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2015年5月25日月曜日

934:【レビュー】Charさんの10年振りオリジナルアルバム「ROCK+」を聴きまくる!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

音楽はネットからダウンロードするんじゃなくて相変わらずCDを購入しております。

真☆煩悩の赴くままに: 933:【戯れ言】栄枯盛衰について考える!の巻
こんなことも書いてますけど、やっぱりCD買っちゃうんですな。

まだ今年に入ってから4〜5枚しか買っておりませんが、購入したCD全てが古くから聴いているアーティストの新しいアルバムばかり。新規開拓などこれっぽっちも出来てやいません。

真☆煩悩の赴くままに: 932:いよいよ日本でも本格的な音楽ストリーミング配信サービスがはじまるらしいよ?!の巻
新規開拓は今週開始されるこちらでやる予定。

ということで唐突ですが、本日はつい先日発売されました、Charさんが10年振りに出した新譜「ROCK+」を朝から聴きまくってますので、こいつを聴きながら曲の感想なんぞを偉そうに語ってみたいと思います。



ところでCharさんって誰?

まずは基本的なことを確認しておきましょう。

いまどきの若い人たちだと、

「Charって誰だ?」

「アレだろ?『赤い彗星』とかっていうジオン軍のエースパイロットの。」

「ヤツが来た!赤い彗星だっ!」

なんて思ってたりするかも知れません。←思わねぇよ。

決して二次元のフィクションの世界の人ではございません。戦艦5隻沈めて出世したまだまだ若い青二才と一緒にしないでいただきたい。そもそもシャア・アズナブルは新譜出さないでしょ。チョット考えればわかりそうなもんですがね。←何様?

「Char」は何て読むのかというと「シャア」じゃなくて「チャー」です。発音的にはどちらかというと焼肉屋を経営する関西のお笑いピン芸人のもちネタに近いですね。←例えがおかしい。

ということで、悪ノリが長くなるとイケないのでいつも通りにこちらを参照していただくことでお茶を濁しておきたいと思います。

Char - Wikipedia
日本のロックシーンを代表するギタリストの方です。

ボク如きが偉そうに語ってはイケない畏れ多い偉大なるギタリストなのです。憧れなのです。握手してください。サインください。一本でイイからギターください。

真☆煩悩の赴くままに: 431:聖なる夜に永遠のギターヒーローの曲を聴いて過ごそう!の巻 #mycoolGuitarist
ギタリストでも何でもないのに、過去にこんなエントリーも書いてました。こちらにもCharさんが出てきます。

ボクはCharさんがソロ活動した際に出したアルバムもバンド活動(PINK CLOUDとかPsyxhedelixとか)した時のアルバムもベスト盤のアルバムも複数種類ほとんどCDで所有してますし、全てWalkmanに入れて常に聴けるスタンバイ状態にしてます。それだけ好きなんです。


ニューアルバム「ROCK+」とは?

そんな憧れのギタリストであるCharさんが、10年振りにオリジナルのアルバムを発売するってんだから、買わないはずがありません。

10年振りっていうと前回が2005年ってことですわね。その間にベストアルバムとかも出てたし再販された昔のアルバムとかも購入してたのでそんなに久々だとは思ってませんでした。

今回の「ROCK+」は、Charさんが今年の6/16で還暦を迎える(?!)ことを記念して、これまで様々なシーンでCharさんの活動に関わってきた12人の十二支になぞらえたアーティストが「Charさんのために」「Charさんに演奏させたい」「Charさんに歌ってもらいたい」と楽曲を提供したりプロデュースしたりレコーディングに参加したりする企画物になっております。オリジナルアルバムっつってもCharさんの作った曲はないんですな、残念。

