前回のエントリーにて、懲りずにiOSをアップデートする様子をお送りさせていただきました。
真☆煩悩の赴くままに: 725:【iOS】朝起きたらiOS7.1が来てたのでアップデートしてみたけど、どうなのこれ?!の巻
特に珍しくもないブロガーなら誰でもやってるエントリーなんですけどね。
【困った事その1】ホーム画面のデザインがダサいっ!
アップデートした直後に意図せずホーム画面の見た目がものすごく格好悪くてダサダサになってしまった件は前回もお伝えしております。
もう一度お見せするとこんな感じ。
ホントにアップデートしただけで、設定とか何にも弄ってないんすよ。それでこんなネズミ色が多いジジくさい画面に早変わりしてしまったんです。
「まったく、何てことしてくれたんだ!」ってボクも思ってます。決してボクのセンスではありませんので、その辺は誤解なきよう。
どうしてこんなことになってしまったのか、さっそく調査委員会(委員長はボク)を発足して調べてみたところ、全てはiOS7.1から変わったアクセシビリティの設定項目のせいだったということが判明したんです。
場所は設定アプリの一般>アクセシビリティ>コントラストを上げるになります。
iOS7.0.6まではここに「コントラストを上げる」という項目が1つあっただけでした。文字を見やすくするために一部のコントラストを調整するかしないかを制御する設定のみだったんですが、アップデート前にボクはそれをオンにしていたんです。
この設定項目がiOS7.1になって3つに増えまして、
- 透明度を下げる
- 色を濃くする
- ホワイトポイントを下げる
に変わってます。
このうち、ボクのホーム画面をあんな悲惨なデザインにしたのは1番目の「透明度を下げる」って野郎のせいでした。
「コントラストを上げる」ためにオンにしていた設定はそのまま「透明度を下げる」に引き継がれた模様。たまたま一番上にある設定項目という理由だけで?意味が違うのに?なぜ?
この「透明度を下げる」という設定は、半透明なフォルダやドックの部分の透明度を下げるどころか、あの忌まわしきネズミ色に染めてしまうというもの。これがボクのホーム画面を台無しにしやがったんですな。
まぁ半透明である必要性はあまり感じてはいなかったんですが、それにしてもネズミ色ってのはどうなのよ?ってことですよ。
「ここはひとつ、透明度は下げないでおこう!」と思ったんですが......「そもそもの壁紙の色もボクらしくないんじゃないか?」と思いまして「いっそのこと気分転換に壁紙から見直してみよ〜っ!」ってことにしました。
そうして出来上がったのがコチラ。
......壁紙を黒に変えただけ、ということであんまり努力も工夫もしてないんですが、透明度を下げてネズミ色になるフォルダやドックを活かしつつ、全体をボクの好きな黒系統で統一してみたと、そういう事ですな。
ちなみに2番目の「色を濃くする」は使ってるアプリの画面の色味が著しく変わってしまう事が判明したためオフにしました。
ボクがよく利用するアプリは色設定を変えられるものは大抵オレンジ色にしているんですが、「色を濃くする」設定をオンにするとオレンジ色がアンコみたいな色になってしまうようです。これだと空腹時に余計に胃酸を分泌しそうなのでやめたっつうワケです、はい。なんせボクは甘いもの好きなもんでね♡
3番目の「ホワイトポイントがどうのこうの」ってヤツは、画面の明るさが多少変わるような感じがするだけで意味がよく解らなかったのでオフにしておきます。オンにした方がバッテリーの消費を抑えられかな?
【困った事その2】バッテリーの消費が半端なく速い!
とにかく困ったのが、iOS7.1にアップデートしただけでバッテリーの消費が異様に速くなってしまったということ。
それまでは朝の通勤時間約1時間で20%くらいの電池消費だったものが、早朝にiOS7.1にアップデートした後に満充電(100%)の状態で会社へと出かけたところ、1.5倍の30%を余裕で消費するという現象が発生しました。
なんかちょっと嫌な予感がしたので、会社に到着後は一切使わずにスリープ状態で午前中(約4時間)はずーっと放置しておいたところ、何にも動いていないハズなのに更に15%もバッテリーを消費しているじゃありませんかっ?!
まるで、3Gデータ通信をオフにしてWi-Fi通信のみで運用する際に発生していたバッテリードレイン現象が再現してしまったような感じ。
う〜ん、こいつはマズい。
確認のために、設定アプリの一般>使用状況の中にある「最後のフル充電後の経過時間」にある「使用時間」と「起動時間」を見てみると、ほぼ同じ(約1〜2分程度の差)になってました。要するにスリープさせても常にiPhoneは何らかの処理をしててバッテリーを消費し続けてると......。
んっ?!
