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2014年11月10日月曜日

857:【iPad】新品と交換してもらったiPad mini Retinaの活用方法を考える!〜後編〜の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

さてさて、購入してから約11ヶ月経過した時点で新品に交換してもらったiPad mini Retina(いわゆるiPad mini 2)ですが、前回までにだいたいの活用方針に目処がつきました。

真☆煩悩の赴くままに: 856:【iPad】新品と交換してもらったiPad mini Retinaの活用方法を考える!〜前編〜の巻
いくつになっても悩みは尽きないものなのですよ。

ということで、さっそく自宅に戻り、やらなければならない色々な作業をとっとと行ってしまうことにしたいと思います。


まずはiTunesのバージョンアップから

初代iPadを購入した時からそうなんですが、自宅のデスクトップPCの出番の回数が極端に減っております。

ボクはiPhoneでブログを書いている関係もありますが、自宅のデスクトップPCを使うことは非常に稀でして、使うのは年に数回。記憶に残っているのはデジカメで撮影した写真を取り込む時と、購入した音楽CDをX-アプリを使ってHDDに取り込みWalkmanに転送する時くらい。月に1〜2回あればいい方ですね。たまにスリープ状態のPCの画面をつけると、Windows Update後にリブートされたログイン画面になってたりしますので、如何にデスクトップPCを使ってないかがよく解ります。

iPhoneやiPad mini Retinaも夜間はACアダプタに接続して充電させたまま放置して、Wi-Fi通信にてiCloudにバックアップを取るようにしてますし、これらiOS製品をデスクトップPCにケーブル接続することもあまりありません。最後にiTunesに接続したのはiPad mini Retinaを修理に出すことを決意した際にバックアップを取得しようとした際なのですが、バックアップを取得するだけならiTunesのアップデートは不要と判断して無視していたツケがブーメランのように自分に帰ってきたことに......。

なので帰宅後に一番最初にやることは、自ずとデスクトップPCにインストールされているiTunesのバージョンアップになってしまうのです、トホホ。

iPhone6/6plusやiPad Air 2が発売されましたし、iOS8シリーズがリリースされてますので、確かiTunesのバージョンも12だか何かになってサイドバーがなくなって非常に使いづらくなったとかっていうニュースだかブログだかを斜め読みした記憶があります。

確かに最近もPCの液晶画面中央にiTunesのバージョンアップを促すダイアログが出てたりもしたんですが、無視してたんですよね。だって、ウチのPCがあまりにも非力なのか、たいていそこでのアップデートは失敗しちゃうんですよ。なのでそのまま放置してしまうことになるんですが、今回は背に腹は変えられないので、とりあえず晩飯を食べてる間にバージョンアップさせてしまおうとiTunesを起ち上げてアップデートしました。

アプリの更新が恐ろしい数になってましたが、それは見なかったことにして、iTunes本体のアップデートのみを行うことにします。


iOSのアップデートはOTAでやってしまおう!

本来ならば、母艦のPCにLightningケーブルで接続してiOSのアップデートもやってしまおうと思っていたんですが、iTunesのアップデートにも時間がかかりそうなので、仕方なくiPad mini RetinaのiOSアップデートは自宅のWi-Fi通信を使ってOTA(Over The Air)で実施することに。

時間がもったいないので、iTunesのアップデートと晩飯を食べるのと同時並行でやってしまおうかという事情があるんですわ。カミさんに怒られる前に全ての処理をちゃちゃっと同時並行で進めねばなりません。

OTAでiOSをアップデートするためには、自宅無線LANへの接続のためにパスワードを入力しなければならないところはどうしても端折れないので、最低限必要なこの行為だけして、ソフトウエアアップデートを実行します。

設定アプリ>一般>自動ロックを「2分」から「しない」に変更し、同じく設定アプリ>一般>ソフトウエアアップデートからiOS8.1へのアップデートを実行しましょう。

iOS7.0.6からiOS8.1へアップデートする際にダウンロードするファイルの容量は2.0GBでした。LTEを使ったら速攻で帯域制限に引っかかるほどの大容量。まかり間違っても電車の中で移動しながらOTAなんかしちゃいけませんな。

でも、自宅のWi-Fi通信なら大丈夫。マンション内のどこぞのお父さんが海外の大人なサイトからいけない動画ファイルを大量にダウンロードするという違法性の高い行為をしてたりしなければ、2.0GBなんて数分でダウンロードできるはずです。ちなみにこの時点でiTunesアップデートのためのファイルのダウンロードは終わってましたので、これと回線がかち合うこともなし。

ファイルのダウンロードが終わり、アップデートの準備に多少の時間は掛かりましたが、いよいよアップデートの開始となりまして、無事に画面がブラックアウトしました。このまましばらく放置しておきましょう。

そろそろ真面目に晩飯に集中しないと、カミさんにこっぴどく注意されちゃいそうなので......。

なんせ、子供らには「飯を食べる時は飯に集中しろっ!」って言ってる側ですからね。こんなながらスタイルは見せられませんわ。


PCに保存したバックアップから復元しよう!

