いやぁ〜前回はちと厳し過ぎましたかね。
真☆煩悩の赴くままに: 1076:【食レポ】いまさらながらマクドナルドで期間限定発売されていたクラブハウスバーガービーフに物申してみようっ!の巻
後半になるにつれ厳しさが増すという地獄モード。
ボクが上司だったら部下である日本マクドナルドの商品開発部の中の人はボクのことをパワハラで訴えるかと知れません。一応「言い過ぎました」と反省したフリをしておくことに致しますか。←フリじゃダメじゃん!
さてさて、今回は前回に引き続いてのマクドナルドにまつわる話です......。
あれれ、これも既に限定発売期間が終わってるんじゃないか?
いや、確か6/10(金)までのクーポンがあるので、ギリギリまだ間に合ったってところでしょうか。
とりあえず期待に胸を膨らませつつお腹を膨らませに行って、わざわざ写真まで撮って来たんだから、その話をさせていただこうかと思います。
ロコモコバーガーは救世主たり得るのか?
それでは前回予告した通り、打線が奮起して逆転に成功した後、抑えの切り札として投入されたストッパーについて見て行きたいと思います。
そもそもロコモコってのは何かっつーと、ハワイの料理ってのは解ってるんですよね。で、ご飯の上におかず的な何かを乗っけりゃあそれがロコモコってな感じのドンブリ飯のようなものだと思ったらイイんすかね。
普通は白飯の上にハンバーグを乗せ、その上に目玉焼きを乗せて、グレイビーソースをかけたものがスタンダードなロコモコらしいっすけど、別にハンバーグに限らずテリヤキチキンとか魚のフライ(マヒマヒとか)を乗っけているのも「ロコモコ」らしいっす。っていうか、そういう風にYahoo!知恵袋に書いてありました。ホントかどうか知らんけど。
だって、ボクはハワイ出身高砂部屋じゃありませんから、そんなハワイ料理事情に詳しいハズがありません。
で、マクドナルドが出すロコモコバーガーってのはどうなのかっつうと、そりゃあもちろんバーガーなワケですからハンバーグを挟んでいるんでしょう。あと目玉焼き的なものも挟んであって、ソースはグレイビーソースということに。
......となると、なんだかインパクトに欠ける商品って気がしてきましたね。味が想像できるっていうか、そんなハワイ料理を真似しただけなのかっていう。
サイズが違うだけのビッグマックの時も味の想像はできましたけど、好きなハンバーガーだっただけに期待感がありました。また、クラブハウスバーガーの時も好きなサンドウィッチのハンバーガーバージョンってことで、ワクワク感がありました。
でもね、今回のロコモコバーガーはっつうとねぇ......。
特に「ロコモコが大好きで週に5回はロコモコがランチですっ!」ってワケでもないし、同じハンバーグを食べるんだったらびっくりドンキーのポテサラパケットバーグディッシュが一番好きだし、ことさらこのマクドナルドのロコモコバーガー食べたいワケでもないんだけどなぁ。
でも、満を辞して投入された抑えの切り札のようですし、前回は滅多打ちの中継ぎピッチャー(クラブハウスバーガー)をさんざんコキ下ろしてしまいましたので、その罪滅ぼしも兼ねまして、もう一度だけ日本マクドナルド復活の可能性を検証してみようと思います。
※完全に個人的な嗜好でお送りしております。
いざ、実食っ!
さ、ということでさっそく、休日昼時のマクドナルドに出向いて、お目当てのロコモコバーガーの実力とやらを試してみたいと思います。
だがしかし、ここで思わぬ悩みが発生。iPhoneの中に入っているアプリでお得なクーポンがないか確認しようとしたところ、
McDonald's Japan
カテゴリ: フード/ドリンク
うーん、コイツはまいった。迷うどころの話じゃありませんぜ、旦那。どこの馬の骨ともわからんロコモコバーガーの野郎に640円も払うんだったら、気心も知れたビッグマックの方に600円をベットした方が、この勝負には勝てやしませんかね?あのアップルパイは別に食べたくないんですけど。
確実性を取るか、意外性に掛けるか......判断が難しいところではありますが、今回の趣旨はあくまでもロコモコバーガーの試食ですから、ここまで書いといて「やっぱりビッグマックにしました!」なんてこたぁ許されません。
仕方ない、ここは心を鬼にして、あえて、あえて茨の道へと歩を進めようじゃあーりませんか。
ということで、とっとと食べてみましょう。
こちらが切り札として日本マクドナルドさんが市場に投入してきたロコモコバーガーのポテト&ドリンクMセット 640円です。
今回はお一人様で寂しい休日のランチ。なんだかポテトの倒れ方も心なしか寂しそう。
そんなこたぁどうでもいいとして、まずは肝心なロコモコバーガーのパッケージングからチェックしておきますか。
この包装紙、これってハワイらしいか?
