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2014年4月30日水曜日

759:【犯人に告ぐ】お前のせいでどれだけ子供たちが悲しんでいるか解っているのか?の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

今回はボクのごくごく身近で起きた本当の事件に関する話をさせていただこうかと思います。

一部で報道もされておりますので既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、本事件に関する一方の側の一方的な辛辣な意見を述べさせていただきます。

皆さん、特にお子さんをお持ちのお父さんお母さん方にも少なからず関係するかもしれない話になっておりまして、直接には関係のない方々にも考えていただけるような話にできればと、特に最終到達点も設けずに勢いだけで進めて行きたいと思います。


事件概要

事件は、2014年4月28日(月)という飛び石連休の狭間に突如発生しました。

小学校2校に「襲撃予定」 さいたま市教委に封書届く
こちらが報道された事件の概要となります。

リンク先に飛ぶのが面倒臭いという方にも解るように本件の概要を書きますと、
  • さいたま市教育委員会に同市内の小学校2校を4月28日に襲撃予定とする犯行予告文書が届く。
  • 文書が確認されたのは4月28日の午後3時。既に児童たちは下校した後で、各家庭に児童の安否確認が取られる。実質的な被害なし。
  • 念のため、4月29日(火)の学校施設開放を中止。
  • 4月30日及び5月1〜2日の登下校時は警備員の配置時間を延長して臨む他、保護者や教職員が付き添って集団登下校する。

というもので、その後の経過も付け加えますと、現在(4月30日朝)までのところ、小学校が襲撃されるような行為は皆無、犯行予告の文書が市の教育委員会に届いた時点から事件の伸展は特にありません。

周辺情報から確認された事実として、以下のような間接的な被害が既に発生しております。

  • 既に警察も捜査に乗り出している。
  • 4月29日及び30日朝には、校門前にパトカーが赤色灯を点けたまま待機している姿が目撃されております。小学校周辺は普段と異なるものものしい雰囲気になっています。

  • 小学校の施設を利用した活動は中止。
  • 普段は小学校の校庭や体育館は地域のスポーツ団体(子供だけでなく一般の団体も含む)に開放されているのですが、もちろん利用は全て中止。比較的自由にできていた校内への出入りも警察の許可を得ないと出来ない状況です。ウチの子供が所属しているサッカー少年団はゴールデンウィーク中に予定されていた校庭での練習や紅白戦は、子供たちの安全に配慮して当面中止に。野球やバスケなどの少年団も同じ歩調にて活動を断念せざるを得ない状況になっております。

  • 平日の小学校は通常通りだが、子供たちの活動には制限も。
  • 登下校時に教職員や親が付き添い集団で行動するのはもちろんのこと、子供だけで外出することも念の為に控える必要があります。塾や習い事をしている児童たちにも親が付き添うことになりますし、通院や遊びに行くなどの行動に関しても、児童だけで行動するのは危険と見た方が無難。平日はお母さん方が協力して、子供たちと共に行動することになりますが、もちろん子供たちの活動が制限されてしまうケースも出てきます。

襲撃するという予告があっただけで、未だに襲撃の事実はないものの、学校関係者には早くも色んな場面において間接的な被害が発生しているのは事実です。


犯行動機や目的を推理する。

保護者であるボクたちにもこれ以上の事件の詳細は伝えられておりませんので、そもそもの犯行動機や目的は全く判りません。なので少しばかり考えてみようと思うですが、こんなことをすると警察の捜査の邪魔になる(※) 可能性もあります。

※なので、どこぞから依頼がありましたらすぐに削除するつもりです。

だがしかし、自分の子供たちが通う小学校が標的になっていることですし、親としてただただ黙って事件の推移を見守るなんて出来ない堪え性のない輩なので、その辺はご勘弁いただきたく。

本事件の犯人が「何を意図して襲撃予告文書を出したのか?」ですが、単純に考えるといわゆる怨恨の可能性が高いと考えられます。

学校そのもの、もしくはさいたま市という地方自治団体、はたまた教育機関・教育機構そのものに対する恨みかも知れません。

その施設を利用する団体(含.小学校自体の活動)に対する妬みかも知れません。騒音問題などあって当たり前の日常的な被害を被っている近隣の者による恨みの線も考えられます。

