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2013年7月4日木曜日

566:Googleリーダー亡き後の世界へようこそ!〜iPhoneのRSSリーダーは何を選びましたか?〜の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

前回はGoogleリーダーさん亡き後の世界を生き抜くために、後継争いを繰り広げる各種サービスの中からボクが選んだCloudサービスを2つほどご紹介させていただきました。

真☆煩悩の赴くままに: 565:Googleリーダー亡き後の世界へようこそ!〜代替サービスは何を選びましたか?〜の巻
Googleリーダーの後継としてどのCloudサービスを選択したかは、こちらをご覧下さい。って観なくても判るか。

選考のポイントはいたってシンプル。

以下の条件を満たすサービスであれば、Googleリーダーさん亡き後の世界でもきっと強く生きていけるはず……。
  • PCのブラウザでRSSの消化が可能。
  • iPhoneアプリでRSSの消化が可能。
  • PCの消化とiPhoneアプリの消化が双方向で同期する。
ここまでは前回も述べた条件になりますかね。

これに加えて、iPhoneのアプリにはもう一つの条件が付与されます。
  • 各種Cloud系サービスとの連携が豊富。
実はこいつが重要。

PCのブラウザ(主にChromeかFirefox)であれば、拡張機能やBookmarkletを使って色んなサービスとの連携が取れますので、さほど問題にはならないんですが、ことiOSアプリにおけるRSSリーダーとなると、これを満たすものがなかなか見当たらないってのがツラいところ。

連携したいサービスってのが、こんな感じになります。
  • Instapaper
  • Evernote
  • Pocket
  • Readability
  • Delicious
  • Twitter
  • Facebook
  • Google+
いくらなんでも多すぎか?

まぁでも、なるべく条件を厳しくしておいて、よりよいアプリを探すとしましょう。


これまでの主要アプリはSylfeedだった


勝手に羅列したボクの欲求=諸条件をほぼ満たす唯一のアプリってのが、Sylfeedだったんですが、

Sylfeed 3.0.1(¥170)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
販売元: GACHANET - GACHANET(サイズ: 6.7 MB)



残念ながら、現時点ではスタンドアロン型のRSSリーダーアプリになってしまったので、iPhoneで常用するアプリから一旦外れてしまった形となっております。

ホントは、他のサービスとの連携が豊富で使い慣れているこのアプリを継続して使いたいんですけどね……。

ちなみに、少し前にSylfeedに対する愛情が溢れ出るエントリーを書かせていただいたんですが、それがキッカケでTwitterで開発者の方とお話しさせていただくこともできましてね。

真☆煩悩の赴くままに: 559:【レビュー】スタンドアロン型RSSリーダーに生まれ変わったSylfeedを試してみるっ!の巻
このエントリーがキッカケで開発者の方ともお話しさせていただけるなんて!書いて良かった!

少しだけやり取りをさせていただいた感じですと、先ほどのエントリーに書いたボクの読み通りになりそうな予感がしてます。うぷぷ♡

なので、今は様子見しながら、とりあえずの暫定対応を考えておこうってなワケですな。


Digg Readerの使い勝手を試そう!


Digg 5.0(無料)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
販売元: Digg - Digg Inc.(サイズ: 9 MB)




PCでの使い勝手もイイ感じなので、まずはDigg Readerに対応したiOSアプリのDiggを試してみました。

アプリの操作感はまぁまぁです。上下のスワイプで記事の切り替えも可能ですし、フィードの読み込みも早いですね。

ですが、その上下スワイプ以外にフィードを切り替える手段がないとか、操作方法のカスタマイズ項目がないとか、文字の大きさが三段階しか変えられないという点が大きなマイナスですね。

いまどきのRSSリーダーアプリは使い勝手をドンドン向上させてきているので、このアプリ(バージョンは5.0なんですけど)にもより一層の成熟度を求めてしまいたくなります。

肝心な他のサービスとの連携はといいますと、
  • Instapaper →◯
  • Evernote →×
  • Pocket →◯
  • Readability →×
  • Delicious →×
  • Twitter →◯
  • Facebook →◯
  • Google+ →×
ちょっと連携機能が弱いみたいですね。

Digg Readerとと連動するiOSアプリは他に見当たらなかったので、このアプリがダメとなると、CloudサービスとしてのDigg Readerも諦めるしかなさそうっすね。

これ以降はFeedlyをメインのサービスとして考察を進めて行こうかと思います。


Feedlyの純正アプリの使い勝手を試そう!


Feedly: Your Google Reader, Youtube, Google News, RSS News Reader 16.0.522(無料)
カテゴリ: ニュース, エンターテインメント
販売元: DevHD - DevHD Inc(サイズ: 10.3 MB)




さぁ、お次は純正アプリであるFeedlyの登場となります。

このアプリについては、あまり多くは語りません。

表示項目のカスタマイズが貧弱で、他のサービスとの連携がほとんどないという感じの仕上がりです。今後に大きく期待を持ちたいアプリではありますが、そもそもGoogleリーダーだって純正アプリがあったワケでもないし、多くを求めるのは酷という話でもあります。

なので、FeedlyはあくまでもCloudサービスとしてのRSSリーダーとして頑張っていただいて、iOSアプリは二の次でも構わないという姿勢で臨みたいと、そう思います。


ついにFeedlyに対応したReederの使い勝手を試そう!


