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2013年9月6日金曜日

605:【失敗事例】何をトチ狂ったのか?モバイル無線LANルーターGL09Pが気になるので量販店に観に行って来たら...の巻〜後編〜

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

前回までに、GL09Pを入手した動機と経緯みたいな話をさせていただきました。

真☆煩悩の赴くままに: 603:【失敗事例】何をトチ狂ったのか?モバイル無線LANルーターGL09Pが気になるので量販店に観に行って来たら...の巻〜前編〜
こちらが、今読み返しても動悸がしそうな動機の話。

真☆煩悩の赴くままに: 604:【失敗事例】何をトチ狂ったのか?モバイル無線LANルーターGL09Pが気になるので量販店に観に行って来たら...の巻〜中編〜
そして、こちらが自ら墓穴を掘るに至った行動を如実に表した回になります......。

実際に速いですよ、通信速度は。

ベストエフォート方式なんで、常に下り最大速度の110Mbpsが出るなんて夢のような話は一切ないですが、まぁ速いは速いです。

4Gに上手く接続できれば……。


全く使えない代物ではないんですが、すでにあちらこちらで物議を醸し出している厳しすぎる帯域制御ってヤツがネックになってきます。

まずは、GL09P(EMOBILE 4Gサービス)の場合ですが、こちらのEMOBILEのホームページに書いてあることを簡単にまとめてみましょう。

よくあるご質問 | イー・モバイル
こちらが「帯域制御に関するFAQ」になります。

  • 直近3日間(当日は含まない)のパケット通信量が839万パケット(約1GB ※)以上の場合、当日6時から翌日6時まで通信速度に制限がかかる(具体的な通信速度は非公開)。
  • こちらの通信制限はB回線が対象。

  • 2014年1月以降、B回線に加えA回線の利用分を合算した通信量が対象となる。
  • それまでの期間、A回線においては、24時間毎のパケット通信量が300万パケット(約366MB)を超えた場合、当日21時から翌日2時の間に通信速度制限を実施する場合がある。

  • なお、B回線が本サービス上においてメインで利用する回線となり、A/B回線は移動機にて自動選択される。
なんのこっちゃ解らんでしょうが、まずはあまり通信しすぎると制限がかかるとでもしておきましょうか。

で、そもそもA回線とかB回線って何?という話なんですけど、普通に考えると、EMOBILEの4Gサービスでマルチネットワーク対応ってのは、EMOBILEとSoftBankの両方の回線に対応してるっていうんで、

  • A回線
  • EMOBILE LTEと3G(W-CDMA)

  • B回線
  • SoftBank 4G(AXGP)と3G(W-CDMA)
だと思うじゃないですか、ねぇ。

ところが、前回の最後にご紹介させていただきましたこちらのブログによりますと、

GL09PにおけるA回線(EMOBILE回線)/B回線(SoftBank回線)の整理と通信速度制限のまとめ | shimajiro@mobiler
A回線とB回線の分類がちがうんですよね……。

  • A回線
  • EMOBILE 3G(W-CDMA)

  • B回線
  • SoftBank 4G(AXGP)とEMOBILE LTEと SoftBank 3G(W-CDMA)
ってことになるらしいんですわ。

それで何が困るのか?っていうと、最初に書いた通り、速いネットワークサービスを使い続けると帯域制御の厳しい制限に簡単に引っかかっちゃうと、そういうわけなんです。

これまで一日当たりどのくらいの通信量を使っているのか?ってのは調べたことも気にしたこともなかったんですよ。

GL04Pもしくはそれ以前に使っていたGL01Pにも帯域制御がかかることはあるんですが、まだまだ緩いこんな感じなんです。

  • 24時間ごとのご利用通信量が300万パケット(約366MB ※)以上の場合、当日21時から翌日2時まで(具体的な通信速度は非公開)

  • 2014年5月以降、当月ご利用のデータ通信量が10GBを超えた場合、当月末までの通信速度を制御する。
以前にも書いたことがあるんですが、ボクは朝6時半頃に家を出て会社に行って、21時頃には帰宅していることが多いので、外でどんなにモバイル無線LANルーターで通信しても、帯域制御で速度制限される頃には家のネットワーク傘下にあるWi-Fiでの通信に切り替わっているため、速度制限を受けていることすら気づかない状況にあったんです。

