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2014年3月7日金曜日

723:【オレ流ライフハック】最近やたらと「薄毛の悩み解消に!」っていう広告を見かけるけど、画期的な悩み解消法を伝授してしんぜよう!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

無料アプリに当然であるがごとく表示されたり、RSSフィードでもブログの中に紛れて流れてくる広告ってのがあるじゃないすか。タイトルの頭に[AD]とか[PR]ってついてる場合が多いんですけど。その広告の中に相変わらず薄毛の悩みに関する広告ってのもやたらとあったりしてですね。TVのCMにもありますわね、お医者さんに相談しようとかなんだとか。

その広告のタイトルを見ただけで「あぁん?!てめぇ喧嘩売ってんのか?」と憤る紳士も多いんじゃなかろうと思ったりもするんですけど、そんな事で怒ってたら悩み解消どころか進行を早めちゃうかも知れませんので、ここはどうか一つ冷静に対処いただきたいなぁと。

そこで、今回はかつて同じように悩みもがいていたボクが到達した解脱の世界へとみなさんを導くべく、禁断のパンドラの箱を開けてしまおうと、そういう主旨でお送りしたいと思います。


まずはボク自身の話から

現在44歳のボクは前頭葉が無駄に発達した見事なデコッパチ野郎でして、額が広い利発で知的な風貌を装う出で立ちとなっております。

えぇ、そうです。

手っ取り早く言うと、前の方からかなりハゲてますけど、それが何か問題でも?

そんなボクが薄毛の悩みを抱え始めたのは、弱冠十代の中頃でしたかね。医学的な詳しい事はよく解らないんですが、とある大学病院の先生からは若年性何たらかんたら症候群と診断された記憶が微かに残っております。

今じゃ額がかなり広くなって鶴瓶師匠みたいなハゲ上がり方になってしまいましたが、十代の当時はどちらかというと頭頂部を中心として全体的に人よりも薄いって感じでした。

客観的に考えても、人よりも大きい頭部(普通のサイズの帽子はことごとくかぶれない)は、自ずと人よりも広い表面積になっておりまして、常人と同じ本数の毛髪を有していたとしてもそれら同士の間隔は自然と広くなる、というのはもはや自然の摂理と言っても過言ではない薄毛状態でして。

当然ながら、自らの将来に夢も希望も抱えていた若かりし頃は、そりゃあ相当悩みました。それはウチの両親も一緒です。医者に相談して診断をうけさせたのはボクじゃなくて親でしたから。それがまた違った意味でショックではあったんですが、それはとりあえず置いといて。

いわゆる育毛剤ってのは片っ端から試しました。十代の頃からですよ。修学旅行とか合宿とか友人との旅行とかにカバンの奥底に育毛剤を忍ばせてバレないようにする若者の心理を想像して御覧なさい。そりゃあ自分のことながら不憫で涙が出てくる話ですがな。

あと、頭皮に針を刺して微弱な電流を流すとか、遠赤外線を照射するとか、まるで人体実験か?なんて治療も経験しましたが、薄毛も悩みも解消される事はありませんでしたね。

ちなみにこのブログ、高校の同級生とか大学時代のバンド仲間とかも読んでるんですが、本件は初告白になりますかね(笑)。

まぁでも元々が楽観的な性格だったので、その悩みで心が押し潰されることもなく、まあまあな普通の青春時代を過ごす事ができたのは幸いだったなぁと思います。今では良い思い出だなんて綺麗事は言いたくないすけど。

そんな感じだったんですが、数々試した治療法のどれかが当たったのか、薄毛がそれ以上進行することなく二十代を過ごしまして、三十代半ばまではなんとか体裁(?)が整う程度にはモチまして。

無事に結婚もできましたし、当初十代の頃に悲観していた最悪のケース(ハゲとして日の当たらない人生を送るんじゃないかという悲観的な妄想)は避けられたどころか、まあまあ何とかなった方だとは思います。

あぁ良かった良かった。


「薄毛の悩み」を解消する方法とは?

