和」の頃の話なんすねぇ。

公開当時、ボクはまだ高校生でした。当時は土曜日も半ドンで授業がありましたから、休日の日曜日に男友達4人で観に行く約束をしまして、池袋のサンシャイン通りで待ち合わせをしておりました。そしたら、4人が4人とも黒のスーツにサングラス姿で現れたという話になりまして。「なんだよ、おまえら(笑)」なんて映画館に行った、他の観客もみんなダーク系スーツ姿だったっつう(笑)。そんな笑い話も懐かしい、遠い遠い昔の話でございます。

こちらは1988年に公開された劇場版第二弾。この秋から新TVシリーズ『もっとあぶない刑事』が始まるってのもあって、やっぱり観に行きました。この時は受験を終えて大学生になってたハズでして、バンドやってたもんですから、スーツは着ていかなかったと思います。夏場の公開だったので、たぶん普通にTシャツ&ジーパンで一人で観に行ったんじゃないかなぁ。まだ彼女もいなかったし。

間に第2弾のTVシリーズを挟みまして、それが終わった後を受けて1989年に公開されたのが、こちら。やっとこさ「平成」になりましたよ。

たぶんこの時もまだ大学生で、当時つき合っていた彼女と観に行ったんじゃないかなぁ。あの娘、今ごろ何してるのかなぁ〜。いいお母さんになってるんだろうなぁ。

......って、アフィリエイトのリンクを貼るだけ貼っておいて、映画の中身に全く触れておりませんが、それもタイトルに書いたとおり【ネタバレなし】というルールに則っているだけなので、仕方ありませんね。

ということでして、ここまでの1986年〜1989年が『あぶない刑事』シリーズの怒濤の3年間で、まさに全盛期といったところかと。

でも、まだまだ終わりませんよ。

それから数年後の1996年に劇場版第四弾が公開されてます。たぶん10周年記念作品的なものなんじゃないかと。この頃は仕事が忙しくてコレを観た記憶がないんだよねぇ。観たのかな?いや、観てないな。

1998年にはTVスペシャルと劇場版が連動する新しい試みもされていたみたいですが、これも観てないかも知れないな。なんせ、ノリノリでバリバリに仕事ばかりしてた頃だもんなぁ。

そしてこちらが今から約10年前になる2005年に公開された劇場版。これは絶対に観てない。もう結婚もして子供もいたし、この頃も猛烈に仕事が忙しくて映画を観に行ってる暇なんて絶対になかったハズだわ。毎日深夜まで会社にいたし休日出勤ばかりしてたからな。休みの日は寝てばかりで、カミさんや子供にも悪いことしたわ。

......って、やっぱり映画の内容には触れないのよ。


んで、ここでようやく、今回観た『さらば あぶない刑事』の話ね

というわけで、今回約10年ぶりにして最後の劇場版がこの2016年1月30日(土)から公開されたんですよ。ボクにとっちゃあ20数年ぶりなんですけど。

IMG_1763.jpg

久々の『あぶない刑事』になるから、「やっぱり予習が必要かなぁ?」なんて、今年に入ってから相次いで発売されてる劇場版DVDマガジンを買って観てみようかとも思ったんですが、ひょんなことからほぼタダで過去の劇場版作品を観られることが判りましてね。

だってほら、なんせボクはAmazonのプライム会員になってますんで、コレを使えば良かったんですよ。

Amazonビデオ
カテゴリ: エンターテインメント, ライフスタイル

残念ながら、1996年公開の『あぶない刑事リターンズ』と1998年のTVスペシャルと劇場版が連動する『あぶない刑事フォーエバー』は無料じゃなかったんですが、それらも有料(レンタルの場合はSD版が324円、HD版が432円)でいつでも観ることができるってんだから、嬉しいかぎり。たぶんそのうち無料になることを祈りつつ、今回は無料で観られる4作品を中心に、時間の許す範囲で予習っていうか復習してから臨みましたよ。

ちなみにhuluでは劇場版とTVスペシャルは全て観られるみたいです。無料の2週間で全部観てしまうのも1つの手ですな。

んで、過去の作品も振り返りながら、最新の劇場版を観た感想なんですが......。

現在公開されている最新作を含めての感想ですけど、面白いとか面白くないとか、そういう話じゃなくて、ボクにとっちゃあノスタルジー以外の何物でもないって感じですな。

先ほどの作品を振り返ったところでもそうでしたけど、作品の中の演者の方々もそれなりの年月を経ているワケで、最初は30代半ばだったタカとユージが歳を取っているのと同じように、観てるこちらもそれなりに歳を食ってるワケですよ。ダブダブのダブルのスーツが細身のスーッとした物に変わっていくように、横浜の街並みもどんどん変わっていくワケで、最新のGT-Rは格好良く見えても、金色のレパードはヤケに古めかしく見えちゃうってのは仕方がないんですよね。

当時のままの刑事ドラマらしからぬ軽快なセリフもオンパレードなんですけれど、歳を重ねるごとに目も耳も脳も肥えてしまった今のボクからしてみると、それほど響いて来ないというか何というか......。

勝手に膨らませた期待値が大きすぎたのか、「あれ?こんな感じだったっけか?」というのが正直な感想でして。でも、何度でも言いますけど、面白くないワケではないんですよ。以前に比べると現実離れした話でもなかったですし。リアリティはあるんですが、それがまた哀しいっていうかなんちゅうか。

観てて感じるのは「あぁ、なんか懐かしい感じ」ってな感慨ばかりで、面白いとか楽しいという感情よりも、ふとした寂寥感の方がかなり先行してしまうんですな。

いや、面白かったんですよ、過去の映画も最新の劇場版も。

なんですけれど、これで終わりということもあってか、何となく寂しい感じが強く残るんですよねぇ......。

ホント、40代半ばのおっさんの懐古趣味には持って来いでしたよ。まさに「おっさんホイホイ」な作品でした。してやられた感じがします。トホホ。


ということで、公約通りに【ネタバレなし】のつもりで語ってまいりましたが、1つだけ余計なことを書いてしまいました。

それがどこなのか?ってのは、映画館に行ってご自身の目で確認してみて下さい。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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