実際にはこのEMOBILEの帯域制御は相当ゆるいという噂もあるので、制限がかかっていない可能性もあります。なんせ全然気づかないくらいなんですから。

平気でボクの書斎であるドトールでMacBookAir使って通信しまくっていたんです。「あはは〜ん!快適快適〜!」ってな感じで。

それが、このGL09Pだとどうかというと……。

まず、このGL09Pの液晶モニターには通信量がひと目で判るように表示がされているんです。だからこれまで通りの使い方をすれば、ボクが月7GBまでの通信量で生活できるかどうか、これを確認することができるんですね。

さっそくやってみました。

家を出てから会社に着くまでに使うiPhoneのアプリは、こんな感じ。

  • Tweetbot
  • 朝の挨拶を交わす程度の使い方です。
  • Instaweather
  • 今日の天気を確認しつつ、写真を作成。
  • Instagram
  • 作成した写真をアップします。
  • Gunosy
  • 面白いニュースがないか見ます。あったらTwitterとFacebookにpost。
  • SmartNews
  • 政治・経済からスポーツまでのニュールをざっとチェックします。
  • Newsify
  • Feedlyに貯まったRSSフィードを出来る限りチェックします。
こんな感じの通信で80MB〜100MB程度の通信量になります。

帰りに使うアプリはこんな感じ。

  • Gunosy
  • 夕刊が届くのでチェックします。
  • SmartNews
  • こちらも情報が更新されているのでチェック。
  • Tweetbot
  • たまにTweetしたりします。
  • Note&Share
  • ブログを書きます。Dropboxに保存してあるネタを引っ張りだして追記したり校正したり。
  • Safari
  • ブログに貼るサイトやアプリ情報などを取得するためにBookmarkletを使用します。
  • Moblogger
  • Bloggerに原稿をアップします。
  • Buffer
  • ブログ更新のお知らせをセットします。
こんな感じで朝より少なめの60MB〜80MB程度。RSSリーダーは溜まったフィードを読み込むのと、フィードだけでは全貌が解らないブログやニュースはブラウザを使ってブログそのものを読み込むので通信量が多くなるんですかね。

ということで、だいたい平均して1日に使用する通信量は160MB〜200MBくらいです。

1ヶ月は最大31日ですので、月6GBといったところでしょうか。

動画をみたりデータ通信を使った電話などは一切使いませんので、こんなもんでしょう。

ですが、たまに書斎のドトールでMacBookAirを使ってブログを仕込む作業を集中的に行ったりするんですが、MacBookAirなどのPCを使って通信する際には注意が必要みたいなんです。

本当にほんのちょっとMacBookAirのSafariを使ってネットを覗き見しただけで、1時間でゆうに1GB以上の通信をしてしまうんですね。意識したことなかったから、全然知らなかったわ……。

月7GBの制限の他に3日で1GBを使うと帯域制御に引っかかるという規定があるんですが、これに見事に引っかかりまして。

次の日1日はGL09Pが全く使い物にならない始末。

一応通信は出来るんですが、先ほど書いたような毎日のルーチンをこなすには全然スピードが足りないんですわ。

いやいや、甘く見てましたわ、帯域制御。

面白いくらいに引っかかる引っかかる(笑)。

でも、回避策がないワケではないんです。

このGL09PはSoftBankのWi-Fiサービス(0001SoftBank)にも対応していまして、そのWi-Fi通信下に入ると優先的にこのSoftBankのWi-Fi通信を使うようになるんです。

この時に発生する通信は7GB/月や1GB/3日の制限には含まれません。

たいていのカフェではこういったSoftBankのWi-Fi通信サービスが行われておりますので、このWi-Fi通信サービスが使える場所であればMacBookAirを使っても通信量が上限に達することはありませんよね……。

って、なんでモバイル無線LANルーター買ったのに、わざわざWi-Fi通信サービスのあるカフェを探して選ばにゃならんね〜ん!!

いやぁ〜、唯一の救いはGL04Pを解約していなかったことですね。

コイツを予備機としてカバンに入れておけば、例え通信速度低下の憂き目にあったとしても、なんとかその月を乗り切ることができますわ……。

って、だから、なんでモバイル無線LANルーターを常時2台持ち歩かにゃならんね〜ん!!

全然ダメ。

回避策にも対策にもなってない……。

こんなにEMOBILEに貢献していいんだろうか?

この週末に、もう少し考えてみることにします。

トホホ……。

(おわり)

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