で、そのボクも若かりし頃から抱えていた「薄毛の悩み」ってヤツが解消されたのがいつ頃かと言うと、特に画期的な治療法に出会った話でもなくてすね、ある日突然天啓のように舞い降りてきた感じなんですね。

あんまり引っ張ってるとどんな結論でもショボくなっちゃうので、ここいらで一発結論めいた事を言ってしまいましょう!

ハゲの悩みを解消するのに一番の近道は......

悩んでアレコレと手を尽くす事なく、潔くとっととハゲてしまうに限るっ!!

( • ̀ω•́ )✧キラーン!

まさに至高の発想。ハゲたくない人の悩みを解消するためには、いっそのこと早くハゲ散らかってしまいなさい!という、ひょっとしたら新興宗教の教祖としてデビューして、宗教法人を設立してウハウハできちゃうんじゃないかしら?と勘違いしてしまいそうになるくらい画期的で逆説的な発想じゃないか、これ?

ボクのブロガーとしての信条の一つに「実際に体験した事を書く」というものがありまして、まさに本件はボク自らが実体験したからこそ辿り着いた悟りの境地なのであります。

まぁ、考えても御覧なさい。

人にはそれぞれ、予め定められた運命ってのがあるんです。

ハゲる奴は何をやったってハゲるし、ハゲないヤツはどんなにズボラな生活を送っていたとしてもハゲない、そんなもんですよ。

それが遺伝的な先天性のどう足掻いても避けられない要因かも知れないし、生まれ出でた後の生活による後天的な取り返しのつかないものかも知れないし。

薄毛で悩み始めたってことは、その人はいずれ必ずハゲる運命の星の下に生まれたと、そういう事なんです。

育毛剤やらブラシでトントンとか、ましてやなんとか増毛法(別に毛を増やしてるワケじゃないと思うんだけど)とかカツラなんてのはもってのほか、自然の営みに敢えてツバする人間のエゴそのもの、無駄な行為に過ぎないのです。ただ単に毛根の延命治療や見た目の装飾に莫大な資金を投入してるだけで、画期的な効果があるワケじゃないんじゃないかと、そういうことなんですな。

悩んでるあなたも、一度ハゲ散らかしてみたらいかがでしょう?まるで憑き物が取れたような爽快感に満ち溢れると思いますよ。

ハゲを隠すために僅かに残った抜け始めてわかる長い友達を思いっきり伸ばして空白地帯を敷き詰める行為もあまり感心しませんな。

いっそのこと坊主頭みたいに短く刈り込んだ方が潔くて清潔感があって好感が持てると思うんですけど。ボクなんかサラリーマンじゃなかったらスキンヘッドにしたいくらいですよ。

シャンプーの減るペースが緩やかになるし、さっと拭けばすぐに乾くし、使う湯の量だって少なくて済むからお財布にも家計にも優しいし、環境にだって優しい。エコですな、ECO。

モテるかどうかは解りません。中にはハゲが好きな人もいるでしょうし、嫌いな人もいるでしょう。そんなモテるかモテないかなんて、ハゲだけの悩みじゃないでしょ。チビやデカやデブやヤセだってコンプレックスあるでしょうし、みんな悩みながら一生懸命生きてるんですよ。ハゲのひとつくらいで悩むのなんて馬鹿らしいと思いませんか?

逆にハゲである事を有効に活用するくらいのタフさを持ち合わせなきゃダメですよ。

サラリーマンのクセに顎に髭を生やしてるボクが、髭について言及してくる上司に対して言い放った言い訳ってのが「首から上の頭部に占める生えてる毛の本数的には、一般の方のそれと同様かと思われますが?」という名言でした。おそらく上司は呆れたんだと思いますが、それ以上追求されることもなく、ハゲで髭面のボクというキャラは瞬く間に社内で認知されましたよ。

ようは気の持ちようってヤツですな。

「ハゲ=不幸なんて誰が決めたんだ?責任者出てこいっ!」と憤ったってイイんです。そんな一般社会に蔓延る常識なんて、その見事にハゲ上がった頭でブチ破ってやろうじゃありませんかっ!

ハゲって素晴らしい!

ハゲって美しいっ!

世界はハゲで満ち溢れてるっ!

ハゲって最高だっ!!

素晴らしきかな、我がハゲ頭っ!








......とまぁ、そうでも思ってないとやってらんないぞっていうお話でした。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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