2014年11月18日(火)はいつもより30分ほど早い午前5時すぎに起床しました。
もちろん仕事の関係で早起きしなせればならない事情があってのことでして、決してお年寄りだから早く起きてしまうという老化現象によるものではありませんよ、念のために言っておきますけど。
かなり早い時間に目覚ましをセットして起きたもんですからまだまだ朝早いので、家族を起こさぬように気をつけつつ、食パンをトースターで焼き、コーヒー(インスタント)を入れて、冷蔵庫からヨーグルトとヤクルト1本とバターを取り出し、バナナを1本ちぎってダイニングテーブルにつきます。
バターをたっぷり塗ったトーストをパクつきながらiPhone片手にTwitterで朝の挨拶をしておりますと、タイムラインには「iOS8.1.1がリリースされた!」とかつぶやいている方がいらっしゃいました。
そういや先週のニュースで、新しいマイナーバージョンアップ版が11月中旬にもリリースされるってな話が出ていた記憶がありましたので、「もう来たのか?」と思いつつも確認してみますと、確かにアップデートの通知が来ているようでしたので、キチンと朝食を終えてからアップデートしてみることにしました。
ながらは良くないですからね。カミさんに怒られちゃうし。まだ寝てるけど。
←Twitterしながらパン食べてたくせに。
OTA(Over The Air)でiOS8.1.1にアップデート
いつも通りにバックアップも取らずにいきなりアップデートしちゃいます。時間もあんまりないですしね。
設定アプリ>一般>ソフトウェアアップデートと辿りますと、確かに来てますiOS8.1.1。
今回はどマイナーなバージョンアップなのでダウンロードするファイル容量も64.5MBと軽めですね。自宅の光回線直結のWi-Fi通信ならあっちゅう間に終わりそうな予感。
ただ、アップデートの内容がいつもよりあっさりしてます。バグの修正に関する詳細説明がありませんね。
まぁそれは後で自分で確認するとして、さっそくアップデートしちゃいます。
案の定、アップデートを始めた途端に残り12秒の表示に。ただし、これはファイルのダウンロードが終わるまでの時間で、この後のアップデートの準備に結構な時間がかかるはずです。
それでも何とか、スーツに着替えたりなんやかやしてる間に終わってました。
時計の表示では経過時間は18分程度。途中目を離して放置してたりしたので、実際にかかる所要時間はもっと短いかも知れません。
なお、アップデート手順をだいぶ端折っておりますので、もっと詳しい手順を知りたい方は、こちらをご覧ください。
真☆煩悩の赴くままに: 849:【初心者向け】iOS8.1がリリースされたので、iPhone単独でiOSをアップデートしてみようっ!の巻
前回のiOS8.1のアップデート手順ですが、基本的な流れは一緒ですので。
何のバグがフィックスしたのか確認してみよう!
さてさて、実はここからが本題。
Appleも詳細は明らかにしてくれてませんので、手探りで修正されたバグを突き止めなければなりません。
まず思い当たるのがiOS8にアップデートした途端に消えたユーザー辞書の行方。これまで当ブログではあまり言及してきませんでしたが、iOS8にアップデートすると、それまではあったはずのユーザー辞書が消えるという怪奇現象が世界のあちらこちらで勃発していたように聞いております。実はボクの場合も消えていたんです、ユーザー辞書が。
と言っても、大した内容の辞書ではなかったので大勢に影響なしだったんですが、ちゃんとiCloudで連携してるはずのユーザー辞書がなくなるってのもおかしな話でして。
しかも、消えたのはiOS8にアップデートしたiPhone5sのみで、iOS7.1.2のままのiPhone5のユーザー辞書は無事だったりします。同じApple IDを設定してるのに、iCloud経由で辞書が同期されないってのはどういうこと?と疑問に思っていたのですが、解決の糸口すら見当たらず、ブログで言及するには至りませんでした......。
が、いつの間にか帰ってきてました、ユーザー辞書。
今回のマイナーバージョンアップでiCloudの辞書連携関係のバクがフィックスされたのかどうか、真実は定かではありませんが、少なくともボクのユーザー辞書はちゃんと帰ってきましたよっ!おかえりなさ〜い!!