Reeder 3.1(無料)
カテゴリ: ニュース
販売元: Silvio Rizzi - Silvio Rizzi(サイズ: 7.4 MB)



6月末の時点でFeedlyに対応したバージョンを申請してるっていうから、しばらく我慢してみようと思っていたところ、Googleリーダーさんがお亡くなりになった7月2日についに最新バージョンの3.2がリリースされました。

かつてボクがSylfeedの前にメインアプリとして使っていたのですが、もはや1年以上も昔の話でして、どんな感じだったかはほとんど記憶に残っていない状態でした。なので、新鮮な気持ちで改めて操作してみました。

フィードの読み込みは速いし、表示もReadabilityと一体化することで自分好みの読みやすい表示にすることも可能です。

フィードを切り替える際には上下のボタンを押すことになりますが、左スワイプでサイトにアクセスできたり、リスト表示段階で左スワイプで☆をつけたり右スワイプで既読にできたりと、これまでに見てきたアプリとは全く異なる、非常に使い勝手のよいアプリに仕上がっております

また、連携するサービスについても、こんなに豊富。

  • Instapaper →◯
  • Evernote →◯
  • Pocket →◯
  • Readability →◯
  • Delicious →◯
  • Twitter →◯
  • Facebook →◯
  • Google+ →×
上記以外にボクの使っていないサービス(Pinbord、Zootool、App.net、Bufferなど)にも対応しています。

さすが老舗のRSSリーダーアプリですな。

あえてSylfeedとの違いを探してみると、Evernoteに保存する際に、保存先のノートブックを選択できないってところが痛いですね。

デフォルトのノートブックに溜まる一方になってしまいますので、後ほど、このアプリを使って整理しなくちゃなりません。

MoveEver - Evernoteを整理する 3.6.8(¥170)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Shamrock Records, Inc. - Shamrock Records, Inc.(サイズ: 3.9 MB)

ま、それでもイイんですがね。そういえば、以前はこんな感じだったんだっけ。やっぱSylfeedってすげーアプリだったんだな。


Feedlyに対応したNewsifyの使い勝手を試そう!


Newsify: Your RSS News and Blog Reader 2.0(無料)
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Ben Alexander - Ben Alexander(サイズ: 9.4 MB)



こちらは、App storeでFeedly関連アプリを探していたら偶然発見したアプリになります。

コイツがスゴいRSSリーダーアプリでして、操作や表示のカスタマイズ項目が豊富で、使い勝手のいいように自分でアレンジすることが可能です。

ボクは一旦Reederと同じように以下の設定をしています。

フィード単体表示の場合には、
  • 左のスワイプでサイトへの接続
  • 右スワイプで一覧に戻る
  • 上下のスワイプでフィードの前後を切り替え
その他に既読ボタンや☆ボタン、フィード切り替えの上下ボタンなども画面最下段についています。

また、リスト形式の一覧表示の場合には、
  • フィードの長押しで既読
  • 更に長押しでスターを付ける
  • ってなこともできますね。

    その他サービスとの連携もReeder以上に優れておりまして、
    • Instapaper →◯
    • Evernote →◯
    • Pocket →◯
    • Readability →◯
    • Delicious →◯
    • Twitter →◯
    • Facebook →◯
    • Google+ →◯
    と、完璧な仕上がり。

    この他にも、TumblrBufferPinbordとも連携可能です。

    しかも、観ているフィードを開くブラウザもSafariChromeを都度都度選択することもできます。

    これまで観たことも使ったこともなかったRSSリーダーアプリだったんですが、こいつはもう少し使い込んでレポートする必要があるみたいです。


    ということで、いろいろアプリを試してみた結果、ボクはPCではFeedlyを母艦のRSSリーダーとしつつ、iPhoneでのRSSリーダーアプリはNewsifyを使用することに決めました。

    このRSSリーダーアプリNewsifyの操作や設定方法などを、スクリーンショットを交えながら、より詳しく紹介してみたいと思います。

    但し、もう少しいじくり倒して研究する必要がありますので、しばしお時間を頂戴したいと思います。少々お待ち下さい。

    ってなことで、今回はここまでっ!

    (おわり)

    【追記】

    やっぱり機能追加されましたね。

    7月15日まで! GoogleリーダーからとったバックアップをFeedlyにインポートする方法 | NANOKAMO BLOG
    こんなに早くOPMLファイルを取り込める日が来るなんて......。

    新規追加したGoogleアカウント、いきなりいらなくなってしまった。

    この辺りも後日キチンとまとめます。

    (ホントにおわり)

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