毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。
掲題の通り、なんと今回で通算600回目の記念すべきエントリーになるみたいなので、その辺りについてツラツラと、今回のゴールを定めずに語ってみたいと思います。
通算っていうのは、今はサービスが停止されてしまったPosterousでの400回と、ここBloggerに移ってからの200回を足した数。毎回タイトルにナンバリングしているので、これが間違っていなければ今回で第600回というワケ。
会社の出勤日に1エントリーずつ上げているので、だいたい年に240回のペース。昨年11月からここBloggerに移ってきてちょうど10ヶ月で200回だからペース的にはそんな感じで間違いないはず。
600回だからと言っても特に何の感慨もなく、キリがイイように見えて、でもちょっと中途半端な回数だし、自分自身の中でも単なる通過点に過ぎないと思っている。
たかが600回、前人多数到達済の平凡的な回数なので、当たり前といやぁ〜当たり前なんだよね。
でもまぁ、節目という事ではこれまでの軌跡を振り返ってみるいい機会なので、先日のお盆休みに過去のエントリーを眺めていて気がついたことを含めて、「ボクの考えるブログってのは何なのか?」ってことを、再び改めて考えてみよう。
ちょっと危険なカホリがするけどね。 (ΦωΦ)フフフ…
当初から記録みたいな日記みたいなノリで始めたのがこのブログだったんだけど、思いの外ボク自身が未だにノリノリで楽しんでおり、予想外にも結構長続きしているってのがまず不思議。
【レビュー】とか【食レポ】なんてタイトルにつけて、いかにも誰かの役に立ちそうな情報を提供するような素振りを見せてはいるものの、基本的には自分自身の記憶を補完する記録として、あえてブログという形で過去の出来事を残しているに過ぎないんですわ。
お盆休み明けの8月19日(月)から8回に渡り家族旅行の写真を並べただけの個人的な記録を長々と続けていたのも、実はその一環ってヤツでして。
一応(ボクら家族の)個人情報が漏洩しないように細心の注意を払ったつもりなので写真に誰も移ってないから全く家族旅行っぽくなくて、個人的には「こんなの家族旅行の記録でも何でもねぇ〜や」と思いつつ、でも一度始めてしまったので引っ込みがつかなくなって、単なる惰性で最後まで完投させていただいた次第。
ま、最後の方は旅の疲れもあって写真が極端に少なかったりしたので、思いっきり端折った感じが否めないけれど。
アレが実は一人旅で、実はこれを書いているボク自身も独身の四十過ぎの寂しいオッサンだったりすると、それはそれでネタとしては面白いのだが、テレビのドッキリ番組じゃないんだから、一人のチンケな兼業ブロガーがそんな大それた仕込みをそうそうできるはずもないわけで。
アレは本当にとある家族が夏休みに千葉方面へ旅行に行ったってだけの話。
だから、他人が観ても面白いはずもない。これは十分理解している。
そもそもこのブログは、誰かを面白がらせるために書いているワケでもないし、泊まった宿が素晴らしかったのも料理が上手くて舌鼓を打ったのも本当なんでオススメしたいワケなんだが、どこの馬の骨ともわからん怪しげなアイコンのおっさんらしき人物の言うことを信じろとゴリ押しするイワレもないわけで。
ひょっとしたら、これってどこかの旅行代理店の人間が贔屓にしてる宿の売り上げ向上を考えて書いてるステマかも知れないよ?
