そろそろ書いてるこちらが飽きてくる頃合なんですが、まだまだ続けますよ「食レポ」。だって写真がまだまだあるんですもの。
ということで、今回は雰囲気をガラッと変えまして麺類です。ラーメンです。それも、ふつうの醤油とか塩とか味噌とか豚骨じゃなくて、いきなりの担担麺。
なんでかっつうと、こちらを拝見して食べたくなっちゃったんだから、もうどうしようもないっちゅう話。
[ま]四川担担麺 阿吽(あうん)の「つゆ無し担担麺」を喰らう/辛さと痺れのレベルが選べる美味しい担担麺 @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
最近、参考にさせていただくことが多くてすみません。しかも後追いのように同じ店に行って食レポしてすみません。
果たして担担麺に何を求めるか?
ひとくちに「担担麺」っつってもピンキリでしてね。ウチのカミさんなんかは辛いモンが苦手なクセして担担麺好きなんすけど、あの胡麻の風味が堪らないらしいんです。だから「辛くない担担麺」っていう無理難題を押し付けて来たりするんでこれまた厄介なんすけど。
でもまぁ、普通の人なら担担麺に求めるのは「辛さ」ですよね。でも、辛さだけを求めるなら何も担担麺である必要がなくて、中本の蒙古タンメンとか北極ラーメンとかを食べてりゃイイんですよ。アレはアレで好きなんですけど。
ということで、今回ボクが欲しているのは「辛さ」ではないんです。それじゃあ何を求めてるのか?って話になりますわね。
四川料理のポピュラーな代表格と言えば麻婆豆腐。異論は認めますが、ここでは麻婆豆腐ってことにしておきます。
そんな麻婆豆腐も辛いだけじゃ芸がない。辛さも必要だけど肝心なのは「痺れ」。あのビリビリと舌が麻痺する感覚とか、唇が何倍にも腫れ上がっちゃったんじゃないかと錯覚する感覚が、どうしても今のボクには必要なんです。←知らねーよ。
その「痺れ」の元になるのは「山椒」。しかもそんじょそこらの山椒じゃなくて「花椒」があの強烈なアクセントをもたらすのに必要不可欠な唯一無二の存在なんです。
ボクも何て読むのかわからないのが「花椒」。
正解は「ほぁじょー」とか「ほぁじゃん」とか読むそうなんですが、花山椒と同じなのか違うのかもわからないのが「花椒」。
iPhoneの辞書には入ってないので、いったん「はなざんしょ」と打ってわざわざ「花山椒」を表示させてから「山」の字を消さなきゃならないから面倒くさくて仕方がないけど、その良さをどうしてもお伝えしたくなるのが「花椒」。
その「花椒」をふんだんに使った麻婆豆腐とか担担麺が食べたくて食べたくて仕方がないので、今回は先人の知見(さっきのブログね)を拝借しまして、割と最寄駅から近い定期券内で途中下車できる北浦和駅で寄り道することにしました、というのが事の経緯と発端になっております。
ボクをメロメロに痺れさせておくれっ!
それでは早速、通勤で使っている京浜東北線を途中下車してぶらり旅を洒落込むことに致します。
っつっても改札を出て階段を降りるだけで到着しちゃうんで全然ぶらりもしてないんすけど。
駅によくある立ち食い蕎麦屋さん的な位置付けの店舗になりますので、それほど広くはありません。車で行くと近隣のコインパーキングを使うことになるかと思いますので、なるべく公共交通機関をご利用になってお越し下さい。←店の人?
この「四川担担麺 阿吽」というお店はどこかで聞いたことあるなぁ〜と思っていたら、東京は文京区湯島にある担担麺で有名なお店でした。
いつかは食べに行きたいなぁ〜と例のEvernoteにも情報を保存してあったんですけど、東京メトロ千代田線ユーザーではないし、JR御徒町駅から行くにしても少し歩くしで、なかなか行けず仕舞いだったボクの「いつかは行きたいお店リスト」の中にあるお店でした。
今回はお店の方が譲歩してボクの方へと歩み寄って下さったため、それにお応えしようってな寸法です。←相変わらず自意識だけは過剰な「意識高い系」なんだな。
さて、先ほどの参考にさせていただいたブログにもありましたが、このお店の特徴は担担麺の「辛さ」と「痺れ」を自分好みに自由自在にも調節できるところ。
今回は初来店ということもあり、「当店の基準」と記載のあるLevel3の「辛さ3、痺れ3」で行きたいと思います。
店員さんに「紙エプロンのご用意もありますが?」と親切に声をかけていただきましたが、今回はエプロンなしで挑戦してみたいと思います。
注文してから待つこと数分、いよいよ待望の四川担担麺 Level3(辛さ3、痺れ3)が目の前に現れました。
まずはスープからいただくことに致しましょう。
かき混ぜる前に今度は辣油多めでスープを一口。
今度は辣油成分少なめでスープを一口。
さて、数少ない担担麺の具材の中でも厄介なのがこの挽き肉になります。コイツには十分注意しなけりゃなりません。
最初は麺の上に乗って存在感を存分にアピールしまくっていやがるんですが、混ぜるといつの間にか底に沈み込んでしまい、最後まで残ってしまいがちです。とりあえず一口だけでパクっといただきます。
挽き肉の他には三つ葉だか水菜だかが乗ってまして、先ほどのメニュー表の写真とは少々異なる仕様になってました(メニューの写真はほうれん草かチンゲン菜のおひたしっぽかった)。
麺は太くもなく細くもない中太のストレートに近い麺。縮れはあまりありません。
この麺に花椒が練り込まれているのかよく絡んでいるのかわかりませんが、麺を食べるたびに口の中の痺れの勢いが増す感じがします。もちろんボクには最高のシチュエーション。もう舌がビリビリして痺れまくってます。こりゃイイねぇ〜。
もちろん最後はスープを一滴も残さずに完食。
もちろん食べ終わった後、舌にも唇にも心地良い「痺れ」が余韻として残ってます。感覚的には唇が腫れていかりや長介になった気分。これはボクにとっての最高の褒め言葉です。
このエントリーを書いてるだけでまた食べに行きたくなっちゃう、そう思える食べ物って多くはないんですが、この阿吽の四川担担麺がまさにそれ。またすぐにでも食べに来ちゃいそうです。
たぶん、今夜飲んだ後に途中下車して食べに行っちゃうと思います。罰として、そこから徒歩で家まで歩くという試練を己に課すことと致しましょう。
今回食べたのは白胡麻ベースの普通の担担麺でしたが、黒胡麻担担麺もあるみたいですし、参考にさせていただいたブログにある汁なし担担麺もあるみたいです。
ですが、おそらくボクは飽きるまで白胡麻ベースの普通の担担麺をしばらく食べ続けることになるでしょう。
次回はLevel4(辛さ4、痺れ4)にチャレンジしようかな?
例えて言うならば、今回食べたのがデニム(スレンダーでも可)の量産型ザクだとしたら、次回挑戦する相手はシャア専用担担麺ということっすね。っつってもどっちも赤いので最初からシャア専用っぽいんすけど、この際それはどうでもイイか。
何度も言いますが、ボクが担担麺に求めているのは「辛さ」ではなく「痺れ」なので、いつかは「辛さ」にも限界が来るでしょう。「辛さ」が上限に達しても「痺れ」だけ強化することもできるので、例えば「辛さ4、痺れ6」なんて注文をする日が来るかも知れません。
おいおいレポートさせていただきますので、乞うご期待下さい。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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