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2016年7月8日金曜日

1090:【食レポ】ロッテリアの絶品チーズバーガーは本当にハンバーガーなのか?の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

やはりね、公共性の高いのが「メディア」ですから、報道の内容が極端に偏ってしまってはいけないと思うんです。

出資してくれるスポンサーとのお付き合い度合いの浅い深いで都度お送りする内容がブレてしまっては、我々メディアに対する信頼性を自ら損なう浅はかな行為をしている他ならないですからね。一部のメディアのその短絡的な行為によって、業界全体の存亡に関わる事態にもなりかねないんです。いやぁ〜怖いですねぇ。

だから、ボクもこの『真☆煩悩の赴くままに』でお送りする内容については、推敲に推敲を重ね、よくよく考えてからテーマを設定し、実際に取材することで臨場感のあるエントリーをアップすることにしています。

んで、実際に取材をして(飯食ってるだけですが)、記事を書いてみて(通勤時間の暇潰しだけど)、その内容に少しでも事実とは異なる恣意的な偏りが感じられたり、他者に阿る(おもねる)ような日和った姿勢を感じるようだったら、いっそのことそれ自体なかったこととしボツにするか、もしくは全面的に記事を書き直すか......。

いつもそのくらいギリギリのところで勝負してるつもりなんです。それがジャーナリストの果たす使命だと考えてますし、そうしなければここで何本も何本も記事を書いている意味するなくなると思ってますから。

そのボクが信条とする絶対にブレてはいけない軸というものが、つねに自分の心に正直でいようということ。その絶対的な軸を常に忘れずに、その時思ったこと感じたことをありのままに文章として紡ぎ出すことで、ここが成り立っているんです。

だから、マクドナルドとかバーガーキングに偏っちゃイケないと思ったんです。いくら好きでも実際に行く回数だけエントリーにしていたら、毎回毎回バーガーキングワッパーチーズの話ばかりになってしまいますから。

.....それはそれで面白そうだな。「今日のワッパーチーズ」と題して毎日お送りするなんて面白そうだけど。←えっ、そこなの?

それに、美味いものは美味いし不味いものは不味いと、身の危険を感じつつも誰に臆することもなく感想を正直に述べることが、この業界の更なる発展に寄与するという思いで、なるべく正直ベースな感想を述べることに腐心して参りました。

だから、まだまだやりますよ。バーガーシリーズ。

......えぇ、言い訳を言いたかっただけです、はい。

ということで、ここ最近のバーガーシリーズはあえてバリエーションを増やして、いろんなお店のいろんなバーガーを食べることで、枯渇しそうなネタを何とか作り出そうという涙ぐましい努力と稚拙な文章で構成されております。

以後お見知り置きを。


ロッテリアの絶品チーズバーガーも美味いよね!

はい、というワケで、今回もボクが好きなハンバーガーだけをお送りするという恣意的かつ偏向的な内容でお送りするべく、大宮の東口にあるロッテリアにやってまいりました。

ところで、最近、ロッテリアの店舗がデニーズばりに減少傾向にあるのは何でなのでしょう?

かつてはマクドナルドとその覇権を争ったファーストフード低価格戦争から約20年あまり経っていますから、もはや時代の趨勢は決着がついたということなのでしょうか。それとも、混沌とした群雄割拠の戦国時代へと雪崩れ込んだということなのでしょうか?

ま、そんな話は置いといて、今回はどうしても確認しておきたいことがあって、あえてロッテリアにターゲット絞っております。

時は6月27日(月)。

通常月であれば29日の「肉(29)の日」にしか開催されない祭りが3日間連続で開催されるという情報を小耳に挟みましたので、埼玉県内でも数少なくなってきたロッテリアの店舗にやってまいりました。といっても、前回同様、チェーン展開しているファーストフード店なので店の外観の写真などは一切撮影しておりませんので、その点ご了承願います。

それではさっそく、今回のお目当をご披露させていただきましょう。

今回のお相手はこちらになります。

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6月27日(月)〜6月29日(水)の3日間だけ限定販売されておりました「肉がっつりダブル絶品チーズバーガー」です。ポテトとドリンクをつけたセット価格が1,190円という超高級セットになっております。

まだ包装紙に包まれたままでその姿はベールの向こうに隠れたままですが、これが正真正銘の希少な限定商品。通常の絶品チーズバーガーに比べて約3倍のビーフパティ(シングルが1.5倍なのでダブルは3倍という計算)と重量約4倍のナチュラルチーズ(ゴーダチーズ、レッドチェダーチーズの)で構成されている、まさにキングオブチーズバーガーの名に相応しい画期的なハンバーガーになります。

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絶品チーズバーガーはトロトロにとろけるチーズが特徴となっておりますので、いつものように「まずはポテトから......」などと余裕ぶっこいている場合じゃございません。ほんの少ししか時間が経過していないのに、早くも恥ずかしいシミが出来始めています。

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こいつは急がねばっ!