もしくはある特定の学校関係者(教職員、児童、もしくはその親)に対する恨み辛みが積もり積もって犯行に及んだ、学校や団体の活動とはあまり関係のない犯行予告と考えることもできるでしょう。

動機が学校や施設利用団体という物に向けられた怨恨である場合には、様々な活動を停止もしくは停滞させる事を目的としていると考えられます。

本当に学校を襲撃する意図があったかどうかも判りませんが、犯人の意図がこの「学校における何らかの活動を停止に追い込む」というものであった場合には、これは先の述べた事実から、既にその目的の大半を遂げたと言えることができるでしょう。

わざわざ犯行を予告し、現在まで襲撃という事実が発生していないという手口から、「単なる愉快犯なのでは?」と考えられなくもありません。

学校における様々な活動に制限が加わる事実を「いい気味だ」とすることで満足しているという具体的なものではなく、学校関係者(教職員、児童、親、施設利用者)が右往左往する様を見てほくそ笑んでいるだけであったりとか、もしくはただ単に地方自治体が警察まで動員して対処する様子を実現した己の手腕に陶酔するだけの狂人のなせる犯行とも考えられます。

なお、今回襲撃予告があった2つの小学校は比較的距離が近い場所にあります。

ただ単に場所が近いというだけで、その距離は数百メートルは離れていますので、学区は完全に分離されています。

恐らくは学校関係者(教職員、児童及びその親)が両校に跨がることはありません(たぶん)。

もちろんどちらの学校にも近所で騒音やら児童によるイタズラなどの被害を被っている近隣住民の方々はいらっしゃるでしょうが、双方の小学校に同時に恨みを持つということも、まずありえないでしょう。

詳しく調べたワケではないですが、学校施設を利用する団体が両校にまたがる可能性も少ないでしょう。少なくともいわゆる少年団と言われる野球・サッカー・バスケット・バレーなどの子供向けの団体は、各校それぞれに存在しどちらか一方の学校施設で活動しておりますので、両校を同時に脅迫する意味が解りません。

両校の施設を常時利用している一般(大人だけ)の団体もないのではないかと推測しています。

となると、ただ単に混乱を来たすことを目的とした犯行であるという線が濃くなって来ます。個人的にはこの程度の被害で終わって欲しいと願うばかりです。

ただし、この「小学校2校を襲撃予定」とした犯行予告は、どちらか一方に対する怨恨をカモフラージュするために同時に2校を襲撃予定とした可能性もあります。

「学校そのもの」や「その施設を利用する団体」と言ったものを対象とした犯行ではなく、ある特定の人物を標的とした脅迫であることを隠蔽するためにその脅迫の範囲を意図的に広げた可能性も捨てられません。

素人ながらに色々と考えてはみたものの、要するに現段階では犯人像も動機も目的も絞りきれていないってのがボクが感じるところなんです。

ひょっとしたらターゲットはボクやウチの家族かも知れませんし、犯人はボクである可能性もまだまだあるのです。

少なくともボクには全くもって謎だらけ......。


犯人に一番言いたいこと。

そんな不可解な事件なんですが、既に間接的な被害が出ているという事実があることを先ほど述べました。

市の教育委員会や学校教職員は突然の犯行予告に右往左往しています。

警察による24時間体制の警備も実施されており、担当する警察官にとっては職務とは言えいい迷惑かと思います。

両校に通う児童を持つ親にしたって、送り迎えなどの手間がかかるでしょうし、そもそも自分たちの子供が直接的な被害にあうことは絶対に避けたいとヒヤヒヤしています。

児童だって、校庭で遊ぶこともままならず、友達の家にも公園にも公民館にも1人では遊びにも行けず、どこに行くにしても小うるさい親が神経質に付き纏うんですから、たまったもんじゃないでしょうね。

先に述べた通り、犯人の意図するところが「関係者に混乱を来すこと」であるとするならば、既にその目的はほぼ達成できたものと思われます。

なので、これ以上の直接的な犯行は控えてもらいたいというのが正直なことろです。

実際には施設が破壊されたりとか、関係者が傷害などの被害があったワケではないですから、まだ気が済む段階まで行っていないかも知れません。

が、この犯行のターゲットが特定人物に向けたものだとしても、学校という施設や組織に対するものだとしても、それなりに目的は果たせたんじゃないでしょうか。

もういいでしょう、気が済んだでしょうと、そう言いたい。

ただね、何の恨みがあるのか、単に面白がっての犯行予告なのかも判りませんがね、犯人にちょっと考えてもらいたいのは、今回の犯行予告ってのは、ターゲットのみならず色んな人々に対して大きな負の影響を与えているってことなんですよ。