いや、もしかしたら宿の人間かもしれないし...。
ま、全然違うけどな、その妄想。
「読み手がどう思うのか?」なんて事を想定しつつブログをiPhoneで書こうとしたら、1文字もフリックできなくなるのは目に見えている。
はなから誰か見知らぬ他人のたになることを書こうなんて、そんな要らぬお節介を焼く気はサラサラないんだよね。
キッカケはね、寄る年波に勝てずにやがてはボケるであろう自分自身と、まだ幼く記憶に鮮明に残るかどうか判らない子供たちのために、家族で過ごした思い出を記録しておこうってな、ビデオカメラ買って撮りまくるお父さんみたいな心境があったからだったんだけど、それはブログを始めてすぐに東日本大震災で体験したことを記録した記憶が残っていて、自分自身が読み返した際に感銘を受けたから(完全に自己完結の自画自賛)じゃないかな。
「雨止んでひと傘を忘る。兎角人間は時の流れに過ぎし日のことを忘れがちなものです。」なんてことを桂小金治さんが言ってたりするもんで(『それは秘密です!』って番組の冒頭の話、昭和世代の人なら子供心に記憶していないかなぁ?)、結局ボクも色んなことを忘れて生きてきたワケですよ。いい事も悪い事も。
あの日あの時に何があって、こんなことに驚いて、泣いて、笑って、叫んで…なんてこと全部が全部を鮮明に記憶できるはずもなく、大抵のことはすぐに忘却の彼方へと追いやってしまうもんなんだよね。
だから、残せるものは残しておきたい、って思ったワケ。
残さない方がイイ思い出もあったりする可能性は否定出来ないが、それは後でも無言で消去するのは十分可能だしね。
写真だけだと、その日その時にそこにあったはずの感情までは残せないし、交わした会話も虚空に消えていく運命になりがち。
そんなにしょっちゅうビデオカメラを持ち歩いてるワケでもないから、バッチリ記録されているはずもない。
だいたい、家庭用のビデオカメラってそんなに長回しすることもないしね。ポイントポイントでちょこっとずつカメラを回して、一言二言残せるのが関の山。たいていはカメラを意識して自然な会話なんて成り立たないし。だから肝心なことが記録できてなかったりする。
その点、日記とかブログってのは、写真があればもちろんそれを貼り付けて、そこで交わした会話とか沸き起こった感情とか、まだ記憶の新しいうちにチープな語彙でも使い古された言い回しでも残しておけるってのがメリットなのかな。
そう、結局は、これって個人的な日記の延長でしかあり得ないのよ。
だから「そもそも、こんなのはブログじゃない」とお怒りモードの読者諸氏も少なくないでしょうが、紙に記す日記じゃ長続きしなかったとも思うんでね。方法論としてはコイツで正解だったと、今になっても思うわけですよ。
始めた当初は試行錯誤の連続でね。HTMLのタグも解らなきゃ撮った写真を貼る方法も解からんので、改行すらおぼつかないテキストの羅列に終始せざるを得なかったんだけど、人間なんとか努力すれば己の能力を補うサービスや親切な先人の知恵ってのを身につけらるもんでね。
そうすると、ペンで汚い字を紙面に書きなぐったり、写真をペタペタと糊で貼り付けるよりも、ブログという記録方法を活用した方が見映えも立派な記録が残せるので、「こいつを使わない手はない」とか思ったりしちゃうんだな、これが。
ワープロが便利だと思うのと一緒。ちと乱暴な話だけど。
問題は「そんな個人的な記録=日記みたいなもんをブログとして世間に晒してどうなるんだ?」ってこと。
要するに「大して面白くもない個人的な日記なんてもんは、ヒッソリと人の目に触れないところで細々とやりゃいいじゃねぇか」ってことなんだけど、確かに個人情報満載でお送りする勇気もなけりゃ、他人様に役立つ情報をご提供できる確約もない。そんな中途半場な代物をあえて曝け出している理由が見当たらないのは確か。
一人で書いて一人で読んで「クックックック……」ってのでイイんでありゃ、Evernote辺りに放り込んどけば済む話。でも、それも何だか薄気味悪いからって、ブログという形にしたワケでもない。
確かね、どこかの著名な方のブログに書いてあったと思うんだけど、「こんなの当たり前じゃないか」とか「誰でも知ってるよな」ってことを躊躇して書かないよりは、万人受けせずとも、たった一人の役にしか立たなくとも、ブログとして書いた方がいいってな話があったのを記憶してる。
