一部の方々にご好評いただいております「失敗事例シリーズ」が久々の登場でございます。
ボクのバカさ加減を余すところなく正直ベースでお披露目させていただきまして、自分が二度とこのような過ちを犯すことのないように記録することを目的として始めた教訓みたいなこのシリーズですが、意図せずに世間様にも広くご覧いただけてるようでして、今だにこのエントリーがいろんな方々に読んでいただけてるようです。
今だにアクセスがあるみたいだし、コメントなんかもいただいちゃったりしてます。
まぁ、これは恐らく、ボクの文章力とかに関係なくて、ただ単にGL09Pというモバイル無線LANルーターの被害者が多いってだけなのかもしれませんがね。
転ばぬ先の杖としてお役立ていただければと思います。
あと、せっかくなんで、笑ってやって下さいね。人の失敗を見て学ぶのもイイんですけど、笑い飛ばしていただいた方が嬉しかったりもしますんで。
ただし、ボクの知らないところでコッソリと笑うんですよ！
さてさて、またまた何かやらかしたボクなので、そのご報告をさせていただこうかと思います。
その前に書いておきますけど、ボクの書くエントリーって大抵の場合はタイトルだけで結論が判る親切設計仕様になってますんで、「あぁ、あのことかぁ！」とピンと来た方はこれ以降は嘲笑するためだけにお読み下さい。
「何のことかさっぱりわからん？」って方は一言一句漏らさぬように注意深く読んで下さいね。
まぁ、こんなヘマを誰もが同じようにするとも思えませんけど......。
で、今回は何をやらかしたかというと、iOS7にアップデートした後に発生していた謎の現象の原因究明に関する冒険活劇をお送りしようってな魂胆です。
もっと具体的に書きますね。
今回ボクに問題視されていたアプリはiPhoneに標準で搭載されているSafari。いわゆる一つのApple社製のブラウザーですね。
ちょうどiOS7にアップデートした頃からこのSafariの挙動が少し不便になりましてね。
ブログを書くのにいろんなクラウドサービスを駆使しており、それらをブックマークして開けたり閉じたりしてるんですけど、ブックマークから開いた際にログインIDとパスワードの入力を常に要求されてしまうクラウドサービスがあるんですよ。
GoogleはログインIDもパスワードもiCloudで共有できているみたいで自動的に入力されてるから、ボクはただOKボタンをタップするだけでイイんですけど（いや、以前はその手間すらなかったような...）、Instapaperなどは常にログインIDとパスワードをキーボードから入力しないと利用開始できなくなっておりまして。
iCloudで共有している先のiPhone4s（iOS6.1.2のJailBreak）では普通のこと＝いわゆるCookieのおかげで煩わしいIDやパスワードの入力を回避できているんだが、iOS7にしたiPhone5では出来なくなっている。
っていうか、iOSは進化しているというのに、何故か操作性が退化してる？
「セキュリティー上いろいろあるから仕方ないよね...」と半ば諦めてました。上には逆らえないサラリーマンと一緒で、Appleの決めたことにはいくら足掻いても逆らっても無駄。慣れるしかない。
だが、一番困ったのは、ある程度の設定を伴うBookmarkletを使う時。
例えばカエレバとか、
Amazonや楽天の商品のアフェリエイト・リンクを作成するのに使うのがこちらのカエレバ。
エントリーに写真を掲載するのに欠かせないBookmarkletがこのPicasaHtml
PicasaHTMLの方は、写真をアップした時のGoogle IDと取得するリンク形式を予め設定しておいてからリンクを生成するのだが、こちらもSafariを開くたびに設定をやり直すように（というか設定情報がない）と、リンク生成ではなく設定の画面が開く。
うーん、何かがおかしいに違いない、と思いません？
特に、PicasaHTMLの方は最近リニューアルされておりまして、改めて設定を保存しようとするんですが、保存ボタンをタップしてもウンともスンとも言わないので、いくら鈍感なボクでも「こりゃあやっぱり何かあるな？」と思わざるを得ませんでした。
そこで、普段はあまり見ることのない設定アプリを開いてみることにしました。
まず疑うべきは、iCloudの設定。きっと、他のiPhoneやiPadとSafariのブックマークや何やらを共有できていないんじゃないかと。
設定＞iCloudの画面を開いてみると......。
次に疑うべきは、Safariの設定。
IDやパスワードの自動入力がオフになっているんじゃないかと。
設定＞Safari＞パスワードと自動入力の画面を開いてみると......。
ってことは、同じくSafariのCookieの設定が厳しすぎるのではないかな？
設定＞Safari＞Cookieをブロックの画面を開いてみると......。
ここで行き詰まってしまいましてね。
こうなったら仕方がないので、Google先生に聞くしかないと、いつも通りにググりましたよ。ググらないのもカスならば、この程度のことですぐにググるのもカスなんですかね？
でも背に腹は変えられないので、とにかくどなたかにご教示いただきたい一心で画面を凝視しまして、こんなブログを発見しました。
Googleでいろいろ検索してみて辿り着いたのがこちら。
ボクと同じくiCloudやらSafariやらの設定を確認したけどダメなところまで一緒で、何となく親近感が湧いてきた頃に、突如として原因らしきものに行きつきました。
それがiOS7になってからSafariで気軽に使えるようになったプライベート・ブラウズというもの。
こいつをオンにしていると、毎回毎回ログインIDとパスワードを入力しなきゃならないハメになるということのようですが、ボク自身はそんなモードを使ったことも試したこともないはずだよなぁ......。
ということで、とりあえず確認してみましょう。
Safariを起動して、ブックマークを開けばイイんですね。
すると......
この「プライベート」という箇所がほんのり青くなってる状態が、まさにプライベートなモードになってるとのことです。
恐らくは、iOS7にアップデートした直後にあれこれ弄っていた際に、何気にオンにしたまま数ヶ月を過ごしていたということなんでしょうね......。
ということで、犯人はボク自身でしたっ！ﾃﾍﾍｯ(*ﾟｰﾟ)>
はい、今回も恥を忍んで己のバカさ加減を大々的に曝け出してみましたが、如何だったでしょうか？
最初の方でも書きましたが、こんなアホなことで悩んでいる方はそんなにいらっしゃらないと思うんですが、クスッと笑っていただけたならこれ幸いです、はい。
ってなことで、今回はここまでっ！
（おわり）
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