ということで、一気に裸にひん剥いてやりましたよ。

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まさに「ダブル」。しかも相当な量のチーズがトロトロのアツアツで垂れ流し状態。写真ではわかりませんが、作りたて出来立てのハンバーガーからはほのかに湯気が立ち上っております。

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ビーフパティの重量感で下にあるはずのバンズが潰されて見えなくなってますね。それだけビーフパティのボリュームが凄まじいということなのでしょう。

それにこのチーズのトロけ具合ったらたまりません。

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もうヨダレが出て仕方がないので、とっとと食べちゃうことにします。

......うん、うんうん、なるほどなるほど。こいつはスゲ〜や。

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ボクがハンバーガーに求めるジャンクさとはまさに対極にあるジューシーさ満載。肉の旨みを存分に感じられるコイツは、ハンバーガーにしておくのはもったいないくらいの絶品ですね。そりゃ名前が絶品チーズバーガーだからな。

特製ビーフパティの挽き肉はかなり粗挽きで、食感はまさにどこぞのファミレスでも高級な部類に入るハンバーグを食べている感じ。厚さも信じられないくらいに極厚。どこかのカピカピなビーフパティの2倍はあるんじゃないかな。

更にトロトロの2種類のチーズも旨み成分がたっぷりで、作り立てはトロトロになっており、やけどに十分注意しなければなりません。しかもそんじょそこらのチーズバーガーのチーズとは違って味が濃厚。

こんなモンをただ単にバンズに挟んで出すのは、はっきり言って反則です。

......そう、この絶品チーズバーガーは反則なんです。

ここでは正直ベースで語ると決めていますから、はっきりと申し上げることに致しましょう。

前々から思っていたことですが、やはりロッテリア絶品チーズバーガーはハンバーガー界の片隅にもおけない、このジャンクフード界には存在することすら許されない異端中の異端児、そんな感想を持たざるを得ません。

だってね、このビーフパティとチーズがアツアツな状態って、普通のハンバーグステーキそのもので、バンズに挟んで食べるよりも、ライスと一緒に食べたいくらい美味いんですよ。

もうね、バンズが少し柔らかめでフカフカしてるからジャンクさがないとか、そんなこたぁどうでもイイんです。だって、そもそもバンズとの相性もかとか関係ねぇーすもの。ビーフパティとチーズの存在感がハンパねぇーすから、バンズがあるのかないのかわからないくらいですから。途中からハンバーグにかぶりついてるのかと思いましたから。

これはガストチーズインハンバーグをバンズに挟んでハンバーガーもどきで出す行為と等しく、著しく愚かな過ちを犯しています。なんでも挟みゃあイイってモンじゃないってことを物語る貴重な実証結果なんです。

もはやこれはジャンクフードではなくて、立派なお食事です。バンズに挟んで包装紙で包んでる場合じゃないっす。熱々の鉄板にポテトと一緒に乗っけちゃって、ライスとかサラダとかコーンポタージュスープと一緒に食べるべきビーフパティ&チーズです。

実際に、ビーフパティとチーズ以外の余計なものは挟まれておりません。もちろんそれは、肉の旨みとチーズの濃厚さを味わうためなのでしょうが、「そんなことはハンバーガーでやらずに他でやってくれっ!」と思わずにはいられないのです。

ここロッテリアでは毎月29日(肉の日)に何らかの催し物を出しておりまして、確か以前に松坂牛バーガーとか神戸牛バーガーみたいな高級路線で勝負してた時があった記憶があるんですが、バーガー好きなボクがそれに飛びつかなかった理由は全てそこにあります。何たって、イイ肉はハンバーガーのビーフパティじゃなくて、焼肉とかすき焼きとかステーキで食べたいですからね。ファーストフード店のショボい喫煙コーナーのテーブルで食べるモンじゃありませんよ、高級な肉は。

それにビーフパティとチーズが熱々なのもジャンクフードっぽさをなくしてる一つの原因ですね。ハフハフ言いながら食べるハンバーガーってのはいったい何なんだよ。それは立派な食事以外の何者でもないのです。ハッキリ言って、ジャンクフードとしては大いに疑問あり。


でも......正直言って、スンゲー美味いっす。

包装紙の中に残るのも、肉汁だかチーズに含まれている脂分だかのみ。

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いやぁけしからん、実にけしからん存在です。

ちなみに、通常販売される絶品チーズバーガーは小ぶりなので1つじゃあお腹が満たされないことが多く、ついつい追加で他のバーガーも注文してしまいがちですが、この限定肉がっつりダブル絶品チーズバーガーはボリュ」満点でたった1つでも十分お腹が満たされます。しかも美味しいので心も満足。

そして最後は、最近では当たり前になってきたシャカシャカした「ふるポテ」は、肉とチーズの余韻に浸りながらコーラで流し込むことに致しました。

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いゃあ、ジャンクじゃないけど、やっぱり美味いな、絶品チーズバーガーは。

でもこれからは、もっとジャンクなフードを攻めて行こうと思います。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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