「ほぼ同じ」ってことは、例のバッテリードレイン現象とも違うな。アレは見えないところで何らかの処理かアプリが動いてて使用時間と起動時間が寸分違わずに見事に一致してましたから。
しかも、ボクのiPhone5は普通に4Gと画面上部に表示されてるLTEデータ通信で運用してますので、Wi-Fi通信のみで運用している時に頻発するバッテリードレイン現象が起きるハズもない......。
ということは、他に原因がありそうです。やり直し。
Twitterで「iOS7.1 バッテリー」で検索してみると、
- 例のバッテリーが40%以下になると突然シャットダウンするバグの修正に期待する人
- バッテリーの消費が良くなったと言う人
- ボクと同じでバッテリーの消費が異様に速くなったと言う人
と意見は様々。これではまるで解決の糸口が掴めません。
もう少し、基本に立ち返って考えてみる必要がありそうです。
そもそもiOS7以降でバッテリーを消費する要素と言えば、
- 視覚効果
- ダイナミックな壁紙
- Appのバックグラウンド更新
視覚効果はバッテリー消費を抑えるというよりは操作性が阻害される(いちいち過剰なアニメーションで表現しなくても......という意味)ので元々オフにしてあります。
壁紙は先ほど静止画に変更したばかり(と言うかこちらも元々静止画)なので、これが原因とも考えにくい。
最後の「Appのバックグラウンド更新」は、当初はアプリが勝手に更新されちゃうというんでオフにした経緯があるんですが、本当はアプリを停止状態にすることなく位置情報を追跡したりプッシュ通知を受け取ったりするものだと知ったものの、アプリを使ってログを取るほど大層な人生を歩んでるワケではないのでオフにしたまま運用してるハズなんだよなぁ......。
んっ?!
位置情報サービスと言えば......
あれ?確か、iOS7.1にアップデートする前は、このアイコンはFoursquareや地図アプリなどの位置情報サービスを利用するアプリを起動した時にしか点かなかったハズなのに、なぜホーム画面で常に点いてるの?
ひょっとしたら......
誰だっ、ここのスイッチをオンにしたヤツはっ!!今すぐ出て来やがれってんだっ!!
ということで、原因は「Appのバックグラウンド更新」がオンになっていたというものでした。
それにしても解せないのは、このスイッチが何故にオンになったのか?
まさかとは思いますが、iOS7.1にアップデートすると自動的にオンになってしまうとか?
そんなワケないですよね?
ただしボクがこれを意図的にオンにするワケもない......。
バッテリー異常消費の原因は判明したものの、そうなってしまった根本原因は不明のままですな。残念。
ま、とりあえずこの「Appのバックグラウンド更新」はオフにしておきましょう。
設定アプリの一般>Appのバックグラウンド更新からこちらの画面に入りまして、スイッチをオフにします。
オフにしようとすると、どこぞの通信キャリアの有料オプションを解約する時のようにしつこく翻意を促されますが、バッテリー消費を抑えるために躊躇することなくオフにしてしまいましょう。
これでよしと。
この後、バッテリーの消費を気にしつつiPhoneを使い続けてみましたが、アップデート以前と変わらぬペースに戻りましたので、やはり Appのバックグラウンド更新をオンにするとバッテリー消費が異様に速くなるみたいですな。
具体的な数値で言うと、起動していたアプリを全て終わらせて放置した場合にバッテリー消費が1%/時間という感じ。それでもバッテリーが100時間しかもたないことになるのでスペック的にはまだまだなんですが、これでヨシとしておきましょうや、旦那。
「人形は顔が命」ならば「iPhoneのような携帯端末はバッテリーが命」と言っても過言ではないですから、使わない設定は極力オフにするに限ると、そういうことで終わりにしたいと思います。
ちなみに、これまでの語り口から「iOS7.1にする恩恵は少ないんじゃないか?」との誤解を招く可能性があるのでちゃんと言及しておきますが、ボクのiPhone5でもモタついてたアプリ切替時の動作がキビキビと動くようになりましたので、iOS7.1へのアップデートはした方がイイと思いますよ。
ボクは帰宅してiPad mini Retinaも早々にiOS7.1にアップデートしました。
是非皆さんも、巷に溢れる情報を駆使しつつもご自身で設定の意味と動作と副作用をキチンと押さえて、自分の使い方に合わせて設定をいろいろと変えて試してみて下さい。
きっとあなたの使い方に合った設定が見つかるハズです。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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