その中でも、今回の事件の現時点での一番の実質的な被害者は、当然ながら子供たちだということは紛れもない事実なんです。

間接的な被害が発生しているって言ったけれど、教職員や警察官なんてのはそれも職務なんだと思えば被害でも何でもないのかも知れないし、親だって親の責任の範疇だと言われればそれまで。

面倒なことになったと、迷惑な話だと思うかも知れないけれど、ボクたち大人はまだ我慢ってものができる。それにも限度ってもんがあるんだが、まだ現段階までなら我慢しましょうか。

だがね、子供たちはそうじゃない。我々大人と違って、まだ幼い彼ら彼女らにとっては、こんな些細なことでも一生残る傷になる可能性もあるんだよ。

例え犯行予告で活動を制限される程度の間接的な被害であったとしても、それは子供たちにとっては既にほぼ直接的な被害になるんだよ。

実際に、様々な活動が制限されることによって、子供たちの多くが何らかの形で被害を被っているんだ。

もうすぐ親の仕事の都合で引っ越す予定の子供がいたとしたら、残り少ない友達と共有できる時間を楽しく過ごすことができなくなるんだぞ。

親が仕事でゴールデンウィークにどこにも連れて行ってもらいえない子供がいたとしたら、同じような境遇の友達と遊んで過ごそうと思っていたかもしれないのに、連休中は家で大人しく過ごさざるを得なくなるんだぞ。

野球やサッカーやバスケなどの試合を控えた少年団の子供たちがいるとしたら、そのための練習をしようと思っていたのにぶっつけ本番で試合に臨まざるを得なくなり、普段の実力を発揮できずに試合に勝てなくなるかもしれないんだぞ。

大人として過ごす日常の時間はいくらでもあるんだから、やり直しなんて簡単にできるし、少しの遅れだって挽回してみせるさ。多少は面倒だと思ったとしても、子供たちを守るためだったら、いくらでも我慢してやる。

だが、子供たちにとっての一瞬一瞬は非常に貴重な時間なんだ。それを摘んでしまう権利なんて、犯人であるお前にあるはずもない。いったい何の権利があって彼ら彼女らの可能性を奪うというのだろう。

それ自体が目的だったとしたら、いや、それが目的ではなかったとしてもだ、ボクは今回の事件の犯人を絶対に許さない。

ほんの些細なイタズラ心での犯行予告だったとしても、その罪の大きさを思い知って欲しい。

そして、このまま襲撃という直接的な犯行に及ぶことなく、その手を引っ込めて欲しいと思って止まない。


これを読んだ皆さんは、「今回の事件ってそんな大層な話なの?」って思うかも知れないけれど、実際に自分の周囲で起きてみて初めて実感できることなんだと思う。

関係のない人にとってしてみれば対岸の火事そのもの。ボクだってボクの知らないところで起きた事件になんて目もくれない可能性の方が高い。

実際にニュースの扱いだって小さいし、騒いでいるのはボクとその周辺の人々だけだったりするから事件としては小さいのは紛れもない事実。

そもそも予告だけで実行には至っていないから、法的な罪としては大きくはないのかもしれない。

でもね、その動機がなんであれ、このような卑怯な手口を使って、決して小さくはない混乱を来す事態を招いていて、その被害が実際に多くの子供たちに及んでいるんだ。

だから、ボクに何ができるというワケではないにしても、こんな馬鹿げた事をしでかしたお前をボクは絶対に許さないからな。

ま、こんな事を書いても犯人にとってみりゃ痛くも痒くもないんだろうけど、少なくともそう憤っている輩がいるんだということだよ。

だから、もう止めておきなさいって、ね。

さいたま市の教育委員会を始めとした学校関係者、並びに近隣の警備に当たる警察の方々には、一刻も早い本事件の解決に向けて頑張っていただきたいと思います。

よろしくお願い致します。

(おわり)

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