前回、約11ヶ月使い込んだiPad mini Retina(いわゆるiPad mini 2)をひょんなことから新品に交換してもらった顛末をお送り致しました。
真☆煩悩の赴くままに: 855:【iPad】iPad mini Retinaのミュートスイッチの調子が悪いのでGenius Barを予約して診てもらうことにしたよっ!〜後編〜の巻
新品のiPad mini Retinaに交換してもらっちゃった!テヘヘッ(*゚ー゚)>
言うなれば、突然おとずれた僥倖に邪な考えがムクムクと頭をもたげてきてしまったという話になりますが、今回はバカ正直にそのお話をさせていただければと思います。
新品のiPad mini Retinaって売ったらいくらになるの?
まだビニールの包装を剥がしていない新品のiPad mini Retinaを手にしてまず最初に頭に浮かんだのは、「この真っさらなiPad mini Retinaをこのまま売りに行ったらおいくらになるのかしら?」という考え。
先ほどApple Storeで一旦アクティベーションを行ってはいるものの、まだバックアップからの復元もしていないiPad mini RetinaにはAppleの標準アプリしかインストールされておりません。例え余計なアプリをインストールしていたり設定アプリをちょこちょこ弄っていたとしても、リセットして工場出荷状態に戻してしまえば、高値で売れるんじゃ......と思ってしまったんですな。
もちろん売っ払って得た資金はiPad Air 2の購入資金に回すことになります。やはり2GBのメモリーを搭載した新しいiPad Air 2はかなり魅力的ですからねぇ。
ということで、Apple Storeを出てすぐに、歩道に立ち尽くしながらiPhoneでiPad mini Retinaの買取価格をちょいと調べてみることに。
Googleでもなんでもイイので「iPad mini Retina 買取価格」くらいのキーワードで検索してみますと、色んな買取業者が候補として現れますので、とりあえず片っ端から調べてみました。
ボクのiPad mini RetinaはWi-Fiモデルのスペースグレー64GBになるのですが、買取価格はだいたい28,000円〜39,000円で買い取ってもらえることがわかりました。
たぶんこれが妥当な買取価格なんでしょうなぁ。昨年12月当時の購入価格は61,800円(税込)でしたので、1年近く使って半額で買い取ってもらえれば御の字といったところなんでしょうかね?
つっても新品なんですけどねぇ......。
既に新しいTouch IDが付いたiPad mini Retina 3が発売されてますが、性能的にはほぼ変わらずかもしくはちょっと劣化してるとの評判を耳にしておりしたので、ひょっとしたら先代のiPad mini Retinaのニーズが高い=買取価格も高額という淡い期待を抱いておりましたが、全然そんなことはありませんでした。残念。
しかも、この日はGenius Barで修理してもらうだけの予定で出掛けておりますので、外箱もACアダプターその他もろもろも自宅に置いたままです。このまま売りに行けるはずもありません。
例え後日に本体も付属品も外箱にキチンと納めた状態で売りに出したとして、その足でiPad Air 2を買って帰ったとしてもですよ、カミさんに何と言い訳するのか?という難攻不落な最高難度の課題が待ってることになるワケですよ。
大きさも見た目もかなり変わることになりますので、「なんか使ってたら大きくなっちゃった!てへへ♡」という言い訳が通用するのは、ボクがマギー司郎一門に弟子入りしてからというかなり先の話になりそうですし。
その前にまず、iPad mini RetinaをiPad Air 2にどうしても買い換えなければならない理由が未だに思いつかないという何とも言い難い悩みがあります。
ただ単にボクが新しい物が好きというだけの理由で、その先の活用方法の当てもないままiPad Air 2に変えてしまって果たしてよいものか?
だいたい、iPad mini Retinaだってバリバリに使いこなしてるというワケでもない単なる閲覧マシーンですし、iPad mini Retinaだから毎日鞄に入れて会社にも持って行ってますけど、大きくなったiPad Air 2だと果たして外で使うのかどうかわかりませんし、その前にカミさんや子供たちに取られてしまいそうな気がしないでもありませんし......。
ということで、何も考えずにiPad mini Retinaを売っ払って、小金を手に入れてからその使い途を考えるという行き当たりばったり方式を選択するのも何なので、売却案はこれにて断念ということにさせていただくことに致しました。
ちなみにこの時点でまだApple Storeの近くにいたりします。
とりあえず液晶保護シートを貼ろう!
