前回は、何も考えずにキチンと確認せずに行動すると痛い目に合うよ!という教訓めいた話を披露させていただきました。
真☆煩悩の赴くままに: 588:【記録】Feedly Proに申し込んで致命的なミスを犯した件について......の巻〜ミステイク編〜
慌てるなんとかは貰いが少ないというか何というか……。トホホな感じのお話しがこちらになります。
せっかく前回のリンクを貼ったけど、観に行くのが面倒臭いとお思いの方々が必ずいらっしゃると思いますんで、仕方がないから掻い摘んでボクのおバカな行動の顛末をお知らせしておきますね。
要するに「$99払ってFeedly Proへとアップグレードしたと思っていたらアカウントを間違ってて、本来使用するアカウントもアップグレードして合計$198も支払った」ってだけです。
つまりは$99(約1万円)の無駄遣い……。
いやいや、やはりこれは、Feedlyへのこれまでに対する御礼とこれからに対する投資であると、そういうことで終わりにしようかなぁ〜と思わなくもなかったんですが。
あわてふためく最中に、一旦心を落ち着かせるためにひとっ風呂浴びましてね。その時に思いついたというか、真夜中なのに一筋の光を見い出すに至りましたので、今回は「犯してしまった己のミスをどうやってリカバリーするのか?」という続きの話をさせていただこうかと思います。
Feedly Proのサービスをおさらいしてみよう!
前回も書きましたが、Feedly Proにアップグレードすると受けられるサービスというのが僅かな規模ながらスタートしておりまして、ボクは先行受付5,000人の枠にたまたま滑り込めて、$99で一生涯そのサービスを享受できる立場となっております。
そのスモールスタートしたサービスというのが、
- Feedly内でのフィード検索機能
- Https通信
- Evernoteとの連携機能
- 優先サポート
というもの。
これらを説明していた画面を今一度よーく観てみることにします。
ちなみに、PCブラウザ画面の左側メニューにあるPremium Supportから確認することができますが、全て英語での記述になります。
その中にある、4番目の優先サポートの欄に目が行きました。
How do I take advantage of the Premium support?と書いてあります。
If you have an questions or need technical support, send an email to pro@feedly.com with the following information……
直訳するとタイトルが『どうやったら優先サポートを受けられるの?』とありまして、「なんか質問あるんだったら、pro@feedly.comまでメールちょうだい」って書いてあるような気がします。
また、Pro Planにアップグレードする前に読んだ説明文(これも英語)には「万が一Proのサービスが気に入らなかったら、7日以内だと払い戻しできる」とあった気がしないでもありません。
ってことは……。
そうです。この際だからアップグレードした2つのアカウントのうち、使わない新規Googleアカウントの方をキャンセルすりゃイイんです!
っていうか、できるのか?
まぁ、別に寒い夜汽車の中で手紙書くわけではないのですが、文字の乱れは線路のきしみであって、決して苦手な英語だからとか恋の迷いじゃない!という変な理屈をこねまして、すでに真夜中ですがさっそくFeedlyの中の人へ英語でお手紙を書いてみることにします。
サポートの人に英語で手紙を書くよ!
手紙といっても便箋に万年筆で文字を書くわけではありませんので、Google翻訳を駆使して、こんな文章を書いてみました。
なお、個人情報に該当する部分は一部伏字とさせていただきますが、わかりづらいので、こんな風に使い分けるルールとします。
- OLD@gmail.com いま現在Feedlyで使っているメインのアカウントです。前回は従来のGoogleアカウントと表現してました。
- NEW@gmail.com GoogleリーダーからFeedlyへ移行する際に新規に取得したアカウントです。前回は新規のGoogleアカウントとか言ってた今はFeedlyでは使ってないアカウントです。
まずは最初の取っ掛かりとして、こんな英文のメールを送ってみました。
Can I cancel Pro Plan?まず件名を『Proってキャンセルできないの?』としまして、続く文章は「間違って2つもアカウントをアップグレードしちゃったから支払いが被っちゃうのよ。だからOLD@gmail.comは残して、NEW@gmail.comのアップグレードをキャンセルできないですかね?」としてます。
Hellow. My name is Hirosano.