まぁでも、ギターの演奏はCharさんですし歌っているのもCharさんなので、気を取り直して聴いてみたいと思います。

収録されている曲はこんな感じ。カッコ内は曲を書き下ろしたアーティストになってます。

  1. カタルシスの凱旋(泉谷しげる)
  2. Still Standing(佐藤佳幸)
  3. Stormy Heart(布袋寅泰)
  4. Gでいくぜ(ムッシュかまやつ)
  5. ニッポンChar,Char,Char(石田長生)
  6. トキオドライブ(奥田民生)
  7. Night Flight(松任谷由実)
  8. 悪魔との契約満了(佐藤タイジ)
  9. I’m Just Like You(JESSE)
  10. 7月7日(福山雅治)
  11. チャーのローディー(宮藤官九郎)
  12. 坂道ホームタウン(山崎まさよし)


ボクの中の勝手なイメージで語らせてもらいますと、Charさんに演奏してもらうべくCharさんに似合うCharさんらしい楽曲になっているものは少ないですね。まさに企画ものっぽい感じ。まぁでも、それぞれの曲にそれぞれ提供したアーティストらしさが残っているので、それなりに楽しめる1枚になってます。

例えば初っ端の1曲目の「カタルシスの凱旋」なんてまさに泉谷しげる節みたいな曲になってまして、「わざわざCharさんに歌ってもらう必要あんのか?」みたいな疑問がそこはかとなく漂う感じがしないでもないです。そういう意味じゃ、10曲目の「7月7日」なんかも「福山雅治本人が歌った方がイイんじゃね?」って感じだったりもします。まぁこれはこれで味があるとでも申しましょうか、いつもと違う一面が見られた(聴けた)のでヨシとしておきましょうかって感想になっております。聴いておいて損はしません。

いつものCharさんらしいっていうか、Charさんに似合う曲って意味で言うと、2曲目の「Still Standing」とか3曲目のインスト「Stormy Heart」なんかは非常に「らしい」曲に仕上がってますね。面白味には今ひとつ欠けるパンチのなさが気になるかも知れませんが、安心感という意味では安定しております。

企画物っぽさも残しつつ「面白い曲を提供するなぁ」と思ったのは、5曲目の「ニッポンChar,Char,Char」なんてカッコいいのに詩がふざけてるのがとても良かったりします。

6曲目の「トキオドライブ」奥田民生っぽい楽曲をCharさんに歌わせた功績は大きく、非常にクオリティ高い作品に仕上がってます。詩がちょっと
マイナスターズっぽいですけどね。

このアルバムの14曲目に通じるものがあると思ってしまうのはボクだけ?

8曲目の「悪魔との契約終了」Theater Brook佐藤タイジらしい楽曲にも関わらずCharさんにも似合う雰囲気を醸し出すイイ曲です。

特質すべき曲は9曲目の「I'm Just Like You」ですかね。短い曲なんですが、楽曲を提供したJESSECharさんの関係性を知る者ならば、思わず「ニヤッ」としたり「ホロッ」とするに違いありません。

JESSE - Wikipedia
気になる方はこちらをどうぞ。

そして、何と言ってもこのアルバムでイチオシとなる楽曲はと言うと、11曲目の「チャーのローディー」ですかね。

最初はあのバンドのあの曲かと思っていたんですが......あ、あのバンドのあの曲ってのはこちらのアルバムの3曲目になるんですがね。

このアルバムの3曲目を聴いた時にも驚いたんですが、まさかこっちのCharさんのアルバムに宮藤官九郎が楽曲を提供して阿部サダヲがレコーディングに参加してるなんて思いもしませんでしたからね。この11曲目の「チャーのローディー」は、グループ魂「チャーのフェンダー(Char入り)」とセットで聴くことを強く強くオススメしておきたいと思います。それじゃなきゃ意味がないっす。「まさかCharさんがこんなことまで......?」ってなること必至ですので、ファンなら聴かずにはいられないはず。

というワケで、しばらくはこのアルバム「ROCK+」をベビーローテーションで聴きまくりたいと思います。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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