巷で話題のGoogleリーダー終了にまつわる話を今回もしつこく続けてみたいと思います。
って〜のも、それだけボク個人にとっては、このGoogleリーダー終了のせいでバタバタする事態となっておりまして。
真☆煩悩の赴くままに: 557:そろそろヤバイよ!Googleリーダー終焉に際して最低限しておかなければならないこととは?!の巻
一応、前々回のこの回で最低限やっておかなきゃならない事をまとめて、週末に実行してはいるんだけどね。
- Googleリーダーのフィード情報をエクスポートした。
- FeedlyにGoogleアカウントでログインした。
そもそもちゃんと順番を考えてなかったから自業自得ではあるんですが、一旦FeedlyにGoogleリーダーのフィード情報を引き継いだ後に、Googleリーダー側でRSSフィードをちょっとだけ追加したんですけど、そいつが丸一日経ってもFeedly側に反映されないという現象が出ておりまして。
ひょっとして、GoogleリーダーからFeedlyへの移行は初回ログインの一回こっきりだったりします?
まだGoogleリーダーはご存命なのに?
それとも、あまりにもみんながFeedlyに集中し過ぎて処理が遅延してたりします?
PCのブラウザでログインし直しても、iPhoneのFeedlyのアプリを消して再ダウンロードとかしてみても、状況は全く変わらず。
もうね、Feedlyに振り回されてほとほと疲れてしまいましたので、今回は別のアプリの話にさせていただきますわ。
ということで、今回の主役はこちらのアプリになります。
Sylfeed 3.0.1(¥170)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
販売元: GACHANET - GACHANET(サイズ: 6.7 MB)
こちらのアプリは、Googleリーダー終了の知らせを受け、開発者の方が思い切った決断をされておりまして、新しいバージョン3.0よりスタンドアロン型のRSSリーダーアプリとして生まれ変わっております。
Sylfeedバージョン3.0リリース | GACHANET
バージョン3.0になって生まれ変わったSylfeedについては、開発者の方のこちらのブログを参照して下さい。
スタンドアロン型RSSリーダーのメリットは、今回のような突然のRSSリーダーサービス終了などの影響を最小限にするというものである一方、開発者の方もご承知の通り、PCとiPhoneなどの複数デバイスでRSSを消化する人にとっては使えないという致命的なデメリットを内包しております。
具体的には、
- Sylfeedにて既読にしたRSSフィードはどのサービスにも反映されない。
- Sylfeedで追加したRSSフィードも他のサービスには反映されない。
繰り返して言いますが、そんなことは開発者の方は百も承知です。今回は突然のGoogleリーダー終了を受け、時間的制約がある中で、できる限りの事をされたのです。
という事で、アップデートの通知があったからといって、ホイホイとアプリの更新をしてイイかどうか、皆さんご自身で判断していただければと思います。
そんじゃあボクはどうするのか?と言いますと、ボクは手元にiPhoneが2台(iPhone4SとiPhone5)ありますので、その片方を実験的にアップデートするという事ができます。
ここは一発、その恵まれた状況を利用して、新しいバージョン3.0のSylfeedを試してみようと、そう思ってやってみました。
今回はそのレビューになります。
なお、今回はiPhone4Sの方をアップデート用に使いましたので、以後のスクリーンショットは全てiPhone4Sのものになります。
それでは、早速アップデートしてしまいましょう!
App storeにアップデートの通知が来てますので、アップデートします。
待つこと、ものの数十秒でダウンロードからインストールまで終わりました。
それでは起動してみます。
ここでもリリースノートが表示されて、今回のアップデート内容の詳細が確認できます。
今回のアップデートでは、それまでの設定は全てリセットされますので、アカウントも改めて設定する事になります。
「アカウントを追加する」をタップします。
スタンドアロン型になりましたので、Googleアカウントを入力するワケではありません。自分の好きな名前にしていいみたいですね。
何か面白い名前をと思ったんですが、あまりいいアイデアが浮かばなかったので、単純な名前にしてしまいました。
すると、まだGoogleリーダーのサービスが生きてますので、こんなメッセージが表示されます。
また一からRSSフィードを登録するのは大変なので、期間限定ではありますが、Googleリーダーからデータを移行させていただく事にしましょう。ありがたや〜ありがたや〜!!
それではお言葉に甘えまして、Googleアカウントでログインしてみましょう。
ログインするとこの画面。上に小さく見覚えのあるアイコンが見えます。
この承認画面はFeedlyへの移行でも散々見た画面ですね。何回見たことか......。
ここから少し待つことになります。
ボクは自宅のWi-Fi通信という比較的良い環境でデータ移行を行ってますが、恐らくは十数分かかったかと思います。
まぁ、それもGoogleリーダーにどんだけのRSSフィードを登録してるのかにもよると思いますので、個々人で所要時間は変わってくるかと。気長に待ちましょう。
途中でこんな親切なメッセージも表示されますよ。
そして、全てのRSSフィード情報がGoogleリーダーから移行されるとこんな画面になります。
デフォルトのシルフィードブルー。久々に見た気がします。
その後、画面表示やら、フィードの読み込みに関する設定やら、連携するInstapaperやEvernoteやPocketやReadabilityやTwitterやFacebookなどのアカウントを設定しまして、この通り、元のボクのSylfeedへと戻りました。
これで新しく生まれ変わった新生Sylfeedを使う環境が整いました。
実際に使用してみた感じですが、操作感はこれまで同様の使い勝手で大きく変わるところはありません。
画面最下段にあるボタン一つで次々とRSS消化活動が捗ります。
当然ながら、スタンドアロン型になりましたので、既読にしたRSSやスターを付けたRSSがGoogleリーダーに反映されることはありません。
これまで複数デバイス(iPhoneとPCなど)を使い分けてRSSフィードを消化してきたボクも大きな岐路に立たされている感じがします。
使い勝手はコイツが一番なんですけどねぇ......。
なお、この新しく生まれ変わったSylfeedバージョン3.0なんですが、一部にバクがある事がわかりまして、開発者の方が超特急でアップデートされてます。
素早い対応にも好印象が持てますよね。
先のリリースノートやブログにもある一節を改めて引用させていただきますと、
Googleリーダー終了の知らせを受けて不安やとまどいを感じた方は多いのではないでしょうか。Sylfeedが他のRSSリーダーサービスに乗り換えずにスタンドアロン型のRSSリーダーを選択した最大の理由はそこにあります。いつでもいつまでも安心して使い続けることができるアプリをSylfeedは目指しました。こんな素晴らしいアプリをGoogleリーダー終了如きで失うわけにはいかないっ!ってのは、これまでのユーザーの共通認識であると信じております。
もちろん、iPhoneだけでなくPC/MacやiPadなどでRSSを読む習慣がある方にとってスタンドアロン型のRSSリーダーが使い物にならないということは承知しています。今回は時間的な制約もあり、このような形でのリリースとなりましたが、今後も開発は継続して参りますので、(あまり期待せず)長い目で見守っていただければ幸いです。
近い将来に更に飛躍するであろう、このSylfeedの今後に大いに期待しつつ、終わりにしたいと思います。
こんなんでエールになったかなぁ。
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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