たぶん、それなんだな。
積極的に「人様のお役に立ちたくてブログやってます」なんて偽善的なことを言うつもりはないんだが、少なくともたまにTwitterでMention もらったり、ごくごく近しい人がRTしてくれたり、RSSフィードを登録して下さる方々がいるってことは、「書けばきっと誰かが読んでくれるんだな」って実感することに繋がっている。
でも誤解されたくないのは、それが目的ではないってこと。他人に承認されたくて書いてるブログじゃないんだな、これは。
ボクがここにこうして生きているという喜びを味わう手段がブログってのもなんかやるせないじゃない。
リアルな世界のボクはボクで頑張ってるワケだし、リアルな人と人との繋がりの中で試行錯誤してもがきながら日々を一生懸命生きてるんだから、そこで十分ボクという存在を他人に認識してもらっているんで、このブログで他者に認識してもらう必要はないんだよ。
B型は多重人格って言われるんだけど、まさにそれの体現者たるのがボクってなワケなんだな。
だから、ボクにとってのブログってヤツは、己のレゾンデートルを確認する手段ではないんだ。
多少なりとも読んでいただいてるようなんだけど、そんなPageViewを眺めていつも思うのは、「こんなもん読んで面白いのかなぁ?」って感想。
ボクがボク自身を楽しませるために書いてるフシがそこかしこに滲み出てる文章が万人受けするはずもないって、多少遠慮気味に、でも己の力量を極端に卑下することなく的確に捉えている感想だと思うんだけどね。
そんなブロガーは絶滅危惧種どころか想像上の架空の生き物扱いらしいけど、現にここにいるんですよ、変態でキ○ガイ野郎のωブロガーってヤツが。
端々で何度も表明している事なんだけど、書いてるボクもこれを読んでる方々も忘れちゃいけないのが、「ただ単に通勤時間の暇潰しに文章を書き始めたら、それがこのブログだった」ってことなんだよね。
ここらあたりが他の真面目なブロガーさんたちと違う、ちょっと変わったブログを書き続ける動機なんだってことを忘れないようにしないとね。申し訳ないんだけど。
当初は、いわゆるブログ論を真面目に語ろうと思ってたんだけどさ、「これこそがブログだ!」とか「ブログはかくあるべき!」とか、もうどうでもイイでしょって思って来た。
そいつの好きにやらせりゃイイじゃない。ブログなんてのは許可制でも免許制でもないんだから。
人の口に戸は立てられぬじゃないけど、人が何のためにその行動を取るのかなんて、その理由は千差万別に決まってるじゃない。その個人的な理由を「違う!」とか「間違ってる!」って言えるもんでもないし、言われたくもないしね。
だからブログ論とかってのは実は苦手です、はい。
じゃあ書くなと、そういうことですな。
そんなもんを書いて、他のブロガー諸氏から村八分にされるならまだしも、攻撃されて吊るし上げられて炎上なんかしようもんなら、気が弱いボクなんかとてもじゃないけど生きていけないし…..。
ま、そんなこと思うほど繊細でないのも確か(っていうか結構図太い)なんだけどね。
ブログの読者としても色々と言いたい事はある。
でもね、今回ここでは書かない。
そんなブロガー向けの内輪ウケ狙いのブログを書くなんてのは好きじゃないし、DPUB7以降は意識的にそれを避けてるのだよ、ある意図があって。
やっぱり飽きてきてるのかな、ブログについて熱く語るってことに。だって久々なんだよね、こんなエントリー自体が。ここBloggerでは初なんじゃないか?
ま、それでも、ブログ論以外のくだらないネタはこれからもドンドン書き続けますよ。なんせ他に暇を潰す有効な手段が見つからないんでね。
最初の目標は1000回だったし、まだまだ道半ば、中途半端もいいところだから。
あ、そんじゃ、そろそろネオ屋台村スーパーナイトに人がぼちぼち集まり始めてるんで、飲んで参りやす。なんせあとビール7杯飲まないと元を取れないんでね。
乱文乱筆失礼しました。
ってなことで、皆さんもよい週末を。
今回はここまでっ!
(おわり)
0 件のコメント:
コメントを投稿