新しいiPhoneを買わなくても(買えなくても......うぅ)、新しいiOSを楽しむ幸せがそこにはあります。新しいiOSの全ての機能を楽しむことはできなくても、古いiPhoneでも有効に使える機能はあるはずです。
ボクもiOS8が日本時間の2014年9月18日(木)に発表されたその日のうちにiPhone5sでiOS8にアップデートし、その約1週間後の2014年9月26日(金)に発表された修正版であるiOS8.0.2も適用済みです。
すでにiOS8シリーズが公開されてから10日以上経過しておりますし、その間様々な情報が飛び交っておりますので、それらを整理する意味でもここらでひとつ、ボク目線で試したiOS8シリーズの新機能について語らせていただこうかと思います。
その第1弾が掲題の通りサードパーティー製のキーボードを色々と試してみるというもの。ボク自身が一番期待していたiOS8の目玉機能がコイツになりますので、念入りにその使い勝手をチェックしていきたいと思います。
まずはアプリをダウンロードしよう!
何はともあれ、iOS8標準のキーボードではなくサードパーティー製のキーボードを使おうと思ったら、App Storeからアプリをダウンロードしなければなりません。
ボクがダウンロードして試したのはこんなアプリたちです。
まずは無料のこちら。
Simeji(シメジ) - 日本語文字入力&顔文字キーボード
カテゴリ: ユーティリティ, ライフスタイル
次は有料ですがこちら。
ATOK for iOS
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
そしてブログを書くのに便利そうなこちらもダウンロード。
TextExpander 3 + custom keyboard
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
そして最後はこちらの話題のアプリをダウンロード。
mazec - 手書き日本語入力ソフト
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
サードパーティー製キーボードを使ってみよう!
サードパーティー製のキーボードを使うには、設定アプリでキーボードの追加を行う必要があります。
設定>一般>キーボード>キーボードと辿ると、キーボードを追加する画面になります。 ボクはこれまでフリック入力のみの日本語かなキーボードと、英語のQWERTY配列キーボードの2つしか使用してませんでした。
ここで「新しいキーボードを追加...」をタップすると、ダウンロードしたサードパーティー製のキーボードを選択する画面になります。
ダウンロードした他社製キーボードが選択肢として表示されてます。ここで追加するキーボードを選択すると、新たなキーボードとして追加されます。
一度に複数のキーボードを追加することはできませんので、面倒でもひとつひとつ必要なキーボードを追加するようにしましょう。
というのも、中には追加する時にこのような言語選択画面になる場合がありますので、簡単に追加できるものだけではないからなんですね。
ちなみにこの言語選択画面はTextExpander3を追加する場合に表示されます。
先ほどダウンロードしたキーボードを全て追加するとこんな感じになります。
但し、キーボードを追加しただけでは使えない場合もありまして。それぞれの他社製キーボードをタップすると現れるこの画面でフルアクセスを許可するか否かを選択しなければなりません。
フルアクセスを許可しないと使えない場合もありますし、機能が制限される場合もあります。
ボクの場合は、許可しないと使えないTextExpander3と、許可しても大丈夫そうなATOK for iOSとmazecは「フルアクセスを許可」をオンにしておきました。残るsimejiはフルアクセスを許可しないと顔文字の利用に制限が掛かりますが、過去に色々やらかしてるってのもありまして、これだけはオフにしておきました。
まぁ、過去に色々やらかしてると言えば、名簿業者に金を払ってボクとボクの家族の個人情報を買い取っているJUST SYSTEMもどうなんだ?という話しもあるんですがね。っていうか、なんでそんな会社のアプリに大枚叩かにゃならんのかと疑問に思わなくもないですが、既にアプリを購入してしまったのであとの祭りですな。トホホ。
これで色々と試す準備が出来ました。
先に言ってしまいますが、各サードパーティーが発売したキーボードアプリは総じて、それぞれ単体で評価するととてもイイ感じですね。
simejiにしろATOK for iOSにしろ、日本語変換効率は標準のキーボードよりはイイに決まってます。じゃないとわざわざiOS8に合わせて出す意味がない。
異色のmazecも指で書いた文字であったとしても認識率は非常に高く、使っててなかなか面白いアプリです。その昔シャープの電子手帳のZaurusを使ってた人ならば懐かしい感覚が蘇ると思います。
また、ブログ原稿執筆には欠かせないTextExpanderの新バージョンも、エディタアプリを選ばずにスニペットを展開できますので、HTMLタグなどを駆使しなきゃならん特殊な状況下にある人なんかにはオススメかもしれません。別アプリとしてまた料金を払わにゃならんのが今ひとつ納得できないですけど。
惜しむらくは、この場にGoogle日本語入力がないことですかね。iOS8対応は完全に無視されているようで、今後リリースする予定すらないとか。おじさん、非常に哀しい。
これらiOS8で使えるサードパーティー製キーボードに関しては、他のブログやニュースなどで散々褒めちぎられているかと思いますので、次回はこれらのサードパーティー製キーボードを導入するデメリットを大々的に語らせていただきたいと思います。乞うご期待。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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