ひとまず今国会では売却案が廃案と可決されました。偶然の末に新しくなったiPad mini Retinaはこれまで通り使い倒すことに決めましたので、「善は急げ!」とばかりにApple Storeからの帰りのその足で東京駅八重洲口まで歩き、八重洲地下街にあるAppBank八重洲店へと出向きました。
目的はもちろんこれ。
どうせ使うのなら気持ちよく使いたいですからねぇ。今回はせっかくiPad mini Retinaが新品になったので、奮発して0.33mmのガラス製液晶保護シートにしちゃいました。なんと贅沢な。
それに自分で液晶保護シートを貼るのは相変わらず苦手なもんでして、最近はもっぱらAppBankさんで購入してその場で貼ってもらうことに致しております。
営業時間ギリギリの19:45頃にお店に飛び込んだのですが、閉店時間までにキレイに貼ってもらうことが出来ました。もちろん、この時にApple Storeでも剥がさなかった開梱直後から貼りっぱなしのビニールシートも店員さんに剥がしてもらってます。
ちょうど開店1周年記念セールが開催されておりまして、液晶保護シートとケースを同時購入すると10%オフだったのですが、残念ながらカバーは使い古しのコイツがあったので買いませんでした。
よくよく考えたら、この透明なポリカーボネート製ケースもキズだらけだったので新しくすりやぁよかったですかね?
このケースとApple純正のスマートカバー(色はもちろんブラック)はそのまま引き継いで使うことにしまして、そのまま家に帰ることにしました。
iOSはそのまま使うのか?アップデートするのか?
iPad mini Retinaをそのまま使うことに決めたのはヨシとし、奮発してガラス製液晶保護シートを貼ったまではイイんですが、考えなければならない問題はまだまだあります。
その最たるものがiOSのバージョンはどうするのか?ってこと。
前回お伝えしたとおり、Apple Storeで交換してもらった新品には iOS7.0.6というかなり古めのiOSがインストールされております。
これまで散々iOS8シリーズのことを「メモリーばかり喰うバグだらけのダメダメバージョン」とこき下ろしているボクなので、できればこのままiOSのアップデートをせずに使えないものかと考えるのは自然の流れかと。
ただし、このままだと家にある母艦のPCにとってあるはずのiOS8.1で取得したバックアップからの復元が出来ません。
バックアップから復元出来なくて何か困ることがあるか?ってのを少しばかり考えてみたのですが、考え始めると結構面倒くさいことに気づきました。
- よく使うアプリをいちいちダウンロードし直すのが面倒くさい。 おおよそ200個くらいの使いもしないアプリをインストールしてあったので、それらをいちいち購入履歴から選び直さねばなりません。新品なのでインストールするアプリを再考しつつ厳選するという考えもなくはない(というか細かく全てのアプリを覚えているはずもない)のですが、本当の新品を購入した時のテンションの高さはありませんでしたので、その気力が湧いてきません。
- よく使うアプリの詳細設定を全て最初からやり直すのが面倒くさい。 設定アプリはもちろんのこと、Googleカレンダーと連動するスケジューラー(SaiSuke HD)やRSSリーダー(Newsify)などの細かい設定を最初からやり直さねばなりません。こういう時に困らないようにアプリのレビューなどをブログに書いたつもりではあるものの、やはり考えれば考えるほどテンションが下がってきちゃいます。
- 自宅の無線LANやURoad-Aeroなどのモバイル無線LANルーターの接続設定をやり直すのが面倒くさい。 パカっと裏蓋を外してSSIDとパスワードを確認すればイイだけの話なんですが、もうとにかく面倒くさいったらありゃしない。
うーん、あちらを立てればこちらが立たず......。悩みのタネは尽きません。
帰りの電車の中で考えに考えたのですが、結論としてはやはりバックアップからの復元を最優先にすることを前提に、iOS8.1にアップデートしてしまうという選択肢を選ぶことになりました。
だって、チクチクと最初から育てるのが面倒くさいんですものぉ〜!
それに、アプリの中にはiOS8シリーズでないと既に使えなくなっているものもあるかもしれませんし、そのうちそんな状況に陥り代替アプリを探さねばならない将来も見据えますと、ここで躊躇してる場合でもないかと、そう思いましてね。
ということで、だいたいの方針が決まりましたので、あとは家に帰って作業するのみとなりました。
だいぶ長くなりましたので、この続きは次回に繰り越させていただきます。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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