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2016年3月28日月曜日

1050:【四級審判員の憂鬱】平成27年度第14期生卒団式が執り行われましたっ!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマン、兼サッカー四級審判員のひろ☆さの(@Hirosano)です。

いよいよ3月も終わりますね。春は春でも、この時期の春は別れの季節。仕事の方でもこの春に東京を離れる人たちの送別会ラッシュが続いており、日々呑んだくれております。送別会ビンボーここに極まれりっ!ってな感じですな。

そんなこたぁどうでもイイとして、掲題のお話です。

前回に引き続き、ボクが所属しているサッカー少年団の話になります。つい先日(というか昨日か)、3月最後の日曜日に行われた、我がサッカー少年団の卒団式の様子なんぞをお送りしたいと思います。


涙か?笑いか?いよいよ卒団式!

我がサッカー少年団の卒団式は、ホームグラウンドとなる小学校の近所、とある神社の境内にある会館をお借りして行われるのが通例となっております。

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田舎の古い民家に見えるかも知れませんが、歴とした大都会「さいたま市」での話ですよ、念のため。

5年生以下のお父さんお母さんが昨晩から準備を進めて下さっていて、会場内はキレイに装飾されておりました。

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去年の今頃はボクも飾り付けを手伝ったんでした。今年は卒団生の保護者でもあるので、少しだけラクをさせていただいております。

既報の通り、今年度をもって団を卒業する6年生は全部で8人。すでに先日3月23日(水)に小学校の卒業式を終えております。その中には我が息子も含まれております。この怒涛の卒業・卒団ラッシュで親として感慨に浸るヒマもありゃしません。

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ご近所の方や、サッカー少年団の親御さんたちが口を揃えて「ご卒業おめでとうございます。」「ご卒団おめでとうございます。」と仰って下さいますが、なんかまだそんな実感がないんですよね。これでボクと長男の親子関係が終わるワケでもないし、離れ離れになるワケでもないので、何となくこそばゆさだけが残る感じです。

そんなに強くなかった世代でしたが、これまで参加させていただいた色んな大会での戦利品も飾られておりました。大きな優勝トロフィーもあれば、小さな敢闘賞の盾なんかも置いてあります。これらは式が終わったら6年生8人での争奪戦になる予定。誰が持って帰るんでしょうか。

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卒団式には卒団生だせでなく、在団生(小学校1年〜5年)も全員参加となります。大人の話が続く退屈な時間を過ごさなければならない子供達には、ジュースとお菓子が早々に配られてました。

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式次第はこんな感じです。

  1. 開会の言葉
  2. 卒団生入場
  3. 代表の言葉
  4. 監督の言葉
  5. 新旧キャプテン交代式
  6. 卒団証書・記念品授与
  7. 卒団生保護者より記念品授与
  8. 卒団生からコーチへの言葉
  9. コーチから卒団生への言葉
  10. 卒団生から保護者への言葉
  11. 卒団生代表の挨拶
  12. 閉会の言葉
  13. 卒団生退場

開会と閉会を除く「◯◯の言葉」ってのが泣くポイントですかね。ヤバそう。

全てを追っていくと長くなりそうなので、掻い摘んでご紹介することにします。

卒団生である6年生が入場する時には、監督が徹夜で仕上げた選手紹介のスライド(パワポ)が披露されます。選手紹介は背番号順で、前回ボクが書いたアレとほぼ同じ内容でした。

真☆煩悩の赴くままに: 1049:【四級審判員の憂鬱】6年生の最後の試合はボクにとっても最後の試合〜後編〜の巻
途中に各選手を紹介している件があります。

さすが監督、選手個々人の特徴をよく捉えていらっしゃる......って、当たり前か。このスライドショーを見ているだけで涙腺が緩んでくることが判ります。特に我が長男の紹介のスライドに表示された言葉を見た時はヤバかったです。背番号9番のキャプテンに対して監督が評した言葉が「己を犠牲にしてチームに貢献する男」なんすよ。思わずウルウル来ちゃうのもお解りいただけますよね。