ハイビスカスの花はもっと赤いし、ハワイのドリンク言えばブルーハワイだし、現地は常夏の国で燦々と降り注ぐ陽射しと青い海と緑色の椰子の葉みたいなイメージないすか?
ま、行ったことないんですけどね、ハワイ。定番過ぎて逆に行きたくないっていう天邪鬼にありがちなヒネくれた発想を地で行っておりますんで、致し方ありません。
それにしても、この淡いピンクっぽい色に何の意図があるのかが読み取れません。謎だ。
それでは包装紙を広げてみましょう。箱入りじゃなくてよかった。っていうか、期間限定商品に余計な箱を用意する気がないのかも知れませんね。余計なコストも掛かりますしね。
バンズはテカリを抑えたツヤ消しの普通のビンボーくさいスタンダードなものに戻ってますな。ところどころ焦げたような斑点がありますが、パルメザンチーズを振りかけて焼いた感じに見えます。
レタスはビッグマックと共用の細切りなんでしょうか。
おそらく目玉焼きはエッグマフィンから、ビーフパティも通常のものを2枚使っているだけだと思います。
やけに白いマヨネーズ的なソースが目立ちますが、上のバンズの方に例のグレイビーソースなるものがたんまりと塗られている模様です。
他の商品からのパーツ流用は苦しい状況を考えるとわからない話ではないですな。なんせ今の日本マクドナルドさんには余裕なんてあるハズもないですから。コストと価格の折り合いをつけるためには、寄せ集めでも何でも仕方がないという事情があることを心の中でひっそりとうなづいて納得することにしましょう。
おそらくこのロコモコバーガーのキモは「グレイビーソース」なんでしょう。それ以外にロコモコ感を演じさせるアイテムがないように思います。
それではいただいてみます。
ふんふん、なるほどね、なるほどなるほど。
まぁ、特に好きでもない「ロコモコ」がテーマのバーガーでしたから過度に期待していたワケではありませんが、想定の範囲の味ですな。残念ながら、決して美味くはないっす。
バンズの中に挟むものとして、目玉焼き・ビーフパティ×2・レタス・チーズ・マヨネーズソースという組み合わせで終わらせておけば、粗野で雑に作ったサンドウィッチ風になって、それはそれでアリなんじゃないかと思います。それにトマトとベーコン辺りを加えれば完璧に近いかも......。
って、それじゃロコモコでもなんでもなくて、前回のクラブハウスバーガーもしくはBLTバーガーになっちゃうっ?!
だって、そっちの方が美味そうなんだもん。
それはさて置き、このバーガーを「ロコモコ」たらしめる肝心な「グレイビーソース」についての感想を述べておかなければなりますまい。そのソースなんですが、コイツがまたくせ者でして、バーガーに基本的に備われているハズの野性味を一切払拭してしまい、ハンバーガーというアメリカンでジャンクな雰囲気が一切感じられない、ボクにとっては何の変哲もない、おそらく二度とは口にしない味になってしまってます。
「ロコモコ=ハワイ=夏?」というイメージにも程遠いし、なら「何でこのタイミングでロコモコ?」って疑問だけが頭の中にモヤモヤと残る、そんな不快感を伴う会心の一撃を喰らった感じ。
あーあ、やっぱり600円のビッグマックセットの方にしておくんだったわ。イヤな予感ってのは的中すんのね、トホホ。
ボクとは食の好みがあまり一致することのないウチの美食家のカミさんが、このロコモコバーガーを食べた時の感想も似たようなもんでした。カミさん曰く「うわぁ〜不味いわ〜、二度と食べないわ〜!」と珍しく互いの見解が一致。でも、それで夫婦の絆が深まったかと言うと、それは全くの別の話でして、相も変わらず互いに敵の出方を牽制し合う冷戦状態。
ホント、何の役にも立たねぇな、ロコモコバーガー。←酷い言い掛かりだな。
いやぁ〜、やはりこうなると例の「お口直し」的な何かが必要になってきますな。
ということで、次回は特に期間限定発売でも何でもない、例のあのハンバーガーを食べに行って、このモヤモヤした気分をリセットしてみたいと思います。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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