ご覧のとおり、どうでもイイ単語ばっかり登録してあるので、そんなに困ってはいなかったんですがね。ユーザー辞書が消えてしまった後に、iOS8であるiPhone5sには必要最低限な単語を登録しておいたのですが、今回のiOS8.1.1へのバージョンアップで見事な二重登録になってましたので、とりあえずユーザー辞書を整理したところでこのバグに関する検証はひとまず終了です。
Safariのシェアメニューの設定は記憶されるようになったのか?
さてさて、iOS8シリーズになって使いやすくなったかと思いきや、思いっきり期待外れなバグをご披露いただいたのが、Safariに搭載された新しい機能である「シェアメニュー」でした。
Safariでニュースやらブログだかを閲覧中にSNSへ投稿したりEvernoteやInstapaperやPocketなどに個人的に保存しておく際、これまではbookmarkletなどを駆使しなければなりませんでしたが、この「シェアメニュー」ではiPhoneにインストールされている他のアプリとの連携が誰でも簡単にできるようになっております。
ただし、このメニューを使いやすくするために、表示する連携アプリの順番をカスタマイズできるところまでは良かったんですが、その順番を記憶してくれないという不親切極まりない設計となっておりガッカリしておりました。
真☆煩悩の赴くままに: 850:【徹底検証】辛口批評再び「ここがダメだよiOS8.1!」の巻
iOS8.1がリリースされた時にも修正されてなかったバグの検証はこちらになります。
「どうせ修正されてないだろうに、なんと虚しい行為なのなだろう」と最初から諦めモード全開ではあるのですが、念のために確認してみたいと思います。
Safariを起動しまして、シェアメニューを表示させます。
これまでと変わらず見事なデフォルト通りの順番になっております。このメニューを一番右までスクロールさせますと、
「その他」というアイコンがありますので、これをタップします。
シェアメニューにて利用できるアプリの一覧が表示されます。こちらで使うメニューのオン/オフと、表示する順番の入れ替えを行うことが出来ますので、とりあえず公式Twitterアプリを先頭に持ってくるように動かしてみましょう。
Twitterアプリの方がメッセージやメールよりも優先順位が上位であると設定したところで、右上の「完了」をタップします。
当たり前の話なんですが、これでシェアメニューを開いた時に公式Twitterアプリが先頭(一番左)に表示されて選びやすくなりました。
しかし、問題はここから。
iOS8.1までは一旦Safariを終了させると、この表示順がデフォルトに戻る(メッセージやメールが先頭に来る)というバグがありました。
チマチマ使いやすいように考えに考え抜いた上での順番が元に戻ってしまった時のやるせなさと言ったら、そりゃあ「一抹のさみしさを感じる」なんてレベルのもんじゃないすよ。
思わず持っているiPhoneを遥か遠くに投げ捨ててしまいたくなるような怒りがフツフツと湧き上がってきても仕方のないアホな仕様(というかバグ)でしたわ、これ。
「きっと遠投の果てに液晶画面が粉々になったiPhoneは、Appleの責任で保障の対象になり、無償で最新のiPhone6に交換してくれるんじゃないか?絶対そうに違いない」と錯覚してしまうくらいの、普通はあり得ないグズでノロマなカメみたいなバグですよ、松本君。
あんまり怒りをここでブチまけても仕方ありませんので、とっとと先に進めましょう。
それではSafariを一旦終了させましょう。
これでアプリは何も起動していない状態になりました。別にSafari以外は起動しててもいいんですが、わかりやすいようにこうしてみました。ホーム画面がゴチャゴチャですみません。
念のために、ここでメモリーをキレイにクリーンしておきます。神聖なる行為の前に身体を清める的な祈りを込めてみたという話です、はい。別にコレでバグが修正されるなら開発陣も苦労しないんですけどね。
そして、再びSafariを起動しまして、シェアメニューを表示させてみますと......
うぉぉ!バグが修正されてるやんけぇー!
すげぇ〜!お清めってば最高じゃんかっ!←それ違う。
いやぁここまでの道程は長かった。良かった良かった。
でも、よくよく考えてみると出来て当たり前のことがようやく出来るようになったというだけの話で、別にスゴくも何ともないつてことは忘れちゃいけませんぜ、旦那。
これまで散々他人様に迷惑を掛けまくった不良が更生して人並みにマトモになったってな話と同様、特筆すべき成果でもなんでもないですから。
寧ろ、ここで一番エラいのは、このバグ修正を発表しないAppleになり変わって検証し、世間様にお披露目する機会をわざわざ作ったボクなんじゃないか?