でも、今日は大勢の子供たちがいるので泣かないと決めて来ているのです。我慢我慢。

紹介された選手は、舞台に上がりリフティングで技を披露します。入団した頃は10回も出来なかったのに、今では3分間に300回以上なんてのは当たり前。本当に足下の技術は上手くなりました。走力も持久力もついたし、きっと中学生になっても活躍してくれることでしょう。

あと特徴的なイベントなのが「キャプテン交代式」ですかね。新旧キャプテンが壇上に上がり、歴代キャプテンから引き継がれてきたキャプテンマークを贈呈する儀式です。キャプテンマークの裏側には歴代キャプテンの名前が刻まれている貴重な品で、ウチの長男は畏れ多いと思ったのか、別途スポーツショップで小遣いで買ってきた新品のキャプテンマークを使用してました。本物のキャプテンマークはいつもリビングに飾ってあって、結局この本物を付けて試合に出ることは一度もありませんでした。心配性なんだよなぁ。

今度のキャプテンはコーチから弄られまくりのちょっと頼りないキャプテンなんですが、物怖じしない明るい性格なので、たぶん本物のキャプテンマークを付けて試合に臨んでくれることでしょう。無くさなけりゃイイんですが。

式次第を見た時に「ヤバイな」と思った「◯◯の言葉」ですが、他の親御さんが泣いてる姿を見て逆に冷静さを取り戻したのか、すんでの所で涙を堪えることに無事成功。最後まで醜態を晒さずに済みました。よかったよかった。


卒団式は午前9時半からお昼過ぎまで執り行われまして、最後の「卒団生退場」の際には在団生・コーチ・審判・保護者がアーチを作って送り出します。ここで一旦お開きになりまして、卒団生とその保護者、コーチ・審判は仕出し弁当で昼食を摂ります。

その後、ホームグラウンドである小学校の校庭に戻りまして、最後の紅白戦が執り行われます。

普段のサッカー少年団の試合ではあり得ないイベントも用意。自宅からCDラジカセを持参して来たボクが、サッカーW杯の入場曲をかけながら拡声器で入場する選手ひとりひとりをコールするというスペシャルなサプライズをご用意させていただきました。

総監督と監督に言われてやらされたんですけどね。なんでボクがこのCDを持ってるって知ってたんでしょう?

その後、新旧トップチーム同士、親子対決、指導者・審判との対戦など、別れを惜しみつつ紅白戦を何度も何度も繰り返します。

ボクも親子対決と指導者・審判として対戦。1試合たったの10分なのですが、右SBをやってたせいかやたらと走らされまして、脚がパンパン。でも、1ゴール決めさせていただきましたので、親としてもコーチとしても面目躍如と言ったところでしょうか。

約3時間ほどゲームを楽しんだら、本当のお別れです。最後にゴール前で去りゆく6年生8人揃っての記念写真を撮ります。

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今日着たユニフォームは少年団の持ち物なんだから、ちゃんと洗濯して返すように。

何度もお伝えしておりますが、ボクは今年度(平成27年度)を持ちまして、サッカー四級審判員を実質的に引退することがすでに決定しております。

年齢的にも先月46歳の誕生日を迎え、肉体的な衰えを感じずにはいられない、そんな枯れゆくお年頃でもあります。致し方ない現実を目の当たりにするも、かの有名なサッカー審判員であらせられるイタリアのピエルルイジ・コッリーナ氏もイタリアサッカー連盟の規定により45歳で定年を迎えていらっしゃることを考えると、そろそろ潮時なのかと......

えっ、人手不足だから、コーチ兼審判員なんすか?

普段の練習はコーチで、試合の時はベンチに座ってる場合じゃないと、そういこと?

うーん、そいつは知らなかった。

ということで、来週からは指導者兼審判としてのサッカー人生の幕開けとなります。土日は忙しくて長男が入団するクラブチームの試合の応援に行けそうにもありませんが、今度は長女とこの少年団で楽しく過ごしたいと思います。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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