さてさて、iTunesのアップデートもiOSのアップデートも済んだ段階にて、いよいよ全てのお膳立てが整いました!ネズッチです。

晩飯も美味しくいただき、食後の一服も済ませ、コップ1杯の水もゴキュゴキュと飲み終わっておりますので、他に何の憂いがあるというのでしょうか。いや、もう何人たりともボクの行く手を遮ることは出来るハズがありません。

とりあえず、新しくなったiPadは真っさらなままのハズなんですが、設定アプリ>一般>リセット>全てのコンテンツと設定を消去しまして、iTunesが起動されたデスクトップPCに新品のiPad mini RetinaをLightningケーブルでUSBに接続しますと、新しいiPadとして認識されます。

ここで「バックアップから復元」を選択しまして、過去に母艦PCに保存したiPad mini Retinaの最新のバックアップを選択するんですが、

......ない。どこをどう探してもバックアップが見当たらない。

2年前の日付の初代iPadの古〜いバックアップならあるんですけどねぇ......。

そんなバカな。だってあの時わざわざPCと有線ケーブルで接続してiTunes起ち上げてバックアップを取得したじゃなぁ〜い。

......はい、賢明なる読者諸氏なら既にこのトリックの原因にお気づきのことだと思います。

そうです、ボクは母艦PCにてバックアップを取得した後に、意図的に自らバックアップの取得先をiCloudに変更していたんでした。

なんせ普段は母艦PCなどに繋ぐことは滅多になく、ACアダプタに接続して充電しながら放置しておいても自動的にバックアップを取ってくれるiCloudの方が便利と、設定アプリ>iCloud>iCloudバックアップをオンにしてしまったんですな。

実際にさっきも「夜間はACアダプタに接続して充電させたまま放置して、Wi-Fi通信にてiCloudにバックアップを取るようにしてます」って書いてたし。アレが伏線だったとは作者も気づかなかったわ......。

ということで、デスクトップPCを起動したりiTunesを最新バージョンにアップデートしたことが全て無駄な作業になってしまいました。

iOSのアップデートもiPad mini Retina単独でやっちゃったんだし、今回デスクトップPCの出番はなかったんですよ、別に......。

まぁ考えたらスゴい便利になったもんだと感慨深くなっちゃうんですけどね。

っていうか、早く気づけよ......。


iCloudのバックアップから復元しよう!

はい!ということで仕切り直しです。

母艦PCのiTunesはとっとと終わらせまして、Lightningケーブルを外し、そいつを今度はACアダプタに差し込んでおきます。

結局、iOSのアップデートもOTAでしたが、バックアップからの復元もOTAでやりゃあよかったんですよ、最初から。

ということで、改めて、設定アプリ>一般>リセット>全てのコンテンツと設定を消去しまして、再びアクティベーションからやり直します。

自宅Wi-Fi通信を使ってiCloudに接続し、そこにあるバックアップから復元を実行します。それほど時間がかからずに全てのアイコンの影らしきものがiPad mini Retinaのディスプレーに表示されますが、やはり各アプリはひとつひとつ丁寧に丹精込めてダウンロードして下さるようなので、この復元がいったいいつになったら終わるのかは想像すらつきません......。

ということで、放置します。放置プレイです。ボクはドSですから得意中の得意。

もちろん、ACアダプタに接続してますし、設定アプリ>一般>自動ロックは「しない」になったままですので、全てのアプリのダウンロードが終わるまで電源が切れたりスリープすることはないでしょう。

でも、iPad mini Retinaの所有者であるボクは電池切れなので自主的にスリープしますよ。

だって明日も会社だし......。


ということで、途中で紆余曲折というか変な寄り道しちゃったりしましたが、翌朝にはボクのiPad mini Retinaはほぼ元の状態に戻って手元に戻ってまいりました。

変わったのは、ミュートスイッチがちゃんと動作するようになったことと、液晶保護シートが薄型ガラス製になって指の滑りも良くなり画面が前よりキレイに見えることくらい。

試しによく使うアプリなんかも起ち上げて使ってみましたが、各種クラウドサービスとの認証をやり直さなければならないものの、アプリ特有の設定情報などはバックアップから復元されているようなので大きな問題もなくこのまま使えそうです。

もちろん、iOSの辞書とかSafariのブックマークなどもiCloud連携でいつもiPhoneで使っているものと全く同じになってます。

少し面倒くさかったのは、kindleアプリを使う時ですかね。

Kindle 電子書籍リーダー: 無料本・無料コミックも多数
カテゴリ: ブック

同じiPad mini Retinaの環境が手元に戻って来たとは言うものの、個体のハードウェアとしてのiPad mini Retinaは全くの別物ということで、Amazonで電子書籍を購入した際にコンテンツを転送する先に新たなiPad mini Retinaが追加されてしまいます。なので、Amazonのアカウントサービスから「コンテンツと端末の管理」の設定を見直さねばなりません。

また、当然ながら前のiPad mini Retinaで読んでいたコンテンツ(電子書籍)もなくなっている状態ですので、改めてAmazonから読みたいコンテンツをダウンロードしなくちゃダメ。

まぁ既に読み終わったマンガを消す手間が省けたと思えばイイのか。

でもやはり、この辺りがちょっとだけ煩わしかったですかね。

まぁ、結果的には元に戻ったからよかったものの、やっぱり故障とかってのはない方がイイに決まってるってことですな。

ってなことで、ボクのiPad mini Retinaに纏わるトラブルはこれにて解決致しましたので、お話はこの辺りでお開きとさせていただきます。

ご静聴ありがとうございました。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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