きっと、ボクこそが賞賛されるべき対象に違いないかとも思われますので、Appleさんからお礼のiPhone6plus(SIMフリーのスペースグレー128GB)が贈呈される日を楽しみにしたいと思います。
あ、ちなみに、シェアメニューの下段にあるSafariの拡張機能に関する同様のバグも修正されてるようですので、どうぞご安心してお使い下さい。
iOSのメモリー消費量はどうなった?
そうそう、一番の問題といえば、iOS8シリーズのメモリー独占欲が異様に強いってことだったかと思いますので、そちら方面もちゃんと調べてみたいと思います。
全てのアプリを終了させた後に、何度かメモリーをクリーンしまして、弾き出されたメモリー消費量がこちらになります。
......うーん、あんまり変わってない、のね?
ってことは、AppleさんはiOS8シリーズのメモリー消費量はあまり気にしていらっしゃらないってこと?なのかしら。
実は先日、こんな話にも触れましてね。
iPhone6/6 Plusのメモリが1GBしかない理由 - iPhone Mania
そもそもメモリー1GBでも十分イケるって前提だったのかな?
アプリは落ちまくるわ、Safariはページを読み込まなくなるわ、コピーやカットが出来なくなるわってのは、まさにメモリーが不足するから起きる現象だと思ってたんですが、メモリー消費量の改善は一切されてないみたいなんですよねぇ.......。
と、思ったんですが、iOS8.1.1にしてから、メモリー不足が原因と思われた先ほどの不具合に近い症状が出にくくなった感じがしないでもありません。
というのも、このブログを書くのにテキストエディタアプリを起動して、スクリーンショットを撮りまくり、写真を加工するアプリを起動していろいろと注釈をつけ、違うアプリでネット上に写真データをアップロードしても、一向にアプリが落ちる気配がないんですよ。
そんな状態でSafariを使ってもちゃんとページを読み込んでくれてますし、コピーやカットも普通に出来たりします。
ってことは、iOS8シリーズの絶対的なメモリー消費量に手を加えるのではなく、メモリーが枯渇しそうになった際の制御プログラムみたいなものに改良を加えたってなことなんすかね?
まぁ、基本的には事務系機械音痴なボクですから、無い知恵絞ってただ妄想を繰り広げるしか術はないのですが、そんなに的外れな認識でもないと思いますよ、たぶん。
とにかく、iOSが安定してきたのは実感できるので、人柱的な詳細レポートをお待ちの堅実な方々も、ウジウジしてる暇があったら、とっととバージョンアップしちゃった方がイイと思います。
iOS8.1.1にアップデートするとストレージの空き容量が増える?
その他にも、こんな情報もあるみたいですので、ご参考までにリンクを貼っておきますね。
「iPad」や「iPhone」を「iOS 8.1.1」にアップデートするとストレージの空き容量が増える模様 | 気になる、記になる…
いきなりアップデートしちゃったもんで、コイツには気がつきませんでした。
こちらがアップデートする前のiOS8.1だった時のiPadのストレージの空き容量。
曲もビデオもほとんどないに等しいのに、アプリを入れ過ぎて空き容量は23.3GBです。
このiPad mini RetinaをiOS8.1.1にアップデートしてみるとどうなるかというと、
た、確かにっ!
空き容量が24.4GBになり、アップデート前後で約1.1GBもストレージが空きましたよ。
ちなみにiPad mini Retinaをアップデートする際のダウンロードするファイルはiPhoneよりも大きい300MBオーバーでした。
それにも関わらず空き容量が増えたってことは、アップデートで余計なものがなくなってスッキリしたってことなんすかね?
何にしても、ストレージの空き容量が増えるのは大歓迎です。いやぁ〜よかったよかった。
ボクの観測範囲で知り得たiOS8.1.1でのバグフィックスはざっとこんなところでした。
徐々にではありますが、ようやくiOS8シリーズも安心して普通に使えるレベルになって来たってことになるのかもしれません。
っていうか、できるんだったら、iOS8.0をリリースした時からやっておけよ!ってな感じですな。申し訳ないですけど。
繰り返しになりますが、今のところ特に注意すべきところも見つからないので、アップデートがまだの人はこの週末にでもiOS8.1.1にアップデートすることをオススメしまして、今回の検証は終わりにしたいと思います。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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