ここまで3回に渡りまして、EMOBILEのモバイル無線LANルーターGL04Pを入手する経緯をご説明させていただきました。
今回の行動を取るに至った経緯についてはこちら！
実際のやり取りについてはこちら！
すぐに届いた実物のレビューについてはこちら！
気分は「見せてもらおうか、EMOBILEの新型の性能とやらをっ！」ってな感じです、はい。
通信速度を比較してみよう！
恐らくは、これまで使用していたGL01PとGL04Pでそんなに通信速度は変わらないとは思うのですが、やはり新しいモノを手に入れたら、アレコレと試してみたくなるじゃないすか。
なので、張り切って通信速度でも測って比較してみたいと思います。
必要な材料はこちらになります。
GL01PとGL04PはSIMカードを抜き差ししながら順番に試してみましょう。
そして、もう一つ用意するのはこちらのアプリ。
Speedtest.net Mobile Speed Test 3.1（無料）
カテゴリ: ユーティリティ, 辞書／辞典／その他
販売元: Ookla - Ookla（サイズ: 9.1 MB）
なお、このアプリは最近日本語対応した無料アプリでして、画面の下の方に広告が表示されます。ですが、85円を支払いますと広告を取り除く事ができます。
考え過ぎかもしれませんが、こういうブログにスクリーンショットを掲載する場合には広告がない方がいいのかな？と思いまして、ボクは85円を支払ってみました。
また、今回は通信速度の比較になりますので、なるべく同一条件で計測するために、いずれのケースも自宅にて電波のよく入る窓際に陣取って、夜中の空いてると思われる時間帯に速度計測を実施しております。
それでは、まずはGL01Pで通信速度を測ってみましょう。
自宅の電波状況が悪いんですかね？アンテナは全部立ってるんですが。
次に、GL04Pで計測してみましょう。いちいちSIMカードを入れ替えるのが面倒ですが、自分で言い出したことだから仕方ありませんね。
ちなみに、どちらも東京の同じサーバーを使うように設定しておりまして、計測は複数回実施しており、いずれもベストスコアのスクリーンショットを掲載しております。
見えない電波の状況がよくわかりませんが、何度か計測してみて、同じ機種を使用しても結果がブレブレだったので、この実験は信憑性に欠けるような気がしないでもない......。自分でやっといて、しかもブログに掲載までしてしまっててなんなんですけど。
ついでと言ってはなんですが、せっかく手元にもう一つLTE通信できる機器＝iPhone5単体がありますので、auのLTEでも通信速度を測ってみたいと思います。
LTEのフラット契約を解約して3円運用するつもりだったんですが、ちょっと躊躇しちゃいますね。
でも、auの場合、安定してLTEをいつも使えるといいのですが、急に使えなくなったり、3Gに切り替わるまで待たされたりと、移動しながらの使用に難があることが判明しているので、この結果をもってして迷ってるようじゃまだまだアマちゃんですかね？
そして最後に、自宅の固定回線の速度なんかも測りましょうか。
モバイル無線LANルーターはモバイルする時のみの運用にしておきましょう。
モバイルでの通信はどうか？
一年ほどGL01Pを使用してきたボクが、ここ最近GL04Pを使い始めて感じたことを書かせていただきます。はっきり言って、何かが大きく変わったってことはありません。
ふだん、在来線で移動しつつとか、会社の昼休みに喫煙ルームでとか、書斎のドトールでとか、子供のサッカーの試合を見に河川敷のグラウンドに行ってだとか、色んな場面でモバイル通信してみましたが、GL01PとGL04Pの間に大きな差は感じませんでした。
それは通信速度に関しても同じです。
GL04Pに変えたら劇的に通信が速くなったとか、TwitterやRSSリーダーの使い勝手が快適になったとか、長年の持病が治ったとか、新しい彼女ができたとか、毛髪が生えはじめたとか、そんなこたぁありませんでした。
同じEMOBILEのLTE通信を使っているんだから、当たり前といえば当たり前なんですかね。これまでと変わらぬ使い勝手の良さのままです。
電池のもちはどうか？
こいつがちょっと微妙でしてね。