I've upgraded the account of "NEW@gmail.com", but this account was a mistake.
What I wanted to really upgrade It was an account called "OLD@gmail.com".
So, since I have upgraded in the account of "OLD@gmail,com",too.
I will pay the upgrade fee in duplicate.
I'm sorry, but I want to cancel the Pro Plan for the account of "NEW@gmail.com".
I would appreciate your favor.
Postscript
I am Japanese who is weak in English.
So, my English might be a little funny.
Future, I hope that your company will start the support of Japanese.
なんか文法的におかしな箇所があるような気がしますが、だいたいで通じるもんだと信じ込みまして、ついでに追伸として「あと、英語に弱い日本人なんでおかしな英語になっちゃってます。なんで、日本語サポートも始めてくれたら嬉しいっす。」と余計なことも書いちゃいました。
もちろん、全てGoogle翻訳さんによる機械変換ですから、これで正しい英語になっているなんてこれっぽっちも思っていませんでしたよ。
でも背に腹は変えられないんです。
これで理解してね、Feedlyの中の人!
すぐにFeedlyの中の人から返事がきたよ!
返事は割りとすぐ返ってきたからビックリです。
Hi Hiro,えーっと、デザイナーで共同創設者のアーサーさんって方が直々にお返事下さったみたいです。
Thanks for reaching out!
I confirm that you have upgraded "OLD@gmail.com". I don't see any other upgraded account from you.
Do you want me refund OLD@gmail.com ?
Best,
-Arthur
Designer, co-founder
ホントにアホなジャパニーズ・ユーザーにお付き合いいただいて恐縮です、梨本です。
でも、よくよく読むと、「(ボクが今後も利用したいと思っている)OLD@gmail.comしか見当たらないんで、こいつを返金するけどイイの?」 って書いてありますよね……。
オーノー!それじゃあディファレントなんだよ、アーサー!!
仕方がないので、またまた苦手な英語でお返事を書くはめになります。
Thank you for your reply.一応、早々にお返事していただいた御礼を書きまして、「アカウントを二つ持ってて、OLD@gmail.comは使い続けるけど、NEW@gmail.comの方を払い戻して欲しいんだよ。」と再度お願いしてみます。
I have two accounts of your service.
I continue to use a account of "OLD@gmail.com".
I want to refund "NEW@gmail.com".
Would you like me to send from different email address(New@gmail.com)?
Could you refund "NEW@gmail.com", if I send from another mail address(NEW@gmail.com)?
ここで、またまたミスをしてしまったことに気づきました。
実は、pro@feedly.com宛に送ったメールの発信アドレスがOLD@gmail.comそのものだったんです。
これだと違うアカウントであるNEW@gmail.comがボクのアカウントだと証明することにはなりませんし、送信者とは異なるアカウントのキャンセルなんかしてくれるはずもないと、この時点でようやく気づいたんです。
しまった、またまたボクがしでかしちゃったみたいです。
でも、慌てたボクはまたまたOLD@gmail.comのアドレスで先ほどのような英文メールを共同創設者に送りつけてしまいました。
しかも最後はしつこく「違うメールアドレス(NEW@gmail.com)でメール送ったほうがいい?そしたら返金してくれる?」とキレ気味と思われなくもない言い方になってるんじゃないかと……。
これで返事が来なかったらどうしよう……。
またまた共同創設者のアーサーがお返事くれたよ!
ボクの心配をよそに、またアーサーが返事をくれましたよ。しかもすぐに。
Hi Hiro,でかしたぞ、アーサー!
I see a purchase from NEW@gmail.com, is that the one you want me to cancel?
-Arthur
ようやく新しいアカウントでの支払いも確認できたようです。
それでは、間髪入れずにさっそくお返事を書きましょう。
Yes!日本語にすると「そう!それそれ、それを元の普通の無料アカウントに戻してくれないかな?よろしく頼むよ!」ってことですよ、アーサー。
It is my another account that I want to cancel.
Please return to Standard Plan this account "NEW@gmail.com".
Thanks in advance.
ここでアーサーと心から通じ合えたと確信したボクは、その安心からか、猛烈な睡魔に襲われてしまいます。
この時点で午前2時を経過。
翌日も出勤せねばならぬ悲しきサラリーマンであるボクは、とうとう力尽きて深い眠りについてしまうのでした......。
朝起きたらアーサーから返事が届いていたよ!
Sleep alarm clockの優しい環境音楽で6時に起床したボクは、すぐさまiPhoneでGmailアプリを起動します。
メールを確認すると着信が1件ありますよ。
きっと、いまや一番の親友といっても過言ではないアーサーからの返事に違いありません。
Hi Hiro,ありがとう!本当にありがとう、アーサー!
I just refunded NEW@gmail.com.
Everything should be good now!
Have a great day,
-Arthur
キミはな〜んてイイやつなんだっ!!
よーし、さっそくキャンセルしてもらったNEW@gmail.comでFeedlyにログインしてみるぞ。
……あれ?
気のせいかもしれないけど、PC画面の左側メニューの一番下に、未だに「Pro Plan」って書いてあるんだけど……。
念の為に、これからも使い続けたいと思ってるOLD@gmail.comでもログインしてみたんですが、こちらも相変わらずProのアカウントのようですので、アーサーがキャンセルするアカウントを間違ったワケじゃないみたいです。
よ〜し、なんとなく気持ち悪いんで、親友のアーサーに再度メールを出してみよう!!
I appreciate the quick response of you.日本語にすると「迅速な対応に感謝します。本当にありがとうございました。ところで、さっき確認したらこのアカウントはまだPro Planのままなんだけど、いつになったら無料のアカウントに戻してくれるのかな?」ってところですかね。
Thank you all!
But where I just confirmed, this account was still a pro plan.
When do you return it to the standard plan?
そうしたら、やっぱりアーサーはイイやつだから、またまたすぐに返事をくれましたよ。
Hello HiroSano,……あれ?アーサーじゃ……ない?
Your account will be switched back to Feedly Standard shortly.
Nothing to do on your side.
Best,
-Remi
レミって誰だ?
でも、「すぐにスタンダードなアカウントに戻るから心配しないで。そっちでやることはもうないわ。」ってレミが言ってくれてるから一安心です。
でも、気掛かりなことが......。
さすがのアーサー(※共同創設者の方ですよ)も、しつこくストーカーのようにメールを出しまくるジャパニーズ・イエロー・モンキーに嫌気がさしてしまったようですね……。
ホント、ごめんね、アーサー(※共同創設者でデザイナーの方ですよ)。
ボクは親友のキミがしてくれたことに心から感謝してるんだよ。
これで最後になるであろうメールを送って、ボクはそっとPCの電源を落としました。
Thank you for everything!たった一言ですが、最大限の謝辞を述べたつもりで送信しました。
ということで、ここまでがボクがやらかしてしまった事の顛末です。
たった一晩の出来事ですが、犯してしまったミスからリカバリーまでの急展開(?)が劇的だったので記録としてブログにしてみました。
そもそもFeedly Proにアップグレードするのはブログのネタのためではなかったのに、シッカリとネタになってしまいましたね。
いやぁ、ホントにお恥ずかしい。
それにしても、人生はドラマティックでドラスティックなんですなぁ!←BOØWY?
でも、最後くらいは真面目にいきましょうか。
この場をお借りしまして、私の失態により多大なるご迷惑をお掛けしてしまったFeedlyのスタッフの方々、特に共同創設者にしてデザイナーという立場にも関わらず迅速かつ丁寧な対応をして下さったアーサー氏、そしてレミ女史には、お詫びを申し上げると共に、深く感謝の意を述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
......日本語で書いても通じないかな?
それにFeedlyも新しいサービスが始まったばかりなんで、そもそも中の人もこのブログに辿り着くほどヒマじゃないか!
ってなことで、今回はここまでっ!
(おわり)
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