届いたGL04PのソフトウェアのバージョンはVer.2.1なので最新版だと思うのですが、使っている感覚だとGL01Pよりも電池の消費が若干ですが早いような気がします。
いやね、ボクの使い方（朝の通勤時間帯で1時間半ほど使い倒した後は待機モードに移行させる）だと、そんなに酷使してるつもりはないんですが、帰る頃に充電状態を示すインジケーターが朝から変わっていないのがこれまでのGL01Pでは普通だったんですが、GL04Pだとちょうどこんな感じで、
連続通信時間を測ったり、連続待機時間を測ったりしたワケではないので、実際のところは判らないんですが、そんな嫌な感じがします。
インジケーターの表示の仕様が変わってるだけならイイんですけどねぇ......。
持ち運びや操作はどうか？
大きさと重さに関しては、それほどの違いはありませんので、特に変化したという感慨はないです。変わったのは操作感覚。
こちらの写真のように、
電池節約派のボクは、特に平日の日中に必要の都度、通信モードと待機モードを行ったり来たりしてまして、この電源ボタンの長押し（約3秒程度）という操作を頻繁に行うのですが、GL04Pがズボンのポケットの中に入ったままでも簡単に操作できるようになった点は非常に有難く感じています。
GL01Pのボタンはサイドにありましたので、どこにあるのかを指先の感覚だけで探すのに慣れが必要だったんですよ。
大きさは違いますがWPSボタンがすぐ隣にありましたし、反対側のUSIM Cardスロットの蓋と電源ボタンが似てましたので、これを瞬時に判断するには、盲牌で何の字牌かを当てる技量を身につけるのと同等の訓練が必要だとか必要じゃないとかいう噂がありましてね。←もちろん、そんな噂はありません。
なので、わかり易くなったのは大歓迎でした。
不満な点を強いて挙げれば、電源offの状態からonにする際のボタンの長押しが、GL01Pの場合は5秒で良かったに比べて、GL04Pだと6秒くらいに長くなった点ですかね。
......もうこうなってくると、イチャモンとか難癖レベルになってきますので、忘れて下さい。
それだけ操作感覚には不満がないということです。ホントに。
ということで、色々と好き勝手に語ってしまいました。
結局のところ、GL01Pとは1年以上のお付き合いさせていただきましたが、ヒョンなことから新しいGL04Pをタダで入手することができ、真新しいモバイル無線LANルーターを使うことができましたので、カスタマーセンターに電話して良かった！という結論に尽きると思います。
やっぱりガジェット類は予算の許す限りなるべく新しいモノを使いたいってのが人情といいますか、少しでも物欲を満たすことに繋がりますからね。
たまたまボクのこれまでのエントリーをご覧になった方々から、「初めて知った！」とか「全然知らなかった」という声も届きまして、消費者庁の措置命令のあり方だとか、キャリアの対応の仕方だとかに不満がないわけではございません。
ホント、酷い話です。
それは、WindowsPCにUSBケーブルで接続する前提であって、そんなのはモバイル無線LANルーターでも何でもないってのはバレバレだと言うのに。
LTEサービス 下り（受信時）最大75Mbps対応エリア拡大に伴う下り（受信時）最大42Mbps対応エリアの21Mbps化について｜報道発表資料｜イー・アクセス
LTE通信拡大のために3G通信が犠牲になるんすね。ごめんなさいね。ボクが謝ることじゃないけど。
shimajiro@mobiler » 通信速度が半減するEMOBILE G4回線は無償解約可能と案内された
違約金なしで解約できる可能性もあるとのことですので、該当端末をお持ちの方は問い合わせてみた方がイイかもしれませんね。
ってなことで、大きな疑問を残しつつも、今回はここまでっ！
（おわり）
※訂正します。
ゴネられるケースはEMOBILEとの直接契約ではなく、街中のケータイショップなどの代理店経由による契約形態において発生する事象でした。
不勉強のため、EMOBILEとの直接契約の場合に限りGL01P→GL04P交換が可能である事を知りませんでした。
謹んでお